キルラキルの戦闘動画を見て
流子ちゃんカワイイ!
マコ強すぎ
猿テラヴィラル
三木さんガチスナイパー声優
針目縫マジ束
「身体測定?」
「そうよ。新華君が寝ていた1週間の間に、皆終わらせちゃったから。新華君もやらないとね」
「ふーん…」ズズ…
新華が目覚めた次の日。IS学園リハビリ室で新華はリハビリの合間の休憩をしていた。そこに楯無が来て連絡事項を言うが、右手にお茶、左手に学園内新聞を持った新華はあまり反応を返さなかった。
かなりオッサン臭いが、同時に極自然体だった。
「というか君さ、今時間的に授業中じゃん? サボってていいのかい?」
「私は生徒会長。ちょっとした特権があってね。彼氏の様子を見に来てもいいじゃない♪」
「そうかい。あ、サヤカちゃんお茶お願い」
「はい」
飲み終わった湯呑をサヤカに渡して新聞の見出しを見てため息を吐く。そこには
「『青木 新華、目覚めるも記憶喪失か!?』ねぇ…。まさか自分の存在がこうして小さいながらも、新聞に載るのを見ると、複雑だな」
「でもしょうがないわよ。それだけ新華君は有名で皆の中に居たのだから。歴史の教科書にだって載ってる人物なのよ?」
「実感ねぇなぁ…。全く、記憶喪失なんて、面倒な」
「そう言わないでください。はい、お茶です」
「ん、あんがと。しっかし1週間寝たきりだったとは思えないくらい体が軽いな。起きた時は重く感じたのに」
「寝たきりで筋力が落ちたんじゃなくて、溜まってた疲労が抜けたんじゃない? だから今普通に動けるんじゃないかしら」
「それだ。となると、俺はどんだけ疲れ貯めてたんだ?」
「少なくとも、死に掛けて1週間眠り続けるくらいには」
「だよな。ハァ…」
お茶を受け取り啜る。飲み終えると新聞を畳んで立ち上がり体を伸ばす。
「んー…ぁ。ふ、あああぁぁぁ。さて、ちょっとトレーニングしたら病室に戻って退院の準備でもするか」
「起きてから僅か1日で部屋に戻る許可を出されるなんて、本当にあんな大怪我をしたとは思えないわ」
「目の前で死に掛けた現場見てたんだろ? だったら事実だろうさ。どうやら医療関連でも発達しているらしいし、それが無ければ未だに寝てたかもな」
「そうですね。一応ナノマシンでの修復は自然治癒の促進にしてたので、体の方に違和感は無いと思われますが、一応激しい運動はしないでください」
「あいよ。じゃ一通りのトレーニングしたら病室戻ろっか。生徒会長君はどうするんだい?」
「私はトレーニングしている所を見ているわ」
「…トレーニング見てるだけって、何が面白いんだ?」
「色々よ。女の子はね、好きな人の努力している所にグッとくるの」
「よく分からんな…」
新華は首を傾げトレーニングの器具を使い筋トレを開始する。その間、サヤカと楯無は2人でそれを見ていた。
「ふっ、ふっ、ふっ…」
「………」
「………」
「ふっ、よっ、ふっ…」
「「………」」
一通り筋トレをこなし、新華は息を整えてさっきまで座っていたベンチに座る。そこにサヤカが汗拭きタオルを、楯無がスポーツドリンクを渡す。
「どうぞ」
「お、サンキュ」
「これ飲んで水分補給しなさいな」
「おう、気が利くな。ありがとさん」
汗を拭きスポーツドリンクのキャップを開ける。
「ん? (開いてる? …まぁいっか)んぐ、んぐ」
「…ん」//
「? ぷはっ、やっぱ旨いな。で、何で顔赤くしてんの?」
「何でもないわ」//
「?」
「(新華君に渡す前にちょっとだけ口付けたのだけど…関節キスになっちゃったわね)」//
楯無は自分の唇に指を当て頬を染める。しかし新華は何故顔を赤くしているのか分からず、取り敢えずスポーツドリンクを飲み干す事にした。
「んぐ、んぐ、んぐ(そういや孤児院でランニングした後に、女の子が同じような事になってたけど。結局何なんだ?)」
新華の名誉の為、以前も言った事をしつこく言うが、新華は一夏と出会うまで恋愛などする余裕は無かった。というよりも恋愛に興味があっても相手が居らず、虐めや虐待のせいで愛という感情が分からなくなってしまった。
しかし映画部の面々と共に過ごして絆を育み、彩香先生を院長に据えた孤児院で子供達を育てた事で改善の方向に向かった。だがそれだけでは恋愛を知るには至らなかった。決定的だったのはモテまくる一夏と、新華に一夏の事で相談やアドバイスを聞いてくる女子達だった。女子達の言葉を直接聞いて一夏とその周りを見て観察する事で新華は、自分自身の鈍感を克服したのだ。
だが今の新華は記憶喪失で、一夏と会う以前まで記憶どころか心が後退してしまった。
つまり鈍感になるのは当然なのである。
一夏とは違うのだよ、一夏とはァ!
