神山高校に入学してから2度目の6月の初日。その昼休みに折木奉太郎はかつて関わりのあった入須冬実から頼みを受ける。
「明日の放課後、格技場とテニスコートの裏に来てはもらえないだろうか?」
わざわざ人目につかないところに呼び出しての入須の頼みとは何か。そのことを考えていくうちに、奉太郎はこの呼び出しが不可解なものであることに気づいていく。
「明日の放課後、格技場とテニスコートの裏に来てはもらえないだろうか?」
わざわざ人目につかないところに呼び出しての入須の頼みとは何か。そのことを考えていくうちに、奉太郎はこの呼び出しが不可解なものであることに気づいていく。