ONEPIECE世界を過去キャラと満喫   作:一匹犬

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34話「頂上戦争作戦会議」

 〜シャボンディ近海〜

 

 

 〜シオリside〜

 

 

あ〜黄猿強すぎワロタわ。攻防力は全く無いんだが速さがやっぱありえんな〜あのAA思い出すわ。

 

(光の速さでウンコしたらどうなるのっとAA)

 

…いや、漫画の設定やからそんなリアルな事起こらんけどな…それだと黄猿が本気出したら地球がヤバいし。

 

んで現在、俺らはとある海域で身を潜めている。海軍の追跡から逃れるためだ。ま、逃げる必要はねぇけどな。海上じゃ俺に勝てる奴はいないし。

それはそうと…天竜人を殴った(俺は蹴ったんだが)と知らされたCP9達は血相を変えたがどうにか落ち着いてくれた。

で、彼らも俺の話を聞かすためにマザーバンガードに移ってもらっている。

 

「これからどうします?お嬢様。」

 

これからか…とりあえず海軍本部マリンフォードのエターナルポース用意してから…待機してもらうか。と、その前に…

 

「シャボンディ諸島での号外読んだか?」

 

「えぇ…確か白ひげ海賊団2番隊隊長『火拳』のエースの公開処刑…」

 

「あぁ…海軍本部マリンフォードでな。

…で、だ。どうなると思う?」

 

「どうってそりゃ処刑されるに…」

 

「エースのボスは白ひげだぜ。許すと思うか?

…白ひげ海賊団並びに無数にいる白ひげ傘下の海賊団と世界政府…海軍と王下七武海の全面戦争が起きるだろうな。

そりゃあもう…今までの歴史でもそうはない大戦争さ。」

 

事の大きさに静まるみんな。

 

「火拳のエース…その者がどうなった所で我々には関係のない話だ。」

 

とルッチ。そりゃそうだ。

 

「だが…お前は何をするつもりだ?…処刑を止めたいというのなら…」

 

殺気を溢れ出さすルッチ。

 

「俺は…エースを助けたい。理由もクソもない。」

 

ビリリッ…

 

「!…………我々は政府の人間だ。助力する気は毛頭ない…が、止めるのはやめにする。

だが…ヤツを生かした事で世界に悪影響が出たなら…許さんぞ。」

 

「そりゃ、かまわねぇよ。」

 

「(ルッチも変わってきたのかのう…ワシらは甘い心は幼少の時に捨てたはずじゃが…セント・ポプラでちょっとワシら全員生まれ変わった気分じゃの…)

傾国よ…お主がこの先どう動くのか…ワシらはゆっくり見定めようと思う…そうすれば…ヤツらに負けた理由も分かるかもしれんしの…」

 

「そうか…味方になってくれりゃ心強いが…そんな無茶は言わねぇよ。」

 

「しかし、シオリよ…お前は火拳のエースとやらの事になるといつもと様子が様変わりするが…何故だ?」

 

「………それなんだよなぁ…それが分かりゃこんな悩まんですむんだが…」

 

「まさか…恋心じゃっ…」

 

ギョッとするクリーク。

 

「恋!?恋ってステキ!あちし応援するわぁ!!」

 

「アホぉ!男に興味ねぇっつってんだろ!」

 

気持ち悪い…とりあえず2人共殴る。

 

「…あのクリークという男は一体何度暴行を受けているのかしら…セクハラしてるの?」

 

「いくらなんでもその様な、命をドブに捨てる様な恐れ多い行為はしていない。まぁ最低でも1日10回以上は殴られたり蹴り飛ばされているのを確認してはいるが。」

 

クロが冷静に分析する。

そんなに殴ってるの俺!?逆にクロは優等生だからそんなに殴ってないんだよなぁ…

 

「そう……!?ちょ、ちょっと近づかないで。」

 

「?」

 

おいおいカリファ、顔が…

 

