引き続き頑張っていきたいと思います
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ＡＭ１０：３０
「こちら、マドラス基地所属ミデア３２番機、至急応答されたし、至急応答されたし」
「こちら、オデッサ基地司令部、どうかしたのか」
「現在、ジオン残党と思われる攻撃を受けている、救援を」
「了解した、すぐにＭＳ隊を向かわせる」
「了解」
オッデサ基地にサイレンが鳴り響く
ＭＳ隊、ジオン残党がわが軍の輸送機を攻撃している、至急援護にむかえ
「また出てきたのか、まったくさっさと終わらせるぞ」
「了解です、まったく毎回出撃させられるこっちの身にもなれよな」
「まったくだ」
「第７ＭＳ中隊出るぞ」
オッデサ基地から出たＭＳ中隊はミデアがいる方向へとむかっていく
「こちら、ＭＳ小隊ゴトー大尉だ、応答願う、」
「こちら、ミデアのクルト中尉だ、損傷がひどいので、不時着したい、護衛を頼む、」
「了解した、おい、聞こえたな、ミデアの御守りを開始するぞ、」
「「「了解」」」
「敵部隊確認、キャノンいち、ザク５」
「各機、キャノンに気をつけつつ、先にザクをぶっ壊せ、」
「「「了解」」」
こちらの戦力は陸戦型ジム８機、対するジオン残党は６機である
「こいつら、なかなか強いですね」
「油断はするなよ、」
「わかってますよ、隊ちょ、、ザザーー」
「どうした、なにかあったのか！」
「たっ隊長、後ろです！」
「何、」
彼が最後に見たのはいつの間にか後ろに回り込んでいた、
いやどこから出てきたすらわからないゲルググとコクピットを貫かれた僚機の姿であった、
「トロイノモクバハ、セイコウセリ」
遡ること一時間前、
ドズル達は、オデッサへの道を着実に、また、妨害されることもなく進撃していた。
ちなみにドズル達の戦力は、道中に合流した部隊も合わせ、かなりの規模になっていた、
今、ドズルが搭乗しているのは、ダフデである
「ヤコル、話とは、」
「はっ、事後報告になって申し訳ないのですが,ザクを５機、ザクキャノンを１機、
ゲルググ１機、鹵獲していたミデアを先に進ませました、
指揮官は、シーマ・ガラハウです」
「ふむ、何故にそうした？」
「作戦名、トロイの木馬を、させるためです」
「して、どのような作戦なのだ」
「まず、ミデアにシーマ殿がのったゲルググを乗せ、そのあとザク達に攻撃しているふりをさせます
そして、連邦軍に助けを求めさせます、
おそらく相手は、ミデアを後ろにして戦うと思われますので、ある程度すれば、
敵の注意は、完全に前にむくと思われますので、そこを後ろから
シーマ殿に奇襲してもらう、そういった作戦です」
「なにが目的だ」
「敵の兵力を少しでも減らすことと、相手のある程度の実力を知るためです」
「こちら、ヤコル、首尾はどうだった」
「どうもこうも、弱すぎて話にならないよ
隊長格をやっただけでもう後は、ぼろぼろさ」
「了解した、引き続き周辺を警戒していてくれ
すぐに追いつく」
「了解さね。」
(やはり、思った通りだったか、しかし油断はせざるべきだな)
一方の連邦、オッデサ基地では、
「ジム隊がやられた！、はやくＭＳｎｏ発進をいそがせろ」
「少なくとも、１０分はかかります」
「いいから早くしろ、早く！」
「男たちがそろいもそろってさわがしいよ！」
「なんだとぉ、誰だそんなことをいうやつは！
うっ、、ゴホン、そういえばまだ貴官らがいたのだったな、
取り乱している場合ではない、な」
連邦軍の混乱はかなり早く彼女らによって回復するのだった
そしていよいよ、オデッサ攻略戦が始まろうとしていた
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