気がつけばデジタルワールド!?   作:望夢

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今回は、原作ならタケルとパタモンによる癒しの回で、何気なく大人の世界の気難しさと、子どもの世界の気軽さが描かれていた様に感じました。だから最初に言っておきます。えろうすんません……。


第11話 はじまりの街で…

 

 今北産業――。

 

 はじまりの街に着く。

 みんなと別れてエレキモン探し。

 デジヴァイスがなにかに反応。←いまここ

 

 ともかくデジヴァイスが反応しているなら行くしかない。

 

 デジヴァイスを片手に歩き出す。その後ろをクロが無言で着いてくる。ホント、良い騎士になれるよ、クロだったら。

 

 デジヴァイスが示す光点はむちゃくちゃな動きをしながらあちこちを点在している。たぶん遊び回っているんだろう。

 

「こっちも跳んで移動するか?」

 

 足元はトランポリンの様な感触で、結構歩き難かった。

 

 トントンっと軽くジャンプしてから、一気に体重を掛けて反発を強くする。

 

「っと、こっちの方が速いな」

 

「コレ、ワタシ……ニガテ」

 

 少し我慢して着いてきてくれとしか言いようがない。

 

 遊び回るあちらとは違って。こちらは目的が一直線だ。

 

 反応が動かなくなった辺りで、地面に横になっている二つの影を見つけた。

 

 パタモンと、人間の子どもだ。

 

「アレ、アルト……オナジ?」

 

「まぁ、あの子も人間だね」

 

 着地したおれは、ふたりのもとに向かって歩く。すると、起き上がったパタモンと目が合った。

 

「あっ、あーーーっ!!」

 

「パタモン、いきなり大きな声だしてどうしたの?」

 

「タケル、うしろ!」

 

「なに? うしろになにか……――」

 

 パタモンの言葉通りに後ろ。つまりこちらを見たタケルとも目が合った。

 

「えーっと。こんにちは?」

 

 ぎこちなく挨拶の言葉を絞り出す。うん。なんだろうこの空気。

 

「に、にんげん!?」

 

「え、ああ、うん。おれは人間だよ。名前は桜木有音。よろしくね」

 

「え、あ。はじめまして、高石タケルです」

 

「パタモンです」

 

「ポーンチェスモン……」

 

 うんうん。確か小学校2年生だったはずのタケルは「はじめまして」がちゃんと言えるしっかりした子だ。お兄さん感激です。

 

「あの。あなたもぼくたちみたいにサマーキャンプからファイル島にきたの?」

 

「有音で良いよ。おれは別の場所からこの世界に来てるんだ」

 

 てか現役小学生のタケルにまさかの小学生扱いされるおれって……orz

 

「そうなんだ…。そっちのデジモンが有音さんのパートナーなの?」

 

 そう言いながらタケルがクロを見る。まぁ、人間とデジモンが一緒に居れば、パートナーと思うのも仕方ないか。

 

「ううん。この子は違うんだ。おれのパートナーはもう一人の人間の女の子と一緒に居るんだ」

 

 女子高生を女の子と呼んで良いのか、タケルの主観に合わせてお姉さんと言うべきか悩んだが。ここは取り敢えずおれの主観から女の子と言わせてもらった。なんかお姉さんと呼んだら負けた気がするからだ。

 

「人間の女の子? 空さんかミミさんかな?」

 

「いや。タケルくんの知らない人だ。おれと同じで、別の所からこの世界にやって来たんだ」

 

「ねぇ、タケル。タケルの世界はいくつも別の世界があるの?」

 

「え、えーっと……」

 

「違うよパタモン。おれもタケルも、同じ世界から来たけど、場所が違うって事だよ」

 

 ちょっと分かりにくい説明をしちゃった手前として分かりやすく説明し直す。

 

「ふーん。なるほどねー」

 

「今のでパタモンはわかったの?」

 

「わ、わかるもん! タケルこそわかってるの?」

 

「ぼくは大丈夫だもん」

 

