Silent 60'S Mind   作:D'

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猟犬のお巡りさん(その1)

 杜王グランドホテル。僕はここに宿泊した事がない。もちろん、自宅が同じ杜王町にあるのだからホテルに泊まる必要性はこれっぽっちもないのだけれど、もし僕が別の場所に住んでいて、杜王町に滞在する事になってもこの杜王グランドホテルを使う事はないだろう。内装を見てみると理解が出来る。ロビーなんて噴水があった。僕は美術についてまったく詳しくはないけれど彫像やブロンズ像が置いてありさながら美術館のようだった。岸辺露伴がいたのならそこそこ面白い話が聞けたかも知れない。僕はあの人の造詣の深さから湧き出る話が好きだ。そういう話を聞いていると自分も頭が良くなった気分になるからだろう。ロビーからしてこうなのだ。二泊三日なら構わないだろうけども、長期滞在という形だとまず不可能だ。

 

 しかし、このホテルの利用者は僕ではなくてお嬢様、静・ジョースターだ。僕はこれから色々と聞かなくてはならない。僕は彼女から聞かなくてはいけない。でもそんな状況ではなかった。

 

 304号室を借りたお嬢様は、部屋に入ると早々に荷物を置き僕を椅子に座るように促した。平常心だ。彼女は平常心でいる。お嬢様の足元には彼女のベルトで手足を縛られたスタンド使いがいるというのに、彼女はまったく落ち着き払っていた。えもすると紅茶とか、ちょっとおしゃれに飲むような雰囲気だ。

 

「助けてくれヨォ~。全身痛いんだ。骨が折れてる。どこが折れてるのかも分からないくらい、全身が痛いんだよォ~。縛るのはやめてくれよ~腕が変な方向曲がってるじゃねーか」

「良いですよ。ベルトを解いても。ただしその時は念のため両足も変な方向に向いて貰います。足を押さえて膝を横から蹴りつければ折れるでしょうか。それとも蟹の足を折って殻を剥くように、関節が曲がらない方向にポキッとしたほうが簡単でしょうか。どう思います? あ、私は貴方の名前も知りませんでした。教えてください」

 

 本当にお嬢様は何者なのだろうか。目の前にいる今のお嬢様はたちの悪いギャングだった。

 

「分かった! やめろ、近づくな! 喋るから、名前を教える、ベルトもこのままでいい!」

「人間の反応って私、とても興味があるんです。見えない事って恐怖を感じると思いませんか? 私、貴方のナイフを取り上げたんですけど何処にも見当たらないんです。ついうっかり透明にしちゃったみたいで。どこかに置いたのか、それとも持っているのか。右手? 左手? どう思います?」

「喋るって言ってんダロォ~がヨ~! 俺の名前はアングル・ビーだ!」

「……静さん、そういうの、スピードワゴン財団に任せたほうがいいんじゃない?」

「二度手間ですよ。知りたい事は聞き出せばいいんです。尋問術とか、拷問術とか、そういう特殊な技能はないですけど、簡単じゃないですか。喋れば安全だけど喋らなければ安全じゃない。基本は何だってコレです。ああ、あと拷問はする側がどれだけ狂っているか、される側に見せ付けなければいけませんね。きっと恐怖を煽る筈です。アングル・ビー、私がただのお嬢様に見えますか? 見えるのなら、その印象を覆す為にちょっと酷い事をしなければいけませんね。んー。何が良いでしょうか。何が良いですか康一さん。大丈夫、透明にしちゃえば臭い立つまでバレませんよ」

 

 普通の人じゃない。どこか狂っている。もちろん、それはアングル・ビーに見せ付ける為の演技かも知れないけれど、僕にさえその演技は有効だ。本当に演技なのか? 本当にこのスタンド使いをスピードワゴン財団に引き渡すつもりなのか? 聞きたい事を聞いたらゴミを捨てるように始末してしまう、そんな風に思えてくる。拷問にしてもそれはやりすぎだ。殺されると分かっている人間はきっと喋らない。あ、でも天から落ちた蜘蛛の糸を掴むように、生き残る為に必死になるのか。アングル・ビーは泣き出して如何に自分が従順であるかをお嬢様に説明しだした。あれではお嬢様じゃあない。女王様だ。やっぱり危ない子だ。根本的な部分が僕とは、いや誰とも違う気がする。彼女は冗談で言っているのかも知れない。演技なのかも知れない。だけど彼女の瞳の奥には、何かほの暗い光を感じる時がある。それがマイナスの事なのかプラスの事なのか僕には判断できそうにない。

 

 アングル・ビーはお喋りだった。お嬢様がお喋りにしたのだ。聞かれても居ない事をたくさん喋った。聞いた事もしっかりと喋ってくれた。

 

