リボーンの世界に呼ばれてしまいました ~小話~   作:ちびっこ

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※ 本編終了後にお読みください


第68話 ※

今日はクロームちゃんとお出かけ~♪

でも2人だけとか珍しいよねー

 

「優、こっち」

 

「あ、ごめんごめん」

 

ちょっと浮かれすぎて方向を間違った(笑)

気を引き締めなければ……

かわいいクロームちゃんを守るのは私の役目だし!!

 

……本当に気合入れよう

もの凄い怪しいところに入ったよ

黒曜ヘルシーランド?

うーん……まぁいいか

クロームちゃんは迷わず進んでるしね

ん?部屋に入っちゃったよ

 

「クロームちゃん?」

 

あ、男の人がソファーに座ってるねー

……同じ髪型だよ……まじか!!

私の中でこれは可愛いからありと思うんだ

つまり可愛くないと面白いと思ってしまう

そりゃ声には出さないけど……

 

「来ましたね

 あなたが来ないおかげで犬がうるさいのです

 早く作りなさい」

 

……知り合いっぽいけど全然わからない!!

 

「優はよくご飯を作ってくれた

 犬が食べたいの」

 

なるほど……

私はここで料理を作ってたのか……

 

「わかった

 えーっと……」

 

パイナップルと浮かんでしまった(笑)

 

「何か失礼なことを考えいませんか?」

 

「イエ、カンガエテイマセン」

 

なんでばれた!?

少し棒読みになったのはしょうがないよねー

 

「あ!!」

 

「どうしたの?」

 

「雲雀先輩がパイナップル頭の男には近づくなって……」

 

あ……しまった……

ここまで言っちゃったら開き直るしかないよね!

オコッテルナー(笑)

 

「流石、優さんですー

 覚えていなくても師匠を怒らせますねー

 ミーも見習いたいですー」

 

あれ?今度はりんご頭のかぶってる子ども……?

2つ景色が見えるしかぶってるのは幻覚だね

 

「見習わなくていいです!!」

 

うお……頭に何か突き刺したよ

 

「痛いですー

 助けてくださーい」

 

あ、私の後ろに隠れたね

小さい子は守ってあげないと!!

とりあえずパイナップルさんの怒りを静めないと……

 

「別に私が言ったわけじゃないですよ?

 雲雀先輩が言ったんです」

 

私ってひどいね(笑)

怒りの方向を雲雀先輩に向けさせようとしてるよ

 

「いいえ あなたの性格はわかっています

 心の中で僕を果実の名前で読んでいるのでしょう」

 

ワオ……本当にわかってるよ(笑)

もう完全に開き直るしかないよねー

 

「だって名前がわからないですしー」

 

「……そうですね では、お教えしましょう

 僕の名は「パイナッポー」そうです

 パイナッ……違います!!」

 

今のは私じゃないよ!?

だから私を睨むのをやめてほしい……

まぁ私の後ろにいる子どもを睨んでると思うけどね

ってか、パイナッポーって言った時に

ご丁寧にパイナップルの被り物の幻覚まで見せてくれたよ

これは……クロームちゃん?

チラっと見てみよう

 

……必死に違うって首を振ってるのが可愛い!!

癒されるーーー!!!

って、癒されてる場合じゃないよ

クロームちゃんじゃないとすれば……

この人が自分で……それはないね

消去法でこの子どもか……

風を操って気配を探ったけど他の人はいないしね

 

「すごいねー」

 

小さい子には褒めてあげないとねー

頭を撫でてあげよう

 

「……もう我慢の限界です

 今すぐ冥界に連れて行ってあげましょう」

 

うわーすごいなー

火柱がいっぱいあってきれいだなー

まぁ私に攻撃してると思うんだけどね

スカスカ通り抜けてばっかりだけどー

 

「私には幻覚攻撃はききませんよ?」

 

「知っています」

 

知ってるのにやってるのか……

まぁ気分の問題なのかな?

 

「えっと、骸君でいいのかな?」

 

あ、攻撃がとまったよ

なんで知ってるのか気になったのかもー

 

「雲雀先輩が嫌そうに言ったのが

 もの凄く気になってみんなに聞いたんだ

 仲の悪い人っているの?ってね

 じゃぁ六道骸って教えてもらったの」

 

確か、霧の守護者だったかな?

ってか、違っていれば困る……

幻覚がきかないのがばれちゃったからね

 

「そうですか」

 

「僕はフランですー」

 

「フラン君ね、よろしくね~」

 

ってか、雲雀先輩と仲が悪いのに

私はここで料理を作っていたのか……

雲雀先輩には内緒だったんだろうなー

つまりさっさと作って帰らないと大変なことになる

 

「クロームちゃん、キッチンに案内してくれる?」

 

「うん 私も手伝う」

 

「ありがとうー!!」

 

なんて可愛い子なんだ!!

やっぱりパイナッポーとは違う

 

「また何か失礼なことを考えていませんか?」

 

「イエ、カンガエテイマセン」

 

なぜ、ばれる!!

あの頭で電波でも受信してるんじゃないの?

切ってみればわかるかなー

あ、やば……もの凄く怒ってそうだ

早く帰らないと嫌な予感がする

 

「ク、クロームちゃん急ごうか!!」

 

「……うん」

 

「やっぱり可愛い!!」

 

あ、つい可愛くて言っちゃった

まぁ悪いことじゃないしね

ただ、あっちとは違うという言葉が隠れてるけどね(笑)

後ろから殺気がするのは気のせいだと思う

 




変な時間に更新しました

骸と絡み、主人公は図々しくなるwww

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