ONEPIECE世界を過去キャラと満喫   作:一匹犬

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25話「突撃!隣の裁判所」

 〜ウォーターセブン近海〜

 

 

〜シオリside〜

 

 

「うん、みんなこっぴどくやられたな!クリーク、アーロンはカクにぶつけときゃ良かったな…」

 

「…とんでもない強さだった…」

 

クロもさすがにカクに勝つのは無理があったな。しかしゾロは勝ったし…

ルフィと違ってパワーアップする手段なかったはずなのに急に強なりすぎやろ。

 

「まぁ、あっちは確か子供の頃からの訓練の賜物だからな。それに比べりゃこっちはたった半年足らず。しょうがねぇよ。」

 

一般人かそれ以下のコビメッポがそこそこ強くなれてたのは気にせんとこ…やっぱ若いからかなぁ…

 

「特にロブ・ルッチ…あいつは『普通』の人間じゃ最強レベルだな。」

 

アレに覇気プラスされたらスゴイ事になりそうだな…

そういや俺の道力、フリーザ(初期形態)の10分の1かよ…初登場ベジータより強いって…地球破壊できるってかぁ!?

…いや、DB世界の惑星は豆腐装甲言われてるしよく分からんな。

 

「そいつらを子供扱いするお前も大概だがな。ヤツらの体術は確かに優秀なシロモノだった。」

 

「そりゃあおれを倒せるほどだからなぁ!あれぐれぇ当然だろぉ!」

 

「「「イヤイヤイヤ…黙っとけ割れ頭。」」」

 

地面に沈みこむほど落ち込むオヤビン。あ、今ポルチェちゃん飯作ってっから慰めてもらえないでやんの。

 

「ま、2年ぐらい修業したらルッチ級かそれ以上になれるから安心しろ。」

 

その前に過労で死ぬんじゃね?とほぼ全員。

 

 

 

さ〜て…これからどーすっかな…そのうちエニエス・ロビーでの戦いが終わって…ガープが来て…スリラーバークか。

…あとCP9は命からがらエニエスから脱出だっけか。

 

 

 

よし、まずは…

 

「…とりあえず世界政府の施設である司法の島…エニエス・ロビーを攻めてくるわ。」

 

「「「…………えっ…ええええぇぇぇ〜!?」」」

 

さすがにエネル以外のグランドライン組が仰天する。

 

「エッエニエス・ロビーを攻めるって…じょ、冗談っすよね…?」

 

「いや、マジマジ。正確に言うとエニエスに来るバスターコールを指揮する5人の中将が相手だな。俺の懸賞金ちょっと上げときたいからあいつらイジメてくるわ。」

 

「「「…………」」」

 

さすがにスケールのでかさに絶句しとるな。

 

「大丈夫なのか?」

 

エネルが聞いてくる。

 

「中将じゃ問題にならんよ…本音言うとお前も連れて覇気の練習のために戦わせたいんだが…お前は後ほど起きるとある大事件の切り札だから断念した。」

 

「とある大事件?」

 

「それは後々言うよ。あ、エニエス・ロビーには近づくなよ…しゃれにならん数の政府、海軍の兵がいるから。ここで待機しといてくれ。向こうの用事が終わったら連絡を入れる。」

 

で、単身エニエス・ロビーに向かう。

 

 

 

 

 

 

 〜エニエス・ロビー〜

 

 

既にバスターコールは発動しており10隻の軍艦が到着していた。

おーおーとんでもねぇ乱戦だな〜よくもまあうじゃうじゃと……さてと…ルフィ達に見つからん様にせんと…まずは…青キジから1番遠くてかつ5人で真ん中近くにいるのは……オニグモの軍艦か…あそこにするか。とにかく青キジに近寄られる前に全部済まさんとあかんからな……いや、やはり青キジを無力化しときたいな…『アレ』試してみるか…

 

さて最初はオニグモのから1番遠い…あの逆立った髪が異常に長い(※頭蓋骨そのものが長い)ヤツ…名前なんだっけ…ま、どうでもいいか。奴にするか。…んじゃあ…おっ始めるか!