「ぷはっ、ふぅ。さて、病室に戻るか。身体測定もしなきゃいけないし、いい感じで体の感覚も掴めた。後はP・V・Fとサヤカちゃん…というかガンダムを装備した時の感覚だが…これは後でいいか」
「はい。アリーナの使用申請して受諾されれば、いつでも」
「そっか。よし、さっさと汗拭いて、今の俺の頭がこのIS学園にどれだけ通用するか確認しないとな」
「…分からない所があれば私が教えてあげるわ。同じ部屋だしね」
「助か…同じ部屋?」
「ええ」
「君と、俺が?」
「ええ。IS学園1階最端1050室。私と新華君の、愛の巣よ♪」
「…冗談はそれくらいにしとけっての。全く、俺はよく耐えられたもんだ…」
「何か言ったかしら?」
「何でも無い。サヤカちゃん、行くぞ」
「はい」
「あ、ちょっと待ってよ、もー」
タオルを首に巻き歩く。病人の筈なのだが、怪我をしていたと一切思えない足取りだった。
というか、記憶を失う前の新華が自身を鍛え過ぎ、ソレスタルビーイングに使う技術を自重しなさ過ぎた。
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授業終了の鐘が鳴った時、医務室。病室から寮に移動する準備が出来た新華は、身体測定の為に未だ寮に行けずにいた。たった2人の男子生徒ということで一夏と共に計測する事になっていたのだった。
しかし新華が重症で倒れ意識不明。一夏も新華が倒れているのに自分だけがのうのうと身体測定をやっている事は出来ないとトレーニングに打ち込み始め、男子2人だけの測定が終わっていなかったのだ。
「…待ってるのは慣れてるからいいや。サヤカちゃん、今の内にこのIS学園の講義要項を出してくれ。暇なら読んで待つ」
「わかりました」
「以前と変わらず律儀ねぇ。暇なら私の質問に答えてくれないかしら?」
「…講義要項」
「そんなの、後で読めるでしょ」
「………」(´・ω・`)
「そんな顔しないの」キュン
「ご主人様、その顔は駄目です。また罪無き女の子を落とす気ですか」
「は? 落とすって、何を? 何で俺の残念顔で女子が落ちるんだよ」
「「………」」
「な、何なんだ…?」
楯無は普段新華が見せない顔にキュンキュン来てた。所謂ギャップという奴である。最近新華に突き放されていた反動もあった。
「…コホン。それで、質問、していいかしら?」
「ああ。出来る範囲でなら」
「それじゃあまず1つ目。今の新華君は何者?」
「…言ってる意味が分からんのだが」
「普通記憶喪失というのは、2つに分けられる。1つは怪我などの外的要因を受けた時、その外的要因を受けた時の状況を覚えていないタイプ。今回なら無人機との戦闘に当たるけど、それ以外の事も新華君は覚えていない」
「ああ」
「もう1つは、記憶を失った時点からそれまでの過去を全て忘れてしまうタイプ。これを新華君に当てはめるなら、サヤカちゃんの事だけじゃなく自分自身の事すら分からない筈。なのに、あなたは目覚めた時におかしな事を言っていた。『選択戦争』とか『佐々木 一兎』だとか『パラべラム』だとか…。私には分からない事ばかり。いえ、私どころか幼馴染であるはずの織斑君ですら分からないようだった。分かっていたのはサヤカちゃんだけ」
「「………」」
「ねぇ、あなたは一体、誰? 『選択戦争』って、『パラべラム』って、何?」
楯無はしっかり新華の目を見据えて問う。新華が自分の知らない、何か別の存在になっているような気がして、焦りを感じていた。
「…オフレコだとしても、知らない方がいい。『好奇心は猫をも殺す』と言うし、知らない方が気が楽だ。君も、俺も」
