ロックマンエグゼTR 作:謎沢
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第11話 炎山の活躍
「来たぞ、熱斗!!」
後少しで、やられてしまいそうだった熱斗とロックマンの前に、炎山がきた。そして、炎山とスバルたちは、戦いに参戦し、熱斗は後ろへ引きさがった。
「今度は俺たちが相手だ。」
炎山はファイアモンにそう言った。
「どうせ、お前たちなんか、あいつと同じで、すぐに俺さまにやられてしまうんだろ。」
「それはどうかな?」
炎山はファイアモンに攻撃をした。
「なに!!」
ファイアモンは声を上げた。
なんと、炎山の攻撃が効いたのだ。
「くそ、お前らを倒してやる!」
ファイアモンは炎山やスバルに攻撃を仕掛けた。
しかしながら、炎山やスバルは目にも止まらぬ速さで移動した。
その技に熱斗は驚いていた。
これが新しいチップ、電波クロスフュージョンの効果だった。
電波クロスフュージョンでは、クロスフュージョン時に、シンクロチップと、電波系のチップを挿入しておくと、電波変換で使える、瞬間移動のほかに、攻撃も、電波として伝えることが出来るのだ。
ファイアモンには、猶予はなかった。
炎山や、スバルの攻撃は次々と当り、ファイアモンのダメージは増大した。
そして、炎山とスバルはファイアモンを倒した。
「大丈夫か、熱斗。」
炎山は、熱斗に声を掛けた。
「大丈夫だよ。」
熱斗はむっとした顔で炎山に返事を返した。
熱斗は炎山にまでタイム怪物(モンスター)がを倒してしまえるのが、歯がゆかったのである。
そして、炎山は祐一郎から預かったチップを渡した。
炎山が説明をしょうとしたが熱斗はそれを無視した。
炎山が熱斗の心情に気が付いて、炎山は去っていった。
そして、スバルも熱斗に声を掛けて、一緒に帰ろうと言った。
二人は現場を後にして、家に帰った。
もう、空には沢山の星が輝いていた。