~来訪者達~
使徒の復活に抑止力部署設立の為の会議と、激動の週末を乗り切ったシイは月曜日の今日、高校の教室で普段と同じ様な生活に戻っていた。
友人達との会話を楽しむシイは、慌ただしい日々が嘘のような平穏に、緊張が続いていた気持ちがほぐれるのを感じる。
「ほ~。そんなら渚のやつは、ソ連に居残りかいな」
「使徒の先生……嘘みたいな話だけど、渚君なら出来るものね」
「うん。だから暫くは学校に来られないと思う」
「さよか。ならしゃーない。わしがあいつの分まで、ノートを取ったるわ」
「……それは私がやるわ」
「大体トウジのノートじゃ、汚くて誰も読めないわよ」
「ぐっ……字なんかどうでもええんじゃ。大事なのは気持ちや、気持ち」
変わらぬ二人の様子にシイとレイが苦笑していると、朝から姿の見えなかったケンスケが、凄まじい勢いで教室に飛び込んできた。
「みんな! 大ニュースだよ」
「ど、どうしたの相田君?」
「今日の一限で小テストでもやるんか?」
「そんなちっちゃな事じゃ無くて、大ニュースなんだ」
興奮冷めやらぬ様子のケンスケに、一同は眉をひそめつつ言葉を待つ。大体の場合、彼の大ニュースは世間一般のそれとはズレている事が多いため、内心それ程期待していなかった。
「……聞かせてくれる?」
「さっき職員室を通った時に聞いたんだけど、今日このクラスに転校生が来るんだよ!!」
「それが……大ニュースかいな」
ケンスケの情報に、トウジは呆れたように呟く。今の第三新東京市は要塞都市から人が暮らす為の都市へと変化してるので、転校生はそれ程珍しくは無いのだ。
しかしケンスケはそんなトウジに、不敵な笑みを浮かべつつ首を横に振った。
「勿論それだけじゃ無い。転校生は二人、それも……どっちもかなりの美少女だったんだ」
「「!!??」」
クラスの男子生徒達が一斉に立ち上がり、ケンスケに視線を向ける。彼らは知っているのだ。相田ケンスケと言う少年の見る目が、恐ろしく正確である事を。
「えっと、女の子が二人転校してくるだけだよね?」
「碇は何も分かって無い! 美少女が二人も同時に転校してくるなんて、これは大事件だよ」
「そ、そうなんだ……」
かつて無い迫力のケンスケに、シイは気圧された様に愛想笑いをするしか無かった。見れば他の男子生徒も、ケンスケの主張に同意しているのか、何度も頷いていた。
「一人はショートカットの快活そうな子。もう一人はロングヘアーの大人しそうな眼鏡っ子。見事にタイプの別れた転校生……これは神が授けたチャンスだね」
「……何もしてないわ」
チラッとシイとトウジに視線を向けられたレイは、勿論リリスは関与していないと否定する。
「ま、男でも女でも構わんやろ。新しいダチが増えるんは良いことや」
「そうね。分からない事とかあると思うし、協力しなくちゃ」
「転校生か~。私がここに来てからもう二年経つなんて、何か信じられないな」
「……いえ、寧ろまだ二年しか経っていないのかと、みんな言うでしょうね」
使徒との死闘、ゼーレとの対決とゼーゲンの設立、ユイとキョウコのサルベージ、リリスの覚醒、そして使徒の新生。それらは全て、シイが第三新東京市に来てから二年の間にあった出来事。
本人に自覚は無いのかも知れないが、彼女の過ごした二年間は、恐ろしい程中身の濃い日々であった。
やがて予鈴が鳴り、生徒達は慌ただしく席に着く。教師の後に続いて教室に姿を見せた二人の少女に、生徒達は興味と好奇心、そして男子生徒は少しばかりの下心を込めた視線を送った。
「え~今日からこのクラスに新しい仲間が増える。……順に自己紹介をしなさい」
教師に促されて、二人はシイ達に向かって挨拶をする。
「初めまして、霧島マナです。よろしく」