 たぶんパタモンはわかっていない。でもタケルは同じではないが同じ世界からやって来ただけに、意味は伝わったみたいだ。しかしこのふたりのやり取りは同い年の兄弟の見栄の張り合いみたいで微笑ましいな。

 

「さっきデジタマを見るって言ってたから、まだそこに居るかもしれない。一緒に来てくれる?」

 

「うん!」

 

 おれの言葉に元気良く返事をしてくれるタケルに何故だか心が痛くなる。こう、人間が全く居ない世界だから仕方のない事かもしれないけど。タケルくんがチョロi…もとい素直すぎて、お兄さんはこの子の将来が心配です。その時が来たらピコデビモンを取り敢えずボテ繰り回すか。

 

 タケルとパタモンを加えて、おれはデジヴァイスで近くにある反応を辿った。もちろん近さ的に芹香のDアークの反応だが。

 

「おいおい……」

 

 芹香が着いてるから大丈夫かなぁって思っていたのに。

 

「あ、あはははは。デ、デジモンの赤ちゃんって、かわいいよねぇ」

 

「おれはそんな言葉で騙される程バカじゃないぞ……?」

 

「ぅぅ、ゴメンナサイ……」

 

 タケルとデジモンたちがてんてこまいでデジモンの赤ちゃんたちの世話を焼いている。一応人手はあるからなんとかなってるみたいだけど。慣れない作業指揮をクロが忙しなく動きながらなんとかしていた。

 

「こんだけの大量なデジタマいっぺんに孵してどうするんだよ……」

 

 果てしない頭痛が襲う頭を押さえながら天を仰ぎ見る。 

 

 アグモンがボタモンのデジタマを見つけて喜んで、上に上げた時にギルモンがあのなでなでの手紙を読んで、気づいたらアグモンとギルモンがデジタマを片っ端から孵してしまったらしい。

 

 これはアグモンの面倒みてなかったおれにも責任の一端があるな。

 

「取り敢えずエレキモンが戻るまで赤ちゃんたちの面倒を見るしかないな」

 

「ホントにゴメンナサイ」

 

「もう良いって」

 

 とにかく食事の用意を考えよう。まだ生まれたての赤ちゃんだから、おかゆとかの方が良いのかな? でもそもそもおかゆ作る米は手持ちにないし。

 

「あ、有音君、アレ」

 

「噂をすればってやつだな」

 

 街の東口の方から走ってくるデジモンは間違いなく、真っ赤な身体に炎の様な青い模様が特徴的なレキモンだった 。

 

「《スパークリングサンダー》!!」

 

「攻撃してきた!?」

 

「なんでだよ!? 赤ちゃんだって全くとは言わずもあまり泣かせてないのに!」

 

「それよりも危ないってば! ――カードスラッシュ!!」

 

 芹香が叫びながらDアークを手に、デジタルモンスターカードをスラッシュした。

 

「ブレイブシールド!!」

 

「うわぁ……」

 

 Dアークのディスプレイから光が放たれると、タケルたちの頭上に勇気の紋章が描かれた盾がリアライズし、エレキモンの攻撃を完全に遮断した。

 

 成長期の攻撃を相手に究極体の装備って大人げないと思うの。

 

「だってコレしか浮かばなかったんだもの…」

 

 いや責めてないからしょげんでも。

 

「やいやいやいやい! テメェら、ウチのベビーたちに何の用だ!」

 

 完全に威嚇されながらメンチを切るエレキモン。

 

 やっぱり無理してでも最初にエレキモンを見つけるんだった。

 

「なんの用って、お世話してただけだよね?」

 

「うんうん」

 

「ギルモンのデジタマなかったけど、みんなともだち!」

 

「赤ちゃんのお世話って大変なんだねぇ」

 

 タケルとパタモン、ギルモンとアグモンがそれぞれ返答と感想を言う。

 

「…ツ、ツカレタ……」

 

 クロだけが地面にへたり込みながら呟いた。 

 

