何がヤバイって選べなくてヤバイ。
※今回今までで一番キャラ崩壊してます。やだ、耐えられなっ!て人はブラウザバック推奨。
ここ最近夢の中で楓さんとか文香ちゃんと結ばれる夢を見る様になって、顔合わせしずらい今日この頃。
何か意識してしまう。生々しいシーンまで何故か鮮明に覚えてるもんだから生唾とか飲みまくりですよ。
んで、なんでこんな話になってるかというと。
プロデューサー君が同じ時間帯に送迎が必要な仕事を入れてしまいまして。片方に俺が着いて行くことになったんですよ。
『はいオッケーでーす。お疲れ様でしたー』
二人のグラビアの撮影に付き合ってます。
彼女達のうなじや鎖骨。ビキニに収まらなずに主張する果実。見る物を虜にするボディライン。すらっと伸びた足。
堪らんとです……。
楓さんはモデルの仕事をしてたからなのか、割と堂々としている。
一方の文香ちゃんは、こういった仕事自体余りこなしていないのだろう。だからこそ!その恥じらいが素晴らしい!
「うふふ、どうでしたか神楽さん♪」
「出来るのでしたら…余り見ないで欲しいです……」
無理です。見ます。脳内フィルム使い切ります。
文香ちゃんは紺のビキニに腰にはパレオを巻いている。
楓さんは翠のビキニ。上の方がなんかキャベツに見える。不思議!
改めてプロデューサーって凄いと思うわ。
こんな姿見て理性保たないと行けないんだもん。
俺もちょっと危うい感じだもん。
「二人して綺麗ですよ。ほら着替えて帰りましょう、今夜は何か奢りますよ」
二人を促して控え室にぶち込む。申し訳ないけど今は離れて欲しい。じゃないと俺の理性ちゃんが亡くなっちゃうから…。
「うふふ、神楽さん。着替え覗かないんですか?」
ドア越しにわざとらしい楓さんの声が聞こえる。
やめてくれと思う。ただでさえ我慢しているのにそういう質の悪い冗談を言わないでくれ。
「文香ちゃんも見られたいわよねー。こんなに素敵な体してるんですからっ」
「ひゃっ!か、楓さんいきなり触らないでくださいっ」
「うふふ、文香ちゃんの桃。ふみふみしてるわねー」
「ふみふみ、って、なんでんっ、すかっ」
俺もふみふみしたいです(切実)
楓さんに変わって欲しい。今すぐふみふみしに行きたい。
クソっ!なんで俺は男なんだ!
「か、神楽さんっ。助けて下さいっ」
「え!?助けに行っていいの!?」
文香ちゃん、待ってて!今ふみふみしに行くから!
と、ドアノブを捻ったが微動だにしない。何故だ!
「は、入らないで助けてっ!」
なんと無茶な…、俺はふみふみしちゃ駄目なんですか…
しかしこのままでは騒ぎを聞きつけて誰かが見に来るかもしれない。なので25歳を止める事にした。
楓さんを止めることは簡単である。
「楓さん、飲みに行くの送れますよ。」
「うふふ、それはいけませんね。」
「お、おう。早いっすね…」
こんな感じでお酒の話をすれば出て来てくれる。
「やっ、閉めてっ!」
その言葉に反応して部屋の中を見てしまったのは仕方が無いと思う。
部屋の中には涙目になりながら、胸を必死に腕で隠している文香ちゃん。胸の形が腕で隠す事によりゆがんでいる。まじ小悪魔。下は既に着替えていたのかスカートなのだが、楓さんに抵抗した際にめくれたのか中の下着が見えてしまっている。
「黒」
「〜〜っ!」
叫び声を挙げられそうになったので慌てて扉を閉めた。
ふぅ、文香ちゃんは最高だぜ!なんて考えてたら楓さんに頭を叩かれた。
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車内が気まずい。
楓さんはマイペースに鼻歌を歌っている。後部座席で。
文香ちゃんはまだ恥ずかしいのか顔を赤らめ俯いている。助手席で。