「………」
「それにだ。俺は青木 新華。それは変わらない、変えようの無い事実だ。例え俺が現在記憶を失っていたとしても、
「それ以前、の?」
「おっと、喋りすぎたかな。なぁサヤカちゃんよ、今のはアウトかい?」
「…ギリギリアウトと言った所でしょうか」
「あーらら、俺もヤキが回ったかね。ま、気にするこたぁねぇよ。君はいつもどおり、日常を過ごしてりゃいい。なんなら、俺を放っておいてもいいんだぜ?」
「それこそ、冗談でしょう? この程度で離れていたら新華君の彼女は務まらないわ」
「…あのさ、その彼女とかいい加減に止めない? 俺、もうそのネタ飽きたんだけど」
「あら、事実を言って何が悪いのかしら」
「からかうなよ。…お、走って来たみたいだな。だが廊下は走るなって言われてないのかねぇ」
新華は頬を付いて顔に笑みを浮かべる。その笑みは決して同年代に対してのものではなく、子供が元気にはしゃぎ回るのを穏やかに見るお爺さんのものだった。
「………心を開いては、くれないのね」
「ん? 何か言ったか?」
「…いえ」
「そうか」
「…ご主人様…」
楯無は悲しそうに、サヤカは痛ましそうに新華を見つめた。
すぐに多数の走る足音が近づいてきた。医務室の扉が勢い良く開かれる。
「お、遅くなってすみません!」
「いや、大分早かったんじゃないか? チャイム鳴って走ってきたんだろ?」
「え? あっ、新華!? もう大丈夫なのか!?」
「おう。この通り元気だぜ? さて、身体測定を始めましょうか。誰か担当の先生呼んできてくんね?」
「あ、ああ」
「さて、織斑君。俺らもさっさと済まして学生寮に行こうや。面倒な事はさっさと終わらせるに限る」
「そ、そうだな」
何故か医務室に居なかった保険の先生を呼びに箒が職員室に向かった。そして保険の先生ではなく、山田先生を連れてきた。
「あれ、山田先生? 保険の先生は?」
「あ、織斑君。保険の先生は今織斑先生とお話をしています。それに身体測定の記録係りは私なんですよ?」
「え、そうなんですか?」
「正確にはそれぞれの学年の副担任が記録係りをする決まりなんです。ですから、1年生である織斑君と青木君の身体測定のデータを採るのは私なんです」
「へぇ、成程ね。それじゃあ、よろしくお願いします、山田先生」
「あ、はい。…えっと、青木君は大丈夫なんですか?」
「? 何がっすか?」
「怪我と、記憶です。何か困る事とか」
「その事ですか。心配要りませんよ。こうしてピンピンしてます」
「は、はあ…」
「それよか、さっさと済ませましょう。時間は有限ですからね」
「あ、はい。ではお2人共、早速ですが服を脱いでくれませんか?」
「はい」
「了解です」
新華と一夏は上着を脱いでいく。ヒロイン勢は楯無とラウラ以外が顔を赤くして、全員で2人の体をまじましと見ていたが、やはり新華の体を見て顔を顰める。
「っ、やっぱり、残っちゃってるわね」
「ひ、酷い…」
「うっわすっげぇ。こんな傷してよく俺生きてたな。こりゃ出血も相当だっただろうし」
皆が呻いている中、新華だけはまるで他人事のように驚く。実際記憶を失っているからか、新華本人にしてみれば他人事だった。
「随分鋭利な刃物で刺されたんだな。それも貫通するくらいの。こりゃこの世界、相当碌なもんじゃ無さそうだ…」
「え?」
「何でもなーい。結構筋肉付いてるな。…ふんっ」
新華が傷から自身の筋肉に興味を逸らし、試しに右腕に力を入れる。すると見事な力瘤が出来た。
「…これは流石に自分でも引くわぁ…。鍛え過ぎだろ。カッチカチじゃんか」
「う、うわぁ…」
「な、なんですか、それ」
