俺が生きている意味などあるのだろうか。と心の中でつぶやく。俺痛すぎ。
だが実際そうだ。約8年間くらい虐められ続け、友達は無く、親はろくでなし。心の支えはアニメとネットとガンプラ。ふりかえってみるとものすごいことになっているな。俺のまわり。
「じゃあここを・・・
「はい、この式は・・・」
勉強はそこそこ。というか勉強するほど順位が落ちていく。もうこれ学校側の陰謀じゃないですかね。
しかし、説明途中に体の鈍痛が走った。
「!?」
肋骨かどっかの骨がおれる。まるでトラックに跳ねられたかのように。
俺は倒れる。意識が遠のく。
「こりゃ・・・どういうこと・・・」
口からケチャップを吐き出し、完全に意識を失った・・・はずだった。
「・・・あれ?」
いつのまにか俺は真っ黒な空間に俺は立っていた。
「どこここ・・・地獄?鬼灯さんでもいるのかな?」
いるわけないだろと心のなかでぼっち特有のツッコミをいれる。
「お、ここにいたか」
「うぇっ!?」
誰だこのジジイ!?
「すまない、時間がないから簡潔に説明しよう。
「?」
「お前は平行世界のお前が死んだことによって死んだ。」
「・・・お、おう」
つまり違う世界の俺が死んだから俺は巻き添えくらったと。救われたのかなー。
「というわけで転生するのだが、ルール上オリジナルの願いと同じにしかできない。」
「転生先の能力か。どんなの?」
「今からお前の頭に直接流し込むからそれ読め。」
俺が願ったことだ。安心はできる・・・!?
「いたたたたたたた!!!」
頭痛があああ!!先に言えクソジジイイイ!!
「ハァ・・・ハァ・・・治った・・・」
さて、願いは・・・
・全ロボットに変身できる能力
・家
・一生使いきれないほどの資金
・超☆天才な頭脳と世界中のありとあらゆる知識(随時更新)
・化け物なみの運動神経、反射神経、体力
・空中から物質を生成する能力
ほう・・・なかなかいい願いをしたじゃないか俺君・・・
「それで・・・転生先の情報は?」
「教えちゃダメって言われてる。」
「えー・・・」
なんか眠くなってきた・・・
「そろそろお別れだな。あ、あと家はないよ。学校の寮で暮らしてもらうから。」
あっそう・・・まあいいや・・・おやすみ・・・
って寮!?えー!絶対狭いじゃんっていうか学校行くのかよ!
「あ、そうそう、ちょっと教えると」
え、なになに、はやく教えろ寝ちまう!!」
「お前にはあっちでは騎士を目指してもらうから。」
えっちょっどういう!?まさかの西洋!?あっ・・・
そこで俺は意識を失った・・・
(しばらくシンフォギアは)ないです。