「や、山岸マユミです……その、よろしくお願いします」
栗色のショートヘアで快活そうな印象を与えるマナは、人前に立っても堂々としていた。対して黒いロングヘアーに眼鏡を掛けた内気そうなマユミは、目立つことが苦手なのか終始うつむき加減。
ケンスケの情報通り、どちらも美少女と呼んで差し支えない容姿をしていたが、性格面では正反対の転校生コンビであった。
「二人ともご両親の仕事の都合で、ここに越してきたばかりだ。慣れない内は色々と困る事もあるだろう。クラスメイトとして、出来る限り助けてやってくれ」
「「は~い」」
「よろしい。それで席だが……霧島は碇の隣、山岸は洞木の隣に座りなさい」
教師は教室にある空席の中から、シイとヒカリの隣を選んだ。特に他意は無く、単純に面倒見の良い二人に転校生のフォローをして貰おうと、思っただけなのだろう。
「えっと、よろしくね」
「こちらこそよろしく」
「私は委員長も務めてるから、分からない事があれば何でも聞いてね」
「は、はい。よろしくお願いします」
「それじゃあ出席をとるぞ」
転校生以外に特に大きな連絡事項は無く、HRは終わりを告げた。
昼休み、屋上で食事をするシイ達の話題は、やはりマナとマユミの事だった。
「転校生なんて、珍しくも無いと思っとったんやけどな~」
「凄い人気だよね。霧島さんと山岸さん」
「そうね。お昼を誘おうと思ったけど、もう先約が入ってたから」
「……もぐもぐ」
二人同時の転校生、それもどちらも可愛い女の子とあって、朝から休憩時間はクラスメイト達の質問攻め、きっと今この時間も同じ様な光景が繰り広げられているのだろう。
「ちゃんとお話出来るのは、もう少し後かも……」
「しゃーないやろ。ま、その内落ち着くやろし、少しの我慢や」
「あまり度が過ぎるようなら、私からも注意しようかしら」
「止めとけ止めとけ。こらある意味、転校生への洗礼や。こうしてみんな、仲間になるんやから」
好奇心が先走っているとは言え、あの二人がクラスに馴染む為には、こうした触れ合いは大切だ。無視されるよりは断然マシだと、トウジは冷静に告げる。
「そう、ね。シイちゃんの時も凄かったし……」
「……そうなの?」
「レイちゃんは居なかったわね。シイちゃん、直ぐにエヴァのパイロットって知られちゃったから、暫くの間はずっと質問攻めだったの」
「あ、あはは、そうだったね……」
当時の自分を思い出し、シイは恥ずかしさと情けなさから、引きつった笑みを浮かべた。まるで珍獣扱いだとミサトに言った事もあったが、あれが切っ掛けでクラスのみんなと仲良くなれたとシイは思う。
人と人との付き合いは、相互理解から全てが始まるのだから。
「そう言えば、惣流の奴はぼちぼち退院出来そうなんか?」
「うん。早ければ来週にでも学校に来られるって」
「ふふ、良かった。アスカが居ないと、やっぱり何か物足り無いから」
何時も自信に満ちあふれ、周囲に活力をもたらすアスカ。不在の間も表面上は変わらず過ごしていたシイ達だったが、やはり大切な何かが足りないと感じていた。
中学から築き上げられた絆は、七人を親友と呼ぶ存在に変えていたのだ。
「……相田君は?」
「あ~ケンスケは、今日は忙しいさかい勘弁したってや」
「忙しい? 何かあったの?」
「……かき入れ時やからな」
校舎裏で副業に精を出しているであろう友人を思い浮かべながら、トウジは小さく呟いた。
~ファーストコンタクト~
翌日の昼休み、食事を摂るために屋上で輪を作る馴染みの面々に、二人の転校生が加わっていた。初日に比べて二人への質問攻めが緩んだ隙を見計らい、ケンスケが見事食事の約束を取り付けたのだ。
物怖じせずに輪へと飛び込むマナとは対照的に、マユミは戸惑っているのか落ち着かない様子を見せる。