「…そりゃああんだけ殴られてたら…あのアホみたいな頑丈さになるわなぁ…」

 

ちょっと…アーロンすら呆れてるって…ビーム直撃して大したダメージじゃなかったらしいがマジかぁ!?…超新星…いや…新世界…レベルだな…今度武装色使ってるか確認してみるか。

 

ま、今はそんな事より…

 

「ところでお前ら。PXを一応は倒せたんだよな…そこでだ…海軍と白ひげの頂上戦争…乱入してみねぇか?」

 

「「「!!??」」」

 

「と、言っても堂々とは参加出来ねぇけどな。まだ甘い所はあるし…とゆーか俺自身も手に負えんからな。あの規模にもなると。」

 

「マリンフォード…」

 

「何も勝算がない訳じゃない。俺は今からとある所に戦力増強のために行ってくるしな。

…が、それでも危険なのは変わらない。こっそり参加するだけですら命の保証は出来ねぇ。参加するしないは自由だ。」

 

「「「………」」」

 

各々が熟考する。

 

「私はやりますよ。主人の望みに尽力できずして執事とは言えませんので。」

 

お前のスピードならそうそう当たらんだろ。黄猿じゃない限り。

 

「頂上戦争…これ以上ねぇ舞台だ…派手にやってやらぁ!」

 

お前の頑丈さなら大物に狙われん限り大丈夫だろ。

 

「同じく…」

 

ギンは何かキッカケがありゃあな…伸びる気がすんだが…

 

「黄猿を見ただけで体が震えちまった…だがもう逃げねぇぞ!」

 

アーロンは総合的に強くなった。カクと良い勝負できるだろうな…

 

「まーはっはっはっはっ!世界一の戦争かぁ!ならばこのおれ様も一躍時の人になれるワケだな!?」

 

バギーとこいつとオヤビンの3バカが揃うの…ここぐらいか…どーなるかな?…あ、そうだ。

 

「出陣の際PX1体だけ食っていいぞ。それで好きなだけ暴れろ。」

 

他になにか食わせるか…貝とか使えそうなモン食わせるとして…海楼石…は食わせると死にかけるからやめとくか。海楼石は武器作りだけに専念させるか…

う〜ん…『アレ』の実現にゃ最低5体いるから戦争で最低2体パクリてーな…

 

「私はまぁ…死なない程度にほっつき歩いてるわ。」

 

歩く人間凶器がおっしゃりました…そーいやMr.1も参加するなぁ…会えたらいいが。

 

「んがーはっはっはっ!麦ちゃん達とタメ張りたいんなら…この程度の事やってみせなきゃオカマがすたるわねい!!」

 

インぺル関係で1番悩んだのがボンちゃんだ。…ボンちゃんの代役として色々ルフィを助けんとな…

あと正義の門は…マリンフォード側のは確か黒ひげの所のラフィットが開けるんだっけか。

インペル側は…『アレ』か『アレ』か『アレ』で破壊出来るか試してみるか。全部通用しませんでした!ってなったらシャレにならんが。

 

「おおおおおれは……おれも名を上げるぞ!」

 

あんまり奥に行くなよ?ドフラうろついてるし。…にしてもギリギリ『あの技』を習得出来たのは大きいな。アレを十分に発揮出来たらルフィに匹敵する活躍が出来っだろ…多分いやきっとおそらく。

 

 

「フ…海軍の本拠地か…存分に暴れてみせよう。」

 

「あぁ、とにかく海軍と七武海だけに攻撃を集中してくれ。白ひげ海賊団は敵じゃねぇからな。あと、三大将とはまともに相手するなよ。もし2人以上と同時に出くわしたら躊躇せずに離れねぇと死ぬぞ。」

 

「心得ているさ。青キジにこの前の黄猿…悔しいが私より数歩先を行っておる様だからな。無謀な真似はしない。」

 