 

 

 

 

「……ん?…誰だ?貴様は…!なっなんだこの威圧感…まさか覇王色の覇気だと?……な、何者だ?」

 

いきなり軍艦の甲板のど真ん中に現れた俺を見て面食らう中将。

 

「傾国のシオリだよ…さすがに覇気に余裕で耐えるか。」

 

1割しか出してないしな。

 

「何をしに……!まさかこの状況からして麦「とりあえず黙ってろ!」!?」

 

ちょっとだけ本気出したスピードで髪の長い中将をオニグモの軍艦の方へけっ飛ばす。同じ要領で葉巻吸ったゴツい奴(※ヤマカジ)、モンガー!…じゃなくてモモンガさん、顔中傷だらけの怖い人(※ドーベルマン)もオニグモの軍艦へぶっ飛ばす。闘気消しながらやったからまだ青キジにゃ悟られてない…といいなぁ…頼むから寝ててくれよ…次会ったら本気で来るやろし…

とにかく俺もオニグモの軍艦の甲板に着地した。

 

「!!?お前ら!?どうしたというのだ!?なんだその様は!…!?貴様は!?」

 

さすがのオニグモさんも動揺してんな。ほぼ同格の奴が4人もぶっ飛ばされてくりゃ無理ねぇか。

 

「ぬう…いともたやすくおれに一撃入れるとは…」

 

モモンガさん始め他の3人もすぐに体勢を整える。

 

「そこのアホみたいな長さの髪の中将にも言ったが…俺ぁ傾国のシオリ…ちょっと暇つぶしにエニエス潰しにきた。

 

「「「!!?」」」

 

さすがに有り得ない言葉聞いて仰天してるな。

 

「正気か…?ヤツの言ってる事は事実なのか!?ストロベリー!」

 

と怖い顔。ああそういう名前だっけ。

 

「いやそこまでは聞いとらん…しかし…青キジ大将と互角に戦ったという報告がある…」

 

「なっ…!?」

 

大将とガープ以外の中将の間にはでかい壁があるからなぁ…当然ビビるやろな。

 

「貴様…一体何者だ…?ルーキーとは思えぬその覇気…有り得んぞ…」

 

それでも戦意が落ちないのはさすが中将の中でも武闘派の連中だ。

 

「青キジが気づく前に逃げたいから瞬殺しとくぞ。」

 

「!ざれ言を!」

 

オニグモがいの一番に六刀で斬りかかってきた…あいつの背中だか腰の辺り…膨らんでるな…ゾオン系の蜘蛛か?虫系もあんのか…ま、雑魚に変わりはない。

 

「闘魔滅砕陣!!」

 

「「「ぐわっ!?」」」

 

5人をナニカが拘束する。それは…武装色の覇気でコーティングした水の縄。

元ネタはダイ大の暗黒闘気の達人ミストバーンの必殺技だが暗黒闘気なんか使えるわきゃないからな。

けっこう本気めの出力なんで大将や四皇じゃなきゃひとたまりもないやろな。

 

「ばっ馬鹿な…動けんだと…!?」

 

「じゃ…とりあえず寝てろ。」

 

動けない5人全員を容赦なくぶちのめす。さてさっさと……ん?空気が冷たく…

 

「ちょ〜〜と、シャレにならないんじゃないの〜?ボインちゃん…」

 

…おいおいもう来たんかよ…うわあ…はなから本気モードだな〜…

 

「この前はよくもやってくれたじゃない…」

 

「…テヘペロッ…」

 

可愛く振る舞うが…

 

「うっ……危ない危ない…だまされんよ〜」

 

「ちっ…そこはだまされとけよグータラ駄目人間野郎。」

 

さすがに正体知られてからじゃ無理あったか。

 

「…………」

 

あららフォクシーばりに落ちこんどる…

 

「うわあ…美人ちゃんに言われると凹むわー…今後一ヶ月ぐらいまともに仕事出来なさそう…」

 

だからセンゴクや赤犬に怒られるんだよ。

 

