リボーンの世界に呼ばれてしまいました ~小話~   作:ちびっこ

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第16話

ランボ君おにぎり食べたし下山だね

それにしても爆弾使ったけど

火が広がらなくて良かった……

山火事とかなったら雲雀先輩が怖すぎるよ……

 

ザッ

 

ん?誰だろ?

 

「やあ」

 

「あれ? 雲雀先輩?」

 

どうしてここにいるんだろ?

 

「ヒ、ヒバリさん!?」

 

「てめぇ何しにきやがった!!」

 

「用事があってね

 それよりさっきの煙は誰の仕業だい?」

 

…………ピーンチ!

もっと早くに煙を流せばよかった!!

ランボ君はよくわかってないと思うけど半泣きだね……

生存本能なのかな……

 

「ハハッ 

 ちょっと迷子になっちまってな SOSだぜ」

 

おー山本君ナイス!!

 

「ふぅん

 君がいるのに迷子になったんだ」

 

ん?これって私のこと?

 

「私は救出のほうですよー

 煙を見て来ました」

 

「そう

 でも群れすぎだよ」

 

……そっちの問題あったーー!!

 

「ひいいいい!!」

 

「ちゃおッス」

 

「やっぱり会えたね 赤ん坊」

 

あ、リボーン君に会いたくて来たのかな?

いつするかは知らなかったと思う

でも私が電話したから今日ってわかったんだろうねー

 

「オレとバトルしてぇんだな

 こいつらに勝てればしてもいいぞ」

 

「なーーー!!」

 

「リボーン君、危ないよ!!」

 

今のみんなの強さだったら

雲雀先輩に勝てるわけないし……

 

「いいよ

 皆つぶすつもりだったし

 さっさとはじめよう」

 

ダメだー!

もうバトルする気満々だ!!

 

「おめぇらこいつらの中には優も入ってるぞ

 勝たねぇと優の番が来るぞ」

 

「な!! なんで優もーーーー!?」

 

あらー私もバトルしないといけないのか……

うーん……リボーン君に目をつけられて

ファミリー試験とか受けるのは嫌だ……

我慢するしかないか……痛いんだろうなー……

 

「……帰る」

 

「「へ?」」

 

ツナ君とまた声がかぶっちゃったよ

 

「お腹すいた 帰るよ」

 

あれ?これ私に言ってる?

あ、そっか

ご飯作るって言ったもんね

 

「えっと……栗拾いの対決で勝ったら

 ツナ君が豪華商品もらってね

 後、ランボ君のことよろしくねー

 またね?」

 

「う、うん……」

 

 

 

 

へなへなへな……

 

「た、助かった……」

 

腰が抜けてしまったよ……

 

「10代目大丈夫スか!?」

 

「う、うん……」

 

「いやーオレもびびっちまったぜ」

 

「今回も優のおかげだな」

 

「もともとはお前のせいだろーー!!

 バトルとか言うなよ!?」

 

「まぁまぁ落ち着けって!

 大丈夫だったしなっ!」

 

そ、そうだけど……

 

「おめぇら栗は集まったのか?」

 

「オレらは全くだぜ

 栗の木が見つかんなくてよー」

 

「え!? そうなの!?」

 

「10代目はあるんですか?」

 

「う、うん

 ほら……」

 

袋にいっぱいにあるし……

 

「流石10代目ッス!!」

 

「すげぇな! ツナ!

 大量じゃねぇか!」

 

「いや……オレじゃなくて……

 優が見つけてくれて……」

 

「またまたご謙遜を!!」

 

「ほ、ほんとだって!!」

 

ガーン!

全然聞いてねぇー……

 

「今回の勝負はツナ達の勝ちだな

 小僧豪華商品ってなんだ?」

 

「優はいらねぇって言っちまったからな

 まぁツナの場合は立派な10代目になるために

 みっちりオレが今から鍛えてやるぞ」

 

「なーーーーっ!!!」

 

「風早の場合はなんだったんだ?」

 

「入ファミリー試験合格だぞ」

 

「なに言ってんだよ!!!!」

 

「リボーンさん!

 何言ってるんですか!!」

 

「優の頭の良さはファミリーに必要だからな

 今回の栗拾いの状況判断は問題ねぇレベルだったぞ」

 

「絶対ダメ!

 優を危ないことに巻き込むのは反対だからな!!」

 

「マフィアごっこだろ?

 風早も入れようぜ」

 

山本意味わかってねぇーー……

 

「今1番ツナの右腕に近いのは優だからな

 おめぇら頑張れよ」

 

「な!? 右腕はオレっス!」

 

「ツナの性格はわかってるし

 ランボの保育係になれるからな」

 

「あのヤローが……」

 

「ご、獄寺君!!

 優は入れないから大丈夫だよ!!」

 

このままだと獄寺君が優に何かしちゃうよ!!

そんなの絶対ダメだ!!

 

「本当スか!?」

 

「う、うん!!」

 

ほっ……よかった……

 

「(やっぱりツナが1番反対するな

  優はオレが来る前から友達だったらからな

  何か理由をつけてファミリーに入れねぇとな)」

 

 

強さを必死に隠してても

リボーンに目をつけられる優だった……

 




……やっぱり乱入できてないですねー
すみません……
リボーンに目をつけられてたんですけど
実はツナ君が必死に守ってくれてたという話でしたw

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