さーて、神に代わって、神2番さんがナレーションをしようかなって、要は、謎沢が神のキャラクターを崩壊させたくないから神2番さんにお願いしているのかあ…。
えっ、くだらないまえがき的なものは終わりにして、さっさと始めろだと…。
じゃあ、アニメ版みたいなのりでサックと始めちゃいまずぞ…。
練馬区、それは、東京都の端っこに位置するとされる区である。えっ、多摩は東京じゃないのかって?それは気にしない、気にしない。
そして、練馬区の約半分以上を占めている三千院家では、今日も、ナギがニー○生活をしていた…。
「ハヤテ!」
ナギがハヤテを呼びつけた。
ハヤテがすぐにくると、ナギのまえのテレビでは、某六本木にあるテレビ局の人気リフォーム番組が流れていた。
そして、ナギはそれをみながら、ハヤテにこう言った
「ハヤテ、この三千院家もリフォームするぞ!」
「でも、その番組に登場しているような、極少住宅に住んでいる訳じゃないですから、リフォームしなくとも…」
「ハヤテは甘いな!」
そういうと、テレビのビデオデッキを一時停止するとすぐに部屋を飛び出した。
「待ってください、お嬢様!」
ハヤテも急いでナギの後を追いかけていく。
ナギはハヤテの部屋の前に立つと、ハヤテの部屋をいきなり開けた。
「お嬢様、僕の部屋を開けては困ります」
ナギを追いかけてきたハヤテがそう言った。いつの間にか、マリアさんまで付いてきている。
「ハヤテの部屋は、こんなに薄暗くて、狭いじゃないか!」
「いや別に、小さくなんかありませんよ。」
ハヤテは否定した
「いや、狭いから、ベッドの下に雑誌を詰め込むのだ!」
ハヤテとマリアさんは、ハヤテのベッドの下を見た。確かに、ベッドの下には、見覚えのない雑誌があった…。
そう、一部のアニメ視聴した大きいお友達なら、この先、何が出てくるかは、頭の中に想像できよう。
そこにあったのは、ホワイトタイガーのくせして、日本語がベラベラ喋れる、自称、ゆるキャラのタマの○L系の雑誌だったのだ。
それをナギは普通に二人に表紙を見せつけた
「ハヤテ君、そういう趣味を持っていたんですか…、確かに、女装も似合うし、思春期だからとは…」
マリアさんは、ハヤテに言ってしまった。
ハヤテはそんなものが自分の部屋の、しかも、思春期なら気になってしまうベッドの下にあったこと、さらには、マリアさんに身の覚えのない趣味を見られて、東京ス○イツリーから飛び降りたいほどのショックを受けた。そして、ナギの思いつきによって、リフォームはスタートした。
しかも、あのテレビ局のあの番組内で放映してしまうという凄いことをやったのだ
ここからは、あの某六本木にあるテレビ局のリフォーム番組のように進行していきます。
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東京都練馬区
閑静な住宅街の一角に佇む一軒の問題を抱えている家がありました。三千院家。
この家の抱える問題、それは、『極狭の執事の部屋』。「確かに、執事の部屋としては、とても狭いと感じていたのだ」
そう答えるのは、執事を雇っている三千院ナギさん。
(そして場面はハヤテの部屋に移る)
なんということでしょう!
ベッドの下には、大量の成人向け雑誌が詰まれているではありませんか!
しかも、日中も窓の位置が悪く、部屋には光が差し込んできません。
この問題のある部屋に立ち向かうのはリフォームの匠、前田伸二。前田は、秋葉原にあるBKA84のホールを手掛けるなどの活躍をしました。
そんな匠のことを人は、『オタクの大工』と呼びます。
そんな匠を待ち受けるのはリフォーム対象とは対照的に広大な三千院家。
匠は一体、どんな部屋を作るのでしょうか。
オープニングがかかっていますが、ここからは次回。
次回は三千院家の欠陥と戦います。
そういえば、ハヤテはと云うと…
「マリアさんに変なものを見られた…」
落ち込んでました。