呀 暗黒騎士異聞(魔法少女まどか☆マギカ×呀 暗黒騎士鎧伝)   作:navaho

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簡単な三人の設定集を出してみました。

自身のキャラクター設定を纏めてみたかったというのもあります。

三人とは、香蘭、紅蜥蜴、火車の三人です。

明良 二樹と聖 カンナらは別の機会に思います。





幕間「キャラクター設定集(明良 二樹の一団)

 

 

魔戒法師 香蘭(こうらん)

 

 

性別 女性 

 

 

年齢(22歳)

 

 

経歴とその性格

 

魔戒法師としては、かの阿門法師に比類するほどの”天才的な頭脳”と”才覚”を元老院に見出され、若くして元老院付きに迎えられた。

 

しかしながら、彼女の思想は危険極まりなく、相手を殺す為なら如何なる手段をも取るというモノであり、また自分以外の人間を”実験動物”としか見ていないという性格破綻者であった。

 

魔戒騎士や法師の在り方については、元々理解しておらず、自身の好奇心の赴くままに魔導具を作成してきた。

 

号竜を開発した布道 レオとも顔を合わせており、レオ自身は彼女の才覚を評価し、守りし者の在り方について彼に説かれたが、そのことについて理解を示すどころか、魔戒騎士や法師について嫌悪感を抱くようになる。

 

布道 レオについては、良いとこのお坊ちゃんという印象を抱いており、これといって魅力を感じなかった

 

魔導具こそは、凄まじい威力のあるモノを次から次へと生み出していったが、どれも殺傷能力があまりにも高すぎるということと人を道具とする性質の悪いモノが多い。

 

 

 

 

例 寄生型生体魔導具 鋼殻装甲

 

取り憑いた人間の肉体と魂を喰らい、ホラーと戦う為に宿主の身体を作り変える。

 

 

 

 

危険思想故に元老院より処罰が下され、彼女の制作した魔導具等の研究はすべて破棄され、彼女自身はその天才的な頭脳を有効活用するという目的で脳のみを取り出され、利用されるということになった。

 

寸前の所で脱走。明良 二樹と知り合った経緯は、”遊び友達”であった”真須美 巴”の紹介。

 

明良 二樹と真須美 巴と関わったのは、身を隠すのに都合がよいということと色々と利用ができると考えたからであり、都合が悪くなれば何時でも裏切る気でいる。

 

明良 二樹も、彼女がいつでも裏切る気で居るのは承知しており、香蘭とは良い人間関係を築くように日々の努力を心掛けているらしい(笑)

 

彼の号竜、魔号機人等の整備は彼女が行っている、号竜、魔号機人の出どころは、真須美 巴。

 

他のメンバーからは、危険人物扱いされており基本的に信用されておらず、油断がならないと警戒されている。実際に酷い目にあわされたモノも居る。

 

聖カンナからは、限りなく怖い人物で何をやらかすか分からないとのこと・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

魔戒騎士 紅蜥蜴 (べにとかげ)

 

性別 男性 

 

年齢 (25歳)

 

使用武器 二振りの斧

 

経歴とその性格

 

容姿はドレッドヘアーの筋骨隆々の大男である。身長は195㎝ほど・・・

 

魔戒騎士ではあるが、番犬所から逃亡した逸れモノである。

 

元々魔戒騎士を祖に持つ普通の家庭で育っていたが、両親が事故で他界した後に魔戒騎士の親戚筋に引き取られ、そこで魔戒騎士としての修行を積む。

 

”紅蜥蜴”の名は、引き取られた時に改名した、

 

魔戒騎士としての心構え、”守りし者”についても教わるが、少年期を”現代社会”で過ごしてきた為、その在り方に疑問を抱く。

 

両親は慈善家であったが、周りには碌な人間しかおらず、両親も慈善事業を行ているが、これが正しい事なのかと自問自答しているところを何度も見ていた為・・・

 

また、ホラーに憑依されたとはいえ、元が人間であった存在を討滅することにも・・・

 

ホラーに憑依されることは苦痛が伴う事は理解できるが、そもそもそのような存在を呼び込むような世界は自分が知らないだけであまりにも穢れていることを改めて知った。

 

またホラーが憑依した後で”討滅する”やり方にも疑問を感じ、ホラーに憑依される”陰我”を持つ存在は最初から人々に害を齎す存在ならば、悲劇が起こる前にそれを防がなければならないと考え、ホラーに憑依される前の人間を斬った。

 

