ハリー・ポッターと生き残りのお嬢様   作:RussianTea

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wikiもどきです。ちょっとしたネタバレを含むので、苦手な方はブラウザバックでお願いします。


人物紹介とちょっとした補足説明※ネタバレ注意

 〈新登場キャラクター〉

 

 

 

 

 

―ラーミア・ウォレストン―

 

 セフォネより2つ歳下の少女でブラック家の使用人。外見は銀髪にブルーグレーの瞳。

 真面目で勤勉な性格。信頼した人物の前では涙脆い。

 母方の親戚の元で暮らしていたが、5歳の時に義父が失業したため、口減らしとしてロンドンにある孤児院に預けられた。

 丁度その頃から魔法力が現れ始める。それにより周囲から疎まれるようになり、世話人の"おばあちゃん"だけが唯一彼女に優しく接してくれ、心の拠り所となっていたが1992年9月に起きた火事で亡くなった。

 言われも無く放火の疑いをかけられたラーミアは孤児院を抜け出し、飢餓と高熱で倒れたところをセフォネに救われる。助けて貰ったことと、生きることに絶望した自分を魔法界へと誘ってくれたセフォネに深く感謝しており、その恩を返すためにブラック家の使用人となり、セフォネに忠誠を誓う。だが、セフォネからは守りたい妹的な存在として見られている。

 

 

 

 

 

―ライアン・ウォレストン―

 

 ラーミアの父親。ホグワーツ在校時はレイブンクロー寮に所属し、卒業後に死喰い人となる。しかし、マグルである女性と恋に落ち、ヴォルデモートの元から逃げ出して駆け落ちした。その後に粛清として死喰い人に殺害された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 〈所要人物とその周辺〉

 

 

 

 

 

―ペルセフォネ・デメテル・ブラック―

 

 本作の主人公。第33代目ブラック家当主であり、ブラックの名を冠する最後の生き残り。

 スリザリン寮に所属。

 容姿端麗で成績優秀。運動神経もそこまで悪いわけではないが元々が引き篭もりであり、基本インドア派。箒に乗ることも不得手としている。

 有する魔力は膨大であり、高等魔術を難なく使いこなし、魔法も自作している。その才能とカリスマ性の高さから、古参の教員から度々トム・リドルと重ねて見られることがある。

 性格は普段は友好的且つ温厚である。だが、戦闘狂の一面も持っており、決闘クラブでその姿を現した後は渾名が"スリザリンの姫"から"スリザリンの女帝"やら"スリザリンの王妃"などバリエーション豊かになった。

 何かと事件を楽しむ傾向があり、そういった意味ではトラブルメーカーであるハリーを気にかけているが、ハリー本人からはそれを狂気としか思われていない。

 また、純血主義者ではないものの、ブラック家の歴史や魔法界に対しての貢献などは誇っており、ついに今回家の為に表舞台に当主として姿を現した。

 幼少期は今とは全く異った人物だったようで、その豹変ぶりにダンブルドアから警戒されている。

 

 

 

 

 

―エリス・セレーネ・ブラッドフォード―

 

 セフォネの親友。両親は癒者であり、そこそこの地位の人物であるらしく、ルシウス・マルフォイはその名字に聞き覚えがあるようだった。

 スリザリン寮に所属。

 セフォネの境遇を知り心を痛めるなど、非常に友達思いで優しい性格の持ち主。 誰にでも平等に接し、マグルに対する偏見も無いため、他寮からの評価が高い。

 成績は極めて優秀である。また、スリザリンのクィディッチチームで唯一の女性選手であり、チェイサーを務める。

 

 

 

 

 

―ドラコ・ルシウス・マルフォイ―

 

 マルフォイ家の1人息子。血筋的にセフォネの"はとこ"にあたる。

 スリザリン寮に所属。

 家柄を鼻にかけて生意気であるなど、不遜な態度が多く見受けられるが、非常に仲間思いであり、スリザリン生とは友好的に接する。

 度々ハリーやロンと衝突し、エリスから子供だと呆れられることもしばしば。

 能力は決して低くなく、寧ろ成績では上位に位置する。

 

 

 

 

 

―クラッブとゴイル―

 

 基本的に背景(モブ)。偶に喋ったり、時には盾になる。

 

 

 

 

 

―セブルス・スネイプ―

 

 ホグワーツ教師。担当教科は魔法薬学。スリザリンの寮監でもある。

 セフォネの父アレクサンダーと母デメテルと旧知の仲であり、セフォネの名付け親でもある。だが、2人が闇祓いに殺されたという事件があったことから、自分が関わることでセフォネが闇の勢力に近づくのを恐れ、その事実を打ち明けなかった。しかし、事実が判明してからは互いをファーストネームで呼び合う仲となり(生徒がいない場所のみ)決闘クラブでは杖を交えた。

