転生者は静かに暮らしたい   作:あんにん

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前話とまとめての投稿です。


黒猫○○○の宅急便

 

 

 

召喚の後、俺は使い魔になった喋る猫を連れて自分の部屋に入った

 

 

 

「やはり自分の部屋は落ち着くな…で、話して良いぞ、お前は何者なんだ?」

 

「ふぅ…お姉さん迫力あるねぇ

 さっきも言ったけどあたしはただの運び屋だよ

 

 最も、運ぶものと依頼人は『ただの』じゃないけどね」

 

 

「確か神様からだったな…

 一体何だ?特に用事はない筈だが…」

「えーっと、先ずメッセージを読み上げるよ?

 『よっす、久しぶり

  俺だよオレオレ最高神

 

  実はまた機械音痴(あの時の天使)が

  ミスやらかしたみたいで、今回はノートの修正版と

  お詫びの品を渡す事にしたんだ、容姿の方は寧ろ今変えた方が

  厄介だろうしそのままで良いよな?駄目ならメールしてくれ』

 

 …との事だよ」

 

 

「やっぱりか…何かおかしいと思ったんだよ…

 そもそもメール何て出来る分けないだろ、ここハルケギニアだぞ」

「あはは…まあ稀に良くある事だから気にしない方が良いよ

 えーっと…そうだった、荷物は人間化してから出さないと」

 

ドロン 「この格好も久しぶりだねぇ~」

 

ネコは煙を上げると、赤い目と髪を二つに三つ編みにした

緑色のドレスを着た少女になった

 

「……ま、まあ良い

 早く修正版とやらをくれないか?」

「はいはい~、えーっと…コレだね♪」

ネコは俺に新品の黒いノートを渡す ジュゥゥゥウウウウ…

それと同時に俺の持つ古い黒いノートが消滅した

「ややこしくなくて良いか

 それで、お詫びの品もあるんじゃなかったのか?」

「それについてもメモが… これはお姉さんが自分で呼んでね」

 

今度は二つ折りに畳まれたメモを渡された

まあプライバシーもあるからな、何々?

 

 

『お詫びの品リスト

 ・写輪眼(通常版、万華鏡写輪眼は付属されていません)

 ・ファイアボルト(要らないなら父親のプレゼントにでもして下さい)

 ・ガンダールヴ(武器を持つと身体能力が上がります、主人公と同じです)

 ・スタンドの矢(自分に刺すのもスタンドに刺すのも誰かに刺すのも自由です)

 ・火焔猫燐(プレゼントは わ・た・し☆)

 

 *このプレゼントはメモを最初に読んだ人に強制的に贈られます

  クーリングオフ?何それ美味しいの?  by最高神』

 

 

騙された!!?

「グアァァァアアアア!!!俺のこの手が真っ赤に燃える!!」ジュゥゥゥゥウウ!!!

 

 

左手にガンダールヴのルーンが刻まれる

うわ、何これ手に血管みたいなのが見えるんだけど!? あ、消えた

ドサッ 何処からともなく膝に箒と弓矢が落ちて来る

 

「『大丈夫ですか…?』」

「あはは…アレ痛いんだよね…」

 

ば…バイツァダスト!!「『だから無茶言わないで下さい』」ですよね

 

 

「ぜぇぜぇ…また余計な事を…」

 

左手のルーンは手袋か何かで隠せるが…この世界にカラーコンタクトなぞ無いぞ?

 

「『大丈夫、使わなければ普通の目のようです』」

「む、そうか…なら良いんだ…」

「ごめんね、何だか騙すみたいな事しちゃって…」

「良い、どうせお前の意思じゃあなさそうだしな

 俺は所詮神様の玩具だから仕方のない事だ」

 

「割り切るねぇ、でも神様が干渉するのはこれっきり

 後はお姉さんたちとあたしの力で乗り切るだけだよ」

 

 

「そう言えば、お前は何でキラークイーンが見えるんだ?」

 

「うーん、お姉さんの使い魔だからじゃないかな?

