※一部、アナウンサーがシャッべっている場面では、アナウンサーのアナウンスにカギ括弧がつけられてません。カギ括弧のついているものは、大工もしくは、ハヤテのセリフです。
さて、引越しがスタートしました。
しかし、荷物が少なく、すぐに終わってしまってしました。
早速、解体をスタート。
匠はこの部屋を一体、どのように変えるのでしょうか。
次の日、匠はあるものをもって、工事現場にやってきました。
「これはなんですか?」
それは、一枚の梱包されている板。
「これは、鏡です。」
「鏡?」
一体、これをナニに使うのでしょうか。みなさんに推理してもらう時間は、早く話を進めたいので、カットしちゃいます。
「これは、女装したときに、ご自身で確認してもらうためのものです。依頼者の三千院ナギさんから、ハヤテ君は女装が好きだと聞いていたので、楽しんでもらうために、大容量の造り付けの棚の扉の後ろに作ってみました。」
なんということでしょう。
ハヤテ君は女装が好きだとのことです。私、アナウンサーとしては、イケメンのようにも見えて、愕然としてしまいましたが…。
そうしているうちに匠のリフォームはすべて終了してしまったようです。
それでは、匠のリフォームの全貌を御覧下さい。
以前は、薄暗く、陽の光もまともに入らなかった、三千院家の執事の部屋ですが、、、
なんていうことでしょう!!
リフォームによって、日がさんさんと照れしてくれる天窓を大きく開かれているではありませんか!!
これで、昼間は、以前のように勉強時に電気を使わなくても、大丈夫になりました。
後ろを振り返ると、なんということでしょう。大容量の収納スペースが出来ているでは有りませんか、片側には本が大量に入り、もう片側には、衣装が大量に入ります。
これで、雑誌を床に隠さずに住むようになりました。
さらに、衣装ケースを開けると、鏡が出てきてはありませんか。
「これによって、気軽にコスプレをできるようにしました。」
これによって、匠のリフォームは完了しました。
さて、ハヤテ君は気に入ってくれるのでしょうか。
ハヤテ君が久しぶりに帰ってきました。しかし、ハヤテ君は、いまいち乗り気でない様子。
「うわー。あんまり変わってないような…。」
「しかも、これだと、本棚と、衣装ケースしか増えてないような…。てか、なんで、こんなところに、本棚を設けて、そこに青少年の教育を害するものをおいてるんですか!!」
どうやら、ハヤテ君には気に入ってもらったようです。
これのリフォームにかかった費用は、1億円でした。
終わり。
「って、勝手に終わらさないでくさい。」
ハヤテがいきなり、作者に突っ込んできた。
そして、部屋を飛び出すと、タマの部屋に突入した。
そのとき、タマは、ネットで自分の趣味を楽しんでいた。
「この子、かわいいなあ…。」
タマが、呑気に無防備にしているところにハヤテが突っ込んできたのだ。
「タ…マ…。」
ハヤテは、タマがハヤテの部屋に雑誌を置いていることをこの時、確信したのだった。
その後、タマの部屋に本棚は移されたそうな…。
こんどこそ、終わり。