ハリー・ポッターと生き残りのお嬢様   作:RussianTea

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新学期

 ホグワーツへ向かう汽車の中。セフォネとエリスはコンパートメントを探していた。

 

「どこも一杯ね」

「ここはどうですか?」

 

  セフォネがコンパートメントを開けると、そこにはハーマイオニーと知らない少女が座っていた。

 

「セフォネ、エリス。久しぶりね」

「久しぶり。ここいい?」

「いいわよ」

 

  セフォネとエリスは荷物を下ろして、2人の向かい側の席に座った。その時、2人は違和感を覚えた。いつも一緒にいるはずのハリーとロンがいないのだ。

 

「ハリーとロンは?」

「途中ではぐれちゃって。探してもいないのよ」

 

  まさか乗り遅れたのか、とハーマイオニーが心配そうにしている。この汽車に乗り遅れた場合はどうなるのか、セフォネは分からなかったが、自分だったらホグズミード駅まで"姿現し"してしまうだろう。

 

「ハリーはフクロウを持っていますし、何かあっても連絡できるでしょう」

「それもそうね」

 

  ハーマイオニーはまだ心配そうだったが、それでも気にしないことにしたらしい。

 

「それで、この子は?」

 

  エリスの視線の先の少女の髪は赤く、たっぷりとしていて長い。瞳は鳶色で、顔にはそばかすがある。セフォネは見ただけでウィーズリー家の娘だと分かった。

 

「ウィーズリー家の方でしょうか」

「よく分かったわね。ロンの妹のジニーよ」

 

  ジニーは2人を見ると、ピョコリと頭を下げた。

 

「よろしくね。エリス・ブラッドフォードよ」

「ペルセフォネ・ブラックと申します。セフォネで構いませんわ」

「2人ともグリフィンドールなの?」

 

  その問いにエリスは微妙な表情になる。兄たちがそうなら、この子も同じくスリザリン嫌いであろう。

 

「えっと……」

 

  言い難そうにしていエリスを見て、セフォネが答えた。

 

「スリザリンです」

「え!?」

 

  ジニーはその返答に驚き、ハーマイオニーを見る。グリフィンドール生とスリザリン生が仲良くする様など、想像もしていなかったのだろう。

 

「本当なの?」

「本当よ。でもこの2人は何ていうか、スリザリンっぽくないのよ。普通に私の友達よ。だから大丈夫」

 

  ハーマイオニーが安心させるようにジニーに言う。その様子に、エリスが頬を膨らませた。

 

「大丈夫とは失礼な。人を何だと思ってるのよ」

「"スリザリンの良心"かしら」

 

  悪戯な笑みを浮かべるハーマイオニーに、エリスがポカンとしていた。

 

「何それ?」

「知らないの? 貴方、他の寮の生徒からそう呼ばれているわよ。スリザリンで唯一感じが悪くない生徒だって」

 

  明るく活発で、なおかつ誰とでも分け隔てなく接する性格のエリスは、他寮の生徒からそう呼ばれているのだ。

 

「その話だと、私は感じが悪く思われているのですか?」

「いや、そういう訳じゃないわ。貴方の場合は性格よりも見た目のほうが印象強いのよ。"スリザリンの姫"って呼ばれてる程よ」

 

  セフォネはその容姿と立ち振る舞いなどからそう呼ばれていた。

  そう言えば、とセフォネが去年届いたクリスマスプレゼントを思いだす。いくつかの物に"姫様へ"と書かれていたのだ。何かのジョークかと思っていたのだが、本気だったらしい。

 

「分かるわ。セフォネってお姫様っぽいもの」

「でしょ?」

「確かに」

 

  3人に見つめられ、セフォネは段々と恥ずかしくなってきた。

 

「とてつもなく恥ずかしいので止めて下さい」

「あらあらー。セフォネが珍しく恥ずかしがってるぅ」

 