「……誰もテメェらに世話を頼んだ覚えはないぜ」

 

「待ってエレキモン。私たちは戦いに来たわけじゃないの!」

 

「ケッ、そんな言葉信じられるかよ! 《スパークリングサンダー》!!」

 

 エレキモンを説得しようとした芹香に、電撃の束が放たれた。

 

「セリカあぶないっ!!」

 

 ギルモンが叫び、こちらに向かって走ってくるが間に合うわけがない。

 

 電気という最速の攻撃と、先程よりも近くで撃たれた為、カードをスラッシュする暇もない。

 

「ぐっ、あああああうぅぅっ!!」

 

「アニキぃーー!!」

 

「有音君!!」

 

 芹香の前に出て、電撃を身体で受け止める。今まで感じたことのない激痛が身体を駆け抜け、片膝を着く。身体が痺れて、当分は動けそうにもない。

 

「無抵抗の相手を攻撃するなんて、ひどいじゃないか!」

 

「ふん! よそ者はスッコんでな!!」

 

 パタモンがエレキモンの事を批難するが、エレキモンは聞く耳を持ってくれない。完全に敵だと思われてる。

 

「やめて! ぼくたちはただ」

 

「ガキもスッコんでな! スパークリング――」

 

「《ベビーフレイム》!!」

 

「しまっ、どわっ!!」

 

 タケルにも電撃を放とうとするエレキモンに、アグモンのベビーフレイムが炸裂した。

 

「ッテメェ、ヤンのか!?」

 

「ざけんのもいい加減にしろよ……。オイラたち、ただ赤ちゃんたちの世話してただけだって、言っただろ」

 

 初めて聞いたアグモンの底冷えしそうな低い声に、おれは薄ら寒い物を背筋に感じた。

 

「なのに無抵抗のセリカに攻撃して、アニキを傷つけて、おまけに今度はタケルにまで攻撃しようとして……」

 

 膨れ上がる怒りと共に、アグモンの身体が徐々に光っていく。

 

「オイラは、お前を赦さないっ!!」

 

 アグモンから放たれた光が辺りを照らす。その光は幾何度も見てきた光だ。

 

「アグモン進化――グレイモン!!」

 

 進化の光の中から現れたのは、ジオグレイモンではなく、普通のグレイモンだった。

 

「これは、アニキの分だあああ!!」

 

「くそっ、テメェらやっぱり」

 

「止めろグレイモン!!!!」

 

 口を開けてメガフレイムを放とうとしたグレイモンに向かって叫ぶ。

 

「こんな所でそんな攻撃したら、赤ちゃんたちも巻き添えになるだろうが……」

 

「っ、だって、アニキ…!」

 

「おれたちはエレキモンと戦う為に来たわけじゃないんだ。戻れグレイモン」

 

「っっっ……。くぅぅぅぅっっ、……命拾いしたな」

 

 怒りを抑えきれていないが、おれの言うことに渋々と言った様に矛先を納めてくれたグレイモンは光に包まれると、アグモンに戻って、おれの方に駆け寄ってきた。

 

「アニキぃ……」

 

「そんな情けない声だすなよ。おれなら大丈夫だから」

 

「だって、だって、オイラは、オイラはっ、うわあああああああんっっ!!」

 

 大声を上げて泣き出してしまったアグモンを抱き締めて、あやすように頭を撫でる。やられっぱなしなのは悔しくて仕方がないけどさ。怒りに任せて、周りを見なかったら、もっと酷いことに繋がることもあるんだ。

 

 だから時と場合によったら、どんなに悔しくても、我慢するんだ。

 

「あー、……その、よぉ…」

 

「キッ、アニキに近寄んなッ!!」

 

「ぐるるるる……!」

 

 言い出し難そうに言葉を紡いだエレキモンに、哀から一気に怒の感情がぶり返すアグモンと、セリカを攻撃された為にギルモンが警戒心Maxでエレキモンを威嚇している。

 

「ふたりとも落ち着け。もうエレキモンに敵意はない」

 

「でもコイツはアニキを」!

