インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー~   作:S-MIST

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第40話 専用機持ちの実力

 

 箒さんと紅椿(あかつばき)のフィッティング作業が終わった日の翌日。

 授業が終わった後の放課後、(薙原)は専用機持ち全員をアリーナに集めていた。

 

「――――――と言う訳で、今後専用機持ちのトレーニングには箒も加わる」

「せ、専用機持ちになったばかりで至らないところもあると思いますが、よろしくお願いします」

 

 隣に立つ箒さんが、前に立つ専用機持ち5人に向かい挨拶をする。

 少々固い挨拶だが、まぁ・・・・・そんな固さはすぐに消し飛ぶさ。

 

「じゃぁ早速トレーニングと行きたいところだが、まずは箒の今の実力を見ておきたい。―――――― 一夏」

「俺?」

「ああ、この中じゃ一番経験が浅いから、同じく経験の浅い箒の相手には丁度良いだろう」

「分かった。でも実力を見るって言っても、どうすれば良いんだ? 普通に戦えば良いのか?」

 

 白式を展開しながらそう聞き返してきた一夏に、俺は自分でも分かるくらい、とてもイイ笑顔で答えた。

 

「ああ、全力で叩きのめせ」

「えっ!? ちょっ・・・・マジで」

「大マジもマジ。至って本気だぞ。なに、絶対防御があるから死にはしないし、ISの方は束が直すから、“少々”壊れてもかまわない。何よりテストパイロットは機体の問題点を洗い出す為にいるんだ。限界性能を振り絞ってもらわないと困る」

 

 他の面々から「うわぁ・・・・」とか「ご愁傷様」という声が聞こえてくるが、とりあえず無視。

 

「言ってる事は正論だけどさ、もう少し、慣らしとか入れた方が・・・・・」

 

 一夏の言ってる事も正論だが、あえて俺は一蹴する。

 

「何言ってる。お前の時より遥かに恵まれているだろう? ついでに言えば、早々にある程度の実力を付けて貰わないと危険なんだ。何せ世界唯一の第四世代機。どれだけの人間が狙っていると思う? 雛鳥と変わらない今の状態なら、紅椿を奪取する方法なんて幾らでもある。だから――――――」

 

 

 俺は一度言葉を区切り、箒さんに向き直った。

 

「――――――この場にいる限り、訓練という考えは捨ててもらう。いいな」

「は、はい!!」

 

 と返事が聞こえた瞬間、俺はNEXTを展開。

 

 ―――ASSEMBLE

    →HEAD:063AN02・・・・・・・・・・・・・・OK

    →CORE:EKHAZAR-CORE ・・・・・・OK

    →ARMS:AM-LANCEL・・・・・・・・・・OK

    →LEGS:WHITE-GLINT/LEGS ・・・OK

    

    →R ARM UNIT  :EB-R500(レーザーブレード)・・・・・・・・・・・・OK

    →L ARM UNIT  :XMG-A030(マシンガン)・・・・・・・・・・・OK

    →R BACK UNIT  :049ANSC(スナイパーキャノン)・・・・・・・・・・・OK

    →L BACK UNIT  :047ANR(レーダー)・・・・・・・・・・・・・OK

    →SHOULDER UNIT :051ANEM(ECM) ・・・・・・・・・OK

    →R HANGER UNIT :-

    →L HANGER UNIT :-

 

 ―――STABILIZER

    →CORE R LOWER :03-AALIYAH/CLS1・・・・・OK

    →CORE L LOWER :03-AALIYAH/CLS1・・・・・OK

    →LEGS BACK  :HILBERT-G7-LBSA ・・・・・OK

    →LEGS R UPPER :04-ALICIA/LUS2 ・・・・・・・OK

    →LEGS L UPPER :04-ALICIA/LUS2 ・・・・・・・OK

    →LEGS R MIDDLE:LG-HOGIRE-OPK01・・・・・OK

    →LEGS L MIDDLE:LG-HOGIRE-OPK01・・・・・OK

    

 ―――PIC(慣性制御)

    →コジマ粒子による擬似慣性制御エミュレートモード

    

 左手のマシンガンを箒さんに向け、“わざわざ”ロックオン。

 

「え? なっ、何を?」

 

 戸惑う箒さんを他所に、ロックオンを感知した紅椿(あかつばき)が緊急展開。

 俺は躊躇い無くワントリガー。人が食らえばミンチ確実の弾丸が発射されるが、世界最高性能のシールドがそれを阻む。

 が、衝撃までは吸収しきれず、数メートルも吹き飛ばされた。

 

「くぅぅぅぅっっっっ!! な、何を、何をするんですか!?」

 

 訳が分からないと言った表情でこちらを見る彼女に、俺は言い放った。

 