  ほんの僅かに赤くなったセフォネの頬を、エリスが人差し指で突き始めた。

 

「つ、突つかないで下さい」

「あたふたしてるセフォネってレアね」

 

  そんな様子にジニーも寮がどうとかは忘れ、その後は楽しく談笑しながら、ホグワーツへ向かう。その中で、ハーマイオニーがやたら熱をあげてロックハートの話をした時、セフォネの微笑みが凍りついた。

 

「ロックハートが教師に?」

「そうよ。楽しみだわ」

 

  うっとりした目になるハーマイオニーと反対に、セフォネの目は笑っていない。先日絡まれたことを思い出し、不快感が込み上げてくる。セフォネがロックハート嫌いだということを思い出したエリスが、話題を変える。

 

「そういえば、セフォネ。エウロペは?」

「誰?」

「シマフクロウの名です。鳥籠の中は嫌らしいので、飛んでホグワーツへ向かうそうです」

「何でフクロウと意思疎通できるのよ」

「"開心術"を使っているだけです」

 

  その言葉に、ハーマイオニーが驚きの声を上げる。

 

「開心術ですって!? 貴方出来るの!?」

「ええ、まあ」

 

  驚いているハーマイオニーの隣で、エリスとジニーは何のことか分からないらしく、首を傾げている。

 

「何それ?」

「相手の心をこじ開け、記憶や思考を読み取る術のことよ。でも、いくら規格外の貴方とはいえ、そんな事ができるなんて……」

「規格外は酷くないですか?」

 

  開心術は、術そのものはそこまで難しくない。少なくとも、"悪霊の火"よりは容易いものだ。しかし、この術を使いこなすのは難しい。いかに気づかれずに、深く心の奥底まで覗きこむか。それが問題である。

 

「でもさ、何でセフォネはその術を習得したの?」

「何で、とは?」

「だって、人に会う機会とかあまり無かったでしょ?」

 

  世間から離れて生活していたセフォネには、人の心を読む必要が無かったのではないか。そう疑問に思うのは当然だろう。

 しかし、セフォネにはその必要があった。廃人となってしまった母の心を読むためだ。しかし、いくら開心術を上達させようとも、母の心から何かを読むことはできなかった。その後、セフォネは闇の魔術にヒントを求め、その知識を深めることとなったのだ。

 

「単に興味があっただけですわ」

 

  セフォネはそう誤魔化した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホグズミード駅に到着し、ハーマイオニーと別れた2人は、ドラコ他2名の元へ行った。

 

「お久しぶりです」

「久しぶり、ドラコ、クラッブ、ゴイル。元気してた?」

「ああ。そういう2人も元気そうだね」

「まあね。ねえ、ホグワーツにはあれに乗っていくのかしら?」

 

  エリスが指差した先をセフォネが見ると、骨ばっていてドラゴンの様な翼をしている天馬に繋がれた馬車が見えた。

 

「どうやって動くんだ?」

 

  ドラコは首を捻っている。この天馬はセストラルといい、死を見たことがある者にしか見えないのだ。恐らく、この5人の中ではセフォネにしか見えていない。

 

「セストラルよ。"ホグワーツの歴史"に書いてあったわ」

「ああ、なるほどね。道理で見えないわけだ」

 

  5人が馬車に乗ると、馬車は動き出し、他の馬車と隊列を組んでホグワーツ城へ向かった。

  馬車の中ではエリスとドラコが、2年生になると参加が許可されるクィディッチの話をしていた。

 

「父上がスリザリンチーム全員に最新のニンバス2001を寄贈してくれることになったんだ」

「太っ腹ね。流石マルフォイ氏。で、貴方はやっぱりシーカー希望?」

「勿論。君は?」

「やるとしたらチェイサーね。一応応募はしてみるけど、受かるかなぁ」

 

  2人の会話をBGMに、セフォネは寮監であるスネイプについて考えていた。

 

