「では、説明していただきましょうか。あなたの
「そうきたか」
これにはさすがに想定外である。いやいや、こんな転生特典をまともに話して信じてもらえるわけないでしょーに。
「うーん・・・あ、そうだ」
「? どかしたのですか?」
「俺よりわかりやすく説明してくれる人呼ぶわ」
その人物はもちろん・・・
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「それで、僕のほうがわかりやすく説明してくれるだろうと?」
「うん」
「それ齋が説明するのめんどくさいだけだよね?」
「うn・・・あ、やべ」
「いやまぁいいけどさぁ・・・」
いやだって俺が言ったら嘘だ!って言われそうだもん。他人・・・それもいまや有名人の一輝君が説明したほうが信憑性あるじゃん。
「まぁわかりました。説明します」
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「ということです」
「です」
「そんな・・・漫画みたいなことがあるんですか?」
「僕も最初聞いたときは信じがたかったけど、実際齋には魔力が感じられないし・・・」
「確かに・・・」
「あ、内緒にしてくださいよ生徒会長。退学くらう」
「・・・わかりました。無理やり納得しました。」
よかった・・・これで退学はなs
「話は聞かせてもらった」
「「「!?」」」
俺はアニメとかでよくみる真っ青になりながらゆっくり振り向く行動をする。その視線の先には・・・
「・・・理事長」
「びっくりだよ。まさかお前がブレイザーではないとはな。」
(ア カ ン)
KOK選手舐めてた。背後を完全に気にしてなかった。まさか完全に気配を消してくるとは・・・
「やっぱ俺退学ですか理事長」
はっきり聞いてみる。どうせ家なんぞ買えるし。
「いや?逆にブレイザーでもないのにその能力は興味深い」
「!?」
とんでもない変化球食らった。ばれたときとかどうするんだろう・・・
「理事長、もしブレイザーではないとばれたときにはどうするおですか?」
生徒会長が俺の気持ちを代弁する。
「貴徳原のデバイスはバラバラになっても機能するだろう?あれと同じで甲冑型のデバイスを再構成するということにする。」
「なるほど・・・バレる気しねーや」
「ですが、私との戦闘の最後にでてきた『アレ』はどうするのですか?」
「あぁ・・・固有結界か」
あそこまで強さを見せ付けられたら機体性能に頼らず、自分自身の力で戦いたかったためやってしまった
「あれこそ
「要はデバイス分解でなんでも作れるんですね」
「まあそうなるな。とんだチートだなこれは」
「ハハ・・・」
さて、これで俺の学園生活は安泰だが・・・
「理事長、俺のランクってどうなるんですか?」
「もちろんAだぞ」
「!?」
ステラと互角の試合したらこうもなるか・・・まぁいいや。
久しぶりにオチがつけられなかった。サーセン