「言ったはずだぞ。“訓練という考えは捨ててもらう”と。そして一番大事な事を一番初めに教えておく。周囲に気を配れ。常に“攻撃されるかもしれない”という意識を、頭の片隅に置いておけ。戦う相手が、常に正々堂々挑んでくるとは限らない。決して負けられない戦いになれば、人はどこまでも悪辣になれる。それが卑怯だと思うのも、自分がやらないと思うのも、お前の自由だ。だが、敵はお前の事情なんか一切考慮しない。勝つ為に、全力でお前の弱点を狙ってくる。そして更に言えば、それでも尚負けられないのが専用機持ちだ。いいか、専用機持ちが出る局面というのは、既に絶対に負けられない局面なんだ。それを頭に入れておけ」

 

 反論を許さずそこまで言い切った俺は、大きくバックジャンプ。そのままピットに入った。

 他の面子も専用機を展開。同様に離れてピットに入ると、残ったのは白と紅。

 一夏に通信を繋ぐ。

 

『手加減はあいつの為にならない。専用機持ちの実力を理解させろ。これから先、あいつが敵に襲われても生き延びられるように。俺がお前にやったように』

『ホンッッッとスパルタだな、お前』

『良く言われるが、温い訓練はあいつの為にならない』

『束さん、怒らないよな?』

『何かあったら言われるのは俺だ。気にしなくて良い』

『分かった。じゃぁ、やらせてもらう!!』

 

 そうして雪片弐型が構えられたところで、箒さんも紅椿の基本武装である二本の日本刀。雨月(あまづき)空裂(からわれ)を展開。

 互いに最も得意とする近距離で向かい合い、数秒の沈黙。

 そして雨月(あまづき)の先端が、ユラリと揺れた刹那――――――。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「・・・・・相変わらず、出鱈目な踏み込みの速さですわね」

 

 ピットで2人の戦いを見ていたセシリアの言葉だ。

 何せ第一戦は、決着まで僅か10秒。

 雨月(あまづき)の先端が揺れた瞬間に踏み込んだ一夏が、一撃で箒さんの手から剣を弾き飛ばし、速度を緩める事なくもう一歩踏み込んでボディブロー。身体を『く』の字にへし折ったところで、雪片を逆手に持ち替えて首筋にピタリ。

 これで終わり。

 余りにもあっけない幕切れだ。

 

「それに、逆手に持ち替えて首筋に当てるまでの手際、中々だったな」

 

 ラウラが褒めるとは意外だったので、少し質問してみた。

 

「本職から見てもか?」

「まさか、新兵(ルーキー)にしてはという意味だ。純粋なCQCという意味では、まだまだだな」

「なるほど。じゃぁ、箒はどう見る?」

新兵(ルーキー)以前の訓練生(トレイニー)だな」

「手厳しい」

「温い評価が聞きたかったのか?」

「まさか。そこそこなんて評価されたら、どうしようかと思ったよ」

 

 そんな話をしていると、画面に映る2人は離れ、また近距離で向き合った。

 だが結果は変わらない。ほぼ瞬殺。

 無造作に繰り出された刺突を、隙と判断した箒さんが攻撃しようとしたところで、一夏はPIC制御。

 慣性を打ち消し、ありえない早さで態勢を立て直すと、打ち込まれた刃を受け流す。

 後に残るのは、攻撃を受け流されて隙だらけの箒さん。

 第二戦は、8秒で決着が着いた。

 

「うわぁ・・・・・一夏容赦無いなぁ」

 

 これは鈴。

 

「あの程度は序の口だ。というか、本当に限界までやって貰わないと困る」

「アンタの限界って、本当にギリギリの限界なのよね。初日からそんなに飛ばして大丈夫?」

「『もっと経験の浅い一夏でも耐えた』とでも言えば、あの一本気な性格だ。頑張るだろうよ」

「アンタ鬼だわ」

「褒め言葉だな」

 

 そんな話をしている間に第三戦目。

 今度は距離を取ったか。

 だが、

 

「あの中途半端な距離の取り方じゃ、駄目だよね」

 

 と厳しい一言のシャル。

 

「そうだな。あの距離は、まだ白式の射程距離だ」

 

 直後、一瞬で距離を踏み潰された紅椿に迫る雪片。

 辛うじて受けたようだが、一夏の剣は基本的に一撃必殺の剛剣。

 防御ごと吹き飛ばされ、態勢を崩されたところに追撃。

 数合と打ち合う事なく、喉元に刃が突きつけられる。

 

『どうした箒。もう終わりか?』

『クッ、まだまだっ!!』

 

 バックジャンプで大きく距離を取る箒さん。

 しかし白式は近接特化。その加速力は伊達じゃない。

 雨月(あまづき)空裂(からわれ)が構えられた時、既に一夏は、懐に踏み込んでいた。

 