  ホグワーツから帰ってきてすぐにクリーチャーから渡された、自分の両親に宛てて送られたらしいスネイプからの手紙。その内容に驚くあまり、セフォネはティーカップを取り落として割ってしまった。その内容とは……

 

「セフォネ?」

「はい、何ですか?」

「学校に着いたよ」

 

  いつの間にか、学校に到着していた。

 

「大丈夫?」

「ええ。少しボーッとしていただけです」

 

  大広間では、既に歓迎会の用意がされており、ご馳走がテーブルに並んでいる。自分たちの時と同じように組分けの儀式が行われ、それが終わると腹を空かせた生徒たちが食事に飛びついた。

  その途中、ハリーとロンが空飛ぶ車で暴れ柳に追突したという情報が流れてきた。

 

「ホント、何やってんのよ」

「中々楽しそうですわね。今度やってみましょうか」

「死ぬから止めときなさい」

 

  当初、問題を起こしたハリーとロンは退学になるかと思われ、ドラコは小躍りして喜んでいたが、あのハリー・ポッターを退学にすることなど出来るわけもない。これがロン単身で起こした事件であれば、今頃荷物をまとめているだろうが、ハリー共々罰則を受けるだけで、事なきを得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  セフォネは歓迎会が終わった後、寮へ戻らずにスネイプの研究室へ赴いていた。途中でハリーとロンとすれ違い、退学処分を免れたことを聞いた。

  セフォネが扉を3回ノックすると、中からスネイプの不機嫌そうな声が聞こえてきた。大方、ハリーとロンが退学処分を免れたことが気に食わないのだろう。

 

「誰だ?」

「ペルセフォネ・ブラックです。お話したいことがございます」

 

  すると、扉がひとりでにパッと開き、セフォネはスネイプの研究室に入った。そこは地下牢のどの場所とも共通して薄暗い場所で、壁の棚にはグラス容器に入った様々な標本が並べられている。

 

「それで、我輩に話とは?」

 

  部屋に入るなり、スネイプは単刀直入に尋ねた。セフォネは懐から1通の手紙を取り出し、机の上に置いた。

 

「先日、家の屋敷しもべ妖精がこれを発見致しまして」

 

  スネイプはそれを見ると、僅かに驚愕したが、いたって冷静にセフォネと目を合わせた。セフォネはその瞬間、スネイプに開心術を試みた。だが、壁が硬すぎるため、何も読み取ることができなかった。

 

「無礼だな。教師の心を覗き見ようとは」

「無礼はそちらのほうではありませんか。どうして何も言ってくれなかったのですか、先生。いえ、セブルス」

 

  セフォネは意図的にスネイプをファーストネームで呼んだ。これはつまり、セフォネは生徒としてスネイプと話をしているわけではない、と言いたいのだ。

 

「貴方が、私の名付け親であるということを」

 

  スネイプは暫く沈黙していたが、目の前に置かれた手紙を手に取ると、普段は浮かべないような穏やかな微笑みを浮かべた。

 

「いつかは発覚するものと思っていたが、まさか2年目にして、とはな」

「私の両親と、旧知の仲であったのですね」

「ああ。アレクは同学年、デメテルは1つ下の学年だった」

 

  思い出に浸るように、スネイプは目を閉じる。そして目を開くと、封筒を開けて中の手紙を取り出した。

  クリーチャーが屋敷で発見した手紙に書いてあったこと。それは、スネイプがセフォネの名付け親を引き受ける旨を記したものだったのだ。

 

「驚きのあまり、ティーカップを1つ割ってしまいましたわ。何故隠していたのですか?」

「我輩にも事情があったのだ、ブラック。いや、セフォネ」

 

  事情とは、今現在スネイプが置かれている立場にある。スネイプは、自分がセフォネに関わることで、この先に起こり得る争いに彼女を巻き込むことを恐れたのだ。ただでさえ、生い立ちやその他の事情を考えれば、セフォネは争いに巻き込まれるリスクが高い。ともすれば、自ら飛び込んでゆくだろう。

