エヴァンゲリオンはじめました   作:タクチャン(仮)

217 / 221
後日談《子供達の旅行(その4)》

 

~カヲルの願い~

 

 シイとカヲルが退室した大広間で、ヒカリはトウジに訝しげな視線を向けた。

「トウジ……」

「すまんのうヒカリ。ただ今回だけは見逃してやってくれ。頼む」

 必死に頼み込むトウジの姿に、ヒカリは困った様に眉をひそめる。カヲルとシイは狼と羊の関係に似ており、羊飼いか猟師が居なければどうなるかは、容易に想像がつくのだから。

「でも渚君とシイちゃんを二人きりにしたら……」

「それは大丈夫。渚の目的は碇と二人だけで話をしたいってだけだよ」

「お話?」

「そや。あいつはシイとサシで話す時間が欲しいだけなんや。シイの側には何時もレイが居るさかい、こない機会でも無いとそれは不可能やろ」

 危険人物として認識されているカヲルは、シイと二人きりになる事自体が難しい。過去に何度かそのチャンスはあったのだが、いずれも保安諜報部の監視が付いており、純粋に二人きりで落ち着いて話をした事は、これまで一度も無かった。

「だけどこんな時間に男女が二人で居たら……も、もし、その、間違いがあったら……」

「渚はシイが悲しんだり、嫌がる事は絶対にせん。それは確実や」

「だから僕達も渚に協力したんだよ」

 トウジとケンスケの言葉に、ヒカリは反論できない。カヲルを知る人間ならば、彼がシイに対しては無条件で味方であり、決して傷つけない男だと理解しているのだから。

「……でも、アスカとレイさんは許さないと思うわ」

「承知の上や。後で怒られるんも、ボコボコにされるんも覚悟しとる」

「それでも僕達は渚の力になろうって決めたんだ」

 きっぱりと言い放つ二人。もしヒカリとマユミが納得せず、無理矢理にでもカヲルを止めようとすれば、それを全力で阻止するだろう。

「ヒカリと山岸は、わしらに力ずくで止められたって言っとけばええ」

「だから今夜だけは、渚の思い通りにさせてやってよ」

 責任は自分達が全て受けると言うトウジ達に、ヒカリは悩んだ末に頷いた。

「サンキューな、ヒカリ。……山岸もええか?」

「……うん。だけどレイさんは寝ちゃったけど、惣流さんはどうするの?」

「シイちゃんが戻って来なかったら、アスカは探しに行くわよね」

「ああ、それは心配いらへん」

「渚はちゃんと惣流への対策を考えてあるからね」

 ニヤリと笑う男子二人の姿に、ヒカリとマユミは首を傾げるのだった。

 

 

 

~トロイの木馬~

 