「どうしたの山岸さん?」
「……あ、いえ、その……ごめんなさい」
「何や? 何で謝るんや?」
「ご、ごめんなさい」
突然の謝罪に首を傾げるトウジの言葉で、再び謝罪を口にするマユミ。すっかり萎縮してしまった彼女を気遣い、ケンスケが呆れたようにフォローを入れる。
「駄目だよトウジ。山岸さん、怖がってるじゃないか」
「ただ聞いただけやないか」
「それが怖いと思う人も居るって事さ」
トウジの勝ち気な外見と言葉遣いは、彼を知らない人に誤解を招く事も多い。そんなケンスケの言葉に、トウジは納得いかない表情をみせたが、やがてマユミに頭を下げる。
「まあ、あれや。すまんかったな、山岸」
「こ、こちらこそ……ごめんなさい」
今のはどうだ、と視線で尋ねるトウジに、ケンスケは苦笑しながら頷いた。どうやら山岸マユミと言う少女は、変な言い方だが謝罪が癖になっているらしい。
(随分と内罰的な子みたいだね……ま、その辺は深入りすべきじゃ無いけど)
プライベートが関わる事だと、ケンスケはマユミからマナへと会話のターゲットを移す。
「霧島さんも、急に誘っちゃって悪かったね」
「ううん、素敵な食事会へのお誘い、ありがとうございます。なんてね」
マユミの隣に座るマナは、快活な笑顔でおどけた受け答えをする。昨日出会ったばかりとは思えない程、この面々に馴染んでいる彼女に、ケンスケはふとある事を思った。
(惣流と碇を足して割った様な子だな。どことなく外見も碇に似てるし)
「みんなは何時も一緒にご飯を食べてるの?」
「予定が合わない時とか、教室で食べる事もあるけど、大体はそうかしら」
「仲良いんだね」
「ま、腐れ縁っちゅうか、不思議な縁やけど、切れる気がせんわ」
中学二年の時、シイの転入から始まった絆は、トウジの言うとおり何時までも途切れる事は無いと、ここにいる全員が確信していた。
その後、改めて自己紹介を済ませた一同は、談笑しながら昼食を楽しむ。緊張していたマユミも、ATフィールド無展開のシイと話す内に、少しずつではあるが笑顔を見せる様になっていた。
「じゃあ山岸さんは、お父さんと一緒に引っ越して来たの?」
「うん」
「親父さんはどんな仕事しとるんや?」
「く、詳しくは分からないけど、国連の職員を……」
明らかにシイとトウジで反応が違うが、それでも会話が成立するだけ打ち解けた証拠だろう。
「ほ~そら立派な仕事やな」
「この街に来たって事は、ゼーゲン絡みかも知れないね」
マユミの父親がどの様な立場なのか不明だが、直属機関であるゼーゲンへの出向や、何らかの人材交流などの可能性は高いとケンスケは予想する。
「ねえねえ、そんなにゼーゲンって身近な組織なの?」
「元々ここにはネルフ関係者が多く住んでいるから、親がゼーゲン職員って奴は多いよ」
「ふ~ん……そうなんだ」
ケンスケの答えに、マナは指を顎に当てて思案顔をする。
「霧島さんもご両親の都合でここに越してきたの?」
「え、あ~……私は違うの。ちょっと訳ありで、ね」
ぺろっと舌を出して笑うマナだったが、その笑顔の裏には気軽に話せない理由があるのだろう。それを察したシイ達は、それ以上追求する事をしなかった。
趣味などの雑談に興じながら、シイ達は二人と親睦を深めていく。マユミは本が好きと言う点でレイと話が合い、他の面々がついて行けないレベルの会話を楽しむ。
一方のマナは弁当を自作している事から、シイとヒカリと料理の話題で盛り上がる。トウジが食べているのがヒカリの愛妻弁当で、二人が恋仲であるとマナが知ってからは恋話へ。
予鈴が鳴る時まで、シイ達の楽しげな声が途切れる事は無かった。
~リリスに招かれた少女~
