呀 暗黒騎士異聞(魔法少女まどか☆マギカ×呀 暗黒騎士鎧伝)   作:navaho

12 / 95
第十話「対立」

 

「さやか・・・・・・あの対応はないだろ・・・・・・」

教室へ戻る道中杏子は、先ほどのマミとのやりとりに対して頭を悩ませていた。

「だって、姐さんが話がしたいって言っているのに、信用できないからってまったく話を聞かないんですよ!!!酷くないですかっ!?!」

「あぁ、それはアタシの自業自得で、マミが信用できないってのは、しょうがないことだ」

以前、喧嘩別れをして、見滝原から風見野へと移ったというよりもマミに追い出されたという方が適切な表現だった。

「だからって・・・・・・・・・」

「気長に話しかけていくよ。そうしていけば、いつかは話を聞いてくれるかもしれないしさ」

「本当にあの三年生が、話を聞いてくれるんですか?私、信用ができないな」

口を尖らせながらぼやくさやかに、杏子はため息混じりに

「まあ、さやかよりはアタシの方がマミとはある程度付き合いは長いからな。マミの良いところは知っているつもりさ。だから、あんまり悪く言うなよ」

さやかがマミを気に入らないのは、良くわかるが、一応は魔法の使い方を教えてくれた”師”でもあるマミの事を悪く言われるのは、少し許せない杏子だった。

「分かりましたよ。姐さんがそういうなら・・・・・・」

「ほんとに分かってんのか?さやか・・・・・・」

「分かりましたよ。そう言われなくても!!!」

いまいち、信用のなさそうな杏子の態度にさやかは表面だけでも、態度を取り繕うのだった・・・・・・

「ん?そういえば、まどかが居ないぞ。さやか」

「えっ!?あ、どこに行ったの!?!まどかの奴?」

先程まで居た友人の姿がないことにさやかは、周りを見渡した。

「まさかと思うけど、あの三年生の所に?」

「だから、そういう言い方はよせって・・・・・・鹿目まどかだっけ、アイツまさか魔法少女になりたいとか言ってないよな?」

「まさか・・・・・・まどかは、人に図々しくモノを言える娘じゃないですよ。だから、あんな怖いことを自分から進んで・・・・・・」

さやかの脳裏には、先日の魔女との遭遇した光景が映っていた。とてもじゃないが、あんなモノと一度だけの願いのために戦い続けることなんて考えられなかった・・・・・・

しかしながら、さやかには、それに値する”望み”が小さいながらも存在していた。

「でも、魔法が使えたら自分も強くなれるっていう考え方もあるには、あるぞ」

「それ、わかる気がします。姐さんみたいに格好よくなれるならって思っちゃいますし」

「馬鹿野郎。そういう事を安易に考えるなって・・・・・・直ぐに手の届くところでキュゥべえが契約を待っているんだ」

キュゥべえという単語に杏子は言いようのない嫌悪感を感じた。自業自得ではあるが、アレが自身の”家族”を死に至らしめた原因の一つには違いないのだから・・・・・・

途中でチャイムがなり響くと同時に遅れてまどかと仁美が現れた。どこに行っていたのかと問いただしたかったが、授業に遅れるわけにもいかないので四人はそのまま教室へと急ぎ足で向かっていくのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後

「やっと、終わったぁ~~~~~~」

背を伸ばしさやかは、意気揚々と帰宅の準備を始める。

「待ち合わせは、学校の裏の方の橋で・・・・・・」

杏子はメールを打っていた。

「アレ?姐さん。誰とメールをしてるんですか?」

「おじさんとだけど、今日、ちょっと用事があるからそっちで待ち合わせをしようと思ってさ」

「へぇ~~~、姐さんの伯父ですか・・・・・・どんな人ですか?」

「なんていうかさ、メッチャクッチャ格好いい人さ」

杏子は携帯電話のフォルダの中にある画像データを一枚呼び出す。つい最近になって撮った一枚である。

「おぉ~~、なんか姐さんに似てますね」

現れた画像には、杏子と彼女と同じく髪の色をした見た目二十代後半の男と一緒に写っていた。

「そ、そうかぁ~~」

「うん、目元なんかすごく似てますよ。親子と言われてもおかしくないです」

さやかの発言に少し気をよくする杏子だった。

「じゃあ、アタシはこのまま行くから・・・さやかは、さやかで寄り道せずに帰れよ。おっそろしい魔女が何処にいるかわからないからな」

「大丈夫ですよ。魔女に誘われるほどネガティブじゃないから、元気いっぱい、さやかちゃんですから!!!」

「その元気を学校で出したら、もう少しマシになるんじゃねえの?」

「うぐぅ・・・それは言わないでくださいよ」

互いに笑い合い、昇降口の前で二人は別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れた後、さやかは一人考えるようにいつもの通学路を歩いていた。