「どっこいしょっと」

「お疲れ様、惣流さん」

 部屋に敷かれてある布団にレイを寝かせると、アスカは大きく息を吐く。比較的身軽なレイだったが、それでも力の入っていない人間を運ぶのは、中々に骨の折れる作業だった。

「洞木さん達も戻ってくるだろうし、私達も寝ちゃおっか」

「……その前にやることがあるけどね」

「歯磨き?」

「あんた達が何を企んでるのか、白状して貰うのよ」

 真剣な視線を向けるアスカに、マナは何の事かと首を傾げる。

「企んでるって……何を言ってるのか分からないけど」

「レイを酔いつぶしておいて、何も企んでないってのは都合が良すぎるわね」

「ん~何の事やらさっぱりだよ」

「レイを抱き上げた時、アルコールの臭いがしたわ」

「勘違いじゃ無い? だってレイさんはお酒なんて飲んで無かったし」

 マナの回答に、しかしアスカは動じずに追求を続ける。

「そうね。レイも自分が飲んでいるのがジュースだと思ってた筈。だけどもしそれが、お酒にすり替えられていたとしたら?」

「あはは、流石にそれは気づくと思うな~」

「全部お酒じゃ無くても良いのよ。例えばオレンジジュースに、オレンジベースのお酒を混ぜたら、余程飲み慣れて無ければ気づかないからね」

 確信を持っているのか、アスカの言葉に迷いは無い。

「あんたはあの時、珍しくみんなの世話を焼いたわよね。本来やる必要の無い、ジュースのお代わりを持ってきたり。……それはレイにアルコールを摂取させる為だった」

「……確かに私なら惣流さんの言う通りに出来るけど、それをする意味が無いかな」

「あんたにはね。ただレイがお酒に弱くて、飲むと直ぐ眠る事を知っている奴には、レイを無力化する事に充分過ぎる程の意味があるわ」

「…………」

「無言は肯定と見なすわよ。あの変態に……渚カヲルに協力していたってね」

 鋭い眼光を向けるアスカに、マナの表情から笑みが消える。それはアスカの言葉が真実である事の、何よりの証明であった。

 

「企みも大体予想が出来てるわ。レイを眠らせてあたしに運ばせ、その隙にシイを連れだそうって魂胆っでしょ? 散歩に付き合って欲しいって言えば、シイは簡単に誘い出せるからね」

「……惣流さん、特殊監査部か諜報部に就職したらどう?」

「遠慮しとくわ。で、何であんたはあいつに手をかしたの? あの馬鹿二人はともかく、あんたには手伝う義理も何も無いと思ったけど」

「あはは……実は期末テストの時にちょっとお世話になっちゃって」

 悪びれた様子も無く笑うマナに、アスカは表情を険しくする。

「冗談を聞くつもりは無いわ。悪いけどあたしはあんたをもう少し買いかぶってるから」

「ま~半分はそれが理由だけど……後の半分は何て言うか……借りを返したいからかな」

「借り?」

「私にとって、渚君は命の恩人だったりするの。誘拐事件の時、渚君が居なければ私は間違い無く死んでたからね。彼にとってはシイちゃんのついででも、それは変わらない」

 テロリストに囲まれて万策尽きたマナを救ったのは、空から舞い降りたカヲルだった。表にこそ出していないが、その恩は忘れてはいない。

「だから渚君から頼まれた時、私は迷うこと無く承諾したよ」

「ま、分からなくも無いわね。それであの変態があんたに頼んだのは、レイに酒を飲ませて眠らせる事?」

「うん。それと……きっと真相に気づくであろう、惣流さんの足止め」

 マナの言葉を切っ掛けに、二人の間に流れる空気が張り詰める。両者とも既に臨戦態勢に入っており、じりじりとすり足で間合いを計っていく。

「……今すぐ邪魔を止めれば、加持さんに報告するのは勘弁してあげるけど?」

「それなら最初から手を貸さないってば。作戦が始まったら、成功に導く事しか考えない。加持さんからの懲罰も、レイさんからのお仕置きも、叩きのめした惣流さんにどうやって謝るかも、全部終わってから考えれば良いんだから」

「OK。……なら、病院のベッドでたっぷり反省しなさい」

 もう二人に言葉は必要無い。部屋の窓から外へと飛び出したアスカとマナは、暗闇の中で己の持つ白兵戦技術を駆使してぶつかり合った。

 

 

 シイと二人きりで話をしたい。そんなカヲルの望みを果たすには、レイの存在が最大の障害として立ちはだかる。例え正直に頼んだとしても、レイは決してそれを許さないだろう。

 そこでカヲルはレイがアルコールに弱いと言う弱点を突き、眠らせて無力化する事を画策した。海と温泉であえてシイへのアプローチを抑えた事で、レイの警戒心は僅かながら緩む。そしてレイの警戒対象外である女性陣から、マナと言うトロイの木馬を得た事で、見事それは果たされた。

