リボーンの世界に呼ばれてしまいました ~小話~ 作:ちびっこ
ボワン
あ、恭弥さんが帰ってきた♪
「おかえりなさい♪」
「ただいま」
少し機嫌よさそうだね
過去でいいことがあったのかな?
「過去の僕に会ったんだね」
「はい
でも……少し体調が悪そうでした……」
「……はぁ……」
え?何で溜息?
「……熱がありそうだったんだよね?」
「……はい
少し顔が赤かったです……
大丈夫かな……」
「それは問題ないよ」
「でも恭弥さんはすぐ無理するから……」
「大丈夫だよ
僕が言ってるんだよ
信じられないの?」
「そうですよね!」
「そうだよ」
それに過去の私も気付くと思うしね!!
体力をあげれば恭弥さんだったらすぐ治るよね!
「優」
「なんですか?」
「過去の僕と何話した?」
「えっと特に話はしてないですね」
もう少し話が出来ればよかったなー
うーん……ちょっと残念だね
「……何したの」
「いや……その……///」
「はぁ……」
「ご、ごめんなさい……
あまりにも可愛かったので……
抱きしめちゃったりしました」
「……ふぅん」
聞いたのは恭弥さんだよ!?
怒らないでよーーー!!!
「僕には滅多にしてくれないのにね」
……すっごい意地悪な顔だ……
今しないと絶対機嫌悪くなるよね!?
うぅ……恥ずかしいのにーーー!!
ぎゅ
あ、肩幅とかが違うからさっき変だと思ったのかな?
ぎゅっ
「あ……」
さっき変って思ったのは……
これかも……抱きしめ返してくれなかったからだ……
「なに」
「過去から来た恭弥さん……
抱きしめたの……嫌だったのかな……」
「それはないよ」
「で、でも……抱きしめ返してくれなかった……」
「ビックリしたんだよ」
「そうなのかなぁ……?」
「そうだよ
僕はずっと優が好きだからね」
「あ、ありがとう……んぁっ」
はふ……///
あれ?なんか見てる?
私の顔に何かついてるのかな?
口元はすぐ拭ったし……
んー他には何もないよね?
「……出かけるのが嫌になった」
「えええ!?
ダメですよ!!」
恭弥さんは今からツナ君に会いに行く予定だよ!?
「問題ないよ」
本当に出かける気なくなってるよ……
草壁さんに頼む気だ……
「んー私がかわりに話を聞いてきますね」
草壁さんの仕事が私のせいで増えてるのに……
これ以上増やしたら悪いし……
「今が1番不安定な時期って忘れてないよね?
1人の身体じゃないんだよ?」
そうだけど……
心配しすぎだと思う……
「じゃぁツナ君にこの場所を教えますよー」
この場所を教えたくないから
そっちに行くって恭弥さんが言ったからねー
これは効果あると思う!!
「はぁ……わかった……」
やっぱり効果あった!!
それにしても……なんでこんなに……
……わがままなんだろ……
「お願いしますね
多分……私のことだと思いますし……」
恭弥さんに話したいって言ったからね
この時期に私に聞かせたくないんだろうなー……
ツナ君も心配しすぎだよねー
「問題ないよ
優は安静にしといてね」
「はい!」
「行ってくるよ」
え!?
「あ、あの……」
「なに」
「シャツ……着替えてください……」
そのままで行かないでよーー///
誰がつけたかすぐわかっちゃうんだから!///
「……ああ
そうだね」
10年後って感じの話にしましたw
これで前の話で主人公が
ちょっと精神的に不安定だったのがわかると思います
そして雲雀さんがさらに過保護になってます
まぁ主人公は侵入者を倒そうとする思考回路なので
今回は絶対雲雀さんが正しいですw