(う~~ん。姐さんには、契約しないって言ってるけど・・・・・・やっぱり、気になるよね)

どんな願いでも一つだけ叶えられるというキュゥべえの言葉に大きな魅力をさやかは感じていたのだった。

事実、杏子が居なければ願いを叶えようか本気で検討をしていたかもしれないのだ。

さやかが叶えたい”望み”・・・・・・それは・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”さやか・・・僕の手が・・・・・・僕の手が・・・・・・”

 

 

 

 

 

 

 

大好きなヴァイオリンが引けずに今も頑張っている幼馴染の姿を思うと彼のために”力”になってあげたい・・・・・・

彼のためを思うのなら、この”奇跡”を使うことは”良いこと”なのではという思いが僅かながらさやかの中で芽生えていたのだ。

しかし、それを阻むように今日この言葉が木霊する。

”あいつの奇跡ってのは、絶対にしちゃだめだ。奇跡に縋る前に他人の為に願うなら、そいつの為にできることを考えてくれよ”

かつて安易に願いを叶えてしまった杏子の悔恨を聞くと”奇跡”に対して戸惑ってしまう・・・・・・

自分の中では答えは決まっているかと問われれば、決まっていると答えられるが、いざ、実行となると進むことができないことにさやかは、優柔不断な自分が少しだけ嫌になった・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見滝原にある喫茶店に三人の女子中学生が居た。

「それで、マミさん。私、怖いですけど・・・・・・魔女退治に付いて言ってもかまいませんか?」

少し戸惑いながらまどかはマミに魔女退治への同行を願い出た。

「そう・・・やっぱり願い事は簡単には決まらないものね。だったら、魔法少女体験ツアーと洒落込みましょうか」

気弱な後輩に対しマミは優しく語りかける。

「そういうものなんですか?洒落込めるぐらいに・・・・・・」

まどかは、”とある事情”で魔女退治の恐ろしさを知っている。だからこそ、冗談半分でついていってしまっても良いのかと戸惑ってしまうのだ。

「大丈夫よ。いざという時は私が、鹿目さんを守るわ・・・でも、あなたはどうして・・・・・・」

マミはまどかからその隣にいる仁美へと視線を移す。そう仁美は”魔法少女”の資格がない一般人なのだ。この場にいることなど叶うことなどできないのだから・・・・・・

「今日も言いましたが、私には叶えたい願いがあります。だから、一緒に連れて行ってください」

叶うことができないのなら、せめて傍で”魔法少女”というものを見せて欲しいと・・・もしかしたら自分にも”奇跡”が・・・・・・

「今日言ったことをもう一度言うわ。あなたにキュゥべえは見えない。だから、このことには無関係で、関わるべきではないわ」

「ですが!?!まどかさんは!!!」

「それは彼女がキュゥべえに選ばれたからよ。選ばれたからには、無関係ではいられなくなるの」

「マミの言うとおりだね、志筑 仁美。君には魔法少女としての資格はないよ」

いつの間にか現れたキュゥべえは、仁美の前に立つ。その姿は彼女に見えることはなかった・・・・・・その声も・・・・・・

「キュゥべえが見えない。あなたは、この事に関わるべきじゃないわ」

キュゥべえという存在が見えない。ただそれだけでこうも差があるのかと仁美は世の中の理不尽さを呪いたかった・・・・・・

「だから、あなたは魔法少女のことは忘れなさい」

マミに促されてまどかは仁美に声をかけることなくその場をあとにした。残ったのは自身の境遇に嘆き、うつむいた仁美だけが残された・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マミとまどかは、魔女の気配が濃い廃墟の前に来ていた。

「近いわ。この中に魔女が・・・・・・」

手に持っているソウルジェムが魔女に反応する。

(確か・・・…この時・・・・・・)