この行いは掟に反したが、紅蜥蜴は魔戒騎士自身もホラーに憑依されたとはいえ人を殺める行いを生業としていることから、結果として、人を殺すことに変わりないと自身の考えを変えることなく、そのまま番犬所から逃亡する。追手の魔戒騎士も当然のことながら斬った。

 

人を殺めてしまった時点でもう自分は、真面な生き方をすることはできないと考え、そのまま逸れ魔戒騎士として自身の”思想”に従ってホラーとそれに関わる人間を斬り続けるようになった。

 

彼自身は、暗黒騎士や闇に堕ちた法師らと違い、自身の都合で殺めてしまった人達とその罪と向き合う為にホラーやそれに関わる”陰我”を斬り続けることを誓っている。

 

魔戒騎士からも一般人からも”悪”とみなされるのならば、それを持って”陰我”を斬ると・・・

 

明良 二樹との出会いは、ホラーと遭遇した彼を助けたことがきっかけであった。

 

明良 二樹が”悪”であることは出会った当初より分かっていたが、彼が”玩具”にしていたのは、善人の振りをする”ロクデナシ”であり、また真っ当な人には手を出さない事に奇妙な親近感を覚え、行動を共にするようになった。

 

フタツキからみた紅蜥蜴は、魔戒騎士にならなければ真っ当な一般人として平凡に過ごせたと見ている。

 

色々と損な生き方をしていると・・・

 

性格は、一団の中ではかなり真面であり、色々と気遣いもできるので、他のメンバーからは割と信頼されている。

 

危険が迫れば率先して、非力な聖カンナや火車などのメンバーを護る。

 

一部、関わり合いたくないメンバーも居る。破滅主義な者や香蘭等・・・

 

強さも一団の中では、最高戦力に数えられている。

 

聖カンナからは、この一団では最も頼りになり、見た目は怖いが一番真面な存在として見られている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

火車 (かしゃ)

 

性別 男性 

 

年齢 (19歳)

 

経歴とその性格

 

その容姿は、半グレ然とした青年である。

 

火車と言う名前は”偽名”であり、本名は意味のないモノだから、名乗る必要がないとのこと・・・

 

とある地方の出で、上京した地元の先輩より”仕事”の話を持ち掛けられ、地元を飛び出す。

 

その”仕事”は、使い捨ての”犯罪の人手”であった。所謂”特殊詐欺”の類。

 

受け子であり最もリスクの高い役割に回されたが、彼自身のフットワークの軽さで警察などに捕まることはなかった。だが、ある時、グループのリーダーである”先輩”が上納する金が用意できなくなり、人身御供として差し出され、そのまま逃げだす。

 

身内に裏切られ、とにかく逃げれるだけ逃げて、勢い余ってそのまま海外のボランティア活動をする団体に紛れ込むことで国外逃亡を果たした。

 

ボランティア団体で出会った”ある人物”と仲良くなる、途中で別の地域に移動することで別れ、日本へと引き返す。

 

日本へ帰ってみれば、グループリーダーである”先輩”はまたもやヘマをやらかし、怖いお兄さん達に二度と人目に触れられない目に遭わされたと知る。

 

元々、自身の将来にも何も希望を抱くことがなく、犯罪に対して罪の意識を感じることもなかった為、その後も様々な犯罪組織やグループを歩き、裏切りに遭いながらも逃げ続けていた時に偶々BARのスタッフを募集していた明良 二樹と出会い、そのまま彼の仲間となる。

 

一般人で一団に所属するメンバーの中では最も非力であるが、全体の連絡係や様々な情報を仕入れるなどバックでのサポートに徹している。

 

BARの管理や運営は彼が行っている。オーナーは”明良 二樹”である。

 

メンバーの中に海外で仲良くなった人物と再会したときは互いに驚いていた。

 

両親は健在であり、特に犯罪を犯していたリはしていない。だが、あの先輩の裏切りにより色々と迷惑を掛けたため、今では疎遠となっている・・・

 

妹が居るらしいが、せめて自分みたいに何も希望を抱くことのない人生だけは歩んでほしくないと考えている・・・

 

カンナとはよく絡むし世話も焼きます。彼自身、カンナの事情も知っており、会うことのない妹の事を重ねているかもしれない。

 

明良 二樹曰く。普通の人よりも断然優秀である。

 

聖カンナからは、色々と話しやすい事と、何となくではあるが”兄”と言うモノが居たらこんな感じではと考えています。

 

 

 

 

 

 

 





あとがき

活動報告にもありますが、明良 二樹の仲間である三人の設定集を載せてみました。

三人のキャラクターなどを固めていきたいと思いましたので・・・

一番の”邪悪”は”香蘭”だと改めて思いました(笑)




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