 同時に厄介なアスカもマナに足止めを頼み、ヒカリとマユミはトウジ達に任せた。ゼーゲンの衛星監視は予想外だったが、レリエルの密告によりATフィールドで妨害出来る。

 これだけの下準備と、友人達からの惜しみない協力によって、カヲルは初めてシイと本当の意味で二人きりになる事が出来たのだ。

 

 

~月下の語らい~

 

 旅館を抜け出したカヲルは、シイと並んで砂浜を歩く。穏やかな月の光を浴びながら、優しい波の音をバックに散歩と言うのは絶好のロケーションではあるのだが、カヲルとシイにそうした雰囲気は生まれない。

「夜の海は怖いってお父さんは言ってたけど……とっても素敵だね」

「そう言って貰えると、誘った僕も嬉しいな。ただお義父さんの言う事も正しいよ」

「え?」

「見ての通り、夜は人が居ないだろ? もしトラブルが起きても助けて貰えないのさ」

 カヲルに言われてシイは周囲を見回す。昼間は多くの人が居た浜辺は、今はシイとカヲルの二人だけであり、他に人の気配は無い。

「確かに……溺れたら大変だもんね」

「それと、悪い狼が獲物を探しているのもあるかな」

「狼さん? 狼さんって夜行性だったんだ……」

「まあ何にせよ、これからも夜の海に行く時は、絶対に一人で行っては行けないよ」

「うん」

「ふふ、良い子だ」

 素直に頷いたシイの頭をカヲルは優しく撫でる。そしてゆっくりと歩きながら、シイとの会話を楽しむ事にした。待ち望んでいた夢の時間を、じっくりと噛みしめるように。

 

「……ところでシイさん。こんな話を知っているかい? 昔、日本のとあるリリンは『I love you』と言う英単語を『月が綺麗ですね』と訳したらしいよ」

「英語が苦手だったのかな?」

「ふふ、その人は英語の先生を務めていてね、生徒が『我、君を愛す』と直訳した時に、先の訳を伝えたと言われているんだ」

「どうして? だって生徒の方があってるのに」

「僕も書物で得た知識で申し訳ないけど、当時の日本人は奥ゆかしい性質だった様でね、愛していると言う言葉はあまりに直接的すぎて、受け入れられにくかったらしい」

 納得いかない表情を見せるシイに、カヲルは苦笑しながら言葉を紡ぐ。

「貴方を愛している。そんな台詞を伝える様な状況ならば、月が綺麗ですね、なんて遠回しな表現でも意味が通じたんだろう。察しと思いやりが日本人の心情、と加持夫人も言っていたよ」

「ん~何か難しいね」

「ふふ、これはずっと昔の話だからね。愛していると素直に伝えられる今では、文字通り時代遅れなのかも知れない」

「私がもし月が綺麗ですねって言われても、気づかないでそうですねって答えちゃうかも」

 ストレートな表現ですら通じないのだ。遠回しな愛の告白がシイに通じる筈も無く、カヲルはシイの答えに苦笑しながら頷いた。

「やはり君はハッキリと愛を伝えられた方が良いのかな?」

「うん。だって好きって言って貰えるのって、とっても嬉しい事だから」

「……愛の言葉も君にとって好意でしかない、か」

 シイに聞こえない小さな声で、カヲルはそっと呟いた。

 

