ロックマンエグゼTR   作:謎沢

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第14話 流行の狭間

 熱斗の話を聞いた、スバルたちは、驚いた。

 まさか、そんなに流行っているとは・・・。

 

 

 そのころ、ある町のブローカーも動き始めていた。

 そう、タイムモンスターを商品化しようとしているのだ。

 これこそ、本当のモンスターゲームというわけだ。

 

 

 しかし、そのブローカーさえも、タイムモンスターの恐怖を知らなかった。いや、これは、作戦なのである。

 

 

 そう、それは、ある会議のときだった。

 「あれっ。一部の怪物が集まっていないじゃないか。」

 なぜか、会議に出席しないタイムモンスターがいたのである。

 そして、原因調査をしはじめた。そこで分かったのが、「一部のタイムモンスターがなんと人間に飼われている」ということだった。

 

 

 そして、キングモンは思いついた。それは、ひそかに人間たちの中に入り、人間たちをタイムモンスター化する計画だった。

 

 

 そして、キングモンの頼みで、薬をダイチモンに作らせた。

 ダイチモンは、薬を作るのが得意なのである。

 

 

 薬は、できた。

 そして、この作戦は、実行されはじめたのである。

 

 

 この作戦に、熱斗たちは困っていた。なぜなら、タイムモンスターを取り上げることができなかったからである。

 何もできずに、次の町に進む途中で、夜を迎えた。

 

 

「今日は、ここにとまろう。多分、これ以上、進むのは危険だろう。」

 

 

 上里先生はそうスバルたちに言った。

 そして、今日は、ここで寝ることとなった。

「そういえば、寝袋とか持ってきた?」

 熱斗はスバルに聞いた。

「ああ。寝袋、二つしかないよ・・・。」

「俺は、持ってきたから大丈夫だ。」

 上里先生はそう言った。あとは、メイルだけだが、メイルは、寝袋を持っていなかった。

「じゃあ、貸すよ・・・。」

 熱斗は、そう言って、寝袋をとられてしまったのである。

 続く・・・。


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