青と赤の神造世界   作:綾宮琴葉

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 超鈴音サイドと、舞台のまとめ説明を兼ねた回ですので、今回は三人称で書きました。


第75話 学園祭(3日目) 世界樹防衛戦~幕間~

 地上から遥か四千メートルの上空、アーモンド型の飛行船のバルーン上に立つ、二人の少女の姿があった。そこには六芒星を基礎とした複雑かつ大型の魔法陣が描かれ、一人目の少女が大魔法の儀式に望んでいる。

 少女は肩から全身を覆う外套型の防寒具を羽織り、対になった太陰太極図のイヤリングを身に着けている。彼女の名前は葉加瀬聡美。科学信者な普段の彼女ならば「魔法なんて非科学的な」と理論的に否定するところだが、今回ばかりは全面的に支持をしていた。

 

「――世界はアイオーンの内を行き 時は世界の内を巡り 生成は時の内に生ず」

 

 そして彼女が詠唱する呪文。この世界、地球上の全人類に向けて『魔法は存在する』、『魔法は脅威である』、『無闇に使ってはならない』、『対抗策を学べ』と、所謂原作と呼ばれる世界とは若干異なる効果を込めた『強制認識魔法』の発動に挑んでいる。

 

 そしてもう一人、彼女の正面にある防御魔法陣の中にいる少女が、今回の騒動を起こした中心人物になる。そして未来の超テクノロジーも使いこなす彼女だったが、半ば計画の失敗を確信しながらも引くに引けない状態の中にあった。

 

「歴史とハ、こんなにも変えられないものなのカ……?」

 

 彼女の中に渦巻いている念は、悔しさと歯がゆさ。そして、とある一人の女性の言葉だった。

 

「……確かに、最も邪魔になる可能性は排除していたが、公平さも同時に齎したネ」

 

 一見チャイニーズに見えるその少女、超鈴音。経歴も、言葉使いも、何もかもが彼女の創作ではあるが、未来を憂う気持ちだけは本物だった。彼女はその目的を果たすために手段を選ばないつもりで居た。そのための策も用意して実行に移した。移したつもりだった。

 公平と言うのは、彼女の祖先であり一族の始まりであるネギ・スプリングフィールド。彼に偶然と道化師を演出して渡した『カシオペア』の事である。

 

 そして最も邪魔な存在とは、本来はその技も魔力の質も量も、比較するにも話にならない相手だ。シルヴィアを初めとする『管理者』と呼ばれるメンバー達。彼女達の影響を封じるのは、ある種の賭けだった。積み重なる行動と歴史による結果、つまりはタイムパラドックスによって全く意味が無くなる可能性もあったのだが、彼女自身が存在出来ている事も含めて、この賭けには勝った。

 しかしその結果なのか、元々封じる事が出来ない「長谷川千雨」と言う存在だけではなく、「綾瀬夕映」という追加要素。さらに関西呪術協会の「近衛木乃香」と、史実においてこの時点ではろくな魔法を使えなかった人間までにも影響が出た。

 

「何故ダ! そうまでして、あの歴史を繰り返すのカ!」

 

 硬く握り締めたこぶしを振り下げて空を切る。側から見ていて不快感を露にした様子がはっきり分かる程、彼女は激昂していた。それも、うっすらと目に涙を浮かべて。さらにその心情を細かく汲むのならば、困惑と言った感情を加える事がより正確かもしれない。

 

「ハカセ、強制認識魔法の発動まで後どれくらいネ?」

「詠唱に掛かる時間は十一分六秒です。ですけど……」

「そうだネ。これでは、殆ど意味が無いヨ」

 

 今この時点までで、いくつかの障害は排除済みだった。一人はタカミチ・T・高畑。学園関係者の中でも、屈指の実力者で本来の作戦が成功していれば、唯一の脅威だった人物。その他の魔法先生等は取るに足らない存在だった。その彼らも、既に強制時間跳躍弾によって三時間後の未来に送った。

