ONEPIECE世界を過去キャラと満喫   作:一匹犬

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17話「奴は四天王の中でも最弱。次はこのお(ry」

 〜翌朝〜

 

 

 〜マザーバンガード〜

 

 

 〜シオリside〜

 

 

 

「アーロン、調子はどうだ?」

 

「悪くはねぇが…」

 

「今、無理するこたないからな、今回は留守だ。…じゃ、アーロン、ベラミー、ワポルは船頼む。残りは…サバイバル乱入だ!死にかけたら青いビンのハイポーション飲んで隠れてろ。後で回収してやる。後、麦わら一味はできたらスルーだが、まあその場の判断に任す。で、敵倒したら貝回収しといてくれ。」

 

 

「「「了解!!」」」

 

 

散り散りになる一行。

 

…さ〜てと、確かサバイバル始まってすぐ飛行機帽のチョビヒゲがワイパーに瞬殺されとったな…

どのタイミングで排撃貝パクるか…

 

…それにしてもここは見聞色の覇気の練習にちょうど良いな。あちこちで声が聞こえやがるわ。

エネルみたいにさすがに雑兵の一人一人まで区別できねーけど仲間のや強いのなら分かる…あっ!?…ヒゲの気が消えた…早ぇーな展開…

 

 

……ん!?これはっ……クロと…ゾロか!?

 

 

 

 

 

 

 〜神の島アッパーヤード〜

 

 

〜ゾロside〜

 

 

ったく…せっかくノリノリでこの島入ったのに次から次へとザコばっかが湧いてきやがるな。メンドクセェ…ん?

羊の鳴きマネしてた奴が吹っ飛ばされやがった。

で、奥から現れたのは…帽子を深く被った男。二丁拳銃してやがる。格好からしてシャンディアとか言う連中かよ。

 

「またか。おい、お前が神や神官じゃねぇんなら仕掛けてくるな!先急いでんだ!」

 

こんな奴らにかまってる場合じゃねぇ。先行きてぇのによ……ん?また、別の…!?あいつは!

 

「クロネコ海賊団のクロだと!?馬鹿な!なんでテメェがいる!?」

 

「!…ロロノア・ゾロか…貴様に関わっている場合ではない。消えろ。」

 

どういうこった…本物みてぇだが…フンッ…敵なら斬るだけだ。細けぇ事は倒してから聞きゃ良い!

 

「青海人同士で何を遊んでいる!なめているのか!」

 

帽子男が撃ってきやがった。が、避けるのは簡単に…なんだぁ!?弾が光りやがる…それにあのデタラメな移動法は…

 

「なんとも理不尽な体さばきだな…以前の私なら少しは惑わされたろうな。」

 

!?クロの野郎が帽子に迫る…はぁ!?空を飛んでやがる!?どういう事だ!?テメェの方が理不尽だろ!!

 

「!?貴様っどういう技をっ…」

 

「貴様に語る舌などない。」

 

ズバァッッ

 

クロの鋼鉄の爪が帽子野郎の片脚をえぐる…やっぱ早ぇな…

 

「ぐあぁ!?」

 

!?思いっきり帽子野郎が吹っ飛びやがった…何だ?あの野郎あんなにパワーあったか?

帽子も反撃しようとするがスピードで完全に上回られて、しかも空からも攻められて完全に翻弄されてやがる…

 

「馬鹿な!?なんだというんだ!?そのスピードは!?」

 

おれも目で追えねぇ…

 

「閃光弾に気を取られなければどうという事はないな…これまでだ。」

 

爪が帽子を切り裂いた。

 

「ガフッ…」

 

帽子が倒れたのを確認したクロはヤツから二丁拳銃を取り上げた。

 

「両方ともダイアルが設置できる様だな。悪いがもらっていく。」

 

「ちょっと待て!テメェ…ここにいる理由を吐きやがれ!」

 

「話す理由はないな。」

 

ちぃっ…力ずくで吐かせるしかねぇか…

 

「虎…狩り!」

 

「遅い…栄螺・散。」

 

ぐぉっ!?あっさりよけられて爪のカウンター食らうとこだった!…距離を取らねぇと…

 

「飛ぶ斬撃を見た事があるか?」

 

「あるな。」

 

!?はあ!?…くそっ…

 

「一刀流…三十六煩悩鳳(ポンドほう)!!」

 

「………」

 

!?避けやがった!…こいつ…前より格段に強く…

 

「あまり相手にするなと言われているのでな…次でやり逃げする。」

 

命令してる奴がいんのか?

