【Blaze.Over.Color・紅蓮の巨人は何のために戦う】   作:三号機

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ハーメルン様に投稿するのは初めてです…
オリジナルアバター複数登場します。



序章
第1話・小さな炎の巨人・前篇


【Blaze.Over.Color・紅蓮の巨人は何の為に戦う】

 

「第1話・小さな炎の巨人・前篇」

 

 

雨の降る東京にて、一つの喫茶店に

 

金髪で緑色の服をきて、首には深緑色の首輪のような機械ニューロリンカーを付けた

チャライ感じの少年と、190センチ以上の背の高い

白いYシャツを着て何だがオドオドとした彼も首に鋼色のニューロリンカーを付けた

茶髪の青年が、向かい合って…コーヒーを飲んでいた。

 

 

 

「まったく龍ちゃん~相変わらず人見知りって言うか

そんないいガタイをしてんのに…もっと堂々としても良いと俺ちゃんは

そう思うぜぃ?」

 

金髪の少年は笑いながら、目の前の巨体の青年向かって言う。

この二人、幼馴染であり…二人とも中学生である。

 

茶髪の青年もとい、少年の名は【田所龍馬】仇名は龍である

小学生5年まで空手をやっていた。

少年であり…見た目とは違って、幼少からかなりの怖がりの人見知りであり、

ある事件を空手を止めた原因を起こしから、より一層怖がりが更に

怖がりになっていた、その事件の所為でたった1月位だが…

引きこもりになるほどだったのを、向かい側の幼馴染の唯一無二の親友

【金案寺信彦(きんあんじ・のぶひこ)】事ノブのお陰でたった一月で、引きこもりを

卒業できた、恩人でもある。

 

 

今日は、ノブに相談をする為…龍は二人の行きつけの喫茶店に来たのだ。

 

相談内容は、自分の家の引っ越しだ。

 

「ノブ、ぼ、僕に…そんな無茶を言わないでくれよ~」

彼は自分の何倍の小さな虫にでさえ、怖がったりするほどの根っからのビビりだ。

 

「ハハハ悪い悪い、でもよ~メールでも見たけど…

学校変わるんなら、そのビビり根性…人見知りだけも矯正しないと

無理なんじゃねぃ?俺ちゃんがいなくても良いようにさ…」

 

龍の引っ越しは、別に東京を離れる訳じゃない

自分の家の近所のこの喫茶店のある、東京23区の渋谷区から

隣の目黒区に移る、一戸建ての家に引っ越すだけである。

 

だが通学の問題から中学を変える必要が有った。

 

故に人見知りで怖がりの、チキンハートの巨体の少年龍にとっては

環境ががらりと変わるのは、死活問題なのだ。

 

事件をおこして小学校に居る事が、出来なくなり…

それが切っ掛けでプチ引きこもりを起こした龍だったが…

さっきも語った通り、ノブの力で…救われ今現在に至る。

 

彼が居たから、学校に通えるようになったのだ。

 

そして中学も一緒にだったのだが…

今でも熱々夫婦の自分の両親が、「念願のマイホーム買ったよ!龍ちゃん!

2週間後に、引っ越しだからね!」と、いきなり言って来たのだ。

これには、頭の思考回路が回らなくなったのは良いお思いでだ。

 

 

「まぁ、お前さんのそれはちょっとやそっとでは、直らんのは

昔からの付き合いで解るよ…と言う訳で、そんな優しい

俺様から、龍にプレゼントやるぜぃ!」

 

彼の性格を理解しているノブは、ポケットから青緑色のケーブルを取り出し

 

「ん、いいもんをダウンロードしてやるから直結しようぜ?」

 

直結、ニューロリンカー専用のケーブルXSBケーブルを

ニューロリンカー同士で繋げる事を差す。

 

そもそも、ニューロリンカーとは脳とこのニューロリンカーとで、量子無線接続をし

五感や映像、ネット環境、マネーや連絡手段その他様々な事で、サポートをする

携帯端末機だ。その直結は、ニューロリンカーの中身を完全にさらす事になるので

 

ちょっとやそっとでは、簡単に直結は許さないのが常識だ。

 

 

「良いもんって何、ノブ?」

 

「ちょっと変わったオンラインゲームさ

俺ちゃんはちょっち分け合って、【あんま出来ない

いや、やる資格がないけど】お前さんなら、やってもいいと思う

まぁ目黒に行くと聞いた時から、これを渡そうと思って来たのが本音

まぁ多分お前さん、龍のトラウマと空手の才能を考えれば…

条件は余裕っしょ!隙あり!」

 

ノブは素早く、ケーブルをニューロリンカーの差し込み部分に

差し込み、ウィンドウ画面を開き物凄い速さで何かを打ちこんでいき…

 

それと同時に自分の目の前に表示枠が浮かび上がる。

 

内容は【外部からデーターを、ダウンロードされています。

危険な不正プログラムの可能性が有ります。

これ以上のダウンロードは、実行者の許可が要ります。

BB2039.exeを実行しますか?Yes/No】

 

「良い事教えてやるよ龍、いや龍馬このゲームは唯のゲームじゃない。

そうだな~お前さんが小学生の時、空手に熱中してる間の

2年間、お前さんとあんま付き合い悪かっただろ、俺?

