リボーンの世界に呼ばれてしまいました ~小話~   作:ちびっこ

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第32話

瓜がかわいすぎる!!

だってすっごい甘えて来るんだもん!

ミントは違うからねー

だっていつも私がミントに甘えるんだもん(笑)

 

ガチャ

 

「ひゃん!」

 

うー……今のはくすぐったかった……

 

ガシッ

 

あれ?瓜が急に浮いた?

首のところを捕まえられてるね

誰の仕業だろう……振り返ってみよう

 

「あれ? 雲雀先輩?」

 

見回りをしなくていいの?

……何かあったのかも……機嫌が悪そう……

あ、瓜が暴れてるね

この部屋に瓜がいるのが嫌だったのか……

あれ……?気のせいかな……

なんか前にも……デジャヴ?

 

「お疲れ様です

 やっぱり瓜はこの部屋ダメでした……?

 今すぐ出て行きますね……すみません……」

 

「……今日は許してあげるよ

 ひっかかないようにしてね」

 

「ありがとうございます!」

 

フー

 

あ、離してもらえたけどちょっと怒ってるね

んー膝の上に乗せようかな?

 

「瓜こっちにおいで?」

 

にょん♪

 

うん!かわいい!!

 

「優」

 

「はい?

 わぁー!」

 

わたあめだーー

 

「食べていいんですか?」

 

「いいよ」

 

わーい♪

もしかして私が好きなのを覚えてたのかな?

夏祭りの時に食べてたし……

 

「ありがとうございます!!」

 

あ……笑った……///

 

もぐもぐ……

 

んー!美味しい!!

幸せーー!!

かぶりつくのもいいけど

ちぎって食べるのもいいんだよねー♪

 

「…………ちょうだい」

 

あれ?珍しいね

普段は甘いもの食べないのにねー

 

「どうぞどうぞー」

 

雲雀先輩が持ってきたのに

私の物扱いしちゃったよ(笑)

 

「こっちがいい」

 

ガシッ

 

あれ?右手を掴まれた?

…………パクッって感じだね

パクって何を……?

ええええ!!!!!!

 

「ひ……ひばりせ……んぱぃ……///」

 

「……甘い」

 

「……ゎ……わたがし……ですから……///」

 

「そうだね」

 

あ……顔が近い……

これって……///

 

んみゃーー!!

 

へ?私の下から聞こえたよね?

 

「あああ!!

 ご、ごめんね!瓜!!」

 

持ってたわたがしが瓜の上に……

いつ落としたのーー!!

きゃー!どうしよー!!

瓜がちょっとベトベトしてるよーー!

 

「……はぁ……後でまた来るよ」

 

「す、すみません……」

 

ど、どうしよーー

甘いものって食べさせないほうがいいんだった?

なめちゃまずいのかも……大丈夫なのかな……

うーん……お風呂に入れたほうがいいのかも……

でも水を嫌がるかも……

 

「う、瓜……嫌だと思うけど……

 少し塗らしたタオルで拭くよ……?」

 

あ、ちょっとテンション下がってる……

 

「ご、ごめんね……

 私のせいで……」

 

にょおん

 

首を振ってくれてるよ……つまり……!

 

「許してくれるの!?

 ありがとーー!!」

 

ぎゅ

 

にょお~ん♪

 

あ、抱きしめたのはいいけど……

ちょっと私もベタついた(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「「わー!!かわいいーー!!」」」」

 

片付けの時間になかったから戻ってきたら

女の子達が瓜にメロメロだ!(笑)

まぁ瓜はちょっとビックリして

私から離れないけどね……

 

「風早さんのネコですか?」

 

ネコじゃないんだけどねー

まぁいいか……

 

「違うよー

 獄寺君のだよー」

 

「「「「うそー!!」」」」

 

「バッ! 余計なこと言うんじゃねぇ!!」

 

「え……だって本当のことだし……」

 

あ……また女の子に囲まれてる……

もてる人は大変なのね……

瓜を口実に仲良くなりたいんだ……

そこまでとは思わなかったよ……ゴメンね……

助けてあげれるかな……

 

「あのね、みんな……獄寺君のネコだけど……

 獄寺君に懐いてないんだ……」

 

「「「「え!?」」」」

 

うん……おかしい気持ちはわかるよ……

 

「だから抱かせてほしいって頼んでも……

 難しいと思うよ……?」

 

あ、みんな信じてない顔してる……

まぁいいか……

少しみんなが離れて獄寺君と話せるようになったしね

 

「獄寺君ありがとうね

 すっごく瓜が活躍してくれたよー」

 

「……なんかあったのか?」

 

「雲雀先輩の弱点ってことで

 ちょっと不良に絡まれたんだよ

 じゃぁ瓜が雲雀先輩が来るまで

 ひっかいたりしてくれて

 時間稼ぎをしてくれたんだよー」

 

「そうか」

 

「その前にも知らない人に案内とか頼まれて

 断りにくかったら瓜が威嚇して断れたんだ

 もしかしたら不良のところに

 連れて行かれるところだったかも……

 瓜がいなかったら本当に危なかったよー」

 

「……それは違うだろ……」

 

「ん? 何か言った?」

 

小さい声で言ったから聞こえなかったんだよねー

 

「……なんでもねぇよ」

 

ふむ?まぁいいか

 

「瓜、今日はありがとうね♪」

 

にょお~ん♪

 

「また遊ぼうね?

 はい 獄寺君」

 

「ほら こっちに来い」

 

シャー!

 

「っでぇ!」

 

フー

 

……さっきまでご機嫌だったのに……

でもクラスのみんなが理解した(笑)

 

にょんにょん

 

あら……足元に来たね……

 

「んーまだ私と一緒にいたいの?」

 

にょおん♪

 

「……だから……なんで風早に……」

 

「……知らないってば……」

 

ドンマイ!(笑)

んー小さい声でいうか……

 

「獄寺君……

 炎が切れるまで一緒にいるね……」

 

「……ああ」

 

 

 

 

 

 

 

うー!制服だーー!!

あー生きてるってすばらしい(笑)

 

にょんにょん♪

 

瓜も嬉しそうだねー

私が嬉しそうだからなのかな?

 

「このネコ……優にしか懐いてないの?」

 

「んー獄寺君にだけ懐いてないと思うよ?

 だって京子ちゃんはひっかかれないよね?」

 

「うん

 でも抱くことは出来なかったよ?」

 

「え!? そうなの!?」

 

「ハルちゃんと何度か試したんだけどダメだったの」

 

「そうだったんだ……

 んー獄寺君はひっかかれたりするけど

 肩とかには乗るからどっちが懐いてると思う?」

 

「……すごいビミョーだわ」

 

にょおん♪

 

「ま あんたが1番なのはわかったわ」

 

「そうだね

 優ちゃんといるといつも嬉しそうだもんね」

 

「懐かれてるのは嬉しいんだけど……

 獄寺君より懐かれるのは悪い気がするんだよねー……」

 

あ、2人ともうなづいちゃった(笑)

 




雲雀さんとのあまーい話なんだけど……
半分は瓜とのラブラブ話のような……ww
なんでこうなったww

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