ロックマンエグゼTR   作:謎沢

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第15話 計画

熱斗の話を聞いた、スバルたちは、驚いた。

まさか、そんなに流行っているとは・・・。

 

そのころ、ある町のブローカーも動き始めていた。

そう、タイムモンスターを商品化しようとしているのだ。

これこそ、本当のモンスターゲームというわけだ。

 

しかし、そのブローカーさえも、タイムモンスターの恐怖を知らなかった。いや、これは、作戦なのである。

 

そう、それは、ある会議のときだった。

「あれっ。一部の怪物が集まっていないじゃないか。」

なぜか、会議に出席しないタイムモンスターがいたのである。

そして、原因調査をしはじめた。そこで分かったのが、「一部のタイムモンスターがなんと人間に飼われている」ということだった。

 

そして、キングモンは思いついた。それは、ひそかに人間たちの中に入り、人間たちをタイムモンスター化する計画だった。

そして、キングモンの頼みで、薬をダイチモンに作らせた。

ダイチモンは、薬を作るのが得意なのである。

 

薬は、できた。

そして、この作戦は、実行されはじめたのである。

 

この作戦に、熱斗たちは困っていた。なぜなら、タイムモンスターを取り上げることができなかったからである。

何もできずに、次の町に進む途中で、夜を迎えた。

 

「今日は、ここにとまろう。多分、これ以上、進むのは危険だろう。」

上里先生はそうスバルたちに言った。

そして、今日は、ここで寝ることとなった。

「そういえば、寝袋とか持ってきた?」

熱斗はスバルに聞いた。

「ああ。寝袋、二つしかないよ・・・。」

「俺は、持ってきたから大丈夫だ。」

上里先生はそう言った。あとは、メイルだけだが、メイルは、寝袋を持っていなかった。

「じゃあ、貸すよ・・・。」

熱斗は、そう言って、寝袋をとられてしまったのである。

続く・・・。


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