『は、はやっ・・・・・』

 

 成す術も無く、第四戦目も敗れる箒さん。

 まぁ、無理も無い。

 何せ量産機しか乗った事の無い人間が、世界最高性能のマシンに乗ってるんだ。

 慣れない感覚に戸惑って当然だろう。

 しかしだからと言って、手加減する理由にはならない。

 むしろ今ここで専用機持ちのトレーニングが、一切気の抜けないものだと叩き込んでおいた方が、後でやり易い。

 そう思っている間に、第五戦、第六戦、第七戦と続いていく。

 いずれも一夏は近接特化の名に恥じない強さで圧勝していくが、二十戦を越えたあたりから、徐々に変化が起き始めた。

 少しずつ、戦闘時間が延び始めたのだ。

 10秒が15秒に、15秒が20秒に、少しずつ、少しずつ。

 勿論逃げ回っている訳じゃない。

 一夏と打ち合い、鍔迫り合い、徐々に勝負と言えるものになってきている。

 

「・・・・・へぇ、やるじゃない」

 

 鈴の言葉に、他の面々も無言で頷く。

 だが凄いという意味では無い。単に瞬殺されなくなった。それだけの事だ。

 更に言えば、今回一夏にはある種リミッターが課せられているのと同じだ。

 さぞやり辛いだろう。

 

「でもあれで、少しでも“やれてる”と思われるのも癪よね」

「随分棘のある言葉だな」

「アンタ分かってて言ってるでしょ。一夏の攻撃は、零落白夜を前提とした一撃必殺。本来、あんなに打ち合う事自体が自殺行為よ。しかも今回は限界性能を引き出すってのが目的だから、零落白夜を“使えない”。私に例えれば、衝撃砲が使えないのと一緒。凄くやり辛いでしょうね」

「だろうな。でも今回はそれで良い。一番経験の浅い一夏が、あそこまで戦えると分かれば、他の面子の実力も想像が付くだろう」

「付かなかったら?」

「想像出来るようにするだけさ。でもまぁ、そこは心配していない。仮にも剣道をやっていた身だ。そのあたりの事は分かっているだろう」

「ふぅ~ん」

 

 そんな生返事を返す鈴に、というか、他の面子に伝え忘れていた事を思い出した。

 

「ああ、そうだ皆。今日は全員、箒と戦ってもらうからそのつもりで」

「アレを相手にか? 正直、まともな訓練になるとは思えないが?」

 

 とはラウラの言だが、俺の返事は本人が聞けば、「鬼」という言葉以外は出てこないようなものだった。

 

「構わない。今日は専用機持ちを相手にするという事が、どういう事かを分からせてやれ。こういうのは言葉で長々と言うよりも、直接体験してもらった方が早いからな」

「・・・・・その容赦の無さ。本国の連中にも見習わせたいところだな。一度来る気はないか?」

「お前も懲りないな」

「過去の事を悔やんでも仕方がない。物事は建設的に考えた方が利口だろう?」

「全くだが、面倒事が多過ぎるからパスだな」

「それは残念」

 

 こうして俺は箒さんを戦わせ続け、全員が一通り戦ったところで、今日は解散とした。

 ちなみにこの日、NEXTで模擬戦はしなかった。

 何故かって?

 勿論、後にとっておいた方が面白そうだったからさ。

 

 

 

 ◇

 

 

 

「はぁ、はぁ・・・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・・・くっ、はぁ・・・」

 

 上がった息が戻らない。手足が重い。

 既に日は落ちて、星空が良く見えるアリーナで紅椿を解除した()は、1人大の字になったまま起き上がれずにいた。

 

「あれが、あれが・・・・・・専用機持ち」

 

 倒れたまま、今日の訓練を振り返ってみる。

 一番経験が浅いはずの一夏相手ですら、かすり傷1つ負わせられない。

 他の面々も同じ。

 スペック上では勝っているはずの紅椿を使いながら、全く勝てる気がしなかった。

 それどころか最後の方は、何をやっても“読まれてる”気がしてきて、思い出すのも嫌になるような有様だった。

 情けない、と思う。

 でも一夏はこれ以上を乗り越えて、あの場に立っている。

 なら私にだって・・・・・そう思った時だった。

 

「お疲れさん箒。どうだった?」

 

 声のした方――――――頭の上に視線を向けてみれば、一夏が立っていた。

 

「ふ、ふん。見ていた・・・・・だろう。ボロボロだ。・・・・・薙原さんの訓練は・・・・いつもこんな、感じなのか?」

 

 息も絶え絶えに聞き返してみれば、返って来た答えは想像の斜め上を行っていた。

 