そう、”別の時間軸”で・・・覚えのある空、廃墟・・・・・・そして・・・・・・

「ま、マミさんっ!!?!!あ、アレ!!!!」

まどかは思わず声を上げてしまった。なぜなら廃ビルの屋上にOLが立っており、そのまま飛び降りたのだ。

その光景に自分ではない自分が見た光景がフラッシュバックする。落ちた時の光景を想像し、目を両手で覆う。

「任せなさい!!!!」

マミは一瞬にして複数のリボンを展開して、それらで落下するOLを受け止めた。

受け止めたOLをゆっくりと地面に降ろし、首筋にある”魔女の口づけ”に視線を移す・・・・・・

「大丈夫ね。鹿目さん、安心して、この人は無事よ」

「えっ!?!そ、そうなんですか!?!ご、ごめんなさい、何だか、情けないところ見せちゃって・・・・・・」

「良いのよ。私だって最初は怖かったもの・・・それに大丈夫、最初の私と違って、鹿目さんには私が付いているわ」

マミは安心させるように笑みをまどかに向ける。その笑みに感化されたのかまどかも落ち着いたのか。

「はい・・・・・・次は頑張ります」

「ふふふ。そんなに気を張り詰めると疲れるわ。それとこれを・・・・・・」

マミはまどかに魔法で作ったマスケット銃を一丁、彼女に手渡した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃墟の中を進むと魔女結界の入口が姿を現す。これも魔法少女でしか立ち入ることができない”場所”である・・・・・・・・・

魔女結界に入った二人を迎えるように”使い魔”達の騒がしい声が結界内に響きわたる。

「マミ!!!!!さっそくだけど、使い魔が来たよ!!!!」

キュゥべえが視線を向けるとヒゲを生やしたコミカルな姿をした使い魔達が前方から迫ってきていた。

「そうね。未来の後輩のためにも、カッコ悪いこところは見せられないものね」

ソウルジェムを輝かせたと同時に黄色の光が彼女を包み、軽やかなステップと共に魔法少女としてのマミに変身する。

彼女の肩に乗っていたキュゥべえは、まどかの肩に移る。肩に乗ったキュゥべえに対し、まどかは言いようのない嫌悪感を感じた。

「キュゥべえ、勝手に私の肩に乗らないでよ」

「そうよ。キュゥべえ、女の子に触れるときはちゃんと断りぐらい入れなさい」

二人のやり取りを微笑ましそうに見たあと、マミはマスケット銃をスカートの裾を上げて取り出し、使い魔の脳天に火花を散らせた。

(そうじゃないんですよ。マミさん。キュゥべえは・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マミ達が使い魔達を蹴散らしながら結界内を進んでいる頃、結界の入口に二人の影が重なった。

「ここに居たのか・・・・・・魔女の野郎」

ソウルジェムの反応を見る限り、昨日見逃した”魔女”だ。

「なるほど、やはり魔女の結界はホラーのモノに通じるものがあるな」

続いてバドは二振りの風雷剣を構えて、かつて人形の魔女の結界に入ったと同じように突き立てようとするが・・・・・・

「おじさん。ここは、アタシがやるよ」

ソウルジェムを翳して、魔女結界の入口をあけ、二人は内部へを侵入を果たす。

その二人を入口付近で視線を向ける小さな白い影があった。それは、マミ達と一緒にいるキュゥべえと瓜二つの姿だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうして、彼らが関わってくるのかな?なるだけイレギュラーは無いようにしてきたのだけれど・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使い魔達の抵抗を苦にせず、マミ達は結界の最奥部にいる”魔女”の元へと辿りついた。

そこにいたのは、魔女というよりも怪獣に近いものだった・・・・・・

 

     薔薇の魔女  

「アレが・・・・・・」

「そうアレが魔法少女の希望と願いと相反する絶望と呪いから生まれた存在だ。魔法少女はアレと戦う運命にある」

キュゥべえがまどかの疑問に応える。まどかは、キュゥべえの言葉に表情を僅かな怒りに歪めた・・・

(嘘つき・・・・・・アレはアナタ達が利用した魔法少女でしょ)

「そう。だから私達は負けられないわ。希望と願いを背負う魔法少女だから・・・・・・」

魔女の前に歩み寄り、マスケット銃を構え、発泡する。だが、魔女はその体格からは考えられないほどの機敏さで交わし、マスケット銃から放たれた魔弾が床に火花を散らせる。

「キシャa嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああっ!!!!!!」

耳障りで不快な声を上げ、魔女はマミに対して攻勢に転じる。迫る魔女に対しマミは余裕すら感じさせる笑みを浮かべ・・・・・・

「悪いけど、アナタで遅れを取るわけにはいかないの」

マミの脳裏に一ヶ月後に現れる”ワルプルギスの夜”の名が浮かぶものの、目の前の戦闘に集中すべく、リボンを展開させ魔女の動きを完全に捉えた。

捉えられた魔女は抜け出そうともがくが、二重、三重と絡まった拘束を解くことはできなかった・・・・・・

「これで一気に決めさせてもらうわ!!!!アルテマ・シュート!!!!!!!!!!!!!」

マスケット銃を大筒に変化させ、比べ物にならないほどの魔力を放出する。巨大な魔力は魔女を跡形もなく消し飛ばしたと同時に結界が晴れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一件落着ね」