 スタンドが見えるのはスタンド使いと幽霊だけ

 あたしは『火車』だけど幽霊じゃないからね」

「『恐らくハゲが言っていたルーンの力…

  魔法と一緒に主の能力の一部がネコさんに流れ込んでいます…』」

面倒な…今の内に爆破しておくか…?

 

 

「何やら物騒な事を考えてるねぇ

 あたしは使い魔、お姉さんの命令は絶対だ

 邪魔になったら何時でも言っておくれよ、爆破は勘弁だからね」

「……使い魔は必要だしな、まあ良いだろう

 ただし、人前で喋ったり人間になったらご飯抜きだからな?」

「ニャ!?わ…分かったよ…

 あたしは火焔猫燐、お燐って呼んでおくれよ」

「『家族が増えますね…』」「やれやれだ…」

おっとこれは三部主人公の口癖だったか。

 

 

 

2年生になって最初の授業

土系統の教室がピンク髪の爆発に巻き込まれて半壊しました

相変わらず殺傷力こそないが派手な爆発だ

 

「ニャーン」

「『何で避けなかったんですか…?』」

「いてて…」

 

あれだけ至近距離に居て無傷の方がおかしいだろう?

爆発が起きる前、ピンク髪の手本として錬金をレクチャーしていた

錬金は母さんに嫌と言うほど教えられたので、完璧だったはずだ。

うん、ピンク髪は虚無系統だから使えないって分かってたよ?

 

若干洒落にならない威力だったので半分くらいはキラークイーンでガードたけどな

 

「『少しピリッしましたが…無問題です』」

「ニャーン」「何を言ってるのか分からないな」「ニャ!?ニャオーン…」

悪い悪い、部屋でじっくり聞いてやるから

 

 

「さてと…そろそろ秘薬で治るくらいの時間だな、行くか」「ニャン」ピョン

お燐が帽子に乗る、授業中は被らないが

別に今から外に出るから問題ない、何かベストポジションらしいし

 

 

2年生は午後の授業は休み、使い魔との交流をする日だそうだ

休みなのに外に出なくてはならないらしく、俺は仕方なく

その辺にあったテーブルに座る事にした

「ニャーン?」

「えーっと…今日は休日だ、この返答であってるのか?」「ニャン」コクン

 

 

パラッ 俺は持ってきていた本をめくる

俺の実家、ノーレッジ家の屋敷の地下には母さんの曽祖父が

趣味で作った『大図書館』があり、幼いころから様々な本を読んだ

読書は嫌いじゃない、丁度良い暇つぶしになるからな

 

 

ちなみに今読んでいるのは『日と月系統の魔法入門~初級編~』

ノーレッジ家は長きに渡り4系統以外に木・月・日の魔法を研究し、独自に生み出した名家だ

その血を引いている俺にも使える筈…なのだが4系統に比べまだ初級しか使えない

別に使えなくても良いだろうが、何事も完璧じゃないと落ち着かないんだ

 

 

「ニャーオ…」 ゴロゴロ

「暇そうだな、本でも読め

 ページをめくるくらいなら対して珍しくも無いだろう」

俺はお燐の前に本を置く、良くある『竜を退治してお姫様と結婚する物語』だ

内容は非常に稚拙だが、お燐なら別に大丈夫だろ

 

「『キラ…見てる』」

「ああ、分かってるよ」

何か青い風韻竜が俺を見てるな

確か名前はイルククゥ?とか言う発音しづらい名前だった筈だ

あれ、シルフィードだっけ?どっちでも良いや、関わるつもりないし

 

何か興味を引く様な事をしたか?

確か奴の好物は骨付き肉、俺のテーブルには紅茶しか無いんだが…

「『違う…あの視線はお燐を見てる…』」

 

お燐を…?アイツはパッと見、ただの尻尾が二つに分かれた子猫だぞ?