 

「…ナニモンだ…ソイツは?」

 

「ナニモン?ソイツ!?」

 

ゾクッ…なんだぁ!?

 

「…貴様程度が…お嬢様に対して…その様な愚かな口を聞けると思っているのか!?」

 

っ!?なんて殺気…ウソップの村の時とはレベルが違う…

 

「!いや…お嬢様の命令は何事においても優先する…!…この場は見逃してやる…海賊狩り。」

 

奴が爪を地面に突き立てながらこっちに駆けてきた。早「猫が熾」っ!?

 

高スピードでの摩擦熱で爪が発火しやがった!危ねぇ!

 

ドガァァ!!

 

奴の爪が巨木に当たると巨木が根本から焼き切れやがった…こいつ、どんなパワーしてやが…いねぇ!?

 

…逃げたか…いや…見逃されたってのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

〜チョッパーside〜

 

 

 

うわ〜みんなどこ行ったんだよ〜誰でもいいから合流してぇ……あれ?あいつらは…シャンディアとか言うゲリラと…神官…だっけ?…ってギャアアアア〜!!怖えぇぇぇ〜!!パンチで人がメチャクチャ吹っ飛んだあああああ〜!!

 

「絶滅種・噴風貝!!これにより加速するパンチは相手に敗北すら知らせない!…服が破けてしまうのが難点だが。」

 

蜘蛛みたいな髪型の奴が叫んでるけど耳に入らねー!見つからない内に逃げないと…やべえ〜〜!?

「ん!?ナニヤツ!!…畜生か!?」

 

誰がだよ!ってそんな場合じゃねぇ!逃げないと…!でも、どこへ!?

…雲の上はダメだ…罠があるし…あっ…遺跡の上を通って森へ逃げ……

うわああ!あいつ、味方を変な雲で仕留めた〜〜!?ホントにやべえ〜〜!!ってまた誰か来たー!顔怖ぇぇぇ〜!

 

「んん!?麦わらの一味と神官とやらか。まぁいいや…ちょっと相手になってもらうぜ。」

 

バンダナ巻いた顔色悪い無精ヒゲが出てきた!誰だー!?敵なのかー!?

 

「お前も青海人か…よかろう、共に墓場へ送ってやろう…ジェットパンチ!!」

 

「うぉっ!?危ねぇ…なっ!」

 

脚を振り下ろしたらなんか飛びだして蜘蛛の奴を吹っ飛ばした!スゲー!

 

「ぬぬぬ…なんとも摩訶不思議な蹴りを…だがその程度ではおれは倒れん!沼雲バーガー!」

 

またあのやばい雲飛ばしたー!!

 

「そんな怪しいのに当たるか!…月歩ぅっ!」

 

えぇー!?飛んだぁー!?

 

「むっ青海人が…っ!…小癪な……ジェット…」「!…指…」

 

「パンチ!」「銃!」

 

「むっ…我がパンチを受けて平然としているとは…ならば奥の手を見せてやろう…」

 

「ちっ…これが噴風貝かよ…ちっと痛ぇじゃねぇか…こうなりゃ本気で…

 

お互いの攻撃…とんでもなかったのに平然としてるなんて…あっ!?

 

「受けてみよ!…ダブルジェット…」「鬼の…」

 

 

「パンチ!!」「十六連!!」

 

 

ドグアアアッ!

 

 

「ぐぶっ!」「ぐぬっ!」

 

!?えええぇぇ〜!?顔色悪い人あの殺人パンチを受けたのに平然としてるし、蜘蛛男もトンファーで16発も殴られたのにまだ立ってるぅ〜!!両方共バケモノだ〜!逃げたい〜!

 

「やるな…」「そっちもな…」

 

なんか友情芽生えてるー!?

