アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~   作:ふに

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俺に足りないものはなんだろうか?

ふと、そんなことを考えた

こういう時は例を上げていこう

 

・喋れない

 

・ご主人とロロナ先生以外のひとになっていない

 

・子供ができない?(未検証)

 

 

まずは喋ることから始めていこう

先日試した呼吸できる水野お陰で、俺はついに呼吸の通り道の設計図を手に入れたといってもイイ

なら形を同じにしてしまえば喋れるのは道理だ

 

まずは姿をご主人にして、体内に空気の通り道を作成

人だった時が遠い昔に感じるぜ、上手く喋れるかな・・・

空気を押し出す感じで~

 

 

「テステステス、先生のパンツは白色デス」

 

「ト、トトリちゃんが変になった!?」

 

「うぇえええ!? 待ってください先生! わたし何も言ってないですよ!」

 

「ほんとです! 今の先生のパンツは黒いです!」

 

「ええ、え、ええええ!? トトリちゃんが2人!! 転送事故しちゃったの!? どどど、どうしよう! 確か転送事故で増えた時の対応が乗ってる参考書は…」

 

「わたしが2人? (ムニー)やっぱりポチだ! すごーい喋れるように成ったんだね!」

 

「ふぇ? ポーちゃん、もしかして人間食べちゃったの!?」

 

「食べてないでござる、ほら、あの呼吸できる水の時に型取りしたでござるよ」

 

「あ~なるほど~… でもこのままだと口調以外全然わかんなくなるね~、どーしよ~」

 

「ここで俺のターン! トランスフォーム! モード:ミルヒオーレ・f・ビスコッティ!」

 

基本身長130cm 犬耳尻尾装備 ピンクの髪 紫の瞳 Cカップ 大きさが違うって? 俺の趣味とクーデリア嬢のご機嫌取りに決まってんだろーがあああああああ!!

 

声も調整してっと

 

「アーアーアー… このくらいかな? 成功なのでありま~す!」

 

「うわ~! かわいいい~! 皮膚の弾力も人にそっくりだし! ムニー」

 

「ご主人、せっかく再現した皮膚が伸びる、伸びてしまいます!」

 

「犬耳だ~! 尻尾もある!」

 

ガチャ

 

「何騒いでんのよって…、その子どうしたのよ?」

 

「(ポチ、ちょっと黙っててもらえる?)」

 

oh…? おや、ご主人、その目はいたずらを思いついた目ですなw

 

「くーちゃんも会ったことあるよ~」

 

「え、ほんとなの? …ごめんなさい、覚えてないわ」

 

「先生、そろそろ種明かししてあげましょうよ」

 

「うん、おねが~い」

 

「ポチ・ザ・グレイトハヤイデス です! 今後とも宜しくです~!」

 

「…ほんとにポチ? あのなんだかよくわからない塊のような? …ちなみに身長は?」

 

「はいです! 身長130cmです!」

 

「…よくやったわ! やれば出来るじゃない! でも、喋れるようになるなんてね~」

 

「コレもご主人のおかげなのですよ~」

 

 

ようやくこの体に慣れたか、キャロ・ル・ルシエと迷ったんだが、俺ってポチだしなぁってことで犬のお姫様の外見をパクった

せっかくのイメージを崩さないように靴の裏から分体を出して、今までどーり敵を攻撃したり食べたりできるのが利点だ

初見では影から犬のようなバケモノを召喚しているように見えるだろう!w

 

さて、そろそろ船イベントの為にアランヤ村にいかなくてはな!

…ん? 俺に乗れば船いらなくね?

 

…グイード(トトリの父親)よ、安らかに眠れ




毎回「わに~『』」って書くのがめんどくさくなっただけなんだから!

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