ロックマンエグゼTR 作:謎沢
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第36話 炎山V.S.ウイルス
そして、ウイルスが開発された。
「これを送れば、プログラムに寄生し、プログラムは変化してしまうのだ。」
開発者のタイム怪物はそう言った。
その説明にキングモンは微笑みを浮かべた。
次の日、密かにそのプログラムはモンスターキャッチャーに送られた。そして、ウイルスは、モンスターキャッチャーへ吸い込まれたのだ。
モンスターキャッチャーは、何事もなかったように動き始めた。しかし、暴走は始まっていたのだ。
「キャー」
秋原町で、その悲鳴を聞いた人から科学省へ通報があったのは、それからすぐのことだった。
そして、名人は、熱斗たちを呼び出そうとした。しかし、そこには熱斗はいない。
急いで、名人は、炎山を派遣した。
「ブルース、クロスフュージョンだ。」
炎山は、現場に到着すると、そこには巨大な物体が暴走をしていた。そして、ブルースとクロスフュージョンをした。
相手は、タイムモンスターを倒すために作られたものだ。
相手は、なかなか強い。
しかし、なんとか炎山とブルースはそのプログラムを倒すことができた。
やはり、熱斗よりも力がある。
そして、この結果はすぐにタイムモンスターたちの耳に届いた。
「このままでは、まずい。」
「それでは、光熱斗たちを殺害してしまえ。」
このような話しが次々と現れ、緊急に召集されたタイムモンスターたちは混乱していた。
そして、タイムモンスターたちは、キングモンのいうことを聞かなくなっていった。
しまいには、タイムモンスターを全員集結して、このモンスター闘技場で、最後の戦いをすることとしたのであった。
タイムモンスターたちは、その戦いに命を懸けたのである。