 次に、ネギ・スプリングフィールドとその仲間達。今現在もこちらに向かって突き進んでいる最中で、数名は同様に強制時間跳躍弾によって退場して貰ったが、中心人物であり今回の騒動で未来への影響を及ぼしたいネギ自身は未だ健在だった。それに、今現在の彼女が知る事ではないがネギ発案の作戦と学園長のコネで準備された魔法具よって、サバイバルゲームだと思っている一般学生や来訪者達が無意識に機動兵器を殲滅しているのも誤算だった。

 

 ちなみに、今は論点ではないが彼女自身、ネギに対しては並々ならない感情を持っている。ある種、ヒーローめいた活躍に憧憬も有る事は有るのだが、彼女がたどった未来では彼のある行動と周囲の人間により、同時に憎悪に近い気持ちもある。もっとも彼一人の責任ではなく、周囲の環境と人々が英雄を求めた事も理由だった。

 

 話は戻るが、強制認識魔法の発動までにやっておきたい事は他にもあった。

 第一に、学園結界の無効化。学園の防御結界よりも、認識阻害の結界の方が厄介だからだ。そして、強制認識魔法を全世界に広げるため、機械化して制御した鬼神兵を媒体に使って、世界樹の魔力を数倍に高める。そのためにも学園結界を落とさなければならなかった。だがしかし、既にシルヴィアたちによって三体。千雨によって一体が使い物にならなくなっている。

 それからシルヴィアと麻衣が事前に張った結界術式だが、これはとある方法によって超鈴音は無効化が可能になっている。これについては今はまだ、彼女達が勝利を迎えた時に超鈴音の口から説明すべき事であるため割愛する。

 

「茶々丸。学園結界は無理そうカ?」

 

 ふと、目の前にある空中ディスプレイに目線を送る。そこには彼女の研究室から学園地下にある魔法使い人間界日本支部の本拠地で、魔法と科学が融合した電子精霊で守られるメインサーバーへと攻撃を行っている茶々丸の姿があった。

 彼女は改良された新しい機械の体で、未来技術のサーバールームから学園結界への攻撃を行っていた。行って陥落する予定だったのだ。しかし、とあるたった一つの事実により攻撃を満足に行えないで居た。

 

「申し訳有りません超。私は、”アンジェ様”を攻撃出来ません」

 

 これがシルヴィア達の用意した最強の盾だった。つまり、エヴァンジェリンの手によって創生された闇の魔法(マギア・エレベア)の応用。この世界においては彼女の妹として生れ落ち、同じく闇の眷属として生きる彼女がこれを使えない理由は無い。およそ六百年前、二度目の誕生日を迎えた闇の福音達。その身に闇の属性を帯びて、全てを飲み込み掌握し己の力とする闇の魔法によって、電子精霊の操作術式を体に取り込んでいた。

 

「本当に誤算だたヨ。口にするのは悪いが、彼女は始終、エヴァンジェリンさんのマスコットだたからネ」

 

 当のエヴァンジェリンが電子精霊は元より、機械音痴なのは周囲の事実になっている。テレビゲーム程度なら別なのだが、殊更パソコンなどは彼女にとっては避けたい道具なのだ。

 

「学園結界へのアタックの度に、アンジェ様が率いる電子精霊郡がプロテクトを敷いてきます。こちらのアタックパターン解析と共に、予想範囲が的確になりつつある為、これ以上の攻撃は時間の無駄になるかと……」

「……くっ」

 

 超鈴音の優秀な頭脳は、その葛藤故に敗北を認められなかった。頭の中では解っているが、感情が認められない。一体何の為に過去にやってきたのか、一体誰の為にここまでやっているのか。タイムパラドックスを恐れるあまり、それを口に出来るのはごくごく僅かな相手だった。

 

「この際、学園内の人間だけでも良いヨ。ここに居る人間だけでもいずれは世界へと伝わって行く。何もせずに、何の影響も齎さずに、何も成さずに終わるわけには、それだけは認められないからネ!」