「シイさん。君が僕の事をどう思っているのか、聞かせて貰えるかな」

「ん~優しくて頼りになって、時々悪戯をする悪い子だけど、私の大切なお友達でお兄ちゃんで、ずっと一緒に居て欲しいって思ってるよ」

 顎に指を当てて少し考えてから、シイはカヲルに抱いている想いを伝える。

「ありがとう。ではもう一つ、僕とレイのどちらがより大切だい?」

「そんなの選べないよ。レイさんもカヲル君も、私にとっては大切な人だもん」

「どちらか一人としか一緒に居られず、選ばれなかった方と会えなくなるとしたら?」

「うぅぅ……」

 困った様に眉をハの字にして唸るシイに、カヲルは優しく笑いかける。

「ふふ、ごめんよ。少し意地悪な質問だったね」

「む~どうしてこんな事聞くの?」

「……確かめたかったんだ。そして僕の予想は確信に変わったよ」

「え?」

「シイさんにとって、僕もレイも大切な存在。同じ位好きだと思って良いのかな?」

 問いかけにシイが頷いたのを確認すると、カヲルはその小さな身体を突然抱きしめる。予想外の行動に、シイは驚いた様に目を見開いた。

「ど、どうしたのカヲル君!?」

「レイと君は良くハグをしているだろ? シイさんにとって僕とレイは同じ位大切な存在。なら僕が君を抱きしめてもおかしく無いよね」

「でも……」

 困惑しているのか上手く言葉が紡げず、カヲルの腕の中でシイは頬を赤く染めた。

 

「もし嫌ならそう言って欲しい。僕は君が嫌がる事をしたくは無いから」

「い、嫌じゃ無いけど……その……」

「ふふ、どうしたんだい?」

「……変な気持ち。嫌じゃ無いけど……落ち着かないの」

 素直に自分の心中を開かすシイに、カヲルは自分の行動が正しかった事を確信し、次の段階へと進む事を決意した。

「レイやお義父さんに抱きしめられた時、今と同じ気持ちだったかな?」

「……ううん」

「どうしてだろうね。僕もレイやお義父さんと同じ、君の大切な人なのに」

「…………分からない」

「頭で理解しようとしなくて良い。自分の心から溢れる感情と素直に向き合うんだ。……そうすれば自然と、君は心に掛けられた鍵を開く事が出来る」

 どこまでも優しい声色でカヲルはシイに語りかける。それは子供の成長を見守る親のような、慈愛に満ちた物だった。

 月明かりが照らす砂浜で、シイとカヲルは無言で抱擁を続ける。

 

「…………違う」

「ん?」

「カヲル君は……レイさんとは違うの。お父さんとも違う……」

「大切な人では無い、と言う事かな?」

「ううん、そうじゃ無くて……でも違うの」

 恐らくシイにとって、今自分が抱いている感情は未知の物なのだろう。だから言葉にする術を持たない。だが違いを理解した。それは大きな一歩であった。

「どうしてだろう……こんな風に思った事は無かったのに……」

「ふふ、それは僕が男。君にとっての異性だからだよ」

「でもお父さんやお祖父ちゃん、冬月先生に抱きしめられた時は全然思わなかったよ?」

「その人達は君にとって、異性を意識する対象では無いからさ」

 子供に教える教師の様に、カヲルは焦る事無くシイに語りかけた。

「限りある命を持つリリンは、異性と愛を育む事で種を存続させる。お義父とユイさんや加持夫妻の様に、愛する人と結ばれて子を成して親となり、次世代へのバトンを繋ぐ。ここまでは良いかな?」

「うん」

「だからリリンは異性を意識する。これは遺伝子に刻まれた本能で、一部の例外を除いて全てのリリンに共通しているだろう。何せ種の存続に関わる事だからね。……だけど異性を全員意識するかと言えば、それはNOと言える」

