トリステイン魔法学院
俺が土のゴーレムを木端微塵にするとジジィと女が現れた。
「ワシはオールド・オスマン!このトリステイン魔法学院の学院長じゃ!そしてこっちが書記のロングビルじゃ!よろしくのぅ。」
オスマンは出てくるなり自己紹介を始めた。
「ほぅ!名乗られたからには名乗っておこう。俺の名はうちはマダラだ!さて、一つ質問させてもらおう。お前はここがトリステイン魔法学院といった。それは間違いはないな?」
マダラは確認するために聞く。
「そうじゃ、ミスタ・マダラ!お主はそこにいるミス・ルイズに使い魔召喚の儀式で召喚されたのじゃよ!」
オスマンはマダラを刺激しないように説明した。
「使い魔召喚だと?その使い魔は召喚する対象を選べるのか?」
マダラは口寄せと同じ原理であるか確認するために聞いた。
「いや、選べんよ!使い魔の強さは使い魔を召喚するものに等しいといわれているのはたしかじゃ!使い魔が強ければその術者も強いのじゃ!」
「なるほど、ではそこの小娘は俺と同じくらいの力があるということか!ではもう一つ、元の場所には帰れるのか?」
マダラは一番気になることを聞いた。
「それは無理じゃ!使い魔を召喚する魔法はあってもそれを返す魔法はない!じゃから一つ提案なんじゃが?」
オスマンはルイズのためにあることを聞くことを決心した。
「何だ?言ってみろ!」
「そこのミス・ルイズの使い魔になってはくれんかのぅ?」
オスマンはダイレクトに言ってしまった。あのうちはマダラの前で!うちはマダラに人の下につけと言っているのだ。このジジィは!一方マダラは
「ほぅ!おもしろい!そこまでその小娘の評価をあげるか。ならそこの小娘!この俺と勝負してもらおう!」
「「「なっ!?」」」
ルイズとオスマンとロングビルはマダラのその言葉に驚いてしまった。
「この俺を使い魔にしたいのであれば力を見せてみろ。ただ使い魔になるといってもコントラクトサーヴァントは受けんが!」
何故マダラがコントラクトサーヴァントを知っているのかというとその辺の生徒に幻術をかけてある程度情報を今までの中でやっていたのだった。
「いいわ!受けてたつわよ!」
ルイズは決心してその決闘を受ける。
「「ミス・ルイズ!!」」
ロングビルとオスマンは心配して叫ぶが
「大丈夫です。必ず勝ちます!」
ルイズは勝ち宣言をして出てきた。あのうちはマダラの目の前に、五影全員でかかっても勝てなかったマダラの目の前に!
ルイズvsうちはマダラ
スタート
決闘が始まるとマダラは団扇を手に取るだけで動かなかった。先に動いたのはルイズだった。
「ファイアー・ボール!」
ルイズは呪文を唱えた。マダラは視認しようとするが突如視界が消える。
「!?」
ルイズが唱えた瞬間マダラを中心に爆発が起きた。マダラは油断していた。どんなエネルギーでも跳ね返すことはできるがまさか直接対象にする魔法だとは思わなかった。情報収集はしていたがルイズの爆発魔法までは聞いてなかったのだ。
「やったわ!」
ルイズは勝った気でいた。それもそのはず爆発を不意にくらわせたのだ。しかも直撃で!死んではいないと思うけどのびているに違いないとものすごい勘違いをしていたのだ。相手はあのうちはマダラなのに!
「今のはなかなか興味深いな!文身体でなければ危なかった。」
「なっなんであんたが二人もいるのよ!」
ルイズが見たものは爆発をくらったマダラとルイズの真後ろに立つマダラがいたからだ!
「そいつは木遁影分身の俺だ!まぁせいぜい頑張るんだな!」
そういうと分身マダラは素早く印を組んだ。
「火遁鳳仙花!」
分身マダラの口から同時に何発もの火炎の球がルイズに向かっていく。
「こんなもの!」
ルイズはそれらをまた爆発させようとするが
「俺を忘れてはいないか?」
本体マダラがルイズの後ろでささやいた。ルイズはしまったといったような顔になった!
「土遁黄泉沼!」
するとルイズは地面に吸い込まれていく。そこに追撃するように火遁鳳仙花がルイズに降り注ぐ!
「きゃーーーー!」
ルイズの意識はそこで途切れた。
勝者 うちはマダラ
周りのメンツは唖然となっていた。なぜならルイズとマダラは何もしてないのにルイズが倒れたからである。それもそのはず、今マダラの目は赤くなっている。これが意味するのはうちは最強瞳術写輪眼である。これに気づいたのはオスマンと生徒の一人である青かみの少女だけである。マダラは戦闘が始まってすぐに写輪眼を発動して自然な幻術をかけていたのだ。これにより、気づいたらルイズが倒れてしまったということだ。
今回はここまで!なんかオリジナルすぎてつまんないかも!次は原作になるのでお楽しみ下さい。