「・・・ハッ!?」
真っ白な部屋、でかい窓、おじて機械・・・ここは医務室か
「・・・負けたか。」
あのとき、「負けられない」と言った生徒会長の目は誰にも勝たせないという鋼の意思と鉄の心を感じさせる目だった。あんなのの前では俺は負けて当然だろう。
「さっきから腰が重いと思えば・・・」
なんと、加々美がよだれたらして寝ております。
(こうしてみればなかなかの美少女なんだがなぁ・・・)
読んで字の如く「性格に難あり」である。
「んぅ・・・!?」
「おはよう」ニヤニヤ
「なんでニヤニヤしてるんですか」
「顔みてみ」
そういい手鏡を生成し加々美に向ける
「~~~!?!?!?」
「ニヤニヤ」
うわぁ~顔真っ赤www
「・・・あれ?んしょっよいしょ・・・オウフ」
「?どうかしたんですか?」
「電気にやられたのか体が動かん」
「え、それ大丈夫なんですか?」
「むりぽ」
これは・・・会長やってくれましたなぁ
「仕方ない、よいしょっと・・・あれ、軽いですね」
「なにしてるんですか加々美さん」
「あなたを背負ってるんです。でないと部屋に帰れませんので。」
「・・・ありがとう」
「・・・なにニヤニヤしてるんですか、もうよだれはありませんよ」
「いや、カガミンのやさしさにふれてほっこりしてるんだよ~」
「ひゃぁ!?頬ずりしないでください・・・?」
「また寝たんですか・・・お疲れ様でした・・・」
・
・
・
「おはようございまーす・・・おっ?おお??」
「おはようございます・・・朝からうるさいです・・・」
「体が動いた!やったぜ!・・・ん?メールだ」
「・・・ガクガクブルブル」
「どうしたんですか?」
「生徒会から呼び出しくらった。あかんコレ」
・
・
・
「ここか・・・」
みんなも体験したことあるよね。ほら、職員室とかの放つ異様な感じ。あれが生徒会室からもでてるんだよ。
「仕方ない・・・行くか」
「ノックしてもしもぉ~し!」
ノックしたにもかかわらず勝手に開ける。
「うわぁぁああ!!?」
「もう!恋々ダンベルつこうたらもとのとこ直してっていっちょるばい!」
「うたくんも漫画よんだらもとの場所に・・・」
「会長、お客さんが来ておりますわよ」
「えっ!?あ、すみません!変なところみせてしまって・・・」
「会長・・・下みてください・・・」
「え?・・・きゃっ!?す、すみません変なもの見せて!!」
「いえ、眼福・・・じゃなくておきになさらず!」
びっくりした・・・まだ心臓バクバクしてるわ。
「それで、なんで俺は呼び出されたんです?」
「それは・・・みんな、ちょっと二人きりにしてくれる?」
そういうとみんななにか察したのかぞろぞろとでていく。
「それでは・・・」
(俺はなにされるんだ・・・?)
「それでは説明してもらいましょうか」
「あなたの
「・・・そうきたか」
もし集会所とかでフライルーをみつけたら声かけてくだしゃあ。
まだHR3ですけど!