外付けオリ主で問題児   作:二見健

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第二話

 これから飛鳥、耀、ジンの三人がギフトゲームに挑戦する。

 

 居住区は樹海のように変貌していた。黒ウサギが調べているが、原因まではわからないらしい。

 ともあれこれで地の利を失った。森林とは人間の活動領域ではない。いや、動物の能力を得ている耀なら問題なさそうだが。

 

「この目で見物できると思っていたんだけどな。これじゃ、何やってんのかさっぱりわからん」

 

 三人を見送った夜行彦一が眠たげに呟いた。昨日の疲労が尾を引いている。

 

「暇だな。ちょっと散策してくる」

「散歩ですか? その……また迷子にならないでくださいね」

 

 黒ウサギの子ども扱いに思わず眉間に青筋を浮かべてしまう彦一だったが、昨日迷子になりかけたのは事実なので言い返せない。

 

 おのれ覚えていやがれという捨て台詞を吐こうとした彦一は、直後、ハッと目を見開いて飛び下がる。

 

 

 ――あと一秒遅ければ、彦一の額から血の花が咲いていた。

 

 

 間一髪。首をひねった彦一の鼻先を高速で何かが通り過ぎていく。

 

(と言うか十六夜。何で助けてくれなかった?)

 

 ジト目を向けると、やつはにっこりと笑い返してきた。彦一を試してるようだ。

 

「ふざけたご挨拶だな、おい……!」

 

 十六夜はどういうわけか他人事を決め込んでいる。アテにはできそうにない。

 彦一と黒ウサギは身構えた。

 

「いい勘だ。未熟ながらも戦士の風格を身に帯びている」

 

 無駄にいい声だった。腹の底から響いているようなバリトンだ。

 

「彦一さん! この人、ヤバイです!」

「言われなくてもわかってる!」

 

 男は二十代後半。金髪の白人で、鼻先や頬は赤く染まっている。顎は角張っていて唇はむっつりと閉じていた。決して美男子ではないが、不思議な魅力があった。おそらく力強い眼光を放つ青い瞳の所為だろう。

 

「六十六人」

「それが?」

「俺がガルドに突き出した犠牲者の数だ」

「……っ! 『フォレス・ガロ』のメンバーですか!?」

 

 警戒心を剥き出しにする黒ウサギに、男は悲しげな顔をして首を横に振った。

 

「旗も名も奪われた。ここにいるのはただの負け犬。ウィルヘルム・テルだ」

 

 男、ウィルヘルムが武器を構えた。

 クロスボウ。先ほど矢を放ったはずなのに、もう矢が装填されている。

 

 弦を巻き取る動作はしていない。矢を自動装填するギフトだろうか。

 ――いや、違う。先ほどの矢を放ったクロスボウは男の背後に捨てられていた。武器をひとつ使い捨てにしたのだ。

 

「ガルドから命令を受けている。『ノーネーム』の戦力を足止めしろと。だが、最早そのようなことなど、どうでもいい。ガルドは終わりだ。俺もいずれ捕まるだろう」

「そこまでわかっているなら、潔くお縄に付いたらどうですか! 自首すれば罪が軽くなるかもしれないのに!」

 

 ばさりと、彦一たちの前に丸められた便箋が投げ込まれる。

 

 

 

『ギフトゲーム名 『林檎撃ち』

 

 プレイヤー  夜行彦一

        黒ウサギ

 

 ホスト   ウィルヘルム

 

 勝利条件  ホストの降参

       ホストの継戦能力を喪失させる

 

 敗北条件  全てのプレイヤーが死亡

       全てのプレイヤーが継戦能力を喪失する

 

 プレイヤー側の報酬  ホストの死亡

 

 ホスト側の報酬  プレイヤーの死亡

 

 宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、ホストと両プレイヤーはギフトゲームに参加します』

 

 

 

 それを見た黒ウサギが怒りの眼をウィルヘルムに向ける。

 

「こんなものっ、こんな報酬、こちらから願い下げでございます! 彦一さん、わざわざこんな血に飢えた獣に付き合って差し上げる理由なんてありません!」

「ここで俺たちがあんたを無視したらどうなる? まさか他のやつらにこの勝負を吹っかけるつもりか?」

「説明するまでもないようだな」

「……っ、卑怯な。黒ウサギたちがここで止めなければ被害が拡大すると言うことですか。どうやら勝負を受けるしかなさそうですね!」

 

 傍観していた十六夜が腕組みをしながら頷いている。

 

「にしても『林檎撃ち』か。得物はクロスボウ。これは決まりだな」

「何で他人事なんだよ、お前は……」

「俺はこれからやることがあるからな。コミュニティのこれからに関わる大事なことだ。まぁ問題ないだろ。あの程度ならお前でも何とかなる」

 