「…で。」

 

「ん?なんだよ…4年に1回ぐらいしかしなさそうな凛々しい表情しちゃって…」

 

「…仕事終わったら泣いてもいいよねおれ……いい加減真面目にするか……それが本性かい?傾国のシオリ。」

 

「だったら…だったらどうするよ…青キジのクザン…」

 

某特攻暴走族漫画のキャラの大珠クンのセリフを吐き覇気を放つ。

 

「!シャレにならん覇気だなアイス塊・暴雉嘴!!」

 

「……」

 

不意打ちで飛んできた巨大キジをとある技で粉々にする。青キジが不意打ちて珍しいな。そんだけマジになってるって事か。

 

「!?な、何したのよ今の!」

 

 

「さあな…指銃…百鬼夜行。」

 

北斗百烈拳やペガサス流星拳ばりの連打(覇気付き)を放つ。

 

「んなっ!?は、早いじゃないの!」

 

なんとか避け続ける青キジ。

 

「な、なんで六式使えるのよ〜この前ん時は隠してたってワケ〜?」

 

「いい加減くたばれ…嵐脚…百足(ムカデ)」

 

スルーし大体百個の覇気が込められた斬撃を放つ。

 

「ちょっとおまっ!?」

 

あわれ青キジは斬撃の嵐に飲み込まれた。

 

「成仏してくれ…」

 

が、俺の背後から気配が生まれる。

 

「フゥ…相変わらず目茶苦茶だな…」

 

船の甲板を破壊して掘り進んで背後を取ったかぁ…

 

「アイスタイム…」

 

抱き着かれて凍る俺……

 

がいた辺りの空間。

 

「!?なっ…傾国がいない…?」

 

「よー一人で何やってんのよ?」

 

「どういう事だ…」

 

「俺と全く同じ強さの覇気を作り出して目的地に放っただけさ。覇気使いが巧みであればある程覇気しか目に入らなくなる心理を突いただけだ。」

 

「………覇気の扱いも九蛇並とは…まいったねこりゃ…」

 

「じゃ帰ってくんない?中将達も必要以上にいためつけてないからいいよね!?」

 

「無茶言わないの(しっかし…ホントやりずらいなぁ…)」

 

「そうか…なら……逃げるんだよぉ!!」

 

青キジに背を向けジョジョ張りの逃げを敢行する。

 

「ちょ…待てよ!」

 

おっこのセリフは…やっぱノリがいいなぁ…

 

青キジが血相変えて襲ってくる…ここだ!…武装色…

 

「!?ブラフかっ!?」

 

「ご名答!…もう手遅れだがな!武装色…」

 

青キジを掴む。

 

「なんて力!…何する気…」

 

「48の殺人技のNo.1!宇宙旅行!!!」

 

ジャヤで使った投げ技だ。武装色を使えばロギアも関係ない。青キジを地平線に向け投げ飛ばした。数百キロは行ったろ。

 

さぁ〜てと……クークックックッ…軍艦がよりどりみどり…♪

 

 

で、電伝虫で連絡を入れる。その間に俺は…中将らがそれぞれ指揮する5隻と残りの5隻の計10隻の船全てを制圧し船底に侵入し海楼石を大量にゲットした。大砲とかは…荷物になるからいいか。

 

 

「よくご無事で…」

 

数十分後マザーバンガードが到着。

 

そう心配す…さすがに政府の三大施設に乗り込んだら無理ないか。

 

「この海楼石積んどいてくれ。大量にあるからな。

…そこそこ暴れたから多分今回で億越えになると思う。シャボンディに着くまでに超新星扱いされたいからな。」

 

「億…そういえば麦わらも1億……ヤツがお嬢様より金額が上なのは我慢なりませんね…」

 

「そりゃ俺はなんもあくどい事してないからな〜…ま!後々ある程度は上がると思うよ。」

 

果てさてどういう金額になるやら…

 

んで、縛られた5人の中将を放置しエニエス・ロビーを後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっと変更して海楼石ゲットしました。

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