Fate/ZERO-NINE【休載中】   作:縞瑪瑙

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設定のお話です。
ネタバレなどを含むので注意してください。
長くなったなぁ…


サーヴァント ステータス表
Fate/ZERO-NINE 設定


ステータス表

注!:絶賛ネタばれを含むので、本編をある程度読んでからこれを見ること

   をお勧めします。

 

 

 

 

クラス :ライダー

真名  :ルーン・バロット

マスター:ウェイバー・ベルベット

属性  :秩序・善

 

《ステータス》

筋力:D  敏捷:B

耐久:D+ 幸運:A+

魔力:C+ 宝具:B+

 

捕捉:ライダーは体が小さく、魔力消費が少ないため魔力値は改善している。

   ただし、ドクターを召喚する間はその限りではない。

   また、原作においてルーン・バロットという名は後から付けられた名であり

   本名については言及されていない。

 

《スキル》

・対魔力:D:

一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

 

・騎乗 :C+:

 現代・未来の乗り物をトップクラスの技術を以て操れる。禁じられた科学技術の乗り物に対してもまったく問題なく対応する。

 ただし、乗り物が操縦に追随できるとは限らないので注意が必要。

 

・体感操作:A+:

 体に対して強力な自己暗示をかけることで、あらゆる影響をシャットアウトする能力。

 痛いと思いたくなければ痛く思わず、熱いと思いたければ熱いと思うことが出来る程の、常識を脱したレベルに達している。理論上は誰もが可能だが、五感すらも制御しきるクラスは非常に稀としか言いようがない。

 とある理由から後天的にライダーが身につけたもので、このクラスになるといかなる手段を以てもライダーの認識能力を欺瞞することは不可能。薬物や幻惑魔術すらも対魔力とは別で影響をカットされる。

 後述の宝具と合わせ、絶大な効果を誇る。

 

・心眼(真):B+:

 幾多の戦いを経る中で得た、未知の相手に対しどのような戦いをすればいいかを過去の経験をもとに直感的に導き出す能力。とある博士曰く『戦いを経るたびに進化する』と言わしめるほどの成長力を持つ。

 …余談だがギャンブルなどでも効果を発揮するため、同ランク以上の技術を持たなければ身ぐるみはがれるほどぼろ負けするほど強いらしい。

 

・召喚(偽):E-:

 ライダーの主治医であり、同じ委任事件捜査官であったドクター・イースターを呼び出す能力。これは純粋なスキルというより後述の宝具によるもの。

 ドクターは単独行動スキルを持つマスター無しのサーヴァントとして現界する。

 

 

《宝具》

 

電子の殻(スナーク・シェル)

ランク:B+

種別 :対人宝具

レンジ:-

最大捕捉:一人

 

 禁じられた科学技術が生み出した代謝性金属繊維。

 元々は宇宙服を見たまま白兵戦をこなすための素材で、とある人物に“殺され”大やけどを全身におい、オーナイン法案を選択して生きることを望んだライダーの、ほぼ全身を覆うように移植されている。のちに脳の一部やまぶたの裏、神経系にまで繊維が成長する。

 機能としては体感覚の加速、肉体の運動力の強化、立体知覚、電子機器の操作などの能力をライダーに与えている。要するに、ただの少女を超人へと押し上げた元凶。

 但し、本来ならば手のひらなどのごく一部にしか移植されないものを全身にすることは、人間が蝙蝠の耳を得るようなものでただの人間なら発狂するか能力を使いこなせていない。ライダーの適性は高く、移植後二週間で目を覚ました直後から全能力を遺憾なく使っていることからその異常性は自明である。

 宝具となったこれは、従来の機能に加え、魔術品への干渉能力を得ている。

 

金の卵(ブリオン)

ランク:B

種別 :対人宝具

レンジ:-

最大捕捉:-

 

 マルドゥックシティーの定める、09法案の委任事件捜査官にして、禁じられた科学

技術を駆使して創られた金色のネズミ、ウフコック・ペンティーノそのもの。

 元々は、ネズミの代謝能力を理由に被検体となったが、実験成功により本来よりもはるかに長い寿命と知性を得た。なお、研究所で開発が成功したのはウフコックのみであり、研究者たちは誰もがウフコックを欲し、金の卵と呼んでいた。

 最強の白兵戦用兵器にして万能道具的存在(ユニバーサルアイテム)。手のひらに収まる小さなネズミだが、体内にはいくつもの次元に分割された亜空間が格納されており、そこにある莫大な物質を表に出すことによって、ありありとあらゆる道具に変身する。但し、二種類の道具に同時に変身はできない。(例としては、服に変身するとき上着とズボンに別々には変身できないなど)

 またネズミとしての特性で、相手の考えていること、本人いわく“魂のにおい”を嗅覚によってとらえることが出来、変身能力と合わせ、文字通り潜入捜査を行ってきた。

 変身するのは服や武器、あらゆる装飾品から、車のパーツまで様々。戦闘時はライダーの戦闘服となってライダーを支援する。変身した武器は宝具となり、ランクD~Eの判定値を持つ。

 

緊急特例法案(マルドゥック・スクランブル)

ランク:?