それの原因がこれ…プログラム名【BB2039.exe】

ゲーム名は、【Brain.Burst】…俺を含めた一部の

ガキンチョ共のユートピアにして、現実を破壊するツールがこれさ

これなら、人見知りのお前も…かなりマシに生まれ変わるのは

保障しよう」

 

龍は目を見開く、いきなり幼馴染が突拍子も無い事を言って来たのだ。

彼は金案寺信彦は…何か何時もチャラチャラして、何時も笑顔の絶えない。

親友だ、幼稚園のからの付き合いの自分をからかって遊ぶのが彼だ。

何かに熱中していると聞いたのは、結構意外だった。

あの頃移行、何かを熱中する姿を見た事が無かった…

だって彼は3年前、自分の夢を諦めざるをえなかったのだから…

3年前あの時から、何事にも無気力になり黒かった髪を金髪に染めたり

趣味じゃなかったろう、アクセサリーや服にも手を伸ばし、今はつけて無いが

かっこいいからとか言ってサングラスをも着けて…色々遊んでいた

そうここ3年、自分を巻き込んで遊んでいる印象が強かったのだが…

 

「現実を壊す?ほ、本当に?」

 

こんなウソのような話、本来は信じない。

彼のからかう冗談かもしれないけど、こっちも付き合いが長い。

彼がノブが…自分を龍馬と呼ぶ時はまじめな話しだ。

 

「ああ、それも保障してやんよ。

現実は壊れる180度にな、まぁ龍馬がやらないなら

それはそれで良いぜぃ?強制はしない…こいつはまぁ今は言えないが…

結構てか、6割り位俺の独りよがりも入ってるからな…。

断っても気にすんな!気にすんな!

で、どうすんよ?ああ、大丈夫インストした後は俺様がチャンとレクチャーして

やるから、安心しな」

 

彼の言動と表情に何処が悲しそうな…物を感じだ龍。

この表情は珍しい、自分のネガディブの塊の対極にたっている

ポジティブの塊の彼ノブが、悲しそうな表情をしてるのは

これで多分自分が知っているので三回だ。

 

一つは3年前の自分とは違う事件に巻き込まれた後…

 

もう一つは2年前の自分を救ってくれた時

 

そして3つ目はこれだ。

 

目黒に何かあるのか?

 

駄目だ、ピースが足りなくて…よく解らない。

けど、彼の気持ちは解る。

 

「ノブは…僕にこれをやってほしいんだね?」

 

この言葉に…確信を言いあてられて、ノブはやや困った様に笑って頷く。

 

「うん、解った僕…やってみるよ…このえ、っと

BRAIN.BURSTだったかな?

僕の現実を壊してくれるなら、願っても無いしね」

 

龍も笑って承諾し、空間に表示されている表示枠のYESボタンを押す

 

それと同時に彼の視界いっぱいに炎が噴き上がり、自分を取り巻く様に

炎は動き…その炎は体の前に、集約され…

 

【BRAIN.BURST】と言う炎が文字になった、タイトルロゴが表示される。

 

 

そこから…

 

 

インストールしてから20秒経過した…

やや龍は眉を細める、自分のニューロリンカーは父が

やっている会社のニューモデルであり、プログラムから何まで…

父が自分のネット環境を良くしてくれるために、色々拡張してくれたり

バージョンアップをしているので、一般の人のニューロリンカーより

圧倒的なスピード環境で、ネット生活をしているのだが…

 

このブレイン・バーストのプログラムが、やけに重いのだ。

普段なら、自分の趣味のロボット物のアニメや特撮やらゲームの

DLする時でも、重くても10秒は掛らない仕様だ。

オンラインゲームだからか?

だが、ニューロリンカー用アプリとしては容量が大きいな?

 

燃え盛るタイトルロゴの下に表示されたインジケータ・バーが

ようやく100%になった瞬間、インジケータ・バーが消え…

ロゴも燃え尽きる様に消滅した。

 

其処にオレンジ色の残り火が英語フォントで

 

『ウェルカム・トゥ・アクセラテッド・ワールド』

の文字が現れてそれも燃え尽きるように消えた。

 

それに呆気に取られて…ボーっとしている。

 

「おやぁ?その表情が察するに、終わった様だねぃ?