「いや、今日のは流したって感じかな? あいつ酷いんだぜ。『戦場で1対1の、平等な状態からのスタートなんてありえない』って言って、よく苦手な距離、俺なら遠距離戦だな。そんな状態からスタートさせたり、多対一の取り囲まれた状態から開始とか、ザラだからな」

「なっ、何だ。それは!!」

 

 厳しい訓練だとは聞いていたけど、まさか、それ程だなんて。

 でも続く一夏の言葉は、もっと凄かった。

 

「で、特にいつって決まってる訳じゃないけど時々、専用機組 VS NEXT で模擬戦。一瞬でも気を抜いたら即撃墜判定。凄いぜ、あの時のみんなの緊張具合って言ったら」

「あの、専用機組が・・・・・緊張?」

 

 正直、信じられない思いだった。

 自分を完膚無きまでに打ちのめし、圧倒的実力差を見せ付けた専用機持ちが、緊張?

 信じられないという視線を向けると、一夏は隣に腰を下ろして答えてくれた。

 

「多分色々言うより、コレを見てもらった方が早いかな」

 

 すると眼前に空間ウィンドウが展開され、映し出されたのはNEXTと私以外の専用機持ち達。

 

「5対1? そんな無茶な!?」

「まぁ見てなって」

 

 そして続く映像に、言葉を失う。

 私を圧倒的な実力差で叩きのめした専用機持ちが、私の時よりも遥かに洗練された機動で、遥かに苛烈な攻撃をしているにも関わらず、尽く撃墜されていく。

 しかも5対1の、多角同時攻撃が捌かれるという信じられない光景。

 

「これが・・・・・姉さんの守護者」

「ああ、しかもこれで手加減してるってんだから、本当凄いよ」

「これでかっ!?」

「映像でさ、晶の奴一回も武器変えてないだろ? だけどあいつ、本当は高速切替(ラピッド・スイッチ)が使えるんだぜ」

 

 言葉が出ないとは、まさにこの事だった。

 そして、急に自分が恥ずかしくなった。

 他の人達は、本当に強くなろうとして、強くなる為にここにいる。

 だけど私に、“それ”はあっただろうか?

 姉さんに相談の手紙を書いたら、すぐに専用機の話が来た。

 直接『専用機が欲しい』とは書かなかったけど、心のどこかに、そういう希望は無かっただろうか?

 いや、あった。間違い無くあった。

 だから姉さんに手紙を出した。

 一夏との距離を縮めたいだけなら、私から話しかければ良いだけなのに。

 何て、浅ましい。

 

「箒?」

 

 気づけば、一夏が私を覗き込んでいた。

 

「い、いや、何でもない」

 

 純粋に心配してくれている一夏がとても眩しくて、自分がとても薄汚く感じられて、顔を背けてしまう。

 でも一夏は、私が負けて落ち込んでいると思ったらしい。

 

「打ちのめされた事なら気にするなよ。俺の時なんてもっと酷かった。延々とNEXTと1on1。起き上がる度に、色々な方法でブチのめされた。それこそ近距離から遠距離まで、こっちの戦えない距離なんてお構いなしに」

「何だそれは。そんなの、訓練じゃ――――――」

 

 続く言葉は、静かだけど強い言葉にかき消された。

 

「俺が頼んだんだよ。鍛えてくれって。あいつは、それに応えてくれただけだ」

「しかしだからと言って、初心者だったお前にそんなやり方なんて」

「だけどそのおかげで、強敵と向かい合うってのが、どういう事かを教えてくれたお蔭で、俺はクラス対抗戦の時に皆を助けられた。初心者だった俺がだぜ。だから箒も頑張れよ。今は苦しいかもしれないけど、頑張れば、ちゃんと出来るようになるって、な。俺も協力するからさ」

 

 立ち上がった一夏は、倒れている私に右手を差し出してきた。

 掴んで立ち上がろうとすると、思いの他、力強く引っ張られてバランスを崩してしまう。

 

「うわっ」

「っと悪い。引っ張り過ぎた」

 

 疲れ果てていた私は態勢を立て直せず、そのまま一夏の腕の中へ。

 い、意外と逞しいんだな。

 

「顔が赤いけど、大丈夫か?」

「な、何でもない!! ないったらない!!」

 

 慌てて一歩離れる。

 逞しい胸板の感触が名残惜しいだなんて、思ってない!! 思ってないったら思ってない!!

 

「そうか。じゃぁ、明日の事もあるし、早いとこ戻ろうぜ」

「あ、ああ。そうだな」

 

 そうして一夏と一緒にアリーナを後にした私は、寮がもう少しだけ、遠くにあればと思ってしまった。

 何て、浅ましいんだろう。

 ちなみにこの時、監視カメラが2人をじーーーーーーーーーーーっと見つめていた。

 勿論犯人は――――――。

 

 

 

 第41話に続く

 

 

 


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