 

 屈しかけていた精神を、自ら鼓舞してもう一度支え直す。口に出すのは簡単な事だが、たった一人で世界を相手にしようとするその覚悟は並々ならぬものがあった。

 

「ハカセ、呪文詠唱の仕上げを! 茶々丸は攻撃を続けるネ! 少しでも良い、少しでも良いから学園結界に――」

「大した覚悟だな」

「――なっ!?」

 

 突然、その場に第三者の声が聞こえた。凛としていながらどこか幼さの有る声。けれども威圧感に満ちた声は、地上四千メートルという風圧をものともせず、大魔法の儀式場にも良く響いた。

 

「……エヴァンジェリンさんカ」

「マスター。見ていられたのですか?」

 

 一方は苦々しさを隠さず、一方はただ淡々に結果だけを確認していた。

 

「アンジェの術式を通してだがな。確かに良い覚悟だよ、超鈴音。何がお前をそこまでさせる? 未来で何があった?」

「……言えないヨ。聞きたかったら私を止めてから聞き出すと良いネ」

「フン。止めるのは私の役ではない、千雨かぼーやが直ぐにそちらに行くさ」

 

 今現在も、千雨とネギは機動兵器達の相手をしている最中だった。しかし、前者は地上で数百体の兵に囲まれて、常に強制時間跳躍弾を打ち続けられている。ネギは飛行魔法によってこちらに向かっているのは解ったが、彼一人ならば何とでもなると思っていた。

 だがしかし、そこに千雨が加わるとなると話は変わってくる。彼女の主な属性は水。さらにアーティファクトのテティスの腕輪がある。強制時間跳躍弾はその弾頭が接触した時点で効果が発動するという特性があり、弾丸と言う事もあってそれを逆手に水球の防御とは最悪の相性だった。だからこそ、最優先ターゲットの一人になっているのだから。

 

「ネギ坊主なら期待するだけ無駄だヨ。甘い上に実力も足りないネ」

 

 これは半分嘘だった。彼女が知る歴史より、若干だがこの世界のネギ・スプリングフィールドは強い。それは超鈴音と言う脅威がこの世界に増えた事による弊害でも有るのだが、小太郎や千雨や夕映という良きライバルによって、彼がより高みを目指した結果でもある。

 

「まぁ良い。結果的には私達が勝つ。それから茶々丸」

「ハイ。なんでしょうかマスター」

「お前は、シルヴィアが言っていた事を良く考えたか?」

「私の心で、善悪を考えろ。と言う言葉でしょうか?」

「そうだ」

 

 ここで一つ、念頭において置かなければならない事がある。絡繰茶々丸は未来の技術で作られた機械の体に、エヴァンジェリンの【人形使い(ドールマスター)】としての魔法スキルが組み合わされて生まれた存在だと言う事を。彼女はロボットでありながら同時に魔法生命体でもある。

 そんな彼女ではあるものの、その器は間違いなくロボット。正確にはガイノイドと呼ばれるが、それ故に彼女自身も含めてプログラムにしたがって動いている。生きているのではなく動いている。だからこそ自分の心で考えろ、自分の心が有るのかと問われるのはナンセンスなのだ。

 

「命令では無い。お前が感じるままに答えろ」

「ですが、それは……」

 

 命令ではない。と言いつつ答えろと命令しているのは彼女の女王気質なのだが、ここはあえて触れないほうが良いだろう。

 しかし茶々丸は、これまでの経験で確実に心と言うものを見て、聞いて、知ってきたはずだった。例えば普段からよく見せるエヴァと千雨のやり取りに、それに加わるアンジェやフロウ。いつも笑顔を浮かべて全体を包み込む雰囲気を持つシルヴィア達に、彼女自身も何かしら感じて考える事があった。

 