 契約書類(ギアスロール)にも十六夜の名前は書かれていない。

 十六夜が乗り気ではないことをいいことに、ウィルヘルムは各個撃破にかかったのだろう。

 腕っ節だけでなく、頭もそこそこ回るようだ。厄介そうな相手だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ギフトゲームが始まった瞬間、いきなりウィルヘルムは背中を見せた。

 

「逃げた!?」

「追うな!」

 

 黒ウサギが全力で走れば、彦一ではとても追い付けないだろう。単独で突っ込めばそれこそ敵の思う壺。各個撃破されるリスクを負うことはない。

 

 そして直前に見ていた映像。

 

 飛来した矢は黒ウサギがどこからか取り出した槍によって弾かれていた。

 だが、弾かれた矢が不自然な軌道を描いて『曲がった』。逆襲する矢に黒ウサギは肩を抉られる。

 

 追っていたらそうなっていた。

 

 ウィルヘルムの姿はもうどこにも見あたらない。

 何で邪魔をするのかと不満げな顔をする黒ウサギに、彦一は億劫そうに説明した。

 

「『必中』のギフトがあるのかもしれない。『林檎撃ち』に相応しい能力だな」

「林檎撃ち? もしやウィリアム・テルですか?」

「あくまで可能性だがな。やつは何か仕掛けている。『見た』からわかる」

 

 スイスの英雄ウィリアム・テルは黒ウサギも知っているようだ。流石に有名すぎるか。

 

「で、黒ウサギ。そろそろ頭は冷えたか?」

「……YES。先走ってしまって申し訳ありません。ですがもう大丈夫、彦一さんはどーんと構えて黒ウサギの勇姿をご見物なさってくださいませ♪」

「調子に乗るな、もっと反省しろ。お前がいないと俺、一瞬で殺されるから」

「弱すぎですっ! 他力本願にもほどがあります!」

 

 情報の共有はこれぐらいでいいだろう。

 

 市街地から出る。

 箱庭都市の外、起伏のある渇いた土地、荒野だった。アフリカのサバンナのように木々が転々と散らばっている。

 見晴らしはいいが、隠れる場所もあるだろう。

 

 走るペースは彦一に合わせられていた。黒ウサギにはのろのろと感じるのだろうが、特に問題はない。

 

「いくら何でも地平線の果てから狙撃できるわけはありません。クロスボウの射程はロングボウよりも短いのですから。あの人が黒ウサギたちを攻撃するには、どうしても接近しなければならないのですよ!」

「なぁ黒ウサギ、そういうフラグっぽい発言はやめてくれないかな」

 

 実際に長距離から攻撃されると、もうどうしようもない――っと。

 

「二時の方向! 六秒後!」

「合点承知っ、なのです!」

 

 黒ウサギがギフトカードから槍を取り出した。

 ただの槍ではなさそうだ。神々しくて目が痛くなるほどの威圧感を放っている。

 

 ガキンッ! と矢が半ばから断たれ――彦一は叫んだ。

 

「黒ウサギ、まだだ!」

 

 ほとんど鏃だけになった矢が、刹那の間、対空してから再来する。

 

「破壊されても戻ってくるんですか!?」

 

 黒ウサギは地を蹴って宙返り、向かってくる凶器を槍で砕いた。大きな胸が揺れまくりで、ミニスカートの中身も丸見え――いや、見えそうなのに見えない。それでもチラリズム的なものを感じてしまう。

 

「……なぁ黒ウサギ、いやエロウサギ。これは親切心、あくまで親切心から忠告させて貰うが、ミニスカートは戦闘には向いていない」

「これは白夜叉様の所為で……って、なんで言い直したんですかぁぁぁ!」

「エロウ……エロウサギ、すまない、悪気はないんだ」

「今度は言い直せてないっ!?」

「とまぁ冗談はこれぐらいにして、黒ウサギ。背中がお留守だぞ。ちなみに三秒後だ」

 

 顔を真っ赤にしていた愛玩動物は、瞬時に意識を切り替えると素早く反転。

 槍で矢を叩き落とす。

 

 今度はどんな力を使ったのか、一撃で矢を木っ端微塵にしていた。

 

「それにしても先ほどは六秒前だったのに、今度は三秒前ですか。彦一さんのギフトって……」

「――っ、黒ウサギ!」

 

 地面にバラバラと散らばった矢の破片から、小指の大きさほどのものが黒ウサギを奇襲する。

 咄嗟に彦一は黒ウサギを押し倒した。破片は黒ウサギの頭があった空間を通り過ぎると、再び曲線を描きながら襲いかかる。

 

 彦一は見えた光景に従って、傍にあった砂粒をつかむと、バッと無造作に振り払った。

 