「依頼されたのは静・ジョースターから『何か』を奪う事だけだ! そりゃあ殺してからのほうが楽チンだと思ったが、一応言っておくと殺せとは命令されていない。何でも良いと言ってた。ガキの女が普通持ってないだろってモンを何でも良いから奪えと言われたんだ! 何を持ってんだ? スゲー気になる。俺は何を奪うように依頼されてたんだァ?」

 

 そこまで喋って、部屋にノックが響いた。対応するとスピードワゴン財団の人間で、アングル・ビーは彼に連れて行かれた。お嬢様も知りたい事は知ったようで反対はしなかった。

 

 お嬢様は一息つくと僕を見据えた。

 

「さて、何から話しましょうか」

 

 そうだ。僕は彼女の事を聞かなければならない。

 

「……襲われた理由について、心当たりがありそうだった。まずはそれから聞こう」

「――子供の頃、私は悪戯が大好きな子供でした。みんなそうだと思います。小さな頃は、大人を困らせるのが好きだった。子供は大人にそういう事をして、怒られて成長します。きっと生態なんでしょう。人間を犬や猫のように図鑑に纏めると、そういう記述になると思います」

 

 ……困った、それは関係のある話なのだろうか。彼女の子供の頃の話なんて。いや、彼女はまだ子供だと言いたい。でも黙っていよう。この年頃は多分、子供扱いすると怒る年頃だ。図鑑にもきっと書ける。

 

「私は透明になって隠れるのが好きでした。私がいないと慌てふためくパパとママを見て喜んでいました。でもすぐにバレるんです。私はいつも透明になって、パパとママの傍にいたから。傍にいるってすぐにパパにバレるんです。――でもあの時は、私は一人で透明になっていました」

 

「あの時?」

 

「半年ほど前、パパは家にいなかった時です。ママは具合を悪くしていて、自室のベッドでお医者さんと一緒にいました。本当に気まぐれだった。具合の悪いママの事を考えて、悲しくなって一人でいたかったんです。家に入る前に透明になって、そのままひっそりと帰宅しました。そこに、あいつが来たんです。元々は遺産分配の調査にあたって雇ったと聞きました。あの弁護士を」

 

 弁護士。そういえば、仗助君のもとに承太郎さんが来たのは遺産分配の調査で分かったと言っていた。彼女が一枚の写真をポシェットから取り出し、僕に見せてくれた。そこには丸いサングラスを掛けた細身の男が写っている。

 

「名前をフォーザァー・ビッグ・レッドハウス。私が透明のまま家に帰ると、フォーザァーが私の部屋にいました。書類の確認という名目で家を訪ねていたようです。しかし、フォーザァーは私の部屋にいた。何かを探してる様子でした。ロリコンや変態の類かとも思いましたが、ちょっと違う、明確に『何か』を探している、そんな様子です」

「……警察には相談したの? ただの弁護士でしょう? 空き巣かとか窃盗とか、そういう形で捕まえてもらえばいいんじゃない?」

 

 僕の言葉に、彼女はふう、と息を一つ吐いた。

 

「駄目です。金銭目的の窃盗じゃないんですよ。そんな目的ならそもそも私の部屋なんて漁らない。パパに買って貰ったグッチの腕時計も、エルメスの財布も、全部そのままになっていた。あれの興味の対象じゃなかった。私の部屋だけじゃないかも知れません。私の部屋が最後で、今までずっとジョースターのお屋敷を一通り漁ったのかも知れない。無くなった物はまだありません。でも、『これ』だけが欲しい、そんな意志を感じる。

 

 私もこの町で起きた十三年前の事件は聞いています。パパからも聞いた。スピードワゴン財団の詳細な事件レポートも読んだ。だから考えてしまう。もしかしたら、『弓と矢』のような物を探していたのではないか、と」

 

 『弓と矢』! 射られた物が生き残ればスタンド使いとなる、あの弓と矢!

 

「私の家には矢はありません。でもフォーザァー・ビッグ・レッドハウスはあると考えたのかも知れない。可能性はあります」

「……それで君はどうするつもりなの?」

「フォーザァー・ビッグ・レッドハウスが探しているものを正確に把握し、手に入れる。それまでここを離れるつもりはありません。康一さん、護衛はもう結構です。金銭を理由に命を賭ける必要はありません。それが出来るのはいつ死のうと構わないと考えている人間だけです。いつ死のうと構わないから、自分じゃない誰かが今死んでも良いと考えられる人間だけです。必要なのは義務でも執着でもない。覚悟です」

 

 そう言ったお嬢様の目には、やはりほの暗い炎のような光があった。彼女は僕に覚悟を示せと求めている。彼女は僕を信用していない。一緒に戦ってと言ったくせに。

 

