問題児達+天帝が異世界から来るそうですよ!? 作:THE・Leaf
残り後半は原作いじっただけです。
後少し頑張っていきます!!
「―――覚えたか?十六夜」
「あぁ、完全にインプットしたぜ」
「じゃあ海魔(クラーケン)行ってくるから」
「それならグライアイか」
「分かっていると思うが余裕でいられる時間は無い」
「即行殺って即行帰ってくるに決まってるだろ」
「じゃあ、また後で」
*
「――――思っていた通り、段取りが異様に長かったな」
「あぁ、本当に間に合うか怪しい位長かったぜ」
「どれぐらい経ってるか分かるか?勘だと二日ぐらいだと思うが・・・・・」
「大体その位経ってると考えていいだろう。後、これに包んでようぜ?」
「案外重いからな。その大風呂敷に包んで”空間に入れて”おこう。」
「そんなこともできんのか?」
「移動に比べたら入れとくなんて序の序だ」
「じゃあ、武器も空間に入れてるってわけか」
「御名答」
「それならありがたく入れさせてもらうぜ」
「さて、そろそろ空間移動するぞ?後、一応どこかに掴まれよ?」
「振り落とされたら堪ったもんじゃねえからな」
*
「邪魔するぞ」
――ドガァン!――
「十六夜、普通に開けれねえのか?」
「面白くねえだろ?」
「誰も面白さを求めてないだろ。もしいるなら、お前くらいだよ」
「違いねえ」
「い、十六夜さんに優希さん!今まで何処に、って破壊せずに入れないのでございますか貴方達は!?」
「もういいよ。同じ流れループしたくないから。疲れるから」
「優希、例のやつ出してやれよ」
「了解。はいどうぞ、ゲームの戦利品」
と言うと、いきなり大風呂敷が現れた。
耀が目を見開いて瞳を丸くしている。
「―――・・・・これ、どうしたの?」
「だから戦利品だって言ってるだろ」
「? どうしたの二人とも」
今度は飛鳥が大風呂敷を覗き込む。中に入っているものが何なのか理解すると、
「もしかして・・・・貴方達これを取りに行っていたの?」
「「ああ、時間ギリギリまで集めてた」」
「ふふ、なるほど。だけどねぇ優希君、十六夜君―――こういう面白い事を企むなら・・・・次からちゃんと一声かける事。いいわね?」
「そりゃ悪かったな次は声をかけるぜお嬢様」
「以下同文、だよ」
「逆転のカードを持ってきたぜ」
「後は黒ウサギ次第だよ」
「まさか・・・・あの短時間で、本当に?」
「「ゲームそのものよりも時間との戦いが問題だったから、間に合って良かった」」
「ありがとう・・・・御座います。これで胸を張って”ペルセウス”に戦いを挑めます」
「礼を言われる事じゃねえ。だろ?優希」
「ああ。むしろ、ここからが面白いんだよ」
「―――ペルセウスに宣戦布告します。我等の同士レティシア様を取り返しましょう」
*
―――二六七四五外門・”ペルセウス”本拠。
「我々”ノーネーム”は”ペルセウス”に決闘を申し込みます」
「何?」
「決闘の方式は”ペルセウス”の所持するゲームの中で最高難度のもので構いません」
「・・・・はぁ?何?そんなつまらない事を―――」
――ドサッ、と黒ウサギは、ルイオスの眼前に巨大な大風呂敷を広げる。
「こ、これは!!?」
「”ペルセウス”への挑戦権を示すギフト・・・・・!?まさか名無し風情が、海魔(クラーケン)とグライアイを打倒したというのか!?」
「「ああ、あの雑魚のことか」」
「ハッ・・・・いいさ、相手してやるよ。元々このゲームは思い上がったコミュニティに身の程を知らせてやる為のもの。二度と逆らう気が無くなるぐらい徹底的に・・・・”徹底的に潰してやる”」
「最早言葉は不要でしょう。”ノーネーム”と”ペルセウス”。ギフトゲームによって決着をつけさせていただきます」
伏線張り終わった~~
やっと、キタッ。
続けて第八話執筆します!