その夜、マユミは自室で本を読んでいたが、まるで読書に集中出来ていない自分に気づく。昼に初めて言葉を交わした少女の事で、彼女の頭は埋め尽くされていた。
(……碇レイさん……本当に会えた。あの人の言うとおり……)
青い髪と赤い瞳に、透き通るような白い肌。他に類を見ない特異な容姿を持つレイの姿が、脳裏に浮かんで消えようとしない。
それは恋する乙女の様であったが、マユミの抱く思いはそれとは大きくかけ離れている。
やや内向的で本が好きな山岸マユミは、ごく普通の高校生であった。だが彼女はある日を境に、同じ夢を繰り返し見始める。
使徒と呼ばれる存在と共に生活をし、現実よりも楽しいと感じる世界で生きる夢。そして最後に必ず、レイにそっくりな少女が現れて、こうマユミに伝えるのだ。
『この夢の続きを見たく無いか』と。
最初は驚きのあまり返答すらろくに出来なかったが、幾度と繰り返す内にマユミは少しずつ慣れていき、少女と言葉を交わせるようになった。
そしてマユミは、少女が人類の母たる存在であると知る。子供達の未来が祝福で満ちあふれる事を願い、その為にマユミの協力が必要であり、こうして夢に干渉しているのだと。
半信半疑のマユミに少女は、転校先の高校で自分と同じ姿をした碇レイと出会うと告げる。もしそれが事実であったのならば、自分の言葉を真剣に考えて欲しい、と。
(……本当だった。私は本当に神様から声を掛けられたんだ……)
元々の読書好きが影響しているのか、マユミは非現実的な出来事を本気で受け止めた。そしてリリスが告げた言葉を、約束通り真剣に考える。
(私が何かの役に立てる訳無いけど…………もし、必要としてくれるなら……)
そっと本を閉じて眼鏡を外すと、マユミは部屋の明かりを消してベッドに横になる。きっと自分の答えを待っていてくれるであろう相手に、素直な想いを伝えようと決めて、静かに眠りに就いた。
~リリンに招かれた少女~
第三新東京市の外れにある小さなアパート。その一室でマナは窓から外を眺めつつ、携帯電話で誰かと連絡を取っていた。
「……はい。予定通り、対象と接触する事が出来ました」
『感づかれてはいないな?』
「今のところ問題は無いと思われます」
『よろしい。では引き続き対象と交流を持ち、情報収集を行え』
「了解しました」
シイ達と接していた時とは違い、事務的で堅い声色のまま、マナは通話を終えた。大きく息を吐いて電話を座布団に放り投げると、窓を開けて外の空気を味わう。
(碇シイ。ゼーゲンの次期総司令……には見えなかったな~)
使徒殲滅で輝かしい功績を挙げた英雄にして、ゼーゲンの設立に多大な影響を与えた人物。先の『女神からの福音』騒動を解決に導き、使徒の新生を成し遂げた偉大な存在。
マナの知る碇シイ像は、昼間の一件で完全に崩れ去っていた。
自分よりも小さく幼く、守ると言うよりも守られる方が似合う少女。お世辞にも戦いが出来る様には見えず、ましてや世界規模の組織を率いる人物とは、到底思えなかった。
(父親のコネじゃ説明がつかないし、私の知らない何かがあるって事ね)
恐らく自分に求められているのは、それを調べる事なのだろうとマナは理解する。文章や数値では伝わらない、碇シイの実態を掴みたいのだろうと。
(それが終わればお役御免、か。……折角面白い友達が出来そうだったのにな)
憧れていた学生生活も、役目と共に終わりを迎える。マナは一瞬寂しげな表情を見せたが、軽く首を振って気持ちを切り替えると、最低限の荷物が詰め込まれた鞄から、黒光りする拳銃を取り出す。
(仕方ないよね。私はみんなの友達に相応しく無いもの)
まるで自分に暗示を掛けるかのように、マナは冷たい人殺しの武器を見つめ続ける。暖かな出来事に解れかけていた心を無理矢理殻に押し込め、迷いを消すと拳銃を再び鞄にしまう。