 彼女は自分の行動が子供特有の物であると理解しているのかも知れない。大人は付き合ってくれないと思っているのかも知れない。十三歳。そのくらいの歳だ。人を疑う事を覚える歳だ。

僕はどうするべきだろうか。彼女に食って掛かるべきか? ……僕にそれは出来そうにない。見透かされそうに思ったからだ。

 

 彼女は百%の覚悟を求めている。お金の為とか、子供を見捨てて置けないとか、そういう迂遠な理由ではなく百%の覚悟を求めている。僕にはそれがない。当然だ。理由がないから。

 

 彼女は人の助けを求めていない。協力なら求めているが一方的な助けは必要ない。なら僕は不要だろう。しかし、どうしてだろう。僕は彼女が何をするのか、とても気になっている。

 

 瞳の中に黒い炎を宿したお嬢様は一体何者なのか。そのルーツを知りたいと思ってしまっている。

 

「僕は君についていくよ。護衛が気に入らないのなら相棒でも戦友でも何でもいい。義務感からじゃない。危険にわざわざ突っ込もうとする君がどうなろうと僕は素知らぬ顔を出来る。寝覚めは悪くなるかもしれないけどね。でも僕は僕で気になる事ができた。君がフォーザァーを探るという目的以外に、本当の両親を探すとも言ったよね。僕はそっちを探ろう。とても気になる。君がどこから来たのか。君のルーツ。君を手伝いながらそっちを探すよ」

 下世話な事だけども。そういうと彼女は驚いた顔をしながら、そうですかと興味なさげな顔を作って言った。

 

 

 

 翌日の事。僕達は共に行動する事をしなかった。明確な行動指針がなかったからだ。

 ならばと思い、僕はさっそく彼女のルーツを探る事にした。僕は僕で強力な助っ人がいる。

 

 岸部露伴。一時期、僕の家に住んでいた事もある漫画家。そして友人だ。お嬢様の話はきっと彼の好奇心を刺激するだろうし、ルーツを探る上でこの上ない協力者になるだろう。

 

 携帯電話から露伴の自宅番号を探し掛けてみると三十秒の呼び出し音の後に、留守番電話に切り替わった。

 

 出かけているのだろうか。まいったな、岸部露伴は携帯電話を持ち歩いてはいるが、鳴らしても絶対に取らない男だった。掛けてくる事はある。でも掛けても繋がらないのだ。その理由を問い質した事もあるが、呆れたものだ。

 

「僕には僕の用事があって、誰かに合わせてやるつもりはない。用があるなら家に掛けなよ、外にいるって事は用事があるって事だ。携帯電話を取ったら、その煩わしい用事を聞かされる羽目になる。だから僕は取らないよ。康一君も掛けてくるんじゃない。何か動物の様子を観察してるときに鳴ってみろ。動物は逃げるだろうな、取材の邪魔をしたって事だ。僕の状況を知らなかったとか、悪気はなかったとか、そんな言葉で解決する事じゃない。誰であろうとただじゃ済まさないぞ」

 

 その言葉の通り、彼の携帯電話はマナーモードどころじゃない。常にサイレントモードになっている。彼らしいと言えばそれまでだが、そういう行き過ぎな所こそが彼を彼足らしめる物の一つだと僕は諦めている。また機会を見てあらためて電話しようと思う。

 

 僕は何の気もなしに、バスターミナルに徒歩で向かった。ここから離れた所が、ジョセフ・ジョースターが静さんを拾った場所と聞いている。どこか貯水池がある場所だという。

 

 彼女のルーツを探るのは良いが、ヒントとなる物は何もない。見つけたら儲けと思って行ってみるとしよう。歩き出すと、後ろから声を掛けられた。

 

「すいません、ちょっとよろしいですか」

 

 誰だ、と振り向くと、そこには帽子を深く被った警官が立っていた。何だろうか。

 

「昨日の事なんですけど、この辺りで事故があったみたいなんですよ。どうも人が轢かれてるようで。車の破片は落ちているし、血痕のような物もある。何かご存知ありませんか」

 

 事故! これはやばい! 僕の車はあの後自宅に置いたままで、アングル・ビーを轢いたせいでフロントがベコベコになっている! 事故というのは思ったより証拠となる物が多く残ると聞く。塗料だとか、破片だとか、とにかく色々だ。現場には車のドアガラスも落ちているはずだ。やばい。僕がひき逃げの犯人になってしまう! お嬢様はそれについて何か対策を考えていたのだろうか。まったく考えていなさそうだ。スピードワゴン財団は助けてくれる? もしかしたら良い弁護士を紹介してくれるかもしれない。でもそれじゃ裁判まで行くって事じゃないか!

