ロックマンエグゼTR   作:謎沢

11 / 40
第11話 炎山の活躍

「来たぞ、熱斗!!」

後少しで、やられてしまいそうだった熱斗とロックマンの前に、炎山がきた。そして、炎山とスバルたちは、戦いに参戦し、熱斗は後ろへ引きさがった。

 

「今度は俺たちが相手だ。」

炎山はファイアモンにそう言った。

「どうせ、お前たちなんか、あいつと同じで、すぐに俺さまにやられてしまうんだろ。」

「それはどうかな?」

炎山はファイアモンに攻撃をした。

「なに!!」

ファイアモンは声を上げた。

なんと、炎山の攻撃が効いたのだ。

「くそ、お前らを倒してやる!」

ファイアモンは炎山やスバルに攻撃を仕掛けた。

しかしながら、炎山やスバルは目にも止まらぬ速さで移動した。

その技に熱斗は驚いていた。

これが新しいチップ、電波クロスフュージョンの効果だった。

電波クロスフュージョンでは、クロスフュージョン時に、シンクロチップと、電波系のチップを挿入しておくと、電波変換で使える、瞬間移動のほかに、攻撃も、電波として伝えることが出来るのだ。

 

ファイアモンには、猶予はなかった。

炎山や、スバルの攻撃は次々と当り、ファイアモンのダメージは増大した。

 

そして、炎山とスバルはファイアモンを倒した。

「大丈夫か、熱斗。」

炎山は、熱斗に声を掛けた。

「大丈夫だよ。」

熱斗はむっとした顔で炎山に返事を返した。

 

熱斗は炎山にまでタイム怪物(モンスター)がを倒してしまえるのが、歯がゆかったのである。

 

そして、炎山は祐一郎から預かったチップを渡した。

炎山が説明をしょうとしたが熱斗はそれを無視した。

炎山が熱斗の心情に気が付いて、炎山は去っていった。

そして、スバルも熱斗に声を掛けて、一緒に帰ろうと言った。

二人は現場を後にして、家に帰った。

もう、空には沢山の星が輝いていた。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。