 

…ちくしょう…おれだって…バケモノなんだ…なのに…

 

「うおおおおっ!!」

 

「「タヌキ!?」」

 

タヌキじゃねー!!

 

…まずは蜘蛛男。診断(スコープ)で弱点は掴んだんだ!

 

「小癪なタヌキめ!!」

 

蜘蛛男の蹴りが当たる…

 

「沼雲バー…「飛力強化(ジャンピングポイント)!!」ぐぬっ!?」

 

「往生際の悪い!空中までもおれの領域なのがまだ分からぬか!……!?靴が無い!?…『うっかり!!』」

 

蜘蛛男がバランスを思いっきり崩し無防備になる。

 

「おれは化け物!!強いんだぁ!…刻蹄十字架!!」

 

強化してのパンチが当たった!…どうだ……蜘蛛男は自分が作った沼に沈んでいった…

 

「これでおれも海賊だああああ〜!!」「けっこうやるな…お前さん。」

 

……………忘れてたーー!!

 

「やめとけ。ボロボロじゃねぇか…この場はお前さんの一人勝ちだ…じゃあな。」

 

……顔色悪いお兄さんが去っていった……こここ怖かった〜〜〜……

 

 

 

 

 

 

 

 

 〜アッパーヤード・遺跡付近〜

 

 

〜ニコ・ロビンside〜

 

 

困ったわ…せっかく貴重な遺跡を見つけたのにあのおバカさん見境なく暴れちゃって…ここは安全な場所へおバカさんを誘導させないと…

これ以上遺跡を破壊されたら理性が飛んで血の海に沈めてしまいそう…!?あら…また人が来た……あれは!?

 

「あら?こんな所で会うなんて…奇遇ね。ミス・オールサンデー。」

 

「ミス・ダブルフィンガー!?…あなたが何故ここに…?」

 

どういう事かしら?バロックワークスはもう崩壊したはず…まさか、昨日見た船…

 

「とある人に拾われたの。Mr.2も一緒にね。で、今は鍛えられてる最中なのよ…超スパルタで最近はお肌が荒れるのが悩みなのよね〜」

 

「おやおや、お嬢さんが増えましたね…これはこれは美しい。」

 

「なに?この百貫おデブちゃん。」

 

「メ〜〜!!失礼な口を!許しませんぞ!」

 

このおバカさん、沸点が低すぎないかしら…標的を彼女に変えたおバカさんは何度も体当たりを仕掛けるけど彼女にはかすりもしないわ…あんなに素早かったかしら…

 

「おっそいわね〜」

 

確実に身体能力が上がってる…最後にあってから一週間ぐらいしか経ってないというのに…何があったというの?

 

「指銃・ダブルスティンガー!!」

 

 

いつものように両腕が鋭い針みたいになるけど…って!?指銃!?…まさか…

 

「ぎゃああああああ〜!!」

 

…あの巨体が全身串刺しに…あれはもう生きてないわね…

 

「あれ!?アッサリ通じたわね。全力でやってもあの娘には全く傷をつけられないっていうのに…」

 

えっ!?そんな人がいるの!?……このおバカさんを倒す算段はあったけど…体力温存が出来たと考えれば良いかしらね…けど。

 

「じゃ、あなたのダイアル頂いていくわね………これって確か斬撃貝って奴かぁ…まぁ10個もあれば無いよりマシかしら…」

 

ダイアルが目当てだったようね…

 

「それじゃあね、ミス・オールサンデー……あの娘はかなり気まぐれだから…次いつ会えるかわからないけど…元気だったらまた会いましょ。」

 

「今どういう組織にいるか知らないけど…私を排除しないの?」

 

「組織……あら?そういえば私達ってなにかしら…?彼女の口から海賊団ってのは聞いてないわねぇ…ま、とにかく麦わらの一味には手出しするなって言われてるから…まだ私寿命縮めたくないし命令違反はしないわ。」

 

途方もない人のようね…しかも彼女より年下の可能性…

 

「…もう、あの組織は無いのだからロビンでいいわ。フルネームは多分有名だから言うまでもないでしょうけど…」

 

「そう…じゃあね、ロビン。」

 

そして、姿を消した彼女…何か大きな事が起きているような…

 

 

 

 

 

 

 

 


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