「記憶喪失前の俺がやってたトレーニングの成果ですかね? しかも1週間寝たきりで筋力が落ちるどころか、溜まってたらしい疲れが取れて絶好調だし…あ、山田先生、触ってみます?」
「え!? い、いや私は…」
「とか言いつつ視線がこの力瘤に集中してますよ? 気になるなら、別に遠慮しなくてもいいですけど」
「う、ううう…」//////
山田先生が顔を真っ赤にさせつつも新華の筋肉に釘付けになってしまっていた。まるで抗いがたい誘惑と戦っているように見えたが、新華は首を傾げて頭に『?』を笑顔で浮かべるだけだった。
山田先生はしっかりと見る。上着を脱いだ新華と一夏の肉体を。新華の体には多くの傷があり、その筋肉と相まって歴戦の猛者の逞しさによる魅力を出していた。対する一夏の体に傷は無く筋肉質も新華にやや劣るものの、逆に処女性がありかつ新華には無い対女性とも言えるフェロモンが凄まじい…ように感じていた。
「あのー、顔真っ赤にさせてどうしたんですか?」
「あのね新華君…。女の人にその逞しい筋肉見せびらかして触ってみる? なんて聞いちゃ駄目よ。どうしたらいいか分からなくなっちゃうじゃない」
「ん? そうなのか?」
「そうなのかって、あなたねぇ…」
「あ、あれだけの筋肉、そう簡単に付けられるものじゃないぞ。新華、一体いつから鍛えていたんだ?」
「そ、そういう一夏も中々のものだと思うが、うん…」///
「そうか?」
「というか比べる対象が悪いのよ。あんたのも、その、うん…」///
「一般男性よりも筋肉は付いているのだから、誇るべきだぞ嫁よ。うむ」
「…そうかな?」
「そうですわ」
一夏ヒロイン勢が一夏を慰める。新華はそれを腕を組んで暖かい笑みで見ていた。
「うんうん、仲がいいのは良い事だ」
「セリフだけが年を取ってるわよ。しかし、本当にいい体してるわね」
「女の子がそのセリフってどうよ。というか身体測定をいい加減やろうぜ? 時間、どんどん削れてる」
「うーん、それもそうね。それじゃ、測定を始めましょ。それじゃあ皆、手伝って」
「「「「「「はい」」」」」」
「え?」
「ん?」
「あら、どうしたのかしら?」
「いや、何でこの大人数が手伝う必要があるんだ? 誰か1人がやるだけで十分だろう?」
「時間、押してるでしょ。皆で一斉にやった方が早いじゃない」
「まぁ、そうだが」
「…楯無さん」
「ん? なーに、サヤカちゃん?」
サヤカは楯無に近付き小さな声で話す。新華には聞こえないよう配慮していた。
「もしかして、触った事の無いご主人様の体を堪能する気ですか?」
「…改めて言葉にされるとイヤらしいわね。サヤカちゃんも新華君の体、どんな感じか気にならない?」
「いえ、ずっとご主人様に着られていたので、寧ろ知り尽くしてます」
「その言い方もイヤらしいわよ? でも、それに簪ちゃんとデュノアちゃんも気になるみたいだしね。ついでに織斑君の方も盛り上がりそうだし」
「…皆さん、行き成り明るくなったご主人様に戸惑いながらも、明るく振舞ってますね」
「その方が新華君が喜ぶんでしょう?」
「はい。それは間違い無いです」
「なら、暗くなるより明るく振舞った方がいいわよ。ついでに私達も楽しまないと、いつまで経っても新華君を救えないじゃない」
「……皆さんに任せきりで、すみません」
「いいのよ。サヤカちゃんにはサヤカちゃんしか出来ない事があるじゃない。私達も出来る事をするだけよ」
「お願いします」
「勿論」
楯無とサヤカが2人で小声で話している間、新華は簪とシャルロットを相手にしていた。
「じゃ、じゃあ測るね」
「おう。何だか色々とおかしいけど、よろしく」
「う、うん…」