「答える”気持ち”になれないか? 矛盾だな」

「……解りません」

「言っておくが今お前達がしている事は、善ではない。だが、悪でもない」

「私は、命令に従うだけです」

 

 茶々丸は、淡々と答えていながらも混乱し始めていた。今彼女が行っているのは、間違いなくマスター達への反逆行為。今日この日までにもシルヴィア達に嘘を付き、今ここでエヴァの話術を彼女の”意思"でやり過ごしながら、サブマスターの構築する防御プログラムを突破しようとする行動。

 しかし、超の作戦時において――起動の契約時には、実験と名付けたこの計画においては――全権を超鈴音に任されている。そのプログラムに従って、また魔法生命体としても契約に従って、彼女は行動していた。故に抱える矛盾。そして揺れ動く心が、自分の行動がマスター達にとって迷惑をかけていると、未だ幼いとも言える芽生えた心に戸惑いを生んでいた。

 

「そうか。だがまぁ良い。良い暇潰しになった」

「――っ!? そういう事カ!」

 

 その言葉に、彼女がまさかの囮という驚きを含みながら周囲を観察する。そこには、空中を飛び回る茶々丸のコピータイプの機動兵器を仲間と共に掻い潜ってやってきた、ネギ・スプリングフィールドの姿があった。

 

「……来たカ」

「超さん。貴女を止めに来ました!」

 

 ネギの姿を確認した超鈴音は、羽織っていた防寒具を脱いでバルーンの上に落とした。もちろん上空四千メートルという風圧にそれは飛ばされていくが、それはこの場では関係がなかった。防寒具を脱いだ彼女が纏っていたのは、全身にフィットするタイプのコンバットスーツだった。そして『カシオペア』をその背に内蔵する最終決戦用のものだった。

 その姿を見たネギもカシオペアを構えて距離を測る。ここに、学園祭イベントの締め括りとなる決戦が開かれようとしていた。

 

 

 

 時間は少しばかり巻き戻される。三体の鬼神兵を破壊したシルヴィア達は、超鈴音達が乗っている飛行船よりも更に上空。魔法の補助無しでは――飛行機やスカイダイビングなどは除くが――ほぼ到達が不可能な地点に居た。その高さおよそ地上から五千メートル。超やシルヴィア自身から見ても、お互いに豆粒の様な大きさに見えたことだろう。なおかつ、黒いドレスに身を包むシルヴィアと、同じく目立たない様にダーク系で身を固めたフロウ達が居た。

 

「この辺で良いかな?」

「そうだな。向こうはこっちに気付いてないみたいだぜ? 作戦としては、予想の一つに数えられてるかもしれねぇけどな」

「もう、またそうやって脅して」

 

 当たり前だが地上で事情を知っている魔法関係者は必死で機動兵器を殲滅している。二人の間に流れる空気は、普段から良く見せている団欒のようなものであり、余裕とも取れるものだった。

 断っておくがこの二人が決してこの作戦を甘く見ているわけではなく、やれる事が殆ど無いからだった。超鈴音に対する直接的な攻撃、拘束の類の技術に魔法は全て無効化されていて、今出来る事は指折りで数えられる程だった。余談ではあるが、幼い少女にしか見えないフロウだがれっきとした風竜。千メートル程度先は見る事が可能であり、視力強化や遠見の魔法などもあって決して判別が出来ない事はない。

 

 もっとも、シルヴィア達が表立って機動兵器の殲滅を手伝うわけには行かない。彼女達には彼女達の役目が有り、既にそれはほぼ成されている。また学園都市の魔法使い達にとっても、この作戦で自分達がやり遂げたと言う経験が必要だった。

 現にここの土地を保有しているのはシルヴィア達だが、学園そのものは魔法使いの『学園関係者』を初めに生徒達のものである。以後の学園運営のため、彼らの自信の礎にする為にも必要な事でもある。それに、彼女達以上にもっと暇そうな人物がこの場には居たのだから。

 

