僕と逆転とAクラス   作:金細工師

15 / 34
今回で清涼祭編は終了です。

・・・個人的には書いてて一番の問題話ですw

その内容は・・・察してください、はい。



返事と帰宅と急展開

やっと踏み出した一歩

込み上げる想いをぶつけた瞬間だった。

 

「・・・・・・そ・・・その・・・あき・・・ひさ・・・くんっ・・・」

「な・・・・何・・・?」

「あ・・・あた、あた、アタシも・・・明久君の事・・・好き・・・///」

「優子・・・///」

「だから・・・その・・・アタシからも・・・付き合って下さい///」

「はい・・・お願いします・・・///」

 

 

何も言えねー・・・

この空気で「ヤッター!!」とか叫ぶのはKYに思うんだよね・・・

 

「嬉しいな・・・明久君から告白してもらえるなんて・・・」

「そりゃ、男から告白しないと何か・・・恥みたいだから・・・」

「うふふ・・・カッコいいね」

「そう言われると照れるな・・・///」

「そういう顔は可愛いなぁ・・・もう・・・明久君は反則よ・・・」

「ハハハ・・・そうかな?」

「そうよ!絶対・・・で・・・さ、明久君」

「ん・・・?何・・・?」

顔を赤らめて照れている優子。

どんどん顔が近づいてくる。

まさか・・・

 

「優子!?急にそんな・・・///」

「明久くぅん・・・・」

「ダメだ・・・もう理性が・・・」

甘えるような可愛い声で名前を呼ばれたらもうおしまいだ・・・

 

チュッ・・・

 

真っ暗な校内で、僕と優子の唇が重なった。

 

「んっ・・・・」

「んんぅ・・・・・・」

 

長く・・・そして、静かなキス。

夜の風が優子の髪を靡く。

本当に・・・優子は綺麗だ・・・

 

「ぷはっ・・・優子・・・」

「明久君・・・その・・・そろそろ帰ろっか・・・?」

「うん・・・///」

 

結ばれた優子と一緒に帰宅の途につく。

 

 

でも、僕はまだ気づいていなかった。

キスはまだ序章に過ぎなかった事を。

 

 

 

「はぁ~っ・・・どうしよう、家に帰っても誰もいないんだよなぁ~」

「へ?明久君1人なの?」

「うん?まぁ、今日から姉さんが出張でいないからね・・・」

「大変なお姉さんね・・・」

「全くだよ・・・学校行事すっ飛ばして出張とは・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・?・・・優子・・・?」

「ふぇっ!?あっ・・・ゴメンね、取り乱したわ・・・」

何だかキスの前と同じぐらい優子が顔を赤くしている。

どうしたのだろう

 

「優子まさか熱とか出したわけじゃないよね!?」

「違う違う!・・・その・・・明久君・・・」

「何・・・?」

「アタシの家も親がいないの・・・その・・・泊まってもいいよ・・・?」

「へっ!?優子の家に!!?」

「うん・・・」

優子の家には何度も行ったが、泊まった事はさすがにない。

 

「あれ?でも秀吉いるんじゃ・・・」

「秀吉は葵ちゃんとこ行ったから大丈夫」

「・・・小暮先輩か・・・」

秀吉は今頃Hな小暮先輩とキャッキャウフフしてるのだろうか・・・

いや、まだ時間的に無理か。

そうこうしている内に優子の家に到着した。

 

「やっぱ・・・綺麗だね・・・」

「そう?」

「うん、ちゃんと整頓とかされてて綺麗な部屋だよ・・・」

「・・・嬉しいな///」

「ふふ・・・可愛い・・・でさ、優子先にお風呂入る?」

「入ってきていい?」

「うん、レディファーストって言うし・・・」

「ありがと♪明久君」

「うん!」

可愛らしげな笑顔を振り撒いて、優子はバスルームに消えていった。

その後僕も入浴を終えると、もう時計は0時過ぎを指していた。

 

「さてと・・・そろそろ寝るかぁ~・・・今日はくたびれたよ・・・」

「アタシの部屋にベットあるから、そこで寝ようよ」

「へっ!?優子の邪魔になると思うから僕は秀吉の奴借りるよ」

「・・・・・・・・」

「それじゃ・・・おやす」

「待って!!」

「!?」

大きな声で優子に呼び止められた。

何だろう?

 

ガッ!

バタン!!

 

優子に手を握られ、無理やり優子の部屋に押し込められた。

優子は何を考えているんだろう・・・?

 

「優子・・・何?」

「さみしいよ・・・」

「えっ?」

「せっかく・・・明久君と恋人になれたのに・・・」

「優子・・・・?」

「離れて寝るのが・・・アタシは何か許せないのっ!!」

「優子・・・でも僕は何をやらかすか・・・」

「いいのっ!!!」

「!?」

「アタシは・・・・アタシはっ・・・明久君なら・・・されても・・・構わないのっ!!」

・・・えっ・・・?

僕になら・・・されても・・・構わない・・・

 

ドン!

 

「ひゃうっ!?」

「ゴメン、優子・・・僕・・・もう・・・我慢できないよ・・・」

「・・・明久君・・・いいよ・・・アタシは・・・明久君に従うから・・・」

「優子・・・」

「明久君・・・」

 

 

夜の月明かりが照らす元で

僕達の愛はさらに深まった。

 

 

 

 

 

「うん・・・?あれ・・・・もう朝か・・・」

気が付いた時には朝になっていた。

いつの間にか眠っていたようだ・・・

というか・・・

 

「裸で寝てたのか・・・・・・」

確かに優子と営んだが、これは危ない気がする。

だって、いろいろとアカンのを露出させて寝てるんだから。

 

「ううん・・・あきひしゃくぅぅん・・・」

「・・・優子?」

「ひゃぁん・・・はげしぃよぉぉぉ・・・・」

「!?」

変態だ!!まぎれもない変態がいる!!!

彼女は夢の中まで犯されたか・・・畜生め!!!

 

 

「優子!優子!」

「あぁん・・・あきひ・・・あれ・・・?」

「おはよう、優子」

「あ・・・おはよう・・・明久君」

「夜は・・・・」

「うん・・・あっ、アタシの心配は大丈夫・・・今日は偶然大丈夫な日だったから」

「つか、服着なくて大丈夫?」

「!!?ひゃぁ!恥ずかしい!」

「恥ずかしがる事?」

「当り前よ~!!」

「だって、夜は僕に全てを見せてたじゃない」

「・・・そっか・・・」

「ははは・・・優子・・・可愛いな・・・」

「明久君///」

「優子・・・こっちおいで」

「うん・・・」

「優子、愛してるよ」

「アタシも・・・明久君の事・・・大好き」

 

チュッ・・・

 

朝の柔らかな陽射しを受けながら、僕らは口付けをした。

 




これが欲望が高まり過ぎた結果だよ!!

とでも言わんばかりにギリギリR-15でとどまった問題話でした・・・w

まだキャッキャウフフの所はカットしてあるから大丈夫でしょう。

大丈夫・・・でしょう。

とにかく優子さんのキャラが壊れまくりで、すいませんw

次回からは、何か原作では無視されてる修学旅行の話をやろうと思ったので、
「超遅修学旅行」と名打って進めていければな・・・と思います。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。