赤犬が1番危険なんだが…青キジはともかく黄猿は頂上戦争ん時手ぇ抜きすぎだよなぁ…

 

「参加するのはかまわねぇがよ、おれはどうすりゃいいんだ?アマクサよぉ…」

 

「ホロホロホロ〜まさかモリア様は参加しないだろうな〜?」

 

モリアは動けねぇよ。原作よりヒドイ事してやったから。

 

「お前らはとにかく味方近くの敵に向かってビームとホロウだ。危なくなったらすぐ逃げろ。」

 

ペローナの剃はかなり未熟だが、オヤビンはけっこう早なった。が、まだ理想にはほど遠いがな。

 

 

「…ワシらの目の前で堂々と意気込みと作戦を語らんでくれるか…」

 

カクが呆れていた。

 

「悪い!んじゃ、その時になったら俺が電伝虫での連絡とあの合図送るからその時に船を『あの状態』にして突っ込め。以上。

じゃあ、俺は一足先に行ってくるぜ〜」

 

「?どちらへ…?」

 

「海底大監獄『インペルダウン』♪」

 

「!とある所とは…インペルダウンと…」

 

「ああ、あそこでえらい事件が起きて大悪党共が解放される。そいつらをマリンフォードに上手く誘導させる。」

 

まぁそこら辺は黒ひげの動きを慎重に読まんといかんけどな。ま、そもそもルフィ見つけな話が始まらんのだが。

 

「しかし…あのインペルダウンに単身で…」

 

「大丈夫大丈夫。そのためにアラバスタで色々実験したから。」

 

海楼石は全く問題なし。怖いのはあの毒野郎だけだ。とにかく近づかないようにしねぇとな…

 

「じゃ、行ってくるぜ〜」

大きいリュックサックを背負い出発する。あの悪魔の実やアレも持ったし…おかげでリュックがパンパンだが。とにかく…ここが一つの勝負所だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜海軍本部『マリンフォード』〜

 

 

〜海軍本部・大将『赤犬』サカズキside〜

 

…流石に数日前とは緊張感がまるで違うのお…

火拳のエース…世を乱す大海賊白ひげの部下…その処刑ともなれば分からぬでもないが…この処刑で少しは懲りてくれりゃいいんじゃがのう…

 

とりあえずセンゴク元帥と今回の作戦の打ち合わせでもしておこうかのぉ。

 

 

「おお、サカズキか。流石に早いな。」

 

ぼけっとしちょるボルサリーノやダラダラしちょるクザンと同列にされても困るわ。

 

 

「小耳に挟んだんじゃが…ボルサリーノがいながらPXシリーズとやらが強奪されたらしいですのう…」

 

いくらなんでも職務怠慢ではないか?

 

「うむ…スーパールーキーといわれる世代の…『傾国のシオリ』。ヤツに一杯食わされたらしい。」

 

傾国か…どうやら今まで尻尾を隠していた様じゃのう…侮れんな…

 

「傾国がガープ中将、クザンやボルサリーノと互角に戦ったと聞いちょりますが?」

 

「クザンは海兵希望で実力を見てほしいと頼まれた様だ…まんまと騙された訳だが。

ガープは…どうやら壮絶な殴り合いをやらかしたそうだ。あそこまで歪んだ顔を見たのは若い時以来だったな。」

 

クザンめ…女にだらしないのは相変わらずじゃ…

それにしてもガープ中将と肉弾戦をやらかしおるとはな…若い時からコング総帥以外には能力抜きの組み手では負けしらずだというのに…

しかし…巧妙に動いておるようじゃな…海軍本部大将の実力を探り、海軍の人間兵器をも強奪するとは…

しかも懸賞金は1億8000万…『麦わらのルフィ』より必然的に注目は浴びんじゃろな…

 

「今も傾国を追っとるが芳しい成果はない…」

 

恐ろしく頭が回るやつの様じゃのう。

 