あそこの目玉だけの化け物の方が珍しいと思うんだが…名前なんだっけ?

バックベアード?たしか『このロリコンどもめっ』と喋る筈だ

 

「『お燐は火車、かなり弱いけど死肉の臭いがする

  恐らくあの竜はその臭いに警戒している』」

 

そうか…爆破…いや、アイツはたしか原作で重要なキャラの筈…

少し脅かしてやるくらいにしよう

キラークイーン、あの竜の隣にある岩に触って来い

「『御意…』」

 

 

 

カチッ 爆破!!   ドォォォォオオオオオオン!! 「キュイ!!?」

突如爆発した岩に竜は驚き、体勢を崩して転倒する

 

何だ何だ…!? また爆発…? ゼロのルイズじゃ…なさそうだね

「うおわっ!?何だ何だ!?」

「うるさいわよ、ねぇ何があったのギーシュ?」

「ああ…突然この竜の隣にあった岩が爆発したんだ

 竜は驚いて転んでしまっただけで無傷だよ」

 

「岩が…爆発?

 まさかご主人さまじゃないよな、ずっと一緒に居たんだし」

「当たり前よ!…ひょっとしてまた例の『死神』かしら?」

「うーん…今回は人じゃないから…でも可能性は高いね」

 

「し、死神…物騒な名前だな…何だよそれ?」

「そうだね…話は一年前に遡る

 この学院で開かれたダンスパーティーで殺人事件が起きたんだ」

「殺人…まさかその犠牲者も…爆発したのか?」

「ああ、それも跡形も無くね

 死亡したのは男子生徒一人と女子生徒三人

 一緒に歩いていた所を『ドカン!!』それで全滅さ」

「うわぁ…」

 

「それ以来、この学院では男子生徒が女子生徒を大勢連れていると

 『死神に木端微塵にされるぞ』って言う噂が出始めたのよ」

「う、噂じゃないじゃんそれ…リア充爆発しろってか?」

「確か、すぐ近くで見ていた生徒の証言があったね」

「ええ、4人が爆発死する前に

 

 『こっちを見ろ!!』って大声が遠くから聞こえたらしいわ」

「怖い話だな…」

「ああ、身近で起こった事だからね

 君も死にたくなかったらその声がしたら脇目も振らず窓から逃げると良いよ」

「窓から?」

 

「その事件で一人だけ助かった女子生徒が居るのよ

 四人が爆発した直後に窓から飛び降りたらしいわ

 最も、今は意識不明の重体だけど…」

「なんかテケテケみたいな奴だな」

 

 

なに…?一人始末出来て無かったのか…

「『シアーハートアタックは急な高さに弱いですから…』」

何処ぞの探検家みたいな奴だな

 

「ニャーン?」

「ああ、お燐が来る前の話だ」

 

ま、意識不明なら大丈夫か…

おっと、今日はたしかグラモン家の四男と主人公の決闘がある日だったな

面倒事は起きる前に回避するに限る

 

「もうそろそろ、部屋に入っても良いころだろう お燐、帰るぞ」

「ニャーン」ピョン お燐が帽子の上に乗る

そう言えば、ファイアボルトを父さんにプレゼントする用意をしないとな

 

 

「『主…』」

今度は竜の御主人のお出ましか

「(何時でも爆破出来るように準備して置け)」「『了解…』」

「ニャーン?」「どうしたお燐?…ああ、お早う」

「…………」

 

無視か、まあコイツは俺みたいにキャラ作りじゃ無く素でコミュ障だからな

友人以外の言葉は無視って何?アホか、そんなので世渡り出来ると思ってるのか?

 

「……幾つか質問がある」

ほぅ…周囲の風を見る限り、盗聴はされてないみたいだな

「どうぞ、俺に答えられることなら」

 

「一つ、何故あなたは自分の実力を隠している…?」

「実力…?俺の実力は普段出しているんだけどね?