 

「セフォネ、我輩からも1つ聞きたい」

「何でしょうか」

「復讐を望まない、君はそうダンブルドアに言ったそうだな」

「正確には、復讐に意味を見出していない、ですわ。しかし、仇を目の前にした時に平静を保てるかは分かりません」

 

  復讐を無意味だと頭で分かっていても、その怒りを、憎しみを抑えきれる自信はない。目の前に仇がいたら、迷わず死の呪文を撃ってしまうかもしれない。

 

「相手が元闇祓いだとしてもか?」

「自惚れではございますが、対抗出来る程の力は持っているつもりです。でもまあ、これは仮の話ですから」

 

  セフォネは腕時計で時間を確かめた。寮はここと同じく地下牢にあるので、戻るのに数分もかからない。しかし、歓迎会の後であるので、もう遅い時間だった。

  スネイプもそれに気づいたらしい。

 

「もう遅い。寮へ帰りたまえ」

「はい。それでは失礼します、セブルス」

 

  微笑みながら、ごく自然に自分の名を呼ぶセフォネに、スネイプは少しばかり戸惑う。生徒に名で呼ばれた経験などない。

 

「名で呼ぶのは構わないが、他の生徒の前では止めろ」

「ふふ……勿論ですわ」

 

  セフォネは一礼し、スネイプの研究室を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  次の日の朝食の時間、グリフィンドールのテーブルで、面白い騒ぎが起きていた。ロンの元に、"吠えメール"が届いたのだ。

 

「初めて拝見? しましたわ」

「私も初めてよ。あんななのね」

 

  朝一番の授業は薬草学で、これはまたヘビーな授業だった。今年はマンドレイクという、その泣き声を聞いた者は命を落とすような危険な植物の育成。それの植え替え作業だった。マンドレイクの根は赤ん坊のような形をしており、土から引き抜くとむやみやたらに暴れ、大変な作業となった。

  "闇の魔術に対する防衛術"の教室へ向かいながら、セフォネは溜め息をついた。

 

「次はロックハート……」

 

  他のスリザリン生も近くにいるが、女子生徒の多くがロックハートに対して熱を上げているようだ。

  それに対して男子生徒はテンション低めである。昨日の歓迎会での挨拶が、ナルシスト全開、といった具合だったのだ。

  教室に入って席につき、暫くするとロックハートが現れた。何を勘違いしているのかは知らないが、まるで雑誌の表紙に写るかのような派手な服を着ている。

  一番前の席に座っている生徒が机に出していた教科書(とはいうものの、ただの物語である)を手に取った。

 

「私だ」

 

  そう言って表紙と同じようにウインクをする。セフォネの左に座るドラコは、その様子にかなり引いていた。

 

「ギルデロイ・ロックハート。勲三等マーリン勲章、闇の力に対する防衛術連盟名誉会員。そして、"週刊魔女"五回連続"チャーミング・スマイル賞"受賞。もっとも、私はそんな話をするつもりではありませんよ。バンドンの泣き妖怪バンシーをスマイルで追い払った訳じゃありませんしね!」

 

  気の利いたジョークのつもりだったのだろうが、反応したのは僅かで、大半は冷え切った目でロックハートを見ている。

 

「全員が私の本を全巻揃えたようだね。たいへんよろしい。今日は最初にちょっとミニテストをやろうと思います。心配はご無用。 君たちが私の本をどれぐらい読んでいるか、そしてどのくらい覚えているかをチェックするだけの簡単なテストですからね」

 

  そう言ってロックハートが配ったミニテストの内容は非常に酷かった。

 

『ギルデロイ・ロックハートの好きな色は何か?』

『ギルデロイ・ロックハートのひそかな大望は何?』

 