ふつう楓さんが助手席に来るべきじゃないですかね。気まずくなるのわかってましたよね。
「ごめんね、文香ちゃん。あんな事になって……」
「い、いえっ。私こそあんな見苦しい姿をお見せしてしまい申し訳なく……」
あれを見苦しいと思うなら世の中の物全部見れなくなるんじゃないですかね。
あの一瞬だけで俺の脳内フィルム使い切ってしまった。家に帰ったらフルカラーで書き留めないと(使命感)
「そうだ、文香ちゃんもご飯食べに来る?」
「え、いいんですか……?」
「俺は全然いいけど。楓さんは?」
「うふふ、私も大丈夫ですよ。」
「で、でしたら……お言葉に甘えて……」
珍しい面子ではあるが、たまにはこんなのも良いだろう。
俺はキメ顔でアクセルを踏んだ。
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そう思ってた時期がありました。
今俺は尋常じゃないレベルで汗をかいている。
左隣には楓さん。右隣には文香ちゃん。はじめこそは両手に花だぜハハハなんて思ってたけど。
ことの始まりは楓さんがおふざけで文香ちゃんにお酒を飲ませたのが原因である。一口飲んでから、何か壊れた様にゴクゴクと飲み始めた。その姿には俺も楓さんも驚いて止めることを忘れてしまった。
「っぷはぁ。しょもしょもですよ〜私があいどりゅになったにょが間違いにゃんでしゅ」
やだ可愛い。言ってることは兎も角今の文香ちゃんまじベイビー。
「ふ、文香ちゃん?落ち着きましょう、ね?」
「私はっ落ち着いてましゅ!」
お持ち帰りしたい。俺の居酒屋だけど部屋にお持ち帰りしたい。
「大体でしゅね、あんにゃ夢見たかりゃおかしくにゃってるんでしゅ」
「あら、私もおかしな夢を見たわね…」
うん、俺も壮絶な夢を見ました。
何か共通する夢なのか。ちょっとミステリーを感じながら話を聞いて行く。
「私は神楽さんに振られて、その後に世界中に結婚宣言するっていう夢でしたね」
「私は無理やりキスさりぇました!その後楓さんにもキスしてましちゃ!」
「あらまぁ…、神楽さんってば見境無いのね」
何故夢の中での出来事なのに、現実でこんなに貶されなければならないのか。
文香ちゃんが水を飲み干してグラスを叩きつける。
「アイドルが恋しちゃ駄目なんですか!」
「そーだそーだー」
「あんたらいきなりなにいってんの!?」
突然のカミングアウトで思わずこちらも叫んでしまう。
「あんな夢見たら意識しますよ!そんな時なのに神楽さんが付き添いとかなんなんですか!」
叫びながら席を右側に移し寄りかかって来る文香ちゃん。
「私も子供まで授かる事されてましたし、今日一日意識してたんですよ?」
凄いことをサラリと言いながら、左側に座る楓さん。
「何ですか、楓さんも神楽さん意識してるんですか?うふふ、神楽さん!」
「ハイッ」
「若い子が良いですよね!」
「いきなりなにいってんの!?」
「あら、若さが全てじゃないわよ?同い年の方が色々都合良いかもしれないわ♪」
楓さん腕組まないで。当たってます
「うふふ、当ててんのよ」
「何ですか、鼻の下伸ばして……。じゃあこれはどうですか!」
急に立ち上がった文香ちゃん。何をするのかとビクビクしてたら
ーーふにょん
柔らかな、弾力のあるものに包まれた。
(すっごいふみふみするんですけど!!)
「うふふ、じゃあ私も……」
(サンドイッチってとても素晴らしいものなんだなぁと感じました)
そこからは意識がない。
気がついたら朝を迎えており、慌てて服装に乱れなど無いな確認するが無事であった。
だが、楓さんと文香ちゃんも何故か俺のベッドで寝ていたので、ある種別の覚悟をしておくことに決めたのだった……。
CoPで良かった。
心の底から思います。