(私は出来る事をやるだけ。それがきっと……みんなの為になるんだから)
暗い部屋の窓から美しい月を見つめつつ、マナは決意を新たにするのだった。
~カヲルとレイ~
『へぇ、転校生かい?』
「……ええ。霧島マナと山岸マユミ、どちらも女の子よ」
レイは就寝前に、自室でソ連に居るカヲルと連絡を取っていた。
『ふふ、それは何よりだ。僕の居ない間に、シイさんに悪い虫が付いたら困るからね』
「……平気。悪い虫は海外に居るから」
『おやおや。まあ君が着いている以上、余計な心配か』
悪い虫の話は冗談にしても、レイがいる限りシイの安全は確保されるだろう。カヲルがシイの元を離れているのも、そんな信頼があってこそなのだから。
『それで、わざわざ僕に電話をしてきたんだ。その二人に何か問題があるのかな?』
「……山岸マユミ。彼女はリリスに選ばれた子」
『ん、どう言う事だい?』
「……リリスは夢を見せながら、自分と波長の合う子供を探していたわ」
『波長……成る程。使徒とは別に、自らの意思を受け継いでくれる相手を求めたのか』
レイの端的な説明に、しかしカヲルは納得したように電話の向こうで頷いた。
『でも当の本人はどう思っているのかな? 大切なのは本人の気持ちだからね』
「……分かってるわ。彼女にその意思が無いのなら、リリスに関わる記憶を消去するだけ」
『まあそれが妥当か』
リリスの意思を受け継ぐ。それは新生した使徒やゼーゲンとの関わりを意味する。例えリリスが選んだとしても、本人が望まない限り強制すべきでは無い。
祝福の為に犠牲となる存在が出る事を、シイもリリスも望んでいないのだから。
『……レイ。僕が戻るまでの間、くれぐれもシイさんの事を頼むよ』
「言われなくてもそのつもり」
『用心しすぎるに越した事は無いさ。君も気づいて居るのだろ? 世界はより良い方向へ変わろうとしているけど、それはシイさんの存在が要になっていると』
カヲルの言葉にレイは無言で肯定を示す。
『彼女は自覚の有る無しに関わらず、既に世界にとって不可欠な存在さ。勿論僕達にとってもね』
「……分かってるわ」
『既にシイさんの暗殺や拉致を企てた組織もある。それらはキール達の部隊に対処して貰ったけど、一番確実なのは君が彼女を守る事だ』
シイがお飾りのゼーゲン次期総司令で無いと証明した結果、彼女の存在を邪魔と思う人間が現れる。勿論シイには保安諜報部の護衛が付いているが、それでも完全に身の安全を守れないだろう。
だからこそ、カヲル不在の今、レイがシイを守らなくてはならない。
『大切な妹の事をよろしく頼んだよ。大切な妹』
「……ええ」
カヲルとの通話を終えると、レイは静かに立ち上がり、シイの部屋のドアを開く。
「……貴方は死なないわ。……私達が守るもの」
幸せそうな寝顔で熟睡しているシイに、レイは小さく呟くのだった。
長らく間を空けてしまい、申し訳ありません。
新生した使徒達が成長するまでの間、シイ達は新たな出会いを経験しました。
転校生二名、恐らく知らない方はほとんど居ないかなと思いますが、一応元ネタを。
霧島マナはゲーム『鋼鉄のガールフレンド』の、山岸マユミもゲーム『2nd Impression』のどちらもヒロイン(?)です。
基本的に設定改変はしていませんが、手元に資料が少なく、特にマユミに関しては昔やったゲームの記憶だけが頼りですので、キャラ崩壊があった場合はご容赦下さい。
少々トラブルがありましたが、執筆は変わらず続けております。
投稿ペースに関してはお約束出来ませんが、可能な限り早く出来る様努力致します。
転校生二名の物語は、次回で完結を予定しております。
次回もまたお付き合い頂ければ幸いです。