お前さんの素質なら十分行けると思ってたから

適性があって良かったぜぃ!」

 

その言葉に我に返った龍は、その後何も起こらない事に

不思議になりながら…彼の言葉に疑問を抱く。

 

 

「て、適性…?」

 

「そうよんこのブレイン・バーストは、そもそもある一定以上の脳神経反応速度が

必要何だ、高レベルのな。その反射神経が無けりゃー

インストールできない仕組みなんだわぁ…まぁ、先に動かれて

後出しで追い越せる。空手界の元天才には、問題無しだろうけどな」

 

「そして条件がもう一つある、生まれてからこいつを肌身離さず…

着けてるのも条件なんだわ…故にこのゲームは、一番年上で高校生だ

これもお前さんは、余裕でクリアしてそうだったしな。

ニューロリンカーの会社の幹部なんだろう、親父さんは?」

 

はぁ?とその言葉に目を丸くする、龍確かに

父はニューロリンカーの、販売部門の取締役の幹部だし、自分も

生まれた時から、父と体の弱かった母の思いでニューロリンカーを付けられた

 

だが、このゲーム内容はまだ解らないが…

やるまでの条件がやたら厳しすぎるんじゃないのか!?

 

そんな感想を持った龍。

 

龍の何か考えている顔を見た、ノブはXSBケーブルを引っこ抜き

 

「まぁ今のは、ちょっと置いといて…てかまぁ明日まで忘れろ

ブレイン・バーストを無事ダウンロードできた記念に…

ヌフフフ…良いもん見せてやるよ。

合図したら、この言葉を小さく言えよ…」

 

何か良からぬ事を考えているノブに

若干嫌な予感を覚える龍…

 

 

 

「ウェイトレスさぁ~ん!すいません注文追加していいですか!?」

とウェイトレスさんを大声で呼び出すノブ

 

「はい、何でしょうか?」

その声に聞いて、白いウェイトレス服で、スカートがミニの

ウェイトレスのお姉さんがやってくる。

 

 

 

 

「このパフェ二つ下さい…おおっと!スプーンを落としちまったぜ!」

 

ノブは、そう言いながらあからさまに技とコーヒーをかき交ぜる

小さいスプーンを落とす…。

 

それを見たウェイトレスは、屈みこんで…拾い上げようとした瞬間

此方に向けてガッツポーズの、サインを送る。

 

何だが解らずに…さっき教えてくれた…言葉を二人同時に小声で言う。

 

<バースト・リンク!>

バシィィィという甲高い音が鳴った

その刹那、自分の全ての時が止まった…

 

世界がモノトーンの青に浸食された、この世界に…

 

 

「へ…何…これ…?」

 

何が起っているのかよく解らない…気がつくと自分は

自分を見下ろしているのだ。

 

幽体離脱?と最初に錯覚したが…直ぐにそれは違うと

判断できた。

 

何故なら今見下ろしている自分の格好は、フルダイブ用のアバター

自分の顔と体系に、適当にフランケンシュタインチックに

コスプレをさせたアバターなのだ。

 

フルダイブしているのか…だが、何かおかしい?

何故?どうして?という疑問が頭を駆け巡る。

 

「ヌフフフ…ようこそ通常加速世界へ…」

 

背後から、物凄く聞き覚えのある声が聞こえたので振り返ると…

 

金髪だけど狼顔になった親友が居た。

狼男が彼のアバターだ。

 

「こいつはな、時が止まった訳じゃない。

俺達はブレイン・バーストの環境下に居るんだぜぃ…!

聞いて驚け、ブレイン・バーストはこのニューロリンカーを

とおして、ソーシャルカメラにハッキングをかけ…

更に!更に!此処は大事なので2回言うぜぃ!

脳と無線通信をし、自分達の脳内意識を加速させている!

まぁあんま、俺は専門的に良く解らんのだが…

知り合いの【黒の姐さん】曰く、俺達の固有振動

すなわち心臓の鼓動を増幅し、その増幅された心臓の鼓動は

無線信号で脳に送られ、その働きにより脳神経の思考の部分を

1千倍に増加させる事ができる…」

 

 

「は、え?いや、嘘!そんな無茶苦茶な原理なんて…

嫌でも、ナーヴギア…とか

インプランターチップの後継機のニューロリンカーなら…

可能かもでも、ソーシャルカメラをハッキングするとか…

あり得ないことだ、だけど開発者が

ソーシャルカメラのプログラム開発の関係者なら…或いは…

でもそれなならこの意味が解らない、ゲームのプレイ条件は一体なんだ?

