ドズルが行く   作:パンダンス

4 / 6
文字数底上げ作戦実施中
というわけでなんとか1000文字ごえできました
これからも頑張っていきたいと思います


決戦の時は来る

キシリア機関から地上にいる部隊の情報を得るとドズルは、

 

「これらの部隊の中で、二日でテヘランにたどり着ける部隊すべてに連絡はとれるか」

 

「はい、もちろん可能です」

 

「さすがだな」

 

「これも、仕事の内ですので、、

 しかしながら、あなた様が狙ってらっしゃるのは、、、」

 

「うむ、テヘランに、部隊を集め、一気に決めようと思っている

 補給はままならん状況だからな

 それに、なにより時間がないからな」

 

「時間と言いますと、やはり」

 

「ああ、決戦までのな」

 

今現在も、連邦軍は進撃を続け、ジオン公国との最終決戦までの猶予はほとんど残っていない

そうドズル達は予想している。

また、今現在ジオンにある戦力だけでは、守りきることは難しいとも感じていた

だからこそ、はやく連邦軍に後顧の憂いをつくりあげなければならなかった

 

「こうした状況を少しでも、よくするために俺はきたのだからな」

 

「はっ、その通りです

 では、我々は連絡をつけに行きます」

 

「シンと連絡をつける、テヘランに着く前に話したいことがあるのだが」

 

「了解しました、手配しておきます」

 

そうしてキシリア機関の者がいなくなるのを見てヤコルは奥からでてきた

 

「キシリア機関という物が、私にはあまり好きになれません」

 

「まあ、そういうな、実際彼らがいるおかげで助かっているのだからな

 それはそうと、シンに何をさせる気なんだ」

 

ドズルがシンと連絡をつけたいと頼んだのは何も友人と話したくなったからだけではない

ヤコルからも頼まれていたのだ

 

「それはですね・・・」

 

そして、夜は更けていった

シンとの会話を終えたドズル達はテヘランに到着した

 

「おお、ノイエン・ビッターではないか」

 

「ドズル様、生きていたという噂は本当だったのですね」

 

「はっはっは、まあ俺も死んだと思っていたのだがな

 ラコックが手をまわしていてな」

 

「そうでありましたか」

 

「ドズル中将」

 

「ヤコルか、どうした」

 

「頼まれていた、ここの戦力及び人物についての調査が終わりました」

 

「もうできたのか、さすがだな

 少し見せてくれ」

 

ドズルは様々な軍人達を見てきたからだろうか

ある程度は有能かそうではないかを判断することができる

そのドズルの目から見て気になったのは

ケン・ビーダーシュタット、

デザート・ロンメル、

シーマ・ガラハウの三人だった

この三人はこの戦いにおいて鍵になる、ドズルはそう考えていた

 

(この三人の活躍に期待するしかないか)

 

「ドズル様、そろそろお時間です」

 

「ああ、分かっている」

 

 

ドズルはこの戦いに挑むに当たり自分の心意気を兵士たちに伝えようとしたのである

 

「我々は今から連邦軍に戦いを挑む

 今、ここにいる理由は様々だと思う

 反抗の機会をうかがっていたもの

 サイド3の居住権獲得のために戦っているもの

 また、連邦を裏切ってこちらについたもの

 だが、この戦いに勝利しないことには全て無に帰る

 だからこそ、なんとしてもこの戦いに勝利しなければならんのだ

 ジーク  ジオン」

 

「「「「ジーク・ジオン」」」」

 

「行くぞ、目指すはオデッサ 全軍進撃せよ」

 

「「「「おぉぉぉぉ」」」」

 

そうして、オデッサへと進軍するドズル達

彼らは間に合うのであろうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




シーマ様は地上に残っていたという設定になってます
次回からいよいよオデッサ戦にはいっていきたいと思います
ご意見・ご感想は気軽にどうぞ
後、ドズル達とシンが何を話したのかはまた後で投稿したいと思っています

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。