 

「今回はどっちも悪い! エレキモンに許可なく此処に居たおれたちも、話を全く聞かないで攻撃してきたエレキモンも悪い!」

 

「うっ、耳が痛いぜ…」

 

「その耳、噛み千切ってやろうか……っ」

 

「アグモン!」

 

「ぅぅ、わかったよぉ……もう言わない…」

 

 あまり上から押さえつける様なことはしたくないけど、実害を受けたのはおれだけだし、そのおれが喧嘩両成敗を提案しているんだから、これ以上周りが蒸し返しても仕方がない。てか不毛だし時間の無駄すぎる。

 

「 以上オシマイ!! 閉廷!」

 

 そう言っておれはエレキモンに向き直る。

 

「そういうことだエレキモン。おれたちは偶々この街に来て、このアグモンとギルモンが勝手にデジタマを孵してしまって、その赤ちゃんの世話をしていただけなんだ

 

「いや、ベビーたちが増えるのは別に良いんが……。こっちこそすまねぇ。昨日デビドラモンに襲われたばっかりでよ。それで気が立ってて、おまけにここ最近変なことは多いし、島は割れちゃうしで、疑い深くなってんだ」

 

「仕方がないさ。子どもを守らなきゃならない立場からすれば、不安になったり疑い深くなって当たり前だ。でももうちょい相手の言葉も聞いてくれると助かったんだけどな」

 

「本当にすまねぇ。罪滅ぼしにならないかもしんないが。気の済むまでこの街に居てくれて構わないぜ」

 

「ありがとう。そうさせてもらうよ」

 

 なんか原作ぶち壊しの流れになってしまったが。取り敢えず大事に至らずに終われてよかった。

 

「芹香。少し寝るから、あと任せる」

 

「うん、わかった。おやすみなさい、有音君」

 

 事が終った安心感からか、それとも想像以上に疲れたか、初めて感じる痛みに身体が参ったか。

 

 目を瞑って気を抜いたおれはすぐに意識を追いやった。

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

 

 

 片膝を着いたまま寝てしまった有音君の身体を横に寝かせて、膝枕をしながら、額に光る汗をハンカチで拭いてあげる。触った時にバチッと指先に火花が見えるくらいにはまだ身体の中に電気が残っているのかもしれない。

 

「カードスラッシュ」

 

 有音君が寝ているから静かにカードをスラッシュする。

 

「無効化プラグインP」

 

 私のデジヴァイスから光が粉の様に有音君の身体に降り注ぐと、パチンッとなにかが弾けた。

 

 すると少し不規則だった有音君の呼吸がリズム良く聞こえるようになった。……意外と今、危なかったんじゃ。

 

「寝ちゃったの?」

 

 背筋にヒヤリとした感覚を襲う私に声をかけてくれたのはタケルくんだった。

 

「うん。だから静かに寝かせてあげてね」

 

「うん。あ、そういえばちゃんとした自己紹介してなかった。ぼく、高石タケルです」

 

「偉いねータケルくん。まだ小さいのに自己紹介して出来るんだ。私は枢木芹香。高校3年生よ。パートナーはこの子、名前はギルモン」

 

 私はタケルくんに自己紹介と、私の隣に座って足をフラフラさせているギルモンを紹介する。

 

「ギルモン、タケルとともだちになれる?」

 

「うん。よろしくね、ギルモン」

 

「わーい、わーい、タケルはギルモンのともだち!」

 

「わっ。ダメだよギルモン。有音さん寝てるんだから」

 

「んぎるむぅ……アルトごめん」

 

 タケルくんに言われて口を慌てて塞ぐギルモンは、起こしてしまったかどうか心配しながら、有音君に謝った。でも有音君は変わらず眠ったままだった。

 

「私と有音君は木陰に居るから。タケルくん、ギルモンと遊んであげてくれる?」 

 

「うん。わかった。行こうギルモン」

 

「んぎゅ。いってきまーす」

 