簪とシャルロットはメジャーを持ち新華の体に触れる。だが恋してる2人にとって、新華のトレーニング後の汗の臭いは刺激が強すぎた。
「ふあぁ、あ、汗の臭いが…」///
「ん? ああ、ここに来る前に筋トレしてたんよ。一応拭いたけど、やっぱり臭いは残るか…さっさとシャワー浴びてぇな」
「く、ぅん…、ふぁ。こ、これは…」///
「すまないけど、気にせず測定を終わらせてくれないか? 臭うだろ? 早く終わらせるに限る」
「「う、うん…」」///
何でもないかのように新華は言うものの、2人は汗の臭いにクラクラし逞しい体を触って気分がおかしくなりつつあった。そこに楯無も参入する。
「はいはい、私も測定するわよ。織斑君の方は時間掛かってるけど終わるみたいだし、やっぱり多人数でやると早いわね」
「だな。俺の方も早く終わらせてくれ。というか俺と彼に振り分ける人数おかしくないか?」
「いいのよこれで。さて、私も参戦しましょう。簪ちゃん、デュノアちゃん、あと残っているのは?」
「は、はい。えっと…」//
シャルロットが顔を赤くしたまま楯無に測定場所を教え3人で測定を再開する。しかし楯無までも新華の汗の毒牙に…
「これは、予想以上の、強さね…。くぅっ」///
「…あのさ、早くしてくれないかな。向こうもそうだけど、なんでこんなに時間かかるかな。それに顔赤いし。先生の方も何やら羨ましそうに見ているし」
「ふぇっ」
「なんでこうなるかねぇ…」
「それは、皆さんご主人様が好きだからですよ。好きな人が努力して流した汗は猫で言うマタタビに筆頭するのです」
「意味分かんねぇから。ま、傷を見て引かれるよりはマシかね?」
「引かれるのではなく惹かれているのですけど」
楯無は簪、シャルロットとは違い堂々と新華の胸板や腕の筋肉を触っていた。
「…あのさ、いい加減くすぐったいから早く終わらせてくれ」
「んー…もうちょっと」
「何がもうちょっとだよ…。十分時間使ってるから。複数人でやってる意味無いから。ってか測定終わってるだろ」
「あら、バレた?」
「…はぁ。もういい加減にしなさい。サヤカちゃん、服取って」
「はい」
「あ、残念。もうちょっと堪能していたかったのに」
「何が堪能だ。人の体で遊ぶなっての。……あっちも終わったみたいだな。やれやれ。たかが身体測定でどれだけ時間食ったんだ」
服を着てため息を付く新華。そして新華の視線の先には同じく服を着た一夏が居り、2人の周りにはそれぞれのヒロインが顔を赤くして俯いていた。
「うう…新華の体、思った以上に逞しかった…」///
「………」ポー///
「まさか、あのトレーニングの後というだけでここまで…」///
「さて、行くか。道案内よろしく」
「あ、ああ。そっちも時間掛かったんだな」
「何故かな。だが、何でこんな事で時間が掛かるうえに女子は顔を赤くしてんだ?」
「恥ずかしいからだろ。ほら、ここは半ば女子高みたいなものだから耐性が無いし、珍しいんだろ」
「成る程な」
「違います。お2人共、違いますよ…」
男子2人が変に納得している後ろでサヤカが首を振るが、朴念神と退行鈍感には聞き取れていなかった。
何故一夏は新華と共に身体測定を受けたか。ガノタが書いててそっちの方が面白そうだと思ったから。でもそんな事なかったorz
新華の他人への呼び方が変わってます。先生以外には完全に年上発現です。
ハロが出ないのは、αとFがソレスタルビーイングに戻されていて、Oがサヤカに仕舞われたまま故障中だから。新華が記憶を失っているせいで修理も出来ません。
というかシリアスもギャグも長続きしない…。何がしたいんだ俺はorz