 俺は土のドットメイジ、それ以上でもそれ以下でもない」

「嘘、ただのドットメイジがあの爆発が直撃して掠り傷だけで済む訳が無い

 それに…私は風メイジ、貴方の周りに僅かに漂う風が見える」

 

風が見える…そう言えばトライアングルクラスだったな…ここは

「君と同じ目的だ、実力をひけらかすのは愚者のする事だと両親に教えられた」

一番重要な所はぼかして伝える…

 

 

「…そう

 二つ、貴方の使い魔は何…?

 隠しているようだけどその猫から死臭が漂っている」

「お燐は死んだ者を運ぶ妖怪ネコだそれ以上でもそれ以下でもない」

「ニャーン♪」

 

 

「…あの子の早とちり…?

 三つ、貴方はあの爆発事件の首謀者、または関係者?」

「…何故そんな事を聞く?」

 

「目、貴方は近くで爆発音がしたのに焦る様子一つ見せなかった」

 

……鋭いな、コイツは疑心暗鬼にしておくと後々面倒なことになりそうだ

今ここで爆破しても良いが……原作キャラに死なれると事後処理が面倒だ

ヴィリエ? 誰だそいつ?

 

「俺は事件のほぼ同時刻、二階のテラスで俺の様子を見に来た召使いと

 ダンスを踊っていた、目立たないテラスだったが目撃者も居た筈だ

 確か事件が起きたのは四階の廊下じゃ無かったのか?

 

 仮に俺に実行可能なら全生徒が容疑者になると思うが…

 それに俺が爆発に気づかなかったのは魔導書に集中していたからだ」

 

「魔導書…?」

 

 

「ああ、言っておくが爆発魔法を使えるようなマジックアイテムじゃないぞ?

 いたって普通の魔法の使い方が書いてある本だ」

 

俺はメガネに読んでいた本を渡す

閲覧禁止級の魔導書だけど、どうせ日と月系統はノーレッジ家しか

使えない系統らしいから別にいいだろ

 

「………………………………………………」

 

あれ…黙り込んじゃったんだけど

「おーい、聞いてるかー?」

 

 

「…興味深い」パタン スッ

メガネはそう言って俺に魔導書を返した

「そんな訳でそっちにもアリバイはある、俺は無関係だ

 まだ何か質問はあるのか……?」

これ以上ザックリ聞くなら…迷わず爆破してやる

「一つ…質問が増えた」

「増えた…?」「ニャン?」

「……さっきの本…確か初級と書いてあった」

 

「ああ、あの魔導書か

 アレは実家にある大図書館から暇つぶしに

 数十冊借りて行ったものの一つだ、それがどうした?」

 

キラーン メガネの奥が光る、何か面倒事の予感…

 

 

「偶に、偶に借りて行っても良い…?」

 

 

キラキラキラキラキラキラ

キラキラキラキラキラキラ

キラキラキラキラキラキラ

キラキラキラキラキラキラ

 

別に新手のラッシュでも人名を連呼してる訳でも無い、単純にコイツの目から出ている擬音だ

 

「……ええい、そんな捨てられた子犬みたいな目で見るな!!

 借りても良いが、全部貴重品だから汚したり写本は厳禁だぞ!?」

「承知した」

「あと一つ!俺の部屋にあるものにはくれぐれも触るなよ?

 あれらは一個一個完璧に設計された美があるんだ…

 もし一個でもズレたりしたら……ガリガリガリガリ」ボタボタ

「わ、分かった…医務室に急ぐべき…」

「必要ない、この程度『ヒーリング』」

 

俺が八卦炉を向けると

水がちょっと骨が見えた血塗れの指を覆い、瞬く間に修復する

 

 

「……凄い」

「凄くない、俺は至って平凡で平穏だ

 もしこの事を口外してみろ………一生後悔させてやるからな…」

俺は父さん仕込みの由緒ある殺気を放つ

全盛期の父さんはこれだけでメイジを5人殺せたらしい。

 