  そう言っている時点で密かでも何でもないだろう、とドラコが小声で突っ込みを入れる。

  セフォネは思わず"悪霊の火"で燃やしたい気分になったが堪え、仕方なく答えを記入していく。

  30分後、ロックハートはテストを回収し、その場で確認する。50問はあるテストを数秒で確認できるのは、素直に凄いと思った。

 

「おやおや、私の好きな色がライラック色だということを殆ど誰も覚えていないようですね。それと『狼男との大いなる山歩き』の第十二章ではっきり書いているように、私の誕生日の理想的なプレゼントは魔法界と非魔法界のハーモニーです。もっとも、オグデンのオールド・ファイア・ウィスキーの大瓶でもお断りはしませんよ!」

 

  またあのウインクをすると、一部の生徒はそれをうっとりと見つめ、一部の生徒は極寒の視線を送る。

 

「どうやらスリザリンには満点はいませんね。グリフィンドールのミス・グレンジャーは満点だったのですが。一番高得点なのは……ミス・ミリセント・ブルストロードのようですね。ミス・ブルストロードはどこにいますか?」

 

  ミリセントは嬉々として手を上げる。ミリセントを見た瞬間、ロックハートの顔が僅かに引き攣ったのは気のせいか。

 

「我が従妹よ……」

 

  ミリセントはロックハートの大ファンだったようで、指名されたことに喜ぶあまり立ち上がっていた。その様子を見て、セフォネは思わず嘆いてしまった。

 

「よろしい。スリザリンには5点差し上げましょう」

 

  その後、ロックハートは何か大層な物が入っているような口ぶりで、檻に入ったピクシー妖精を連れてきた。

  そんなもの、とドラコが横で嘲っている。

 

「侮ってはいけません。こいつらは厄介で危険な小悪魔になりえます。それでは、君たちがピクシー妖精をどう扱うか……お手並み拝見といきましょう!」

 

 ロックハートが檻を開けた次の瞬間、ロケットのようにピクシー妖精が教室中に飛び立つ。教室は大混乱に陥り、ピクシー妖精はあちらこちらで生徒たちに飛びついたり、本を破ったりインクを倒したりとやりたい放題。ロックハートが格好つけて何やら意味不明の呪文を唱えるが、効果はなく、逆に杖を奪われる始末。

  エリスは襲いかかるピクシー妖精に対して妨害呪文で対応していたが、1対5では分が悪く、ちょこまかと動き回るピクシー妖精に呪文が当たらない。

 

「我慢の限界だ……!」

 

  エリスはセフォネが漏らした言葉に、サッと顔を青くする。セフォネがお嬢様口調でなくなった時、それは彼女の怒りが最高潮に達していることを意味している。

  普段だったらこんなことで怒りはしないが、何分今のセフォネは心に余裕がない。ただでさえ生理的に嫌悪している人物の授業であるのに、引き起こされたこの惨状。

  1匹のピクシー妖精がセフォネに近寄り、彼女の指輪を奪おうとして跳ね返されたのを皮切りに、セフォネが立ち上がり、杖を振り上げた。

 

氷河よ(グレイシアス)!」

 

  セフォネを中心に吹雪が巻き起こり、それが晴れると、50センチメートル程の氷の刃が数十個、彼女の頭上に現れる。そして、セフォネは杖を振り下ろした。

  その後に起こったことは……言うまでもない。

 




スネイプはセフォネの名付け親……この設定は、スネイプとセフォネの父と母が友達だったことにしようと思ったときに思いつきました。

キレるセフォネ……いくらお嬢様でも、いくら精神年齢高くても、彼女は12歳の思春期なお年頃。キレることもあります。


セフォネと秘密の部屋は、絡ませようと思っても絡まずらいんですよね。原作をかなり崩壊させれば出来なくもないのですが。ここはあくまで原作尊重というわけで、セフォネは秘密の部屋に行きません。

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