父と子の故郷   作:邪水落

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『男の子は少し変わっていましたが、普通の子供でした。』


空を見上げる青い本

村に、朝が来た。

 

朝になると同時に、村人達が起き出す。

 

おばちゃん「おはよう」

 

おじちゃん「お~おはよう」

 

兵士「おはようございます!」

 

兵士長「ああ、おはよう」

 

それぞれが挨拶を交わす。

 

――朝が過ぎれば、子供達が元気に遊びだす時間になる。

 

 

餓鬼大将「よし、今日はこの山を探検する!」

 

えらそうに餓鬼大将が言った。

 

他の子供達は楽しそうに頷いている。

 

子分1「あ、お前はどうする?」

 

子分の一人が、通りかかった少年に聞いた。

 

その子供は……他の子供達と少し違った見た目をしている。

 

他の子供達は“茶色い髪”をしていて“黒い眼”だ。

 

だがその子供は…“漆黒の髪”で“紅い眼”をしていた。

 

…さらに言うと、耳も少しとがっている。

 

横に広い“エルフイヤー”では無く、上に少しとがっている“デーモンイヤー”だ。

 

そんな違いにも臆さず、子供達は一緒に遊ぶ事が多かった。

 

??「ん~……今日は父さんの所に行かないと;」

 

子分1「そっか、悪いな;」

 

??「いや、良いよ」

 

子供はそのまま歩いていった。

 

餓鬼大将「…アイツなんつってた?」

 

子分2「何でも父親の手伝い…とか」

 

餓鬼大将「そっか…。エイシスも大変なんだな。……良し、行くぞ!」

 

餓鬼大将達は、そのまま山へと歩いて行った。

 

 

――エイシス…彼が、物語の主人公となる少年である。




キャラ紹介(?)

名前:エイシス(ASES)   性別:男

容姿:黒髪で紅目。耳の呼び名は勝手に決めた様だ。

父親と母親の両方共にあまり似ていなくて両方共に似ている。

取りあえず不思議な顔立ちをしている。

今の所、一番なれそうな職業はパラディンまたは魔法剣士らしい。

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