「ふむ。いよいよこれでクライマックスと言うやつじゃのう。ふぉっふぉっふぉ」

 

 この独特の笑い方と長い頭に長い髭。作務衣を身に纏った老人と言えばこの学園に通う者なら誰でも直ぐに思いつくだろう。今回の作戦を許可して総責任者となっている麻帆良の学園長、近衛近右衛門だった。

 

「が、学園長。お酒飲んでる暇があったらちゃんと指揮しようよ」

「なに、わしがおらんでも若い者がやってくれるでな」

 

 余りにと言えば余りにもなその態度にシルヴィアは内心で溜息をついていた。確かに責任者と言う立場では、彼女よりこの老人の方がこの学園では重い。万が一超鈴音の大魔法が成功してしまえば、比喩ではなく首が落とされるかもしれないレベルの大失態なのだから。と言うよりは、未来のレポートを持っている彼女達から見れば、それはある意味事実ではあった。

 

「で? その酒は何だよ。とりあえずよこせ」

「お主のう、自分より若いもの相手に強奪は無いじゃろ」

「誰が若いんだ誰が。鏡見て言え」

 

 その挙句に日本酒を片手になんて余裕も良い所だった。フロウはそれを無理やり奪い取って、どこかから取り出した器で自分の分を注いでいく。

 こんな場所でこんな時でも余りにも図太い二人に、空笑いをしながら内心でもう一度深く溜息を吐くシルヴィアだった。それでも彼女はやや置いてから正気に戻り、懐から一枚のカードを取り出した。それはこの作戦の要の一つでもある彼女の弟子にして従者、長谷川千雨との仮契約カードだった。彼女はそれを額に当てて呪文を詠唱する。

 

「念話(テレパティア)」

 

 そう唱えた直後、カードに秘められた仮契約のラインから、千雨の脳内に向けて相互通話の魔法が繋がる。

 

「千雨ちゃん? 聞こえてるかな?」

(――ん、大丈夫だ。まだ、戦闘中だけどな)

 

 念話であるためここでは口に出す必要は無いのだが、共に居る人物にも会話を聞かせる必要があると判断したシルヴィアは、あえて声に出して会話を続ける。

 そこでまず、強制時間跳躍弾を受けずに無事でいた事に安堵して、次に声質から思ったより余裕が有りそうだと解り、二重に喜びを感じていた。

 

「こっちは超ちゃんの上空だね。フロウくんと学園長がお酒飲んでるけど、召喚して大丈夫かな?」

(……はぁ!? あ、いや、大丈夫だけどよ。て言うかちょっと待ってくれ、今直ぐまとめて片付ける)

 

 そう宣言してから数秒。地上において、今現在彼女が居ると思われる場所で激しい雷光が見て取れた。遥か上空に居るシルヴィア達からも観測できるのだから、その威力は推して知れる。

 

(良し、こっちは大丈夫だ! シルヴィア頼む!)

「分かった! 召喚(エウォコー・ウォース)! シルヴィアの従者(ミニストラシルヴィア)”長谷川千雨”!」

 

 手に取った仮契約カードに再び魔力を込めて召喚魔法を詠唱する。すると空中に魔法陣が現れて、その上に魔法衣の黒い改造セーラー服とロングコートを羽織った千雨が投げ出された。それを確認したシルヴィアは、彼女が落下しないようにすぐさま抱きとめて無事を確認する。

 これによって、超鈴音とネギ・スプリングフィールド及び千雨との対決というカードが出揃った。




 今回の前半2/3は「にじファン」での投稿時には無かった部分を追加しています。次回はようやく超鈴音とのバトルです。
 大分、投稿の間が開いてしまってすみません。待っていてくださった方はありがとうございます。後四話で「にじファン」の連載時の最終投稿分に追いつきます。そうしたらやっと魔法世界編に入れます。

 2013年3月20日(水) 千雨の服装がまほら武道会のゴスロリになっていたので、魔法衣のセーラー服に修正しました。

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