 

「!!?…分かった…」

「それじゃあ、さようなら」「ニャーン」

 

 

バタン、俺は自室に入る

そして直様履いていた裏返しの靴下を履き直す

「もう止めようかな…これイライラしてしょうがない…」

 

そして、取り付けた洗面台に行き手洗い、うがい、顔洗い、歯磨きを済ませる

表向きは女子力を下げる為にそれらは自重してるが

誰も見ていないプライベートでは不潔な事に耐え切れない

 

 

「潔癖症だねぇ」

「徐々に吉良吉影に似て来てる気がするよ、気をつけねば」

 

 

「『バイツァダストは使わないのですか…?』」

キラークイーンが俺がメガネにバイツァダストを使わなかった理由を聞きたい様だ

 

「必要ない、あのメガネに俺の事を他人に話すメリットより

 俺に殺されるデメリットの方が大きいからな

 それに、重要な事は何も話していない」

「『そうですか…』」

 

 

キラークイーン 第三の爆弾 『バイツァダスト』

 

吉良吉影の平穏を求める心と絶望が呼び起こした能力で

俺的にはG・E・Rに次ぐ最強の能力、その本質は

『使用者が強く絶望した時、スタンド使い以外の人間に憑りつき

 自分自身の情報を他人に喋るとそれを聞いたものを爆破

 そしてその直後一時間前に戻る、一度爆破されたものは

 時間が戻って、情報を聞かなくても爆破時と同時刻に爆破する』

ザックリ説明するとこんな感じ、詳しくはウィキで調べてくれ

 

 

まあ例によって俺のキラークイーンのバイツァダストは少し違いこんな能力が追加されている

 

 

『使用者は憑りつかれたものの行動と思考を10分置きに遅れて知ることが出来る』

 

 

つまり、原作の様な自ら正体をバラすと言った大ポカをやらかす事が無いのだ

まあ俺は吉良以上に用心深いから、無くてもそんなヘマしないけどな

でも、今まで何人爆破したのか知れるのは凄く美味しい上に

どんな不意打ちにも対応できるってのは素晴らしい

俺四系統スクウェアだし、写輪眼とガンダールヴあるし

不意打ち以外ではキラークイーン抜きでも死にそうにないから

『強く絶望した』訳じゃないから『使えない』が正しいんだけどね

「『うっかりしてました…』」

 

 

「お姉さんも大変だねぇ」

「全くだ、前世では平穏な人生にここまで苦労しなかったぞ…」

「『犯人は神様ですね…』」「機械音痴にパソコンなぞ弄らせるなよ…」

「あはは…おや、もう決闘は終わったみたいだねぇ」

「その様だな、歓声が止んだ…うん?何んでルーンが光って…あ、消えた」

 

俺の左手に刻まれたルーンが輝いたが俺が見ると直に消えてしまった

 

「さっきからずっと光ってたよ?気づいていなかったのかい?」

「うーむ…ノート出てこい」バサッ 何も無い空間から黒いノートが現れる

「何々…主人公がガンダールヴのルーンを使って

 ゴーレム軍団を倒したのと同時刻か…このルーン、ひょっとして

 主人公のルーン使用に反応したのか?」

「本来そのルーンは一つだけだからね、強い因果関係で結ばれてるのかもしれないよ」

 

「成程…此処に主人公が一度死んで契約解除とある

 その場合、俺のルーンも消滅するのか?」

「さぁ、其処までは分からないよ ただ、何かしらあるんじゃない?」

「あの神の事だ、その何かしらで俺の人生が大きく変わる可能性がある」

ただルーンが消えるだけなら万々歳だが、再契約の段階で俺まで使い魔にされたらたまったものではない

 

 

「キラークイーン、もし俺がピンク髪の使い魔になったら迷わずあの女を爆破しろ」

 

「『了解』」

 

 

 

 




主人公に更なるチートが!!
でも多分キラークイーンさん以外使わないと思います。

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