アーランドの転生者 ~僕は悪いぷにぷにじゃないよ!~ 作:ふに
採取合わせて2週間の旅が終わった
ヘタレがアーランドに行く間に遠回りで同じくらいだ
流石俺、便利すぐるw
アランヤ村についてすぐ、ロロナ先生はやることが有ると言って、トラベルゲートで帰っていった
トラベルゲートは1度行ったことがある場所にいけるという道具で、ご主人が羨ましそうな顔をしている
あれって瑠璃色の羽がネックなんだよなぁ…
いずれは食べてみたい物である
「おーいトトリ~、頼みたいことが有るんだけどさ~」
「どうしたのジーノ君? 冒険ならさっき帰ってきたばっかりなんだけど…」
「いや~、ソレも在ったんだけどさー、見てくれよこれー」
「うわぁ、ジーノ君、武器がぼろぼろだよ!?」
「だましだまし使ってたんだけど、さすがにもうダメかな~ってさ、コレじゃ狩りも行けね~し、同したもんかと・・・」
「そうだ、わたしが作ってあげるよ! 多分採取してきた物で、足りると思うんだ」
「いいのか! じゃあ、しばらくは特訓して待ってるぜ!」
「(ボソ)ミミちゃんの武器もあげたかったし、ついでにいっぱい作れば特性つけやすいもんね!」
ご主人はグラビ石を材料に4つほどシュテルメタルを作るらしい
軽くてとても使いやすく、冒険者初心者の武器にはおすすめの金属らしい
だが金属自体のお値段が高いのと、作れる人がほとんど居ないので初心者には買えない
…だめじゃんw
さて、4つも作るから最低4日はかかるだろうとのこと
ちなみにいっぱい材料を入れると、途中でご飯などを取れないと思うかもしれないが、そんなことはない
一杯入れるほどかき混ぜる感覚が長くなり、ごはんを食べる時間は余裕で取れるのだ
ただし途中で眠れないので、立ったまま混ぜつつ寝るという技術を取得するか、不眠剤と栄養剤を撮り続けるか、別の人にかわってもらいながらヤルのだ
まぁ一杯入れるほど寝る時間も取れるようになるので、実際数個作るくらいなら、もっとまとめて作ったほうが健康的によかったりする
そういうわけで俺は暇になった
そうだ、アレを完成させよう
しかもここには釜は1つしか無い、つまるところどうすればいいかというと
「わに~(釜を作ればイイということですね、分かります)」
体内に余っていたスティム鉱石や昔食べた石などを合わせて、錬金釜を作った、この間1日
元々の形はすでにできていたので、ブルーサンドや木の実などの色を混ぜつつ2日ほど試行錯誤しながら完成した
【錬金術士の衣装(ポチ作)】
ふりふりだがプリプリスベスベとした触り心地
継ぎ目がないのが特徴で、肌に服の跡がつかないのが特徴
吸着しているので、胸チラなどは期待できない
衣装といいつつレオタードですありがとうございました
防御10
ポチ製(自動修復・自動洗浄・吸着・ポチ召喚)
特性
ダメージ還元・小
全属性ダメージ微減
体重減少-20%(体重が重いほど速度+ トトリなら+5)
防御+10
HP+10
なかなかいい物ができたのではないだろうか
防御力に定評のあるポチさく
しかし、いくら防御があってもおみ足が出しっぱなしだからなぁ・・・
いずれそういう見た目のまま防御を高める装備が作りたい、おみ足バンザイ!
ご主人に渡すと喜んで着ていた
ロロナ先生の時のような不慮の事故()がないように、取り扱い説明はしておいた
…ん?
と言うことは、トイレの時に全裸+手袋+靴下+靴 というとても素晴らしいカッコになるのでは?
なんという事だ、横にずらしてするのがレオタードの流儀だというのに!
結論
ご主人は、パンツ辺りのみを変化させておりました
服に意識を移して確認したから間違いにぃ!(人間なら犯罪です)