「どうして?」

「種の存続に関係の無い、仮に愛し合ったとしても子供をつくれない相手には、その感情が生まれにくいんだよ。勿論例外があるのは否定出来ないけどね」

 直接的な表現を極力省き、カヲルは自らの理論を展開していく。極論とも言える程のかなり強引な話だが、それが嘘か真かは問題では無く、シイを納得させる事が重要だった。

「自分と近い遺伝子を持つ肉親、歳の離れた相手は異性を意識し辛いのさ。シイさんの言った人達はその条件に当てはまるだろ?」

「……カヲル君は? カヲル君は私のお兄ちゃんだよね?」

「ふふ、僕はユイさんとアダムの遺伝子で出来ているからね。純粋な肉親とはまた違うのさ」

 どちらも碇ユイに繋がりを持っているが、兄妹とは言えない。かといって赤の他人でも無い。シイとカヲルの関係は何とも複雑な物だった。

「そしてそんな僕だから、君に掛けられた鍵を解き放てる」

「鍵?」

「そう。碇家の教育で君の心には鍵が掛けられていた。異性を意識しないように、恋を理解しないように、無知と言う名の鍵で恋心を封じ込めていたんだ」

 抱きしめていたシイの身体をそっと離すと、カヲルはシイの肩に手を置いて顔をじっと見つめた。

「だけど鍵は開かれた。僕に抱きしめられた時に君が感じた気持ち……それは異性に対しての物さ。友達とも家族とも違う、ね」

「そうなの……かな?」

「僕が君に嘘を言った事があるかい?」

「ううん……」

 実際にシイの抱いた感情が異性への恋愛感情か否かは判断出来ない。だがカヲルは強引にシイの思考を誘導していく。結局はシイにそうだと思わせてしまえば良いのだから。

 

「少し混乱させてしまったかな」

「大丈夫……だと思う」

「ふふ、そんなに難しい顔をしないで欲しい。心配しなくても、これから自然と理解していくさ」

「そうなの?」

「ああ。僕の知る限り、リリンは成長の過程で異性への恋愛感情を理解していくらしいからね。シイさんだってこれから少しずつ分かっていく筈だよ」

 シイを安心させる様にカヲルは微笑みかける。

「うん。ありがとうカヲル君。色々教えてくれて」

「礼には及ばないさ。僕にとっても君が恋を知る事は嬉しい事だからね」

「どうして?」

「恋をして女性はより美しくなる。シイさんがもっと魅力的になるのは大歓迎さ。兄役としても、君に恋心を抱く一人の男としてもね」

 伝えたい事は全て伝えたと、カヲルはシイの肩からそっと手を離した。

「長い話に付き合ってくれてありがとう。名残惜しいけど、夢の時間はもう終わりかな」

「夢の時間って……お話しただけだよ?」

「ふふ、君と二人きりで話を出来る機会なんて無いからね。僕にとって本当に嬉しかったんだ」

「そんな、言ってくれれば何時でも付き合うのに」

「君の側にはいつもレイが居るだろ? 彼女は僕と君が二人きりになるのを嫌がっているのさ」

「…………」

 カヲルの言葉に何か思ったのか、シイは唇に指を当てて思案顔を見せる。

「ん~そんなのおかしいよ。カヲル君と私がお話するのは、悪いことじゃ無いんだから」

「レイは過保護だからね。君が心配なんだろう」

「でもカヲル君と一緒なら、どんな危険な事があっても大丈夫だもん」

 心配の論点がずれているシイに、カヲルは思わず苦笑を浮かべる。レイの気持ちを真に理解するには、まだまだ時間がかかりそうだと。

「だからカヲル君がお話したいって思ってくれたら、私は喜んで付き合うよ」

「二人きりで、と言ってもかい?」

「うん」

「ふふ、ありがとう。是非誘わせてもらうよ」

 小さな一歩だが、確かに前へ進むことが出来た。そんな手ごたえに喜びを感じながら、カヲルはシイと握手を交わして宿へと戻る。

 友人達がくれた夢の時間は、夢を現実に変えてくれる魔法となって幕を下ろした。

 




これまでを思い返してみても、シイとカヲルが二人きりになる事はほとんど無かったです。レイのサプライズパーティー準備の時は、結局保安諜報部の監視付きですし、ジオフロントでの対話もその他大勢が見守って居ましたから。

カヲルがシイに言った説明は、恐ろしくいい加減なのでさらっと流して下さい。『シイを納得させる』事が目的なので、かなり言いたい放題になってます。

シイの枷外しともう一つ、旅行編のテーマがあります。それを次回で片付けて、長引かせてしまった旅行編は完結となります。

次回もまたお付き合い頂ければ幸いです。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。