僕と逆転とAクラス   作:金細工師

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タイトルから分かる通り、今回の主役は坂本夫妻です

モシカシタラ、キャラ崩壊アルカモ?

チュウイシテネー!


漢と翔子の一途な想い

グループBは究極進化を遂げたムッツリーニと工藤さんが瞬殺で決勝行を決めた。

 

・・・・・・いったい決勝がどうなるか気になる。

 

次は、グループC。

我が悪友雄二と婚約者(自称)の霧島さんの出番だ!

 

「・・・雄二、私達なら殺れる」

「・・・何か漢字違ってないか・・・?」

「・・・漢字は合ってる」

「・・・そうか。さて、そろそろ1回戦だ、気引き締めて行くぞ」

「・・・うん、雄二の為に頑張る」

「・・・・・・///」

「・・・雄二?顔が赤い・・・」

「!?ああ、すまん・・・」

「・・・今日の雄二・・・変・・・」

(・・・翔子・・・・)

 

 

「あれ?小暮先輩じゃないっすか!」

「あら、吉井君。昨日以来ですね」

「今日は秀吉の試合を?」

「いや、召喚大会そのものを見に来ました。私、意外と召喚獣が好きなんですよ♪」

「ええ!?結構意外ですね・・・・」

 

小暮先輩が召喚獣に興味があるとは・・・・全く知らなかった・・・・

 

 

雄二side

 

「・・・雄二!こっちは任せて!」

「おう!!」

翔子と共に戦うなんて機会はあまり無い。

いつもどちらかが代表で・・・というパターンであまり共闘する事は無かった。

 

「・・・雄二1回戦突破した」

「そうだな、このまま行けばグループ決勝も行けるぞ」

「・・・うん。雄二の目標は優勝なんでしょ?」

「ああ。連覇懸かってるしな」

「・・・雄二の夢が私の夢」

(・・・翔子・・・反則だろ・・・)

ダメだ、俺の理性が崩壊する。

 

「・・・翔子」

「・・・何?」

「・・・うん、死んでも雄二の事が好き」

「・・・・・・少し嬉しいぞ」

「・・・雄二、どうしちゃったの?いつも私の事避けてる感じなのに・・・」

「さてと、2回戦の対策するぞ」

「・・・あっ、雄二・・・・・」

また俺は素直になれなかった

 

雄二sideout

 

 

「秀吉君!!」

「あ、葵殿~」

ぎゅむぅぅっ!!

「やっぱり秀吉君は可愛いですねっ♪」

「あ・・・葵殿、む・・・胸が・・・」

「あー、すみません。ちょっと調子に乗っちゃいました、てへぺろっ♪」

「あはは・・・本当に葵殿も可愛いのじゃ♪」

「秀吉君はお世辞が上手いですね~」

「「あははは~~~~♪」」

・・・・・・何だこの場違いな空間は。

僕がいちゃいけないような気がする。

 

さてと、グループCの決勝が始まるみたいだ。

見に行くぞ!!

 

 

雄二side

 

俺達はトントン拍子であっという間にグループ決勝まで辿り着いた。

「・・・雄二、あっという間だった」

「ああ、そうだな・・・意外とすぐ行けたな」

「・・・こんな所じゃ負けられない!」

「ああ!!あくまで俺達の目標は優勝だ!!まずは、グループ決勝・・・殺るぞ、翔子!!」

「・・・うん!」

何か字が違ったかもしれんが、気にしない!!

 

 

雄二sideout

 

 

 

「さてさて!!グループCもとうとう決勝です!!ここまで勝ち抜いてきた精鋭を拍手でお迎えください!!」

888888・・・・・

 

 

「先に現れたのは2年生の2人。何とFクラスからの下剋上!奇跡のグループ決勝突破へ!!

 中本修司君と中本修也君です!!」

 

 

「あれ・・・!!!?中本兄弟!!!?」

「なんじゃ、お主知っておろうか?」

「知ってるも何も・・・幼馴染だよ・・・」

「ほう、どんな奴らなのじゃ?」

「とにかく兄弟のコンビネーションが凄まじいし、何でFに入ったのか分からないくらいの成績だし、

 けど・・・一番ヤバいのは召喚獣の操作だよ・・・」

 

この僕を、脅かす存在だからね・・・・

 

 

「続いて、最強軍団3-Aからの最強刺客!昨年の覇者と学年主席のコンビ!!坂本雄二君と霧島翔子さんです!!」

 

 

「始めまして、先輩方。明久から話は伺ってます」

「明久!?何であいつが・・・・」

「俺達、明久君と幼馴染なんですよ」

「・・・なるほどな・・・・」

「さてと、始めましょうか・・・さっさとした方が効率良いですし」

「・・・雄二」

「ああ、油断大敵だからな」

 

 

教科 現国

「修也行くぞ!!」

「ああ!!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

「翔子殺るぞ!!」

「・・・うん、殺ってやる!!」

 

「「試験召喚(サモン)!!」」

 

 

2年Fクラス

中本修司&中本修也

現国

420点&392点

 

3年Aクラス

坂本雄二&霧島翔子

現国

408点&466点

 

 

「それでは、開始!!」

 

 

雄二side

 

「おらおら!!」

「チッ!!」

 

3年Aクラス

坂本雄二

現国

355点

 

今俺達は劣勢に立たされている

 

「・・・くっ、手強い・・・」

「どうです?先輩・・・」

 

 

ここで形勢を変えるためにも・・・・

最初の点数が400を越えてれば・・・

 

「武装(メイル)!!」

 

腕輪は使える!!