 

「し、知りません! 僕は昨日、バスでここまで来たので!」

 

 警官の口元がニヤっと笑った。

 

「怪しいですね~。俺は事故についてほんの少しだけ聞こうかと思ったんだ。事故現場を見てないか、その程度にな。なのに君は車に乗っていなかったという。こいつは怪しいなぁ」

 

 う、うわーー! 大ピンチ! まさか警察に追い込まれる日が来るなんて! 僕は今まで悪い事はしない人間だったのに! Oh my ガッ!

 僕の焦りが分かったのか、警官は肩を小刻みに震えさせて笑いを堪えている。駄目だ、確信されてしまっている……!

 

「酷い汗だ。急に汗を掻きはじめているな。ずいぶん臭いが強くなった。やっぱり何か知っているなァ? 現場でもお前の臭いがしたから追ってきたんだ。えッ? 康一ィよぉ~」

 

 康一? 僕の名前を知っている? それに臭いだって?

 

「あ、ああ! き、君は! 君はまさか、警官になっていたのかー!」

 

 警官はバッと帽子を取り去った。僕はこの警官を知っている。高校生の頃に、彼とはすでに知り合っている! まさか暴走族だった彼が警官になっていたなんて!

 

「墳上裕也!」

「よう康一。お前マジで人轢いたのかァ~? 俺も仕事だから知り合いってだけで見逃すのもまずいんだけどよぉ。あ、だからって金握らされても困るぜ? 俺はこの仕事気に入ってるからよ」

「警官だって……なんか意外だ。びっくりって感じ。うん、いや待って、懐かしがってる場合じゃなくて、車の事故は本当だ。でも轢いたのはスタンド使いなんだよ。倒す為に轢いたんだ。君ならわかって貰えると思うけど、仕方がなかったんだよ」

「俺が警官じゃ不思議かい? 俺にも倅がいるからな。食わせていくにはちゃんとした職業に就こうってよ。結構合ってるんだぜ。臭いで追跡できる特技ってのが有効に使える。にしてもスタンド使いだァ? またずいぶんきな臭い事してるな康一。俺はそういうのパスだぜ、もうガキじゃねーんだ。粋がる歳でもねーしよ」

「ああ、うん。もうスタンド使いは大丈夫。今は……なんというか、人を探しているんだ。透明な赤ちゃんって覚えてない?」

「いや、俺は知らねーな。赤ん坊を探してるのか?」

「違うよ。透明な赤ちゃんは十三年前にこの辺りでジョースターさんに拾われたんだ。彼女は今杜王町に来ている。僕が探してるのは彼女の実の両親。そうだ、君のほうで少し探して貰えないかな。警察なら何か知ってるかも」

「捜索願いの有無くらいなら分かるだろうけどよ。それでいいかい康一」

「ありがとう。助かるよ」

 

 そのまま歩いて数分。墳上裕也の勤務している交番はすぐ近くに存在していた。古い調書をひっぱりだしてくれた彼には礼を言わなくてはならない。

 

「あの当時は行方不明者だらけなんだ。赤ん坊って特徴がなけりゃ探すのも無理だったろうな」

 

 そういって資料の束を一山ほど彼は持ち出した。これが全部、十三年前に取られた調書だという。

 

「……この近辺で赤ん坊。あったぞ、一件だけだ」

 

 見つけた! 彼女の探索願いを出していたのなら、きっとその人が彼女の親である可能性が高い。

 

「外国人だな。年齢は当時二十四歳。赤ん坊を探しているとここを訪ねたらしい。名前は――」

 

 外国人。彼女は碧眼だった。日本人じゃあない。やっぱり合っていた。彼に頼んだのは正解だった。

 

「――フォーザァー・ビッグ・レッドハウス。赤ん坊を探しているっていうのに性別もわからねーってんで怪しかったと書いてある。そこを問い詰めたら逃げるように去ったらしい」

「フォ、フォーザァー・ビッグ・レッドハウスだって!? なんでその男の名前がここで出るんだ!」

「何か知ってんのかい康一?」

 

 知っている。知っているも何も、現在進行形で彼女の命を狙っているかも知れない男だ。十三年前にこの杜王町に来ていた? 赤ん坊の頃から探していた? 嘘だろ? まさかと思うが、嫌な想像をしてしまう。こいつが静さんの親だという嫌な想像だ。実の親が娘を殺そうとするなんて、考えたくはない。

 

「知ってるも何も……ソイツは――」

「――待ちな、康一。何か妙だ」

 

 墳上裕也が鼻をヒクヒクと動かしている。何だ?

 

「さっきからずっと動いていない臭いがある。この交番の近くだ。おかしいよな、用もねえのに交番の近くをうろつく奴なんていねーよな。おい、康一。また面倒な事に巻き込みやがって……俺は無関係でいられんのかい、こいつはヨ~」

「まさか……新手のスタンド使い……なのか?」

 

 

To Be Continued…⇒


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