種別 :-

レンジ:-

最大捕捉:-

 

 元々は“禁じられた科学技術”が作られたマルドゥック・シティーで、その技術の取り扱いを定めた法律。“三博士”(某黒金の城の三博士ではない)の一人と戦後の政府が制定した。

 “一般に公表するには危険な技術を社会的に有用である場合に限って使用を認める”ことを主眼としており、ライダーを救ったオーナインのほかにもA-10といったプログラムがあるとされている。当然のこととして“濫用”するとすぐさま凍結ないし処分される。

 宝具となったこれは、ライダーを強化するものであり束縛するものとして働く。ライダーやそのマスター、あるいは協力者などから要請があり、かつ、必要と判断されたときに“禁じられた科学技術”による道具や技術、人間を

呼び出すが出来る。具現化したものはライダーの宝具として4つまでストックが可能で、何かをつかえなくすれば新たな具現化も可能。ライダーはこれを用いてドクター・イースターを召喚するスキルを得ている。

 但し元の法律同様に、得た力を濫用した場合、使用者は即その力を失う。ライダーやそのマスターの濫用はライダーの消滅、つまり聖杯戦争からの強制脱落が科せられる。マスターやライダーは召喚した直後からこの宝具の支配下に収まっておりいかなる手段でも解除は不可能。

 

・ハンプティ=ダンプティ

ランク:C

種別 :対人法具

レンジ:-

最大補足:-

 

 戦時中に開発されていた空中浮遊要塞の試作品で、浮遊移動式住居(フライング・ハウス)としてスクランブル・オーナインの物品の一つに名を連ねている。卵状の本体は超高密度の軽金属によって構成され、重力素子を使うことで高度一万五千フィートにまで上昇し、長期間滞空できる。

 原作においては事件の重要参考人となったライダーが最初の隠れ家から脱出して以降隠れ家兼事件捜査の拠点として利用した。

 英霊となったライダーはこれを使っただけで、実際に持ちうる英霊ではないが宝具“緊急特例法案”の力で自分の宝具として利用している。なお、これを操るには同ランク以上の騎乗スキルとこの宝具に対する理解が別途必要であり、実質ライダー専用の宝具と化している。

 

・トリック=ブルネレスキ

ランク:D

種別 :対人法具

レンジ:5~10

最大補足:3人

 

 オリジナルのスクランブル・オーナインの物品。話の都合・作者の思惑が一致して生み出されたこの作品のみの産物。アンテナとそれにつながる二メートルほどのフレームと操縦桿で構成されている。モデルとなったのはとある人物が持つ疑似重力の機能。疑似重力は本来は使いたい人間の体内にその発生装置を埋め込むことが必要だったが、これを体の外に置けないかという実験の過程で生み出された。効果は補足した相手への疑似重力による浮遊能力の付与である。しかし安定性が低く結果としてとらえた相手を十数秒間浮かせるのが限界で、この機械自体の開発は中断されていた。対称が多人数されるほど効果は薄くなる欠点もある。

 これもまた宝具“緊急特例法案”によってライダーの宝具の一つとなりキャスターに対して使用された。

 命名の由来は“コロンブスの卵”の話のモデルになったとされる“ブルネレスキの卵”という話より。

 

《解説》

 冲方丁(うぶかたとう)原作のSF小説“マルドゥック・スクランブル”の主人公。

 未成年娼婦としてとあるカジノ経営者兼ショーギャンブラーに雇われていたが、とある理由で殺害される。しかし、そのギャンブラーの犯罪を追っていた捜査官に“禁じられた科学技術”による治癒を受け復活。オーナイン法案を選択し、自身が殺された理由を追いかける。

 ライダークラスとして召喚されて、ウェイバーとともに聖杯戦争へと挑む。

 ちなみに、生前の偉業によってライダークラスになったというより、消去法的にライダークラスへと収まっている。本来ならアーチャーかアサシンクラスが適当。触媒に使ったマントの切れ端は、実はレプリカだったというオチ。

 

 

 

クラス :-

真名  :ドクター・イースター

マスター:-

属性  :秩序・善

 

《ステータス》

 

筋力:E

敏捷:E

耐久:E

幸運:A+

魔力:D

宝具:-

 

捕捉:ほぼ最低ステータスだが、幸運値はウェイバー補正で高い。

 

《スキル》

 

・単独行動(偽):E:

 マスター無しのサーヴァントとして、ライダーが生存する限り、ライダーから余剰分の魔力を供給されて活動できる。

 

・話術:C:

 相手との交渉や折衝、初対面の相手にうまく取り入り警戒心をなくす話術。このクラスになると、警戒しているプロすらもだますことが出来る。

 

・“禁じられた科学技術”:B:

 その名の通り禁止されるほど発達した科学技術を身につけている。主に医療や人体改造などの部類において高い能力を持つ。

 

 

解説

 マルドゥック・スクランブルに登場する、中年過ぎの委任事件捜査官。

 劇中において、ショーギャンブラーであったシェル・セプノティスの犯罪を追っている中で、殺害されたライダーを重要参考人として保護し、治療した。

 髪の毛をカオス理論に基づいて斑に染めているのが特徴で、外見はどう見ても医者には見えないがれっきとした医者。大陸との戦争において招聘された戦略研究所に最年少で入り、あらゆる研究を行う。その後戦争終結ともに上司であった博士が作ったマルドゥック・スクランブルの保護下にはいり、社会における有用性を証明することで生存を許されていた。

 

 

 




こんな感じで設定を公開です。
われながらくどくど長くなったと恐縮しています。
若干の訂正や変更などはあるかもしれませんがこれに準拠して書いていこうと思います。
矛盾は、本文とはない…はず。あったら教えてください。

これからいろいろ出したいものもありますし、これはひとまずのステータスです。

四月十八日 少し修正を加えました。
四月二十日 新しい宝具を追加しました。
五月二日 文章を大幅修正をしました。
五月六日 文章に修正を入れました。
五月二十六日 大幅修正しました。
では続きをお楽しみに。

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