ブレイン・バーストを作った人間は、一体何者なんだ!」

 

ニューロリンカー関係の仕事をしている父が居る為、ある程度

彼の説明で、腑に落ちないことが有ったが…

原理は解る、ニューロリンカーを使えば脳や人体に

悪影響を与えないで、こんな物をやる事は理論上は可能だ。

 

だが、それは机上の上の原理だ。

これは技術では無い、魔法だと言っていい。

この思考を加速させる技術を大体的に発表すれば、ノーベル賞は

かるーく三つは貰えるだろうと、龍は頭に入ってきた知識を

ゆっくり噛み砕きながら、考察していき…

 

「まぁ、今のこの世界はカメラが写している画像から

再構成されたCG世界だ。カメラが見えない所は推測保管つって

見えない所は見えんが…

ほら、店の四方にある…ソーシャルカメラが

ウェイトレスの姉ちゃんを、ばっちり映し出しているぜぃ!

ほらほら見ようぜぃ…」

 

最悪だ、彼のやりたかった事に少し引き気味になりながら…

 

 

「で?ノブ、これって一体何秒まで引き延ばしている訳?」

 

 

「お前さんの場合は最初だから、リミッターがついてる。

体感時間は30分、現実時間は1.8秒」

 

スカートの中身を覗き込んでいる親友は

そう解説してくれる。

 

そうか、思考を1千倍にしているから、1秒が1千秒…

体感時間が16分40秒の計算か…

 

「これを使えばもうお前さんは空手の世界で、勝てる奴はいない

無敵になるけど?どうよ、引っ越ししたらまた復帰したら?」

 

その言葉に自分の心臓が鷲掴みにされる感覚を感じた、自分。

 

「無理だよ。確かにこれを使えば、空手だって何だって勝ててしまうけど…

【僕にもうやる資格はないんだ】…それに、やれたとしても…

これを使ったら、多分一生後悔してしまう…」

 

龍は、悲しそうな顔で目の前の大柄な少年を見つめる

それを聞いた狼の少年はこっちを向いて…

 

「クハハハ、やっぱお前さんはいいわ。流石MyFriend!俺なんかとは違うわ…

お前なら【黒の姐さん達に預けても】いいな…

良し今日は此処までだ、いや…明日にならないと

駄目だから…今日はお終い!但し、今日1日中ニューロリンカーを付けた

状態かつグローバルネットは切っとけよ!

ハイ、これを終わらせる合言葉はバースト・アウト!」

 

アバター姿の彼も目が悲しそうだったが、自分に笑いかける

 

その日はそれで終わった。

 

その後、彼の言いつけどおり1日中ニューロリンカーを付け…

就寝時間にも着けろと言われて、装着したまま寝た…その夜…。

 

 

 

悪夢を見た。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が、お爺ちゃんに教えられてやる様になった。

空手…最初は皆怖かったけど、これをやる時はその恐怖は

忘れるから好きだった、ゲームは好きだけど上手くないから駄目…

人に何かしようと怖がって駄目…他のスポーツは小学校の頃から

170はあった身長の所為と、結構ドジな所も有ったので、駄目なスポーツが

多かった。

 

一つ自慢ができたのが空手だった、お爺ちゃんや

師範代の先生が教えてくれた技術や技を使って、相手を負かすと

誰かに褒めてくれた…だから好きだった

 

これだけが唯一の取り柄だった…。

 

あの時が来るまでは…

 

 

身長の問題で、練習の時は自分より上の歳の人とやっていたある日…。

 

自分は力のコントロールを間違えて…

そのコントロールが効かなくなった、自分の技を

【練習相手が対処できずに、病院送りにして再起不能にしてしまったのだ】

 

その事はたちまち自分の小学校にも噂で広がり…

色々陰口を言われた

自分も相手を大怪我を負わせた罪悪感と、周囲の目、

そして…近づく人を、また同じ目に合わすのではと言う

自分自身に対しての恐怖で…

 

頭が一杯になり…

 

1カ月、自分の家の部屋から出て来れなかった…。

 

 

 

 

 

今自分は…その時のトラウマを延々と繰り返して

見続けている悪夢を。

 

 

自分の過ち、罪、恐怖、視線、そして今でも覚えてる左手に着いた

真っ赤で温かい血がこびり付いた感覚を…

 

「う、うわあああああああああああああああ!!」

 

怖い!人が!怖い!視線が!怖い!人の言葉が!

怖い!抑えれない自分が!

怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!怖い!

 

 

 

怖いのなら…恐怖を覚えるのなら…全て何もかも遠ざければ良い…

 

 

ああ、そうだ…

 

 

それが良い

 

自分以外居なければ傷つく必要が無いのだから…

 

 

≪それがお前さんの望みかい?≫

 

黒い悪夢の中最後、親友の声と共に…悪夢は其処で終わっしまう

 


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