落第騎士の英雄譚 ~もう一人の騎士の物語~   作:フライルー

2 / 22
これ書いてるときにCMで水樹奈ヶさんのスーパーマン流れてモチベあがりました。
奈ヶ様アメコミ衣装セクシーすぎィ!


第2話 お隣

「ううむ・・・ここは・・・」

俺は・・・そうか、転生したんだっけか。

「なんだ、普通に住みやすそうじゃないか」

寮と聞いてさぞボロ部屋に住まわされるのだろうと思っていたが、テレビもあって2段ベッド。良物件じゃないですか。

「さて、これは・・・」

テーブルの上にあるのはこの学校のものと思われるパンフレットとからくさ模様のガマ口小銭入れ。あらかじめ説明を受けたが、これからいくらでも金がでてくるのは俺君びっくりだよ。

「さて、このパンフの中身は・・・」

ふむ・・・なるほど。

伐刀者(ブレイザー)」魂を武器として戦う者。んでその能力であれやこれやをするのが「魔導騎士(まどうきし)」。それになるための学校らしい。

「んで俺はそれを目指せと。やることないし目指すけど。」

さて、買い物行ってお隣さんにご挨拶っと・・・

「黒鉄・・・ラインバレルかな?」

アホか。とりあえずご挨拶に・・・

「インターホン押して・・・」

奥からはーいと聞こえてくる。

「いやすみません突然。隣に引っ越してきた鈴谷 齋です。これお近づきのしるしに・・・」

それしかなかったのでバームクーヘンを渡す。

「あ、どうも。黒鉄一輝です。これからもよろしく。」

神様が書いたとおもわれるものに「お前 転校生 挨拶 しとけ」と怪文書めいた書き方であったので。

「一輝か・・・いい名前だな。」

「齋か・・・名前、似てるね」

「『つ』が小さいか大きいかだけじゃんかw」

「「アッハハハハハ!!」」

なにこのコメディ・・・

「それじゃあ改めて、これからもよろしくね。齋。」

「おう、よろしくな。一輝。」

さて・・・帰って飯つくって寝よ・・・

「齋ー起きてるー?」

朝からうっせえ!

「なにようだー我が友一輝よー俺はまだ眠いよー」

「ランニングに行こう!20km!」

「おーいいぞー・・・20km!?」

返事してしまったものは仕方ない・・・ジャージ作って行くか・・・能力にあったよな。生成能力。

「お待たせーっと」

「よし、さっそく行こう!」

なんでこいつこんなウキウキしてんのさ・・・

「すごいね、齋君。20km走って問題ないなんて!」

「お、おう・・・」

そうか、俺今化け物なんだっけ。

「さて・・・来てくれ、陰鉄!」

「え?」

俺は目を疑った。なにもないとこから刀が出てきた。

「!? ・・・あっそうか。伐刀者(ブレイザー)か」

「そう、これが僕の固有霊装(デバイス)。陰鉄だよ。」

「ふぅん・・・俺もだしてみるか」

全ロボになるなら・・・!

「セット エクシア!」

・・・うそーん

「甲冑型の固有霊装(デバイス)!?珍しいね!」

なるほど・・・俺自信がロボになるわけか。自我こそあるが生身に装甲なんてものじゃない。フレームまで作られている。筋肉、内蔵もなくなっている。なら可変機体は・・・

「セット ナインボール=セラフ」

「・・・え?」

「ん?うおっすげーはやいなこれ」

なんで前みえてんのこれ・・・

「嘘・・・2つ目の固有霊装(デバイス)・・・?」

え、これ何個もあったら駄目なの?俺には関係ないがな!相手によって変えてやる!

「あー空楽しかった。帰ろうぜ一輝」

「う、うん・・・」




帰ったらお約束の・・・ムフフ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。