 

 

 

 

 

―アルバス・パーシバル・ウルフリック・ブライアン・ダンブルドア―

 

 ホグワーツ魔法魔術学校校長。その経歴から20世紀で最も偉大な魔法使いと呼ばれる。茶目っ気たっぷりな好々爺で、普段は周囲の人間に穏やかに接しているが、かなりの策略家であり、セフォネからは一貫して狸と評される。

 ハリー・ポッターのことを気にかける一方で、異常なほどの才能を発揮するセフォネのことも気にかけているようであり、彼女の姿が度々トム・リドルと被ったり、数年前に出会った時と性格がかなり変化していることなどやセフォネが持つ残虐性、好戦敵的な面などから、闇の手に落ちないよう警戒している。

 

 

 

 

―ハリー・ジェームズ・ポッター―

 

 原作主人公。まだ余りセフォネが手を出しておらず傍観者の位置にいるため、活躍の場はそこそこある。

 グリフィンドール寮所属。

 ハリーにとってセフォネは同級生の中で比較的最初に出会った人物である。

 バジリスクとの戦闘後、セフォネの狂気じみた言動にあてられ、もしかしたらヴォルデモートよりも怖いかもしれないと漏らした。

 

 

 

 

 

―ロナルド・ビリウス・ウィーズリー―

 

 聖28一族に連なるウィーズリー家の六男。嫌スリザリンの筆頭とも言える。

 グリフィンドール寮所属。

 友好的なセフォネやエリスに対しては警戒心は薄いが、それでも宿敵ドラコ・マルフォイと親しい2人を油断出来ない人物と位置づけている。

 ロンの母モリーはプルウェット家の出身でありセフォネの母デメテルとは従姉妹に相当する。その為、実はセフォネとロンは"はとこ"の関係にある。その上、彼の祖母はブラック家の出身であるなど、セフォネとの繋がりが強い。

 

 

 

 

 

―ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー―

 

 マグル生まれながらも非常に優秀な生徒。

 グリフィンドール寮に所属。

 図書館で度々出会うセフォネとエリスは、数少ない同性の友人である。成績でセフォネに負けているため、対抗心を燃やしているが、今年は学年末試験が中止になってしまっため、来年こそはと意気込んでいる。

 バジリスクを鏡越しで見たため石化してしまうなど、スリザリンの継承者による被害を受けた。

 

 

 

 

 

―ルシウス・マルフォイ―

 

 ドラコの父親。マルフォイ家の当主 。スネイプとアレクサンダーとは学生時代からの付き合いであり、アレクサンダーの娘であるセフォネのことを非常に気にかけており、社交界に誘うなど、ブラック家の復興にも一役買っている。セフォネとは友人関係でもありファーストネームで呼び合う仲である。

 ウィーズリー一家を嵌めようとして失敗。屋敷しもべ妖精を失い、理事も辞めさせられるなど、散々な目にあっている。

 

 

 

 

―ナルシッサ・マルフォイ(旧姓ブラック)―

 

 ドラコの母親であり、セフォネの母デメテルの従姉。そのことからセフォネから"シシーおばさま"と呼ばれるが、おばさまは止めてくれと彼女に言い、以降シシーと呼ばれる。

 

 

 

 

 

―デメテル・ブラック―

 

 セフォネの母親。大量殺人鬼シリウス・ブラックの妹であり、死喰い人レギュラス・ブラックの双子の姉である。

 学生時代はスリザリン寮に所属。

 容姿はセフォネと瓜二つらしい。

 とある死喰い人の告発により"ブラック"という名の死喰い人がいることが判明し、それを彼女とその夫のことであると判断した魔法省により家に闇祓いと吸魂鬼を派遣され、デメテルは吸魂鬼により廃人と成り果てた。その後、セフォネが10歳の時に原因不明の死を遂げる。

 

 

 

 

 

―アレクサンダー・ブラック(旧姓ブルストロード)―

 

 セフォネの父。第32代目ブラック家当主。

 学生時代はスリザリン寮に所属。

 セフォネと瓜二つの紫の瞳を持つ男性だったらしい。

 ルシウスとスネイプとは旧知の仲であり、特にスネイプとは娘の名付け親を頼む程親しかった。

 前述の通り襲撃を受け、闇祓いによって殺害された。

 

 

 

 

 

―シリウス・ブラック―

 

 セフォネの伯父でデメテルの兄。

 ブラック家で唯一グリフィンドール寮に所属していた。

 学生時代に家出しており、家系図からは削除されている。

 ヴォルデモート失脚後、大量殺人の罪で裁判無しでアズカバンに投獄された。

 ブラック家の名に泥を塗ったとして、セフォネからはいないものと扱われている様子。

 

 

 

 

 


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