ロックマンエグゼTR   作:謎沢

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第35話 タイムモンスターの逆襲

そのころ、秋原町。

 

「また、タイムモンスターが出現しました。」

科学省では、こんなことが日常茶飯事になっていた。

 

そして、ある日。貴船長官が祐一郎を呼んだ。

貴船長官は、そして、こんなことを話し始めた。

「光博士。このままでは、他のクロスフュージョンメンバーのシンクロ率が下がってしまいます。何か、いい機械を開発しなければ、秋原町は、完全にタイムモンスターの支配下になってしまう。」

 

祐一郎は、その話にピンときた。

「それでは、タイムモンスターと対戦できるロボットを作りましょう。」

「そんなことが可能なのですか、光博士。」

貴船長官は、祐一郎に聞き返した。

「まだ、分かりません。しかし、それしか方法はないのでしょうか?」

それに、貴船長官は返す言葉もなかった。

 

そして、開発をし始めたのだった。

 

ロボットとはいえ、タイムモンスターを倒すのは容易ではない。

そこで、ロボットには、電波妨害できる機能や、電波内をサーチする機能など、開発は、多岐に及んだ。

 

それから、数週間後。

 

「やっと完成しました。」

貴船長官の所に祐一郎が現れた。

そこには、大きなロボットがいた。

「これで倒せるのでしょうか。」

貴船長官は疑問に思った。

しかし、祐一郎の説明に貴船長官はだんだんと確信していった。

 

そして、タイムモンスターを退治するために、出動をした。

その名も「モンスターキャッチャー」。

 

そして、モンスターキャッチャーは次々とタイムモンスターを倒していったのである。

タイムモンスターたちは、次の日に会合を開いた。

「どうするんだ。あのロボットを倒せなければ、俺たちの侵略作戦は失敗に終わる。」

そんな意見が飛び出た。

それに、キングモンはこう言った。

「では、ウイルスとやらで、ロボットを服従させてはどうだろうか?」

それに、タイムモンスターたちは賛成した。

タイムモンスターたちにとっては、一刻も早く退治したかったのである。


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