 

腕輪が光って、召喚獣の体を頑強な鎧が包む。

武器は、棒がハンマーに変わった。

ハンマーの大きさは、実物大にすれば、どこぞの大王様が持ってるハンマーぐらいの大きさだろう。

 

「何!?」

「わりぃ、だけど・・・勝負だからな・・・!」

「ちょ、マジかぁぁぁっ!!!」

ズドォン!!

 

2年Fクラス

中本修也

現国

0点

 

「さてと、翔子の援軍だ!!」

 

 

「・・・まずい・・・」

「修也の仇・・・取らせてもらいます!!」

ガキィン!!!

 

「・・・あっ!!」

「しまった!!翔子の大剣が!」

相手の大鉈が、翔子のエクスカリバーを吹き飛ばした。

 

「これで終わりです、熱線!!」

「・・・!!!」

「姫路と同じだと・・・!?」

 

熱線に当たったら一撃だ。

しかも、俺より翔子の方が点数も高い。

 

 

・・・それに、彼氏が彼女を守るのは、当たり前じゃないか!!

 

「うおおおおっ!!!」

バンッ!!

「!?」

「!?雄二!?」

「翔子、絶対・・・あいつを倒せよ」

3年Aクラス

坂本雄二

現国

0点

 

 

「・・・雄二!!?どうして・・・」

「お前の方が点数残ってるじゃないか・・・それに・・・」

「・・・・?」

「・・・・・・彼女を守るのは、彼氏の役目だろ///」

「・・・!?」

 

言って・・・しまった・・・

 

 

「雄二の為に・・・負けない!!!」

「なっ!?さっきと動きが・・・!!」

 

 

「魔術(マジック)!!」

 

「な・・・何だあれ!!?」

「暗黒大嵐(ダークネスストーム)!」

 

「うそだろおおおおおおっ!!!!!!」

 

 

ズドゴォオオン!!

 

 

2年Fクラス

中本修司

現国

0点

 

「勝者、3年Aクラス坂本雄二、霧島翔子」

 

「激しい腕輪合戦を制して、坂本雄二君と霧島翔子さんのペアが決勝進出!!

 これでグループBに続き、またも最強軍団3-Aからファイナリストが現れました!!」

 

 

「・・・雄二・・・さっきの言葉・・・」

「さて、決勝もがんば」

「素直になってよ!!!」

「!?翔子!?」

「先輩・・・」

「まさか・・・・そーいう関係だとか?・・・」

「修也うるさい!!」

ゴチンッ!

「あいたっ!!」

 

 

中本ブラザーズは放っておいて、翔子が聞いたこともない声を出したのに驚いた

 

 

「・・・お願い・・・雄二・・・」

「・・・・・・・・・・・」

がばっ!ぎゅうううっ!!

「!?は・・・はっ・・・はぅっ・・・!?」

「「!!!?」」

 

欲望に、勝てなかった

 

 

雄二sideout

 

 

「おお、何という事でしょう!グループCは決勝が終わってもドラマ!!

 坂本雄二君と霧島翔子さんがかなり熱い抱擁をしています!!

 これは裏に何かあるような感じです!!」

 

 

「やっと・・・素直になったな・・・」

「ああ、良かったのぅ・・・」

「幸せオーラ全開ですね♪」

 

 

雄二side

 

「!?雄二!?」

「翔子・・・本当なら優勝してから言うつもりだったが、もう我慢できん」

「・・・雄二・・・?」

「今まで、ずっと俺はお前の事が好きだ・・・翔子っ!!!」

「ゆ、ゆゆっゆゆゆっ!」

「・・・落ち着け、翔子」

「・・・だって、だってぇっ!!」

狂った翔子をなだめる。

しかし・・・何度見ても可愛いな・・・畜生・・・

 

「翔子・・・俺と・・・付き合ってくれ!!」

「ゆゆゆゆっ!!ゆゆゆうじぃ!!!」

ぎゅうううっ!!!!!

 

「何と・・・・ここに新たなカップルが誕生!!!

 この大会中に、また1つの愛が結ばれました!!!」

 

「翔子、みんな俺らを祝ってんだ・・・期待に応えてやんないとな」

「うん!!」

「次は決勝だ、殺るぞ翔子!!」

「おー!!!」

明るくなった翔子と共に、決勝(てっぺん)を獲る!!

 

雄二sideout

 

 

「雄二・・・か・・・僕も・・・」

 

 

雄二と霧島さんは順当にグループCを突破した

・・・・・・2人とも、お幸せに(笑)




優子姉さんに続いて、翔子までもキャラを崩壊させてしまいましたw

ダメだ俺、キャラを崩壊させないと小説書けないかもしれない・・・

まあ、今回は坂本夫妻が本当に夫妻になりそうな感じにしましたw

後は・・・どうすりゃいいんだろう・・・w

とりあえず、次回もお楽しみに・・・

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