「そういえば…『麦わらのルフィ』一味はくまの手によって離散させられたらしいですが…逃がしたのではないのと違いますか?」

 

「…もうくまは話は出来ん…」

 

ベガパンク博士との契約云々言うちょった様じゃが…あやつの心意気は嫌いではなかったんじゃがの…

 

「うーす…センゴクさぁん…ただ今戻りましたぁ〜…ってサカズキ!?」

 

…全く…クザンめ…どのツラ下げて…

 

「よく戻ってこれたな…しかし…見た所負傷はしておらん様で安心したぞ。」

 

「いや〜…ハハハ……ちょっとサカズキよ何怖い顔してんのよ〜」

 

「…おんどれ…その態度ふざけちょるのか!?…大将に位置する者が…海賊に敗北する…その意味を理解しちょるのか?クザン!」

 

「は、敗北て!ちょっと投げ飛ばされただけだってば!…数百キロぐらい。ま、まぁ掴まれた瞬間に締め落とされてさ〜危うく海に落ちる所だったのよ〜運良くクンフージュゴンちゃん達に助けられてさぁ。いや〜参ったねこりゃ。」

 

「………マグマの海で泳がせてやってもいいんじゃがなぁ…」

 

「げっ!?悪かったって!次は油断しないから!」

 

「クザンをイジメるのもそのぐらいにしてやりなよぉ〜」

 

…ボルサリーノも来たか…いや…

 

「お前にも言いたい事があるんじゃがなぁ…みすみすパシフィスタを奪われおって!製作にかかった費用が問題なのではない…」

 

「いや費用はだいぶかか…なんでもない。」

 

「仮にも兵器と呼ばれるモノを奪われる…その意味を分かっちょるのか!?」

 

「いや〜耳が痛いねぇ〜…冥王レイリーやおそらくは雷のロギアにも邪魔されちゃってねぇ〜くまはまともに動いてくれなかったしぃ〜」

 

冥王まで出張るとは…まさか傾国と結託しちょらんじゃろうな…

 

「クザンも戦ってみて分かったと思うんだけど…あのお嬢ちゃん…人間じゃ勝てんよぉ…身体の強さの次元が違うんだねぇ…強さの方向は違うけど『王』と同レベルかもしれないねぇ…まぁわっしは能力的に負けるという事はないけどぉ…」

 

「投げ飛ばされた時にそれは痛感してるよ…ありゃ全盛期のコングさんですら比較にならない…」

 

「む…」

 

『王』と同格じゃと!?…それ程なのか…確かにどうしようもないのぉ…天災にあったと思うしかないんか?

 

……ん?連絡兵が来たようじゃの…

 

「女帝ボア・ハンコック…ついに折れた様で、今こちらに向かっているそうです。」

 

「やっとか…間に合えばいいが…」

 

「おっ!あのたまらん美人ちゃんか!」

 

…あの我が儘な女か…

 

「…九蛇のぉ……九蛇で思い出したが傾国…覇気の扱いも達者だったねぇ〜」

 

確か不特定の箇所に覇気を放ち混乱させる戦法か…光であるボルサリーノにとっては相性が悪いのぉ…いやわしも実際に喰らったら不味いかもしれんな…

しかし…今はそれより…

 

「フン…海賊なんぞどうでもいいでしょうが…わしらはただ正義を踏みにじる様な輩を始末するのみ…そう思っちょりますがのう…」

 

火拳のエースの公開処刑…白ひげ海賊団だけでなく無数の傘下の海賊が攻めてくるじゃろう…傾国の事は後回しにするしかあるまい…

 

「そう言うな。戦力は多いに越した事はない。」

 

それからも次々と情報が伝えられるが…あのジンベエが戦いに反対するとはのう…あやつの義理堅さにも一目置いてたんじゃが…

 

じゃがまぁ…向かってくる輩は全部潰してやるだけじゃあ。誰であろうとな!!

 

 

 

 

 

 

 

 


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