ロックマンエグゼTR 作:謎沢
時空間を行き来すること・・・。
それは、人類が達成したい夢である。
そして、その夢がかなったとき、ある事態が人類にもたされようとは誰も知らなかった・・・。
それは、近未来に起きようとした。
「ああ、もう卒業か、ロックマン。」
「そうだね、熱斗君。」
学校の帰り道、光熱斗とナビのロックマンは二人で話していた。もう、季節は、早春である。
そして、熱斗は、四月から中学生になるのである。
熱斗は、ロックマンにあることを話した。
「そういえば、ロックマンとあってから、いろいろなことがあったなあ・・・。」
熱斗は、父、祐一郎からロックマンをもらったときのことから思い出した・・・。
熱斗とロックマンは、これまで、いろいろなことを経験してきた。
ダークロイドや、ビヨンダートのナビを戦ってきた。そして、熱斗は今、ネットセーバーとなったのである。
そして、家に着いてしばらくすると、熱斗のことをロックマンがこうよんだ。
「熱斗君、誰からかは分からないけど、通信が入っているよ。」
熱斗は、誰かも分からずに、その通信を受け取った。
そして、それは、熱斗の知らない人物からだった。
一方、熱斗の世界からさらに二百年後・・・。
「ロックバスター。」
ウオー!!!
「くそ!!覚えていろ、ウォーロック!!」
電波空間で、電波変換した星川スバルと、ウォーロックがいつものようにFM星人と戦っていた。
そして、そのFM星人はどこかへと行ってしまった。
「やったなあ。スバル。」
「ああ。」
そして、電波変換を解くと、スバルたちは家に戻った。
「また宿題か。スバル。」
ウォーロックはスバルにこう言った。
スバルは宿題をしていたのである。
ウォーロックは退屈で仕方なかった。
スバルはこのような少年だったのである。
さて、一体、熱斗とスバル。二百年の時を果てて、出会うことになるとはまだ、二人とも気がついていなかった。
しかし、時空移動は、あのFM星人によって進められようとしていたのである。