・・・個人的には書いてて一番の問題話ですw
その内容は・・・察してください、はい。
やっと踏み出した一歩
込み上げる想いをぶつけた瞬間だった。
「・・・・・・そ・・・その・・・あき・・・ひさ・・・くんっ・・・」
「な・・・・何・・・?」
「あ・・・あた、あた、アタシも・・・明久君の事・・・好き・・・///」
「優子・・・///」
「だから・・・その・・・アタシからも・・・付き合って下さい///」
「はい・・・お願いします・・・///」
何も言えねー・・・
この空気で「ヤッター!!」とか叫ぶのはKYに思うんだよね・・・
「嬉しいな・・・明久君から告白してもらえるなんて・・・」
「そりゃ、男から告白しないと何か・・・恥みたいだから・・・」
「うふふ・・・カッコいいね」
「そう言われると照れるな・・・///」
「そういう顔は可愛いなぁ・・・もう・・・明久君は反則よ・・・」
「ハハハ・・・そうかな?」
「そうよ!絶対・・・で・・・さ、明久君」
「ん・・・?何・・・?」
顔を赤らめて照れている優子。
どんどん顔が近づいてくる。
まさか・・・
「優子!?急にそんな・・・///」
「明久くぅん・・・・」
「ダメだ・・・もう理性が・・・」
甘えるような可愛い声で名前を呼ばれたらもうおしまいだ・・・
チュッ・・・
真っ暗な校内で、僕と優子の唇が重なった。
「んっ・・・・」
「んんぅ・・・・・・」
長く・・・そして、静かなキス。
夜の風が優子の髪を靡く。
本当に・・・優子は綺麗だ・・・
「ぷはっ・・・優子・・・」
「明久君・・・その・・・そろそろ帰ろっか・・・?」
「うん・・・///」
結ばれた優子と一緒に帰宅の途につく。
でも、僕はまだ気づいていなかった。
キスはまだ序章に過ぎなかった事を。
「はぁ~っ・・・どうしよう、家に帰っても誰もいないんだよなぁ~」
「へ?明久君1人なの?」
「うん?まぁ、今日から姉さんが出張でいないからね・・・」
「大変なお姉さんね・・・」
「全くだよ・・・学校行事すっ飛ばして出張とは・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・?・・・優子・・・?」
「ふぇっ!?あっ・・・ゴメンね、取り乱したわ・・・」
何だかキスの前と同じぐらい優子が顔を赤くしている。
どうしたのだろう
「優子まさか熱とか出したわけじゃないよね!?」
「違う違う!・・・その・・・明久君・・・」
「何・・・?」
「アタシの家も親がいないの・・・その・・・泊まってもいいよ・・・?」
「へっ!?優子の家に!!?」
「うん・・・」
優子の家には何度も行ったが、泊まった事はさすがにない。
「あれ?でも秀吉いるんじゃ・・・」
「秀吉は葵ちゃんとこ行ったから大丈夫」
「・・・小暮先輩か・・・」
秀吉は今頃Hな小暮先輩とキャッキャウフフしてるのだろうか・・・
いや、まだ時間的に無理か。
そうこうしている内に優子の家に到着した。
「やっぱ・・・綺麗だね・・・」
「そう?」
「うん、ちゃんと整頓とかされてて綺麗な部屋だよ・・・」
「・・・嬉しいな///」
「ふふ・・・可愛い・・・でさ、優子先にお風呂入る?」
「入ってきていい?」
「うん、レディファーストって言うし・・・」
「ありがと♪明久君」
「うん!」
可愛らしげな笑顔を振り撒いて、優子はバスルームに消えていった。
その後僕も入浴を終えると、もう時計は0時過ぎを指していた。
「さてと・・・そろそろ寝るかぁ~・・・今日はくたびれたよ・・・」
「アタシの部屋にベットあるから、そこで寝ようよ」
「へっ!?優子の邪魔になると思うから僕は秀吉の奴借りるよ」
「・・・・・・・・」
「それじゃ・・・おやす」
「待って!!」
「!?」
大きな声で優子に呼び止められた。
何だろう?
ガッ!
バタン!!
優子に手を握られ、無理やり優子の部屋に押し込められた。
優子は何を考えているんだろう・・・?
「優子・・・何?」
「さみしいよ・・・」
「えっ?」
「せっかく・・・明久君と恋人になれたのに・・・」
「優子・・・・?」
「離れて寝るのが・・・アタシは何か許せないのっ!!」
「優子・・・でも僕は何をやらかすか・・・」
「いいのっ!!!」
「!?」
「アタシは・・・・アタシはっ・・・明久君なら・・・されても・・・構わないのっ!!」
・・・えっ・・・?
僕になら・・・されても・・・構わない・・・
ドン!
「ひゃうっ!?」
「ゴメン、優子・・・僕・・・もう・・・我慢できないよ・・・」
「・・・明久君・・・いいよ・・・アタシは・・・明久君に従うから・・・」
「優子・・・」
「明久君・・・」
夜の月明かりが照らす元で
僕達の愛はさらに深まった。
「うん・・・?あれ・・・・もう朝か・・・」
気が付いた時には朝になっていた。
いつの間にか眠っていたようだ・・・
というか・・・
「裸で寝てたのか・・・・・・」
確かに優子と営んだが、これは危ない気がする。
だって、いろいろとアカンのを露出させて寝てるんだから。
「ううん・・・あきひしゃくぅぅん・・・」
「・・・優子?」
「ひゃぁん・・・はげしぃよぉぉぉ・・・・」
「!?」
変態だ!!まぎれもない変態がいる!!!
彼女は夢の中まで犯されたか・・・畜生め!!!
「優子!優子!」
「あぁん・・・あきひ・・・あれ・・・?」
「おはよう、優子」
「あ・・・おはよう・・・明久君」
「夜は・・・・」
「うん・・・あっ、アタシの心配は大丈夫・・・今日は偶然大丈夫な日だったから」
「つか、服着なくて大丈夫?」
「!!?ひゃぁ!恥ずかしい!」
「恥ずかしがる事?」
「当り前よ~!!」
「だって、夜は僕に全てを見せてたじゃない」
「・・・そっか・・・」
「ははは・・・優子・・・可愛いな・・・」
「明久君///」
「優子・・・こっちおいで」
「うん・・・」
「優子、愛してるよ」
「アタシも・・・明久君の事・・・大好き」
チュッ・・・
朝の柔らかな陽射しを受けながら、僕らは口付けをした。
これが欲望が高まり過ぎた結果だよ!!
とでも言わんばかりにギリギリR-15でとどまった問題話でした・・・w
まだキャッキャウフフの所はカットしてあるから大丈夫でしょう。
大丈夫・・・でしょう。
とにかく優子さんのキャラが壊れまくりで、すいませんw
次回からは、何か原作では無視されてる修学旅行の話をやろうと思ったので、
「超遅修学旅行」と名打って進めていければな・・・と思います。