ロックマンエグゼTR 作:謎沢
そして、過去では、FM星人たちが暴れまわって、町中を壊した。
熱斗は名人からある指令が出された。
それは、
「熱斗君、町中に出現している生命体を倒してくれ。」
ということだった。
「よし、行くぞロックマン。」
熱斗はロックマンにそう言って、チップをPETに入れた。
「シンクロチップ、スロットイン。クロスフージョン。」
熱斗はロックマンとクロスフージョンして、FM星人とたたかおうとした。
しかし、熱斗の攻撃はFM星人には通用しなかった。
「攻撃が効かない。」
熱斗とロックマンが何もできない分かったとき、いきなりFM星人たちが攻撃を仕掛けてきた。
それになすすべもなく、熱斗とロックマンの力はなくなって行った。
そして、熱斗とロックマンのクロスフージョンがとけてしまった。
その頃、スバルはいやな感覚に襲われていた。
ウォーロックは、別にスバルの考え過ぎだなんかとスバルに言った。
しかし、スバルは、ウォーロックと電波変換し、ウェーブロードを駆け抜けた。
そして、ある一角にスバルは足を止めた。
「別に、いいだろ。スバル。わざわざFM星人探しをしなくたって・・・。」
しかし、スバルはやめなかった。まるで何かに操られているように・・・。
そして、スバルがその倉庫に入ると、そこには大きな機械と、ある男の人が立っていた・・・。男は、スバルにこう話しかけた。
「君が星川スバル君だね。」
スバルはそれにうなづいた。そして、男は話しはじめた。
「実は、この機械を使って、過去でFM星人たちが攻撃を仕掛けてきたんだ。そして、今、過去の人はなすすべもなくただ、FM星人に町を破壊されるのをじっと見ているしかないんだスバル君、このままだとこの未来でも、時代が変わってしまうかもしれないんだ。」
スバルはそれを聞いて過去へ行くことを即決した。
いや、スバルは過去の人たちを助けてあげたかったのである。
スバルとウォーロックはその機械を使って、過去へむかった・・・。