 ただの砂だ。目くらましにもならない。当然、飛来する矢には効果がないはずだが、砂に触れた矢は力を失って落下した。

 

「ひ、彦一さん?」

「……違う」

「あ、あのぅ。真面目な顔をしながら押し倒されると黒ウサギはどういう反応をすればいいのかわからなくなるんですけど……」

「『必中』じゃなかった」

 

 ウィリアム・テル。

 

 スイスの国民的英雄。独立運動の父。

 

 ハプスブルク家の代官に処罰されそうになっていたウィリアムは、息子の頭に乗せた林檎を撃ち抜くことができれば解放してやると約束される。

 

 見事林檎を撃ち抜いたウィリアム。

 しかしウィリアムは代官に矢をもう一本持っていたことを咎められる。

 

 難癖を付けられて連行されたウィリアムは、代官の手から逃れて、最後には代官を撃ち殺した。

 

 ウィリアム・テルは林檎撃ちの時、矢を二本持っていた。

 

 彼は言った。『もし失敗したならば、この矢でお前を射抜いてやろうと思っていた』と。

 

「ウィリアム・テルは二の矢を備える! あれは二回命中するんだ!」

 

 一本目は武器で二回叩き落とした。

 二本目は武器で一回、砂で一回。

 

 ギフトの能力は二回命中するまで目標まで追尾する矢だ。

 

「二本だ」

 

 バリトンの声が響く。

 そしてウィルヘルムが現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ウィルヘルムが言う。

 

「俺が放った矢はたったの二本。大したギフトを持っているようだな」

「狙撃とは暗殺。矢を二本放った時点であんたの負けだ。本物のウィリアム・テルだったら一本で終わってるだろうよ」

「だろうな。林檎撃ちなど所詮は曲芸。このクロスボウも、ただの真似事だ」

 

 真似事。彦一は眉をひそめる。

 

(曲芸? もしかして、あれは『ウィリアム・テルのクロスボウ』ではないのか? それとも――っておい、ちょっと待てぇぇぇ!)

 

 ウィルヘルムの態度は降参する者のものではなかった。彼の目にはまだまだ戦いを続けるという意志が見えている。

 また何かしてくるだろうと思っていたが。

 

「ふざけんな! あいつ、矢を上空にばらまきやがった!」

「――なっ!?」

 

 その数は六本。四秒後に一本目の矢が落下してくる。

 

(どうする!? 六本の矢の波状攻撃だ! 最初の数回はたたき落とせるだろうが、やがて同時攻撃になる! 黒ウサギ単独ならまだ切り抜けられるだろうが、ここには足手まといの俺がいる!)

 

 逃げる。ナンセンス。

 絶体絶命、退路はない。

 

 ならば――前だ。

 

 カチリとパズルのピースが埋まった。

 

 ウィルヘルムがクロスボウから矢を放つと、それを捨ててナイフを抜いて距離を詰めてくる。

 黒ウサギの顔は青ざめている。それでも背中に彦一を置いている。彦一を何があっても守り抜くという決意を感じた。

 こんな時だが笑いたくなる。

 見捨ててしまってもいいんだぞと、そう言ってもこの少女は退かないだろう。

 

「黒ウサギ! 矢を操っているのはクロスボウだ! あれさえぶっ壊せば追尾能力が切れる!」

「――はいな!」

 

 ウィルヘルムは表情ひとつ変えることはない。

 どんな時も冷静沈着。それは戦士の顔ではない。狙撃手の顔だ。

 

「疑似神格・金剛杵(ヴァジュラ・レプリカ)!!」

 

 黒ウサギは正面から放たれた矢を回避、背後から追いかけられながら、真正面からウィルヘルムに槍を付きだした。

 狙いはウィルヘルムではない。

 帝釈天(インドラ)から賜った槍から雷鳴が迸り、地面に捨てられていたクロスボウが粉々になった。

 

 彦一は舌打ちする。

 

「馬鹿か」

 

 追尾能力はなくなったのだろうが、黒ウサギの背中に迫っていた矢は慣性のまま突き進んでいる。

 自分のことなど考えていない。自己犠牲にもほどがある。

 

「これで、終わりです!」

 

 ウィルヘルムを倒してしまえばゲームは終わる。

 黒ウサギはそのためなら矢に貫かれようとも構わないらしい。

 

 矢の一本程度ではそう簡単には死なないかもしれないが、万が一もありえる。そんな時『ノーネーム』はどうなるのか。

 考えなくても目に浮かんだ。バラバラになってお仕舞いだ。

 

 彦一は溜息を吐いて踵を返した。

 わざわざ悪い未来を選ぶことになるとは。これは予想外だ。

 それでも予想外は予想外。不謹慎だが面白い。

 

 右腕を前に伸ばした。

 

「ぐっ――」

 

