アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~   作:ふに

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薬を用法用量を守って正しく使っています


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この世界には魔法がある

っと言っても、得意属性しか鍛えないのが普通だ

 

ご主人は、念力系と転移系を少し

 

ロロナ先生は、圧縮とパイ系

 

ステルクさんは、雷系

 

俺は、水と草と石系(未習得)

 

置物(ジーノ)が、氷と炎系(未習得)

 

ミミ様は、眠り系(未習得)

 

 

結構種類があるのだが、接近戦なら1つか2つあれば十分というか、覚えていない人がほとんどだ

 

異世界といえば魔法だろう、しかし門外不出の物ばかりで、魔力に意思を乗せるとか意味わからんことを言われた

 

「がーん! 意味わからんって言われた…」

 

後ろの雰囲気が悪いが、気にせず脳内撮影しつつ考えに没頭する

 

 

というわけで俺は、魔術を習うより特性を込めた水を投げつけるという結論に至ったわけだ

いや、だってさ、錬金術の物を投げたほうが効果的だし?

俺だけの魔法って、この体の特性が魔法みたいなもんだし?

 

結局魔法の研究は行き詰まった

代わりに面白いものができた

 

まず実際戦っている時に、薬をのむ暇があるだろうか?

錬金術士ならできるかもしれないが、味方に使うとなるとどうだろうか?

 

確かに飲んだり塗ったりすれば素晴らしい効果を発揮するだろう

戦闘中にできるのか? と言われればかなり無理がある

実際ご主人やロロナ先生は、爆弾などを使い前衛に引いてもらい回復薬を渡しているし、冒険の最初から渡されていたりするのだ

 

戦闘しつつ回復できる即効性と利便性を追い求めた結果、俺はついにたどり着いた!

 

 

 

そうだ、ぶっかければいいじゃん っとな!

 

 

材料

ネバネバする液体(俺の体液)

薬の元(ナントカの秘薬、粉状を使った)

白色の元(蒸溜石を粉末状にしたもの)

 

 

 

そして完成したのがこちらだ

 

 

【白濁したネバネバの秘薬】

MP回復・超(賢者のハーブおいしいです)

HP回復・中

LP回復・中

活きがいい(傷口に移動して行く)

美味しい

 

 

後は体内複製するだけだ!

 

 

できた後、俺はロロナ先生とご主人に薬をぶっかけた

 

「ふぇ? な、なにこれー!?」

 

「ポ、ポチ、まって、まだ心の準備gひゃぁあ!?」

 

何がしたいのか俺にもよくわからないが、俺のゴーストが叫ぶのさ

お疲れたかわいいこには、白濁液がお似合いだ、っとな!!

 

俺は素早く玄関を抜け、ティファナの量販店に突撃!

不健康?らしい未亡人に、ダイレクトシュゥウゥウウウウウ!!

超、エキサイティング!

 

「あら、意外と美味しいわね 新しい商品にしようかしら」

 

男性客はくの字に折れ曲がった! 効果はバツギュンだ!

 

 

 

ギルド

居ました! 頑張りすぎて不健康そうなそこのミミ様にダイレクトアタック!

癒しの白濁スプラァアアアアッシュ!

 

「ヘ? キャアアアアアアアアアアア!?」

 

顔面白濁、俺元気!

 

「ちょっと、なにやらかしてくれてんのよ! ちょ、ちょっと、その口に溜めてる物をしまいなさい! やめて、こないで!? イヤアアアアアアアア!!」

 

白濁滴るいいょぅι゛ょ!

俺のバトルフェイズ(残量)はまだ終了してないぜ!

 

「うわぁ… 白濁液にまみれた女の子が睨みつけてるなんてシュチュエーションを見れる日が来るなんて~! 感動だわ~!」

 

そんなあなたに送るのはただ一つの未来

俺と契約(実験台)して、白濁液まみれになってよ!

 

「え、こっちきたぁああああ!! ひゃぁあああああああ!?」

 

 

「あら~、しばらく見ないうちにやんちゃになったわね~」

 

 

怪力メスゴリラに、俺の欲望をバーストストリィイイイイイイム!

怪力斧に振り払われた、まだだ、まだおれのターンは終わらねえ、終わらせてたまるかぁあああ!

 

少量でダメなら、物量で攻めればいいじゃない!

 

 

怪力女にガード不能攻撃! ティロ、フィナーレ!

褐色白濁バンザイ!

 

ふぅ… 残量も切れたので、家に帰って寝よう

 

「はいは~い、言い訳をきこうかしら~?」

 

ガシッと万力のような腕に掴まれた

逃走失敗! 褐色白濁バンザイ!

 

「わ、わに~!『新薬の実験がしたかった、みんな元気で俺満足!』」

 

「あ~、どーりでなんか疲れが吹っ飛んだわけね~… 覚悟はいいかしら?」

 

「遺言は聞いてあげるわ、感謝なさい」

 

「は~、また仕事が増えるのね… そのまえに一発殴らせなさい!」

 

 

ひぎぃ

 

 

帰ったら、白濁液をかぶったまま調合しているロロナ先生とご主人を発見した

あとで聞いてみると

 

「え? こんなにいい効果なんだから、使わないと(MP)もったいないし…」

 

「それになんだか美味しいもんね~、あ、これなら戦闘中にも使いやすいかも!」

 

 

やはり錬金術士はなにかずれているようだ、眼福眼福

後日、クーデリア嬢に白濁ロロナ写真集を渡しておいた

お陰で犯罪者登録はされなかった、やはり持つべきものはコネだよね!

2人にも追加でできたヤツを渡しておいたら、冒険の途中で白濁液まみれの置物とステルクさんが出来上がった

腐リィーなら喜ぶかもしんが、脳内フォルダに野郎はいらねぇなぁ!

 

そう思うだろ、あんたも!(謎


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