 タケルくんに手を引かれながら、手を降るギルモンを見送って、有音君の腕を首の後ろに回して立ち上がった。

 

「い、意外と……結構…、重い……」

 

 やっぱり男の子なのか。普通に軽々しく歩いているから、鎧とか剣は軽いのかと思ったらそんなことなかった。でも有音君本人は結構軽かったです。剣はそこそこ重かったです。金属バットくらい。鎧は普通に重かったです。重石みたいに。

 

「ホントに、なんで私なんかの為に、軽々しく身を投げちゃうかなぁ……」

 

 今の時代。あんな風に他人が危険でも、身を挺して何か出来る人は多くはないと思う。みんな自分の命が大切なんだもの。私だって、立場が反対だったら、有音君みたいに身を盾に出来るかなんて言われたら、多分無理だと答える。だって死んじゃうかもしれないのに、デジモンの攻撃を代わりに受けるなんて恐くてできないと思う。

 

「ナイト……かぁ…」

 

 ナイトモンは私も知っている。完全体のデジモンで、西洋鎧そのままのデジモン。

 

 ナイトモンの所で数日過ごしていたのは、アグモンとギルモンの会話の中でつまみ程度に聞いている。

 

 ナイトモンは目指すべき騎士だとクロちゃんは言っていた。

 

 騎士とかなる気はないって言ってたのに、やってることは騎士みたいなのはズルすぎるよ。

 

 弱きを助け、強きを挫く。

 

 私が弱いから、有音君は無理してるんだよね。

 

 デビドラモンの時も、さっきのエレキモンの時も。

 

「私も、有音君みたいに戦えれば良いのに」

 

 自分の右手を見つめる。

 

 どんなに願っても、カードは出てくるのに、有音君みたいにデジソウルは出てこない。

 

 どんなに力を込めても、なにも出てこない。

 

 それが、私の限界なのだと、誰かに言われた気がした。

 

 

 

◇◇◇◇◇ 

 

 

 

「なるほど。最も厄介な障害となりそうな子どもは手負い。カードの力を使う女と最も小さき子どものデジモンは進化が出来ない。選ばれし子どもの内、一人でも欠ければ我が勝利。始末するならば今のうちか」

 

 ムゲンマウンテンの頂上。デビモンは有音たちの行動を監視していた。

 

 膝枕をしている芹香と、眠っている有音。ギルモンと遊んでいるタケル。エレキモンとケンカしているパタモン。ポーンチェスモンと組手をしているアグモン。

 

 その内、芹香とタケルが拡大して映し出される。

 

「レオモン」

 

「ハッ」

 

「お前に任せる」

 

「かしこまりました」

 

 デビモンに傅き、姿を消すレオモン。

 

「あ、あの。オレ…あ、いえ、わたくしはなにをすれば……」

 

 恐る恐るデビモンに声を掛けるオーガモン。たて続く失敗に、オーガモンの命は薄皮一枚で繋がっているのだ。

 

「差し当たって今はなにもない。だが直に決戦だ。準備は怠るな」

 

「わかりました。今度こそ奴等の息の根を――」

 

 オーガモンの言葉に耳を向けず、デビモンは嗤う。

 

 7人の選ばれし子どもたちに、新たに増えた二人の選ばれし子ども。だが何人増えようとも、己の勝利を信じて疑わぬ笑みだ。

 

 時は近づいていた。光と闇の戦い。デジタルワールドで幾度とも繰り返されてきた戦いの一つが、小さな島で決着しようとしていた。

 

 

 

 

to be continued…




エレキモン
成長期 データ種

ツノモンから進化するデジモンで、好奇心旺盛でいたずら好きなデジモンとされているが、ファイル島でははじまりの街で産まれてくるデジモンの世話をする面倒見の良いデジモンである。その代わりにやんちゃ坊主な印象を受ける。必殺技は強力な電撃攻撃の『スパークリングサンダー』だ。さらに身体が戦闘時は常に帯電しているため、近接戦闘は避けた方が良いだろう。


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