 空から落下した矢が、ズブリと腕にめり込んだ。

 悲鳴は我慢したつもりだが、ウサ耳に届いたのだろう。黒ウサギは驚愕のまま振り返る。迫っていた矢を叩き落として、一目散に駆け付けてきた。

 

「お馬鹿! 彦一さんは何をやっているんですか!?」

「何って、お前の真似だけど?」

 

 痛みに顔をしかめながら言う。

 

「今のお前の気持ちを、俺にもさせるってのかよ? 献身的な『月の兎』が笑わせるよな」

「そ、そのようなつもりは……」

 

 ウサ耳がしゅんと垂れた。

 

「つまり、お互い様ってことだ」

「え?」

「俺も自己犠牲やっちゃうかもしれないし、と言うかリアルタイムでやってる最中だ。これで説教までやってるんだから、むしろ俺の方がたちが悪いよな」

「……え? なにが言いたいんですか?」

「俺にもわからん。と言うか俺、なに語ってるんだろう?」

「え?」

「なんだ?」

「……えっと。もういいです! 黒ウサギも何だかよくわからなくなってしまいました!」

 

 こう言うのを煙に巻くという。いや、別に狙ってやっていたわけではなく、途中から自分でも何を言っているのかよくわからなくなって適当に喋っただけである。

 

 彦一たちは律儀に待ってくれていたウィルヘルムの方を向いた。

 何時でも襲いかかれただろうに、ウィルヘルムは憑き物が落ちたような、穏やかな目をしていた。

 

「……どうしたんだ?」

「いや、なに。何てことはない」

 

 威圧感がなくなっている。

 戦士の目ではない。狙撃手の目でもない。では何なのか。

 

「お前たちに私を殺させるのは不可能だ。そう気付いただけだ」

「いや殺すけど?」

「彦一さん!? 外道! この外道!」

 

 黒ウサギは「いやだってルールだと……」とぐだぐだと言い訳を始めた彦一の胸ぐらをつかんで揺さぶっている。

 頭の中をシェイクされながら、彦一は震え声で言った。

 

「たとえあんたが自殺しても、俺たちは人殺しだ」

「……私のような者の死など好んで背負う必要はないのだが」

「だから違うっての。俺たちは選択した。お前が他のやつらを殺すかもしれない。だから俺たちが殺す。そう決めてギフトゲームに乗った。お前を殺す未来を選んだ。それすら認められなければ、俺たちは偽善者以下の屑になってしまう」

 

 彦一はぺっと唾を吐きながら言い切った。

 

 

 

 

 

 

 

 後味の悪い結果になってしまった。

 

 降参を宣言したウィルヘルムは地面に倒れ、そのまま起き上がらなかった。心臓停止。黒ウサギが悲しげに目を伏せて首を横に振った。

 

「裁かれたかった、ですか。真面目な方だったんですね」

「……ウィリアム・テルか」

 

 ずっと引っかかっていたバリトンの声。

 

『林檎撃ちなど所詮は曲芸』

『旗も名も奪われた。ここにいるのはただの負け犬。ウィルヘルム・テルだ』

 

 ウィリアムは英語読み。ドイツ語だとウィルヘルム(ヴィルヘルム)だ。

 

「もしかして、あんた……オペラ歌手だったのか」

 

 戯曲『ウィリアム・テル』のウィリアムもバリトンの声で演じられている。

 

 ここからは推測だ。

 

 ウィルヘルムは劇団コミュニティに所属していた。

 だが、ガルドにすべてを奪われた。

 旗と名、どちらもなければ公演は行えない。普通なら別のコミュニティを結成するのだろう。

 だが稀にこのような男が出て来る。

 

 ジンと同じ――いや。

 

「ジンには黒ウサギがいて、こいつにはいなかった。それだけのことか」

 

 何時かオペラを見に行こう。彦一はそっと決意した。

 

「あっ、まだジン坊ちゃんたちが頑張っているんでしたね。黒ウサギたちも応援に行かなくては!」

「俺の怪我を完全に忘れてやがる。これから献身的に(自称)って付けるか」

「あああぁー! そう言えば彦一さんの腕が!」

「いてぇ! おいこら矢を引き抜こうとするな、アホウサギ!」

 

 荒野に絶叫が轟いた。

 

 

 

 

 




・今回
全然ストーリー進んでないね。日常シーンないよね、文字数減っちゃったね、だらしないね。
後日読み直してみて気付いた。これ失敗作だ。ごめんね。

・月の兎
帝釈天の眷属。箱庭の貴族(笑)

・愛玩動物
黒ウサギのことに決まってます!

・エロウサギ
黒ウサギのことに……ってまだそのネタを引っ張りますかー!

・黒ウサギ
あんな顔して二百歳以上。おやこんな時間に来客が。

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