アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~ 作:ふに
崩れた塔からモンスターの残骸を漁ってから俺たちは帰還した
帰還した後に
「ねぇポチ、そろそろ俺っていうのやめて、別のにしてみない?」
っと言われた
俺が唯一男として残っているものを、ご主人は奪ってしまうというのか!?
「体は女、意識は男、俺の名はポチ! なのでありますよ~」
「意識は男だったんだ… どーりでセクハラが多いと…(ううん、ポチって、どっちでもなかったはずだから)じゃあ間を取って、ポチがボクって言ってくれるなら、わたしが何でもお願い聞いてあげるよ?(今から女の子っぽくしちゃえばそっちの方向でだんだん固定されていくよね?)」
「え、まじっすか!?」
「うんうん、本当だよ?(うわ~すっごいジッポ振ってる… 聞くだけって言ったらかわいそうかな?)」
「じゃあボクでいい! ボクにする! じゃ、じゃあ…(やっべ、何にしよう! 迷うなぁ…おっと鼻から赤い井戸水が…)」
「ただし1年後に治ってるか確認できたら、だけどね?(とりあえずコレでよしっと!)」
「しょ、しょんなぁ~」
「ふふふ、がんばってねポチ?」
アーランドに戻ったご主人は、フラウシュトラウト討伐と、塔のの悪魔討伐で、めでたくランクの最高位、ランク:ギャラクシー になった
同行していたミミ様も、一緒にギャラクシーに慣れたので、ホッとしているようだ
とある宿屋にて
「ちょっと、いい加減ミミ様って呼ぶの、ナントカならないのかしら~?」
「善処しますミミ様!」
「はぁ~、もう殆ど諦めてるけど…(そ、それでトトリの抱きまくらは完成してるんでしょうね!)」
「ばっちりです! ご要望をすべて叶えたため、もはやだきまくらを超えた抱き人形に成ったけど…」
【トトリの抱き枕】
細部までこだわり抜いた一品、枕とは言え、重さも感触も本人と変わらず、関節駆動までするので、もはやただのラブドール
ただしそういったオプションパーツは別料金
「素晴らしい出来だわ! はい、1000コール」
「まいどあり~!」
「さて、いつ気づくかな~w」
「ふふふ、ギュー…いつも偉そうなこと言ってごめんなさい…でも、初めての親友そっくりの人形に、こんなことするのはおかしいのかしら…」
外はもう暗く、爆撃後の素材回収でもうクタクタだわ…
「もう遅いし、寝ましょう…おやすみ、トトリ…」
朝
「ひゃわ!? 何でトトリがここに!? って…人形だったわね…、ほんとに良く出来てるわ~…ギュー…」
「ふわぁ、おはようミミちゃん♪」
「え、な、なんで、喋って…!? ええええ!?」
「えへへへへ~/// ミミちゃんって大胆だね! もうお嫁に行けないかもw」
もちろん本物のトトリさんだ
調合が終わった直後に見つかってしまい、言い訳をした結果がコレだョ
「え、ちょっと、ほ、本物? う、うそ、何で…///」
「ポチに教えてもらったの、だって、ポチの飼い主はわたしなんだよ?」
「ぽちぃいいいいいいい!? わ、忘れなさい! お願いだから忘れなさーい!!」
「あ、そうだ はいこれ、ポチから預かったわたしの人形だよ、大事にしてね?」
「…うん、大事にする///」
その後、ミミ様からムニーされたが、ご主人との関係に一歩前進といったところか
クククク、錬金術士にかかれな、性器が両方などいずれ可能な技術だ!
もうちょい進展してくれれば、こっそり男根だけがはえるタイプの薬をプレゼントしよう!w