アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~   作:ふに

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今回採集に行くのはロンリーヒルだ

場所はこの大陸の左下で、でかぷにと戦ったところだ

前回はろくに採取もせずに急いでアランヤ村に帰ったからなぁ

 

実は高品質なグラビ石や他にも貴重な素材が取れるらしい

食べ忘れを回収せねば!

 

しかし1つ問題があった

ご主人のランクが足りないw

 

最近1つ上がってゴールドになったのに、ロンリーヒルはプラチナランクだったのだ!

あ、ちなみにプラチナはゴールドの1つ上だ

 

「う~ん今回は残念だけどランクが足りないしわたしはお休みするね、おみあげ期待してるから早く帰ってきてね!」

 

ってことで、今回はご主人と別行動になった

護衛? は、ロロナ先生とステルクさんだ

実際プラチナランクは結構少ない

いつのまにかプラチナランクだったメルヴィアさんもアーランドに居たが、ご主人と近場の採取に行くそうだ

 

 

 

「ふむ、初めて君に乗ったが、なかなかいいものだな、これは」

 

「だよね、だよね! 最近はトトリちゃんの採取に一緒について行ってたんだけど、移動中にお昼寝できるのがとってもいいよね~!」

 

「そ、そうか… (コレでは護衛の意味があるのかどうか…)」

 

アランヤ村まで2日、海を突っ切って1日

休みつつ、合計3日でロンリーヒルに到着した

 

 

 

【星のかけら】【グラビ石】

前に食べたことがあるが、ここのは一段と美味しかった

崖側にある鉱脈も、海側から採取余裕でしたw

 

 

【賢者のハーブ】

ロロナ先生に分けてもらったとがあったが、実際美味しい

賢者とつくだけあって、特性も優秀だ

だが低品質な方が特性が良いという悟りを開いているブツだ

ロロナ先生からよく美味しそうな匂いがしていたが、高品質なものを劣化させるために持ち歩いていたおかげだと判明した

 

「うぇ!? わたし、草くさいの!?」

 

「いや、そこまで臭うほどではないと思うが」

 

「わに~『大地の香りがプンプンするぜ』」

 

「やっぱり臭いんだー!?」

 

採取の途中でスライム風呂にロロナが入りたがったので、匂いを完全除去してあげたが、結局もう一つ隣の採取場所も行くことになり、草臭いのを終始気にしていたご様子

 

んで、もうひとつの採取場所、宝玉の遺跡

高品質な弾む石やフロジストン、たまにウィスプストーンも採れるらしい

 

 

宝玉の遺跡

 

【フロジストン】【弾む石】

フロジストンは貯まる一方だが、弾む石は何かと精製で使っているため嬉しかったりする

 

 

【ウィスプストーン】

半透明の石で、固まった寒天のような噛みごたえだった

錬金術でよく使う素材らしいので、食べるのは数個にして残りはコンテナ行きにした

 

 

帰りにアランヤ村に立ち寄って、ツェツィさんに【開放のプラジャー】と【開放の指輪】をプレゼントしたが、なぜかすでにネックレスをお持ちだった

気になったので聞いてみたところ

 

「うわ~! ありがと~! これってポチが作ったんでしょ? 聞いたわよ~、アーランドで大人気商品だ~って、ペーター君が売ってたのよ」

 

転売してやがったのかよ、ヘタレ野郎めが!?

さすがにブラジャーは買えなかったようだな、ザマァ!!

そんなに気になるんなら指輪をプレゼントすればいいものを…

だから貴様はヘタレと言うのだ!

 

 

余談だが、余ったネックレスはゲラルドさんに上げたらしい

まぁあの胸板なら、普通サイズのおっぱいより重いだろうなぁ…

 

あ゛ークソ、野郎の胸板が弾むのを想像してしまった!

早く帰ってご主人と一緒に添い寝しよう

 

帰りは品質の良いグラビ石を大量に食べたおかげか、2人を乗せても体重を0以下にできるようになったので、大ジャンプしながら帰った

 

「うひゃぁああああああ!? ステルクさん避けて~!?」

 

「む、こら、こっちへ武器を向けるんじゃnDIO!?」

 

などという声が聞こえてきたが、気にしていなかった

無重力空間でボールが跳ねまわるように何度も衝突を繰り返していたらしいが、途中でステルクさんがロロナ先生 を抱きしめたので、武器が当たることはなくなったようだ

 

なにそのイチャラブイベント!?

俺見てなかったのに! ワンモアプリーズ! ワンモアプリーズ!

 

木の上を通ったことで、半日でアーランドに着いたが、すごくステルクさんに怒られた

 

「わに~『抱き心地はどうでしたか?』」

 

っと言ったら真っ赤になって狼狽していたら、なぜかクーデリア嬢が乱入してきたのでその場でお開きになった

ロロナ先生は顔真っ赤で気絶していたので、クーデリアさんに後は任せたと置いて帰えろうとしたが、結局同じ場所にもどるので、背負える虎サイズになって持って帰った

 

「ロ、ロロナ先生!? 大丈夫ですか!?」

 

「きゅ~… あるれえ~、わたし、アランヤ村に居たんじゃ~なかったっけ~?」

 

「先生しっかりしてください! ここはどう見てもロロナ先生のアトリエですよ!」

 

トトリはついさっき冒険から帰ってきたようだ

久しぶりの歩きでの冒険は結構こたえたそうで、メルヴィアにからかわれたらしい

 

「やっぱりお風呂がないのが1番の問題だよ」

 

とかなんとか、毎日入っているのが癖になっているようだ

ぷに風呂なんえいう商売も出来そうだが、俺がきれいにしたい(舐め回したい)のは、ロロナやご主人のような、俺のタイプの人間(女の子)だけだ

実際ステルクさんは入れなかったしな!

ステルクさん自身もなぜか遠慮してたしなw

 

そんな感じで今回の採取は何事も無く終了した


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