ロックマンエグゼTR 作:謎沢
国王は言った。
「ようこそ。君は、ここで死んでもらう。」
それと同時に、一斉に周りの人たちが襲ってきた。
しかし、周りの人の行動は不可思議だった。
まるで、心を持っていないようだった。しかし、そんなことを考えている暇はなかった。
熱斗はたちまち捕まってしまった。
「さて、仲間と死んだほうがいいかな。どうせなら。」
そして、スバルたちが袋から出された。
「スバル。」
熱斗は叫んだ。しかし、スバルは気を失っていた。
「さっき、すこし暴れたもんで、やっといたのさ。」
国王は冷たく言った。
それに熱斗は地団太踏んだ。熱斗は、手首をうまく動かしながら、PETにチップを入れようとした。
それに気がついていないのか、国王は部下にこう指示した。
「どうせなら、槍でさすんでなく、火の中でうなってもらおうじゃないか。」
そして、熱斗たちのまわりを火が取り囲み始めた。
熱斗は、なんとかうまくチップをPETに入れることができた。
そして、熱斗は、ロックマンとクロスフージョンしたのだった。
「なんだ、あれは。」
国王の指先には、熱斗とロックマンがいた。
国王は、おびえながら、部下に銃を撃たせた。しかし、簡単によけられてしまった。
熱斗は、よけながら、攻撃をした。そして、兵士の中から逃げ出すものが出てきた。
「ちょっと待て。」
国王は声をかけたが、兵士たちはすべて逃げてしまった。
「くそ。」
国王はそんなことを言っていたとき、ある部下が言った。
「どうやら、町を取り囲むように、国民とザイ国の群集がいる模様で、こちらに攻めてくるようです。」
それに国王は焦って逃げ始めた。しかし、国王はすぐに捕まってしまった。
ザイ国の兵士は言った。
「大丈夫だったか。少年たち。」
それに熱斗はうなずいた。
「それはよかった。この国が戦争をもうしないことになったんだよ。君たちが勇敢な行動をしてくれたおかげで。ありがとう。」
そして、それを見つめる男がいた。