魔法少女の変身を解き、マミは足元に突き刺さっているグリーフシードを手馴れたように回収する。

(アレが・・・・・・グリーフシード・・・・・・)

まどかは、実際にみる”グリーフシード”に目を見開いた。そう元々あれは・・・・・・・・・

「鹿目さん。これがグリーフシードで魔女の卵」

「それって・・・・・・」

「大丈夫よ。この状態なら危険はないし、むしろ魔法少女にはなくてはならないものよ」

百聞は一見に如かずと言わんばかりにソウルジェムを取り出し、濁った輝きを見せる。

「濁っているでしょ。この汚れをグリーフシードで浄化することができる。そう・・・・・・」

ソウルジェムの濁りを浄化したあと、マミは部屋の一角の闇に向かって放り投げる。

「おいおい、こういうのは粗末に扱うものじゃねえぞ。マミ」

「二度と会いたくないっていったはずよね。それ、まだ使えるわよ、佐倉杏子」

マミはまどかのときと違い、冷めた視線を杏子に向けた。

「これはお前のだろ。お前が使えよ」

「そういうわけじゃないわ。見逃してあげるの・・・・・・それの為にあなたは、何でもするんでしょ」

反論ができないのか杏子は悔しさを噛み締める。

「二人は同じ魔法少女じゃないのか。それをそういう風に意地を張って、拒絶するのは褒められたものじゃないな」

杏子から遅れて一人の男が彼女のとなりに立つ。

「あなたは?」

初めて見る男に対し、マミは警戒の色を強める。見た目はどことなく杏子に通じるものがあったからだ・・・・・・・・・

「俺はこの子の伯父だ。君がマミちゃんであっているかな?」

「は、はい。あなたは・・・それよりも佐倉杏子。一般人を魔女結界に連れ込んだの?」

「いや、なんつうか・・・・・・おじさんは、一般人じゃないんだよ」

どう説明していいのかわからない杏子は、口をどもらせる。

「まあ、君たち魔法少女のように世の中の呪いと戦う仕事をしている」

魔法少女以外でそのような存在など初めて聞いたと言わんばかりにマミは

「あなたは・・・・・・一体?」

「そうだな。俺は魔戒騎士だ」

「・・・・・・魔戒騎士・・・・・・」

さらに詳しく聞こうとしたその時だった。

「マミっ!!!!!その男は、魔戒騎士は、あの”闇色の狼”の同類だ!!!!」

キュゥべえの声にマミの脳裏にあの悪夢がよぎった。

 

 

 

 

 

 

断末魔の声を上げる魔女を喰らう”闇色の狼”・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

マミは一瞬にしてバドの周りにリボンを展開し、拘束しようとするが・・・

「っ!?!その歳で見事だ。だが!!!!」

風雷剣でリボンを切り裂くことで拘束を回避した。

「お、おじさん!!!マミ!!!!!」

「・・・・・・・・・佐倉杏子。あなたは、信用できないわ!!!そんな危険な男と一緒にいて!!!!何を考えているの!!!!!」

「な、何を言っているんだよ?おじさんは、そんな事、企むなんて・・・・・・」

マミの目は完全に二人を拒絶していた・・・・・・話し合いなどできるようなものではなかった・・・・・・

「杏子ちゃん。ここは一旦引こう」

「で、でもおじさん」

「あの子が落ち着くまで待とう。あの状態で無理に話をつけてしまっては・・・・・・今度こそ、関係は終わってしまう」

「・・・・・・・・・わかった。マミ、アタシたちはこのまま引く。落ち着いたら・・・・・・もし、アタシ達の手が必要なら言ってくれ。必ず”力”になるから・・・・・・」

「もう何も言わないで・・・・・・行くなら早く行って・・・・・・」

何もいうことがないのか、杏子たちはその場を後にするのだった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

マミは無言のまま二人とは逆の方向に足を進めた。

 

マミに続くようにまどかは、時折二人が去っていった方を何ども振り返った・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まどか

杏子ちゃんのおじさん・・・・・・あの人、今までの”時間軸”に居なかったのに・・・・・・

それにマミさん。あなたに何があったんですか?闇色の狼 魔戒騎士ってなんなんですか?

わからないけど、闇色の狼は・・・・・・もしかしたら、暗黒騎士 呀のこと……

何となくですが、私はキュゥべえが魔戒騎士と魔法少女を関わらせたくないように思えました・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





予告

あなたはどこにいるの?どうして、姿を現さないの?

あなたはここに居るの?いるのなら出てきて・・・

まだあったこともない”私の友達”

呀 暗黒騎士異聞 第十一話「黒炎」

やっと出会えた。だけど、あなたと私の前に